舞台設定
剣と魔法がある世界。
この世界には「冒険者」と呼ばれる人々がいる。
(公式サイト「ワールド」ページより)
クエストノーツは基本的にユーザーが世界を広げていく形を取る。ユーザーが各々で自由に創作やクエスト作成をして遊びを広げるゲームだ。
とは言え参考になる例があるほうがとっつきやすいだろうから、RPやクエスト作成時、基準に出来るような舞台の公式情報をまとめておく。
公式サイトでの設定はQuestnotesワールドページを参照。
都市国家「リーン」
近隣の諸国の中継地点として栄えた独立した街。
噴水のある広場は町人はもちろん、交易商人から芸人まで様々な人であふれている。
(「リーン」初期イベントより)
このゲームにおいて、冒険者達の拠点ともなる舞台。
主な施設には以下のものがある。
- 広場
- 冒険者の宿「羊のしっぽ」
- ショップ「オリハルコン」
- 酒場「鍋と樽」
- 修練場
- 街の門
広場
キャラクター作成後、オープニングが終わった後に最初にたどり着くところ。
ボード名は「リーン」の「中央広場」。リーンの全施設に繋がる、重要なボードでもある。
背景に使用されている素材の雰囲気から、当初のユーザーからは慣習的に「広場」「噴水広場」と呼ばれていた。背景素材に「リーン-広場」と名前がついたため正式に広場に。
冒険者の宿「羊のしっぽ」
依頼を集めて、冒険者に斡旋を行っている場所。
冒険者たちに寝床の提供なども行っている。
(初期イベントより)
定番の機能が集っているボード。
システム的にもフレーバー的にも一番お世話になる場所だろう。
アルマ
今日はどうするの?
リーンの冒険者の宿「羊のしっぽ」を切り盛りする双子の姉。
親が冒険者を引退して始めた冒険者の宿だったが、色々あって再び冒険に出てしまったため彼女らに任されている。(開発ブログの画像より。今も生きている設定なのかは不明)
依頼についての冒険者とのやりとりは主にアルマが担当しているようだ。(公式クエスト「ゴブリンの森」「鬼と子鬼と」)
冒険者への依頼の紹介や仲間の斡旋を担当。
コルト
おかえりなさい。リーンの冒険者の宿へ
アルマの双子の弟であり、彼女とともに「羊のしっぽ」で冒険者達の生活を支えている。
アルマには「コル」と呼ばれている。(公式クエスト「汚水に眠る」)
アルマがなくしかけた依頼書を見つけてかわりに読み上げるなど、しっかり者であるような描写がされている。(公式クエスト「ゴブリンの森」)
倉庫のアイテムやお金の出し入れ、名誉点と交換できるアイテムの販売を担当。
ショップ「オリハルコン」
鍛冶屋「オリハルコン」一般的な金属製品を初め、武器防具の精錬を行っている。
(初期イベントより)
リーンの広場から少し離れた場所にある鍛冶屋。
冒険者たちのための武具はもちろん、日用的な金物も扱っている。(公式クエスト「残された武具」)
上記の通り、武具や消耗品のアイテムを売買する場所。
さらに曜日ごとの「掘り出し物」として、通常の品揃えとは異なるアイテムが日替わりで売られている。
ハンス
おぅ、いらっしゃい。今日はなんのようだい?
リーンの鍛冶屋「オリハルコン」の店主。そこそこ腕が立つ。
不機嫌そうな顔をしているが、別に実際に不機嫌なわけではなくもともとそういう顔らしい。(公式クエスト「残された武具」)
冒険に欠かせない武器や防具、消耗品の販売を担当。
ノキン
君も冒険者だろう、よければ仲良くしようじゃないか
冒険者の男。騎士の家の生まれだが、冒険者のほうがたくさんの人を助けられると信じて冒険者となった。(詳細カードより)
月曜日~水曜日にショップ「オリハルコン」に現れる冒険者。
声をかければ一緒に冒険してくれる。
クラスはウォリアー。(バッシュ/アイアンクラッド/カバーリング)
酒場「鍋と樽」
安価で量の多い料理とうまい酒で人気の酒場。
食事以外にも商談や情報交換が行われていてことも多くいつも賑やかだ。
(初期イベントより)
オープンボードの一つであり、全体チャットやルームを用いて他プレイヤーとの交流を行うことができる。
セシリア曰く店内でのケンカは禁止。
設置された掲示板では、他プレイヤーに向けた告知やメッセージを残すことができる。公式ウェブサイトからも内容の確認が可能。
セシリア
い、いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ
安価で量の多い料理とうまい酒で人気の酒場「鍋と樽」の店員。
引っ込み思案なのか、話す際にどもってしまう癖があるらしい。
店内でのケンカは禁止と釘をさしてくる。
席の案内(グループチャットルーム)を担当。
メイ
あなたも冒険者?私も冒険者なんだけど、パーティー組んでくれる人を探してるんだよね?
冒険者の女の子。明るく活発な魔法使い。(詳細カードより)
月曜日~木曜日に酒場「鍋と樽」に現れる冒険者。
声をかければ一緒に冒険してくれる。
クラスはメイジ。(マジックアロー/ファイアボール/カウンタースペル)
ロット
あんた、冒険者だろ?うまい話をしってんなら、手伝ってやるぜ!
冒険者の男。金目の物ときれいな女性に目がない軽薄物ではあるが根は善人。(詳細カードより)
金曜日~日曜日に酒場「鍋と樽」に現れる冒険者。
声をかければ一緒に冒険してくれる。
クラスはシーフ。(クイックトリック/バックステップ)
マウノ
こんにちは。なにか御用ですか?
情報屋。いろんな土地の情報を教えてくれる。勿論タダではない。(クリックイベントより)
かつては酒場に居たキャラクターだが、現在は関連機能が凍結されているため非表示になっており、会うことができない。
「情報屋」という便利な立ち位置ではあるため、これを設定として組み込むかどうかはマスター次第。
修練場
護身用の技術などを教えてくれる場所。
(初期イベントより)
成長・戦闘システムについて調べることができるボード。
willについての解説など、一部は古い仕様のままであるため注意。
名誉点を支払っての「休養」を行える。
レベル・現在クラス・クラスレベルはそのままに、取得スキル・使用CPをリセットし、新しく振り直すことができる。
また、アップデートにより、修練場奥に同名のアクティブ可ボードが追加された。現在はプライベートボード(同パーティでのみ入場が可能)。
冒険者が日々鍛錬に訪れる場所……のような役割を担っているのかもしれない。
シン
ようこそ、修練場へ。どのようなご用件でしょうか?
修練場で、冒険者の成長や戦闘についてのアドバイスをくれる青年。
システムを教えてくれたり、休養(ステータスリセット)をしてくれたりする。
かつては一度の休養につき2000ルドという高額請求で多くの冒険者を泣かしてきた。
お助けキャラとしてパーティに加えたり、公式クエストへのNPCとして登場したりといった出番がないため、施設の利用度に反して人柄の公式情報は少ない。
クリックイベントの「戦いを学ぶことは、生き抜くためにもっとも必要なことです。」というセリフから、修羅場を潜り抜けてきたような雰囲気は見え隠れするか。
エル
私はエルと申します。少しですが傷を癒やすことができます
冒険者の女の子。大人しいが芯はしっかりとしている。(詳細カードより)
金曜日~日曜日に修練場に現れる冒険者。声をかければ一緒に冒険してくれる。
クラスはアコライト。(ヒール/プロテクション)
オープンボード(凍結)
かつて存在したオープンボードの一覧。
現在はその機能ごと凍結されているため、クエスト外で各所を訪れることはできない。
街の門
門番によって街への出入りを管理されている。
ギルドのおかげで冒険者は関税を免除されている都市が多い。(クリックイベントより)
テスーの森
街道を外れて30分ほど歩いたところにあり、ゴブリンやゴブリンシャーマンたち子鬼がうろうろしている森。
木に包まれていて昼間でも薄暗く、湿った草の匂いと涼しい空氣がすがすがしい。(公式クエスト「ゴブリンの森」)
運が良ければ、あるいは運が悪ければ、ゴブリンの群れの長であるゴブリンリーダーやトロッコに乗って襲ってくるゴブリンライダーと遭遇する場合もある。
バルド山脈
オーガやオーガレディなど蛮族の闊歩する山脈。
道中にある岩は石英が含まれている。
運が良ければ、あるいは運が悪ければ、老成したオーガであるオーガシニアやオーガのなかでも実力のある戦士であるオーガソルジャーと遭遇する場合もある。
メトゥナ洞穴
リビングデッドやスケルトンなどの不死の者が徘徊する洞穴。
運が良ければ、あるいは運が悪ければ、スケルトンのボスであり熟練の戦技を持つスケルトンリーダーやスケルトンの戦士であるスケルトンソルジャーと遭遇する場合もある。
ロムド森林
マンドラゴラやイビルウッドなどの植物が襲い掛かる森林。
運が良ければ、あるいは運が悪ければ、意志を持った古い樹木であるフォレストスピリットや、食べるには不味すぎるマンドラナスと遭遇する場合もある。