概要
元ネタは受け流しや回避を意味する『Parry』。
RPGで最初に用いられたのは恐らくApple版Wizardryの英語版で『防御』に相当するコマンド。
現代ではゲームを初めとして様々な媒体で使用されている言葉であるが、『受け流しとしてのパリィ』を著名にしたのはRS2の功績ではなかろうか。
RS2
「パリイ」名義。
| 系統 | WP | 威力 | 属性 | 対象 | 距離 | 効果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 剣技 | 0 | ‐ | ‐ | 敵単 | ‐ | 近接攻撃回避 |
| 閃き | 派生 | 閃き難度 |
|---|---|---|
| 派生元 | 通常攻撃 | 5 |
近接攻撃を一定確率で受け流す。
【カウンター】系とは異なりあくまで受け流して回避するだけで、代わりに敵にダメージを与えることはない。
成功率は【素早さ】に依存する。受け流しに失敗した場合は当然ダメージを受ける。
一応、最低でも45%(?)の成功率は保証されるらしい。
大体の場合は【皇帝】が【レオン】の時点で【ベア】が最初に閃く技となることが多い。
【インペリアルクロス】は初期状態だとベアに攻撃が集中するためベアがパリイを使うことで攻撃を回避出来ることは多い。
ただ、既に述べた通り成功率は素早さに依存するため、素早さが低く、素早さペナルティもあるインペリアルクロス前衛のベアにとっては使い勝手がいい技とは言い難いのが実際のところである。
しかしファストトリックで構え状態に移行することから、インペリアルクロス先頭の行動後防御特性を引き出すにはパリイが結局一番良い行動ということになる。
ちなみに「パリィ」ではなく「パリイ」であるのだが、一般的にはあまり見慣れない表現なうえ、攻略本が盛大に「パリィ」と誤記をしていたこともあり、「パリィ」と勘違いされやすい。
普通にプレイしているとまず確実にベアが閃く技なので、ベア≒パリイと見做すプレイヤーもいる。
ぶっちゃけ、回避も確実ではないし攻撃の方が便利という考えに至ることが多く、ジェラールの代の冒険が終わりベアがパーティから居なくなるとそのまま使われることもなく忘れ去られていくことが多い。
そういう意味でも本技の最高の使い手であり、最高に輝く時期なのがレオン~【ジェラール】の代のベアということでもある。
見切りは【没データ】としてしか存在せず、
通常のプレイで習得することはできない。
RS2R
「パリイ」名義。
| テキスト | 敵の攻撃に備え武器を構える。 物理攻撃を一定確率で受け流す。 |
|---|
| | 要Lv | BP | 威力 | 属性 | 対象 | 距離 | 効果 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 剣技 | 1 | 0 | - | - | 自分 | - | 物理攻撃回避(80%) |
| 閃き | 派生 | 閃き難度 |
|---|---|---|
| 派生元 | 剣攻撃 | 6 |
| 修得Lv | 4 | |
敵の攻撃を剣で打ち払って受け流す。今作では間接攻撃も対象になり、レオンの代からでも【二本射ち】や【カマイタチ】まで防ぐという進化を遂げた。
相手の攻撃名称を打ち消すようにパリイの文字が走るのが頼もしい。
【タイムライン】制バトルの導入により、パリイを選択してから次の行動順が回ってくるまでの間が効果時間となる。
閃くためには剣技能レベルが「4」必要なので、初期状態のベアで閃くためには1レベル上げる必要がある。
発動率は旧作の2倍近くに強化されている。100%とまではいかないが、【妖精光】がかかってるくらいの回避率を叩き出すようになった。
レオンが剣の閃き適性を得たことや、仲間入れ替えシステムの実装によってレオンや【ライーザ】にお株を奪われる事もあり、必ずしもベアの代名詞とは言えなくなった。
そして図鑑での使用者も残念ながらベアではなく【ジェラール】になっている
代わりに、剣を装備してさえいればパリイを40%で自動に発動する【アビリティ】の【オートパリイ】がベアの新たな代名詞になった。
活用法としては【挑発の構え】や【狙われ率アップ】などの【アビリティ】で攻撃を引きつけやすい状況を作るのが鉄板。
【カウンター強化】と組み合わせれば、対象となる攻撃を100%回避するという正に鉄壁と化す。
【連携】への参加はできないが、残りが火力重視で紙装甲なキャラが多いような状況では一考。
今作では物理属性を含んでいれば発動対象になる技も多く、例えば【サイコバインド】や【赤竜波】もパリイが可能である。
これはサイコバインドが「槍+天属性」で赤竜波が「体術+火術」の複合属性であるため。
オートパリイ経由で命拾いしたりするので覚えておいてもよい。
発動率の大幅強化、対象となる攻撃の増加、【ガーダー】との併用による安牌っぷりもあり、高難易度でも活躍するほどに出世した。
【技道場】に登録される前なら、閃いては封印を繰り返すことで戦闘中一回限りランダムで発動するオート回避技としても機能する。
他の構え技と違ってベアが能動的に使うことが多いので、この活用法は他の技よりも使いにくいか。
RS3
「パリイ」名義。
| テキスト | 敵の攻撃を回避 |
|---|
| WP | 威力 | 成長 | 属性 | 対象 | 距離 | 効果 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 剣技 | 0 | ‐ | ‐ | 斬 | 自分 | ‐ | 回避技 |
| 閃き | 派生 | 閃き難度 |
|---|---|---|
| 派生元 | 通常攻撃 | 12 |
前作に引き続き登場した回避技。
本作では陣形の1番目も自由に入れ替えられるので、盾役のキャラに使わせる際の利便性が向上した。
カウンター技や見切りの極意を得る際に延々と待ち続ける場面があり、そういった際はパーティ全員にこの技を覚えさせておくと入力もしやすく便利である。
極意がない時に剣を使っていると、意図せず閃いていることが多々ある。
小技として、剣で使うよりも【レイピア】や【グラディウス】のような剣技も使える小剣で使う方が発動しやすいというのがある。
回避技やカウンター技は、発動率に武器重量が軽い方が発動しやすいからである。
SEB
「パリイ」名義。
| テキスト | [自身]攻撃をはじき、ダメージを無効化。 |
|---|
| | ランク | 1 | 2 | 3 | 性能 | 効果 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 汎用片手剣技 | BP | 3 | 2 | 1 | 対象 | 自分 | 命中 | - | プロテクト パリイ(70%) |
| 威力 | - | - | - | 属性 | - | 速度 | - | ||
| 要回数 | - | 3 | 36 | 参照 | - | 連範 | - | ||
ES
技は「パリィ」名義。
| 系統 | ★ | テキスト |
|---|---|---|
| 剣(Mobage/dゲーム版) | 1 | 攻撃を剣で弾き、攻撃を回避する |
| 剣(GREE版) | 1 | 相手の攻撃を剣で弾いて回避する |
奥義は「パリイ」名義。
- エンサガDBより
IS
「パリイ」名義。
| テキスト | 敵の攻撃を受け流す |
|---|
| 系統 | ★ | 威力 | 命中 | SP | 射程 | 範囲 | 属性 | 速度 | 効果 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 剣技 | 1 | - | - | 6 | 自分 | 単体 | - | +10 | 近接攻撃を無効化 最初に行動 |
ISEC
「パリイ」名義。
技
| カテゴリ | 分類 | 効果 |
|---|---|---|
| 基本行動 | 技 | 先手、自分:パリイ(1T) |
状態
- 【状態特性】の一種。
- 行動不能になっていない限り、攻撃のダメージを無効化(特殊効果は防がない)
- 混乱や魅了にかかった場合は、指示はできないが行動はするので有効
- スリップダメージには効果がない
- 【無敵】と重複した場合、無敵によるダメージ無効化を優先
- 攻撃に【無敵・パリイ貫通】の性質が乗っていると効果が発揮されずダメージを受ける
RSU
「パリイ」名義。
技
| 系統 | タイプ | 距離 | 接触 | 行動順 | 範囲 | 属性 | 威力 | BP | LP | 効果 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 剣技 | 防御 | - | - | - | 自身 | 斬 | - | 7~5 | - | 自身を「パリイ」状態にする(効果1ターン) |
| 習得スタイル | A[ここは通さない]ベア、A[先頭は任せて]アニーなど |
|---|
なんと術まで確実に弾いてしまう。