本の中の世界 前編
話者 | セリフ | 備考 |
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レヴィア | すごい すごい! ここの図書館 ちょー広い♪ | |
ウルスラ | ちょっと レヴィア! あまり図書館で騒いじゃ……。 | |
レヴィア | ねぇねぇ マスター。 | |
あそこの本 売っ払ったら いくら位になるかなぁ? | ||
アタシ ちょうど新しい服 欲しかったんだよねー♪ | ||
モニカ | レヴィア・サージュ! いったい なにを考えているのですか!? | |
レヴィア | わっ 風紀委員っ!? | |
モニカ | あなたは 罰として図書館掃除を しているのですよ! | |
ましてや 図書館の本を 勝手に売るなど……。 | ||
レヴィア | いやぁ こんだけあるんだし 1冊くらいなくなったってわかんないって~。 | |
そうだ 委員長にも 新しいメガネ 買ってあげるからさ。 | ||
モニカ | いりません! | |
ウルスラ | レヴィア……。 あまり煽らないで……。 | |
モニカさんに 怒られるの わたしなんだから……。 | ||
モニカ | まったく……。 | |
少しも反省が 見られないのであれば……。 | ||
先生に言って 二人を学園から 除名処分にしてもらいますからね。 | ||
ウルスラ | 除名処分!? | |
そんな……。 せっかく入学できたのに……。 | ||
レヴィア | あちゃー。 マスターいじけちゃったぁ。 | |
ねぇねぇ 委員長。 | ||
モニカ | なんですか? | |
レヴィア | そんなにカリカリしてたら おでこ広がるよ? | |
モニカ | お お黙りなさい! レヴィア・サージュ! | |
ミスティ | あのぅ……。 | |
モニカ | ミスティさん。 どうしたんですか? | |
ミスティ | シロエさんから 魔物の書を 置いて来てほしいと頼まれまして……。 | |
モニカ | それなら 奥の方の棚ですね。 | |
私が案内しますので ついてきてください。 | ||
レヴィア | マスター 奥の方の棚だって! | |
魔物のヤツを置くくらいだし すっごい本が ありそうじゃない? | ||
アタシ チョー見に行きたいんだけど! | ||
ウルスラ | それはダメ! | |
真面目に掃除しないと 除名処分になっちゃうし……。 | ||
レヴィア | まあまあ ちょっとだけ見たら 真面目に掃除するからさー。 | |
……ってことで。 | ||
ごーっ! | ||
ウルスラ | ちょっと レヴィア。 | |
待ってぇえ~~! | ||
モニカ | こちらの棚に 危険な本などは 保管されています。 | |
その本も こちらに保管してください。 | ||
レヴィア | やっぱ ここ すっごい本がありそうかも! | |
ウルスラ | ちょっと レヴィア! 勝手に……! | |
レヴィア | これは何の本かな……って!? | |
な なに これ!? | ||
ウルスラ | きゃあああああああああっ!! | |
ミスティ | モニカさん! 二人が本の中に……。 | |
モニカ | ……確かあの本は 異世界の扉が 飛び出す本だったはずです! | |
ミスティ | それじゃあ 二人は異世界へ……? | |
モニカ | 先生たちに事情を話して 助けに行きましょう。 | |
ミスティ | は……はいっ! |
本の中の世界 後編
話者 | セリフ | 備考 |
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ウルスラ | ぅぅ……。 | |
すぐにみなさんと合流することが出来て 本当に良かったです……。 | ||
レヴィア | えへへ~。 やっちった~ てへっ☆ | |
ウルスラ | てへっ☆ じゃないですよっ! | |
わたし もう帰れないんじゃないかと……。 | ||
うわぁあん レヴィアのばかぁ~。 | ||
モニカ | まぁまぁ……。 | |
レヴィア | マスター アタシが居れば大丈夫。 | |
すぐに ここから出れるって! | ||
ウルスラ | だったら いいんだけど……。 | |
はぁ……。 |