概要
キャラクターの動きの早さを表す【能力値】。作品によっては【運動性】が代わりを務めたり、「AGI(Agility)」「QUI(Quickness)」とも表記される。
主に【素早さ依存系】の攻撃のダメージや、【行動速度】・【命中率】・【回避率】に影響する効果がある。
サガ1
素早さ攻撃の威力、攻撃の命中率・回避率、敵からの逃亡率、行動速度に関わる。
多段攻撃を受けると、素早さが高い者ほど逆にダメージが大きくなる。
また、技攻撃については素早さの値がダメージに上乗せされる。
ただし行動速度については乱数のブレの影響がかなり大きく、高くても先手を取れる保証はないと考えていい。
サガ2
素早さ攻撃の威力、攻撃の命中率・回避率、敵からの逃亡率、行動速度に関わる。
本作で一番重要なステータスと言われている。
キャラの素の値+装備補正値=表示値。
表示値が99だとキャラの素の値が99未満でも成長しなくなるので要注意。
表示上の上限は99だが内部的にはそれ以上になる。
- キャラの素の値の上限は101。(98で素早さの素を使用)
後半になるほど重要性が上がり、素早さを上げていく必要がある。
力武器ばかりを使って素早さを上げていなかった場合、ビーナスの世界あたりで明らかに攻撃が当たりにくくなる。
ビーナスが強敵なのもあってこのあたりで育成方針の見直しを迫られるだろう。
【加速装置】で素早さを一時的に大幅アップできるが、上げすぎるとオーバーフローを起こし(起こさなくても)、行動順や命中率が低下するバグがある。
また、全体回復をわざと鈍足のキャラに担当させる戦術もある。
サガ2DS
仕様は旧作と同じであるが、敵のグループ群が6グループに拡大し、先手が取れなくなると総攻撃を受ける事になる。
技攻撃を使い続けることで、体術の【熟練度】を上がり、攻撃力と命中率が上がるので、そのまま素早さ依存の武器に切り替え、加速装置と併用する事で敵に大ダメージを与える事もできる。
サガ3
素早さ攻撃の威力、行動速度に関わる。また敵からの逃亡率にも影響している可能性が高い。
行動順のランダム性はそこまで大きくはなく、敵より1~2ポイント高ければ概ね先に動ける。
数が多いと時々素早さが低くても先に動いてくる敵もいるが、1割程度勝っていればほぼ確実に先攻できる。
また1ポイントでも差があれば味方同士の行動順はブレない。
味方側の【種族】間での同じレベル・装備補正抜きでの比較だと【獣人】と【モンスター】が最も高い。
サガ3DS
素早さ攻撃の威力、攻撃の命中率・回避率、敵からの逃亡率、行動速度に関わる。
仕様はサガ2DSに倣う。主に素早さ攻撃を使えば成長していく。【◯攻撃速度】で行動順を早めることはできるが、素早さそのものに変化が加わるわけではないため、素早さ攻撃の威力に変化はない。
本作では後攻回復つぶしをしてくるボスがいるため、確実な立て直しには先手が必須となる。
RS1
攻撃の回避率、行動速度に関わる。
今回は素早さ攻撃の概念がないので役割そのものは減ったが、戦闘難易度が急上昇しているため先手を取れる素早さの意義は大きい。
特に両親の職業を【シーフ】にした場合の伸びは、終盤の強敵相手に渡り合うことさえ可能にさせるので1人はそういうメンバーがいると立ち回りやすい。
RS2
本作では他の能力値同様レベルアップによって成長はしない。
また、装備の【重量】によって著しく下がる仕様になっている。
【体術技】は【腕力】だけでなく素早さも参照する為、実は【格闘家】よりも【イーストガード】の方が体術技の適性が高い。
【最終皇帝】は腕力と素早さがトップレベルの数値を誇るので、全キャラ随一の体術適性を持っている。
リマスター版で追加された【忍者】は腕力と素早さが高めという体術向きのクラスであり、格闘家のお株を奪っている。
【陣形】によっては素早さにボーナスが掛かるものもある。
素早さとは無関係に先制攻撃が出来る【ラピッドストリーム】は素早さペナルティがあるなど、陣形による行動順序と素早さは必ずしも連関しないので注意。
最終皇帝(女)と【軍師】の【コウメイ】が最大値の25を持つ。
敵キャラの場合は更に早いものもおり、一番早いのが【ミミック】の30である。
RS2R
本作の【体術技】の攻撃力は、素早さ(【行動速度】)の影響度合いが増している。
素早さが高いキャラクターは原作版よりも体術の攻撃力が上がっており、結果的に本職にとっては悩みの種が更に増えることとなった。
実際に体術攻撃力や行動順に参照されるのは、この数値から【重量】を引いた【行動速度】となる。
装備で素早さや重量を調節して行動順の調整をする時などは、素早さではなく行動速度を確認する必要がある。
新たに最大値の25を持つキャラとして【踊り子】の【ダニオ】が登場した。
RS3
引き続き、能力値の成長はないシステム。
本作では最終ボス相手だと素早さの高いメンバーを用立てるのが難しいため、もともとの素早さで先手を取る以外の対策が必要になることも。
体術技において素早さが関与し、重量に大きく影響されるのも同じだが、本作では軽装でも優秀な防具が手に入りやすいので、ハードルはかなり下がった。
装備欄において重量の割合に応じて下がるパラメーターは素早さであり、大体重量2で素早さが1下がるのが目安となっている。
- 敵側も既存防具を装備している場合は、その影響を受ける。
SF1
SF2
【行動速度】の項目を参照。
MS
| テキスト (AGI) | 行動順や回避の成功率に影響 |
|---|
SSG
【ステータス変化】で上げ下げできる、バトル中限定の能力値。「はやさ」とも。
行動速度に関わる。
本作では【運動性】が別個に存在している。
他作品での素早さの役割を果たすのはそちら。
SEB
「すばやさ」表記。
【バフ・デバフ効果】で上げ下げできる、バトル中限定の能力値。
命中率・回避率、行動順に関わる。
SSGと同様、運動性が別個に存在しているが、そちらは行動順には関わっていない。
IS
「すばやさ」表記。
命中率・回避率、行動速度に関わる能力値。
戦闘勝利時に成長する能力値の一つで、最大で初期値の2倍(【覚醒】で底上げされる分を除く)まで伸びる。
【成長限界】に達すると成長がストップするが、【成長リセット】の対象となっており育成のやり直しが可能。
ISEC
「すばやさ」表記。
行動速度に影響する。敵味方とも行動順に一切のブレがない。
RSU
以下の項目に影響する。
- 行動速度
- 技・術の回避率
- 【体術技】(体術技特殊タイプ(知)を除く)の与ダメージ
- 体術技と術の命中率