RS2R
テキストは七英雄の記憶1~15で全て共通。
| テキスト | 古代の失われた技術により、映像が記録された媒体。 誰が難の為に残したのかは不明となっている。 |
|---|
| 分類 | 用途 | 入手場所 |
|---|---|---|
| イベントアイテム | 恐妃の都で古代人の七英雄と戦える 15個ありすべて必要 | 下記表参照 |
世界各地に散らばっている【七英雄】の過去の記憶の断片。
全部で15個あり、各所に配置されている謎の装置を調べると入手できる。
入手時には各記憶に対応した映像が即座に再生される。
再度同じ装置を調べて映像を見返すことはできないが、一度閲覧した七英雄の記憶は【アバロン帝国大学】の倉庫でもう一度再生することができる。
まだ入手できていない七英雄の記憶の装置からは装置に導くかのように光の導線が出ており、ある程度近くまで行けばほぼ見逃してしまうことはない親切設計。
ただし【せんせい】と異なり、どのマップに存在するかをゲーム内で知ることはできない。
全ての記憶を入手することで、【英雄たちの残光】において、【恐妃の都】の塔の中で【七英雄の幻影】と戦闘可能になる。
本筋に関係ないおまけイベントといっていい立ち位置であるが、七英雄の幻影を撃破することで強力な装備品やアビリティを入手できるため、しっかりとこなしておくと後の裏ボスとの戦いを有利に進めることができるだろう。
上記イベントのトリガーとなるアイテムであると同時に、原作版には存在しなかった七英雄の背景について深く知ることができる本作のウリの一つといっていい追加要素である。
内容としては、概ね【Romancing Sa・Ga2 ZERO】に相当しているが、必ずしも一致しているわけではない。
【LORD of VERMILION II】に登場した際の七英雄のノーマルカードのフレーバーテキストがほぼそのまま元になっているエピソードも多い*1が、いずれにせよ、原作版をプレイするだけでは知り得なかった人間時代の七英雄についてゲーム内でしっかりと掘り下げがされた結果となっている。
原作版では七英雄のリーダーと言いつつあまりリーダーらしい一面を見せていなかった【ワグナス】が本作の第二の【主人公】と言わしめる程のカリスマ性を発揮していたり、【ノエル】が赤竜隊のリーダーであり武勇に優れるといったエピソードが補強されたりする中で、モンスターとしての七英雄が誕生する切っ掛けを作り出した【大神官】といった巨悪の存在が明らかになっている。
特に、古代人である大神官については本編中には登場しないこの記憶内限りのキャラクターであるが、その悪い意味での存在感故、多くのプレイヤーのヘイトを買うこととなり、なんとかしてこの大神官をぶちのめしたいと考える者も多い。
皇帝が装置に触れると記憶が再生され、再生が終わった段階で記録媒体を回収するような形であるが、再生内容を皇帝が認識しているのかは不明。
ゲーム進行上は、七英雄の記憶を全て集めた上で、恐妃の都までいけば七英雄の幻影と戦闘可能になる以上の意味合いはなく、七英雄の記憶の再生状況が個々のイベントの展開、七英雄と対峙した際の対応に影響を及ぼすこともない。
装置自体もダンジョン内だけでなく、【ダグラス】城や【チョントウ城】といった具合に明らかに現代人の生活圏内に存在するものも存在するため、どういった経緯で設置されたのかも謎が多い。
アバロン帝国大学に置かれる同様の装置も然りだが、発見された古代の遺物として管理されているのかもしれない。
【皇帝】以外がこの装置について利用できると思しき描写がなく、皇帝だけが利用できる理由も明確ではないが、初回に【レオン】で【クジンシーの館】に挑んだ際には光の導線が出ていないのに対し、次に【ジェラール】で挑んだ際には光の導線が出ていることを踏まえると、【伝承法】が起因している可能性が高いといえるだろうか。
時系列順に1から15の番号が割り振られているが、必ず順番に再生されるというわけではなく、調べた装置に対応する記憶が再生される。
概ねアバロンから近いものほど番号が若い傾向にあるものの、そこはフリーシナリオであり、普通にプレイして番号順に再生していくのはまず有り得ないだろう。
記憶によっては盛大にネタバレを踏んでしまうことになるため、順番に閲覧したいのであれば、再生後即座にスキップして全て集めた段階でアバロン帝国大学で最初から順番に視聴するのが無難だろう。
せんせい同様、【一度クリアーすると入れなくなる場所】には配置されないため、取り逃してしまって入手不可になるというケースはない。
14については【イーリスと詩人の楽器】で楽器収集ができなくなった場合バグを使わない限り取れなくなってしまうが、幸いと言うべきか、14は七英雄の境遇とは直接関係ないので七英雄のストーリー理解という意味での被害は少ない。七英雄の幻影と戦えない被害は甚大だが。
その他も、ストーリーの進め方次第では訪れなくていい場所にあるが、しっかりと世界各地を巡ればそれほど発見が難しい場所にはないため、せんせいと異なりなかなか発見できないという事態には陥りづらい。
なお、記憶を視聴した際は、マップ移動をしたという扱いになるためか、ダンジョン内の場合、全ての敵が復活してしまう。
10や12は結構敵が多い場所かつ、これからボス戦というタイミングであるため、なんならボス戦を終えてから視聴してそのままダンジョンを退去するのが楽でいいだろう。
ちなみに、イベントアイテムのような位置付けだが、一度回収した記憶は周回プレイでも引き継がれるため、装置を調べて再度記憶を見ることはできないが、アバロン帝国大学さえ作れば何度でも閲覧できる。
場所
| 名前 | 場所 | イベント名 |
|---|---|---|
| 七英雄の記憶1 | 【クジンシーの館】1F 暖炉内の隠し部屋 | 【迫る大災厄と次元転移装置】? |
| 七英雄の記憶2 | 【モンスターの巣】ボスのエリア | 【オアイーブの祈り】? |
| 七英雄の記憶3 | 【宝石鉱山】の昇降機近くの通路 | 【スービエの参戦】? |
| 七英雄の記憶4 | 【東のダンジョン】のボスのエリアと反対の行き止まり | 【ノエルとダンターグの共闘】? |
| 七英雄の記憶5 | 【ダグラス】城の1F | 【ボクオーンの参戦】? |
| 七英雄の記憶6 | 【ステップ】の地上戦艦付近の洞穴 | 【ノエルの挫折】? |
| 七英雄の記憶7 | 【魔道士の砦】外観の裏側 | 【攻め来るターム】? |
| 七英雄の記憶8 | 【魔女のほこら】最奥 | 【吸収の法】 |
| 七英雄の記憶9 | 【白アリの巣】モールの穴へ繋がる道 | 【ターム殲滅戦】? |
| 七英雄の記憶10 | 【テレルテバ】の塔左3階 | 【クィーン討伐戦】? |
| 七英雄の記憶11 | 【サラマット】の【ムリエ】への道 | 【七英雄凱旋】? |
| 七英雄の記憶12 | 【エイルネップの塔】2階 | 【大神官の罠】? |
| 七英雄の記憶13 | 【チョントウ城】二の丸3階 | 【七英雄の追放①】? |
| 七英雄の記憶14 | 【忘れられた町】オアイーブの家の近くの穴から落ちる | 【七英雄の追放②】? |
| 七英雄の記憶15 | 【大氷原】中間 | 【血の誓い】 |
余談
リリース直後のバージョンでは、上記の通りマップ移動をしたという扱いになるためか、七英雄の記憶をアバロン帝国大学で閲覧すると、ファストトラベルの移動先が勝手に解放されるという不具合があった。
おそらく、七英雄の記憶で利用されているマップが実際にプレイヤーが訪れるマップを流用している為だと思われる。
この不具合を利用すると【ラストダンジョン】や【恐妃の都】といったダンジョンにゲーム中盤で到達することが可能であった。
ただし、本作ではフラグ管理が厳格であるため、ラストダンジョンや恐妃の都に突入したとしてもイベント発生していなければラスボスやドレッドクィーンなどと戦闘することはできず、そういった意味での通常では有り得ない攻略というのではできない。
この不具合はVer.1.0.2で修正済みである。
ver1.0.2でも可能な方法もあり、こちらはVer1.1.0まで未修正。帝国大学で記憶を見終えた際のロード画面でキャンセルボタンを連打すると一瞬キャンセル音が鳴る入力猶予*2があり、
大学に戻ると記憶リストが非表示だが選択可能という状態になる。そこからカーソルを動かして見えない記憶を再生すると記憶の場面で記憶リストが出て操作可能になる。
異空間に落下しているのでオートセーブをロードすると、血の誓い(記憶リストで一度左に入力して決定ボタン入力)ならラストダンジョン深層に到達し、ロケーション登録も可能。
ただ、記憶を鑑賞中の状態のため、一度戦闘に入る、イベントシーンを見るなどすると青い光のロードが挿入され、大学の記憶選択に戻されてしまうため、一度ゲーム終了をして再起動後、ロードして鑑賞状態を解除することを推奨する。
発生させたムービーによってはイベントフラグが変*3になるため、できれば初入場ムービーなど支障のない物が良い。
戦闘によるワープも青い光ロードが終わらなかったり、マップ移動が正常に行われない場合がある。
この青い光のロードは別データに持ち越しが可能なため、異空間落下中にゲーム開始後などのデータをロードして戦闘やムービーに入ると大学に行け、
記憶リストが開かれた状態なので七英雄の記憶を引き継いでいれば、同じ操作をすることで序盤からラストダンジョンや恐妃の都に行くことも可能。
上述の通り、フラグ管理は厳格だが、【インタリオリング】、【スキルリング】、【クイックリング】などや素材アイテムの回収は前倒しが可能。
終盤の雑魚と戦闘可能なので、道場としての利用も可能。【スカルロード】は初期【敵勢力レベル】でも【巻き打ち】が見切り可能*4なため、序盤クジンシー*5の対処に使えるなど有用な使い道がある。
大学は建設前にNPCがおらず残念ながら【帝国試験】は受けられないが、【レオン】で【せんせい】に面会でき、【熱風】の古文書は回収可能。
大学から出るにはファストトラベルが必要で【アバロン下水道】の扉は開けられず、正面入り口から出ると外観がちゃんとできておらず町には脱出できない。ファストトラベル不可能な時に青い光のロードで来てしまうと詰んでしまうので注意。
記憶による行き先は概ね【ラストダンジョン】や【七英雄の幻影】がいる場所と同じで1・2・5・7・11・12・14はクジンシー・ボクオーンの幻影エリア。*6
3・4・6・9・10・13は恐妃の都の各七英雄のいるエリアとなっており、出口の装置に触れると恐妃の都の塔内に行き、ロケーション登録がされる。
クリアデータをロードしていると七英雄の幻影と戦闘可能だが、5ターン以内撃破時の特典を入手するフラグは塔内の装置の作動が条件なのでうっかり倒してしまうと入手できなくなる点に注意。
8はムービー用の地形であり、ミニマップ名はNoneとなっている。
こちらもVer1.1.2にて一部修正され、大学にワープしても記憶リストに記憶がない状態になり、ラストダンジョンや恐妃の都に行く事ができなくなっている。