【不屈の護衛者！翼ある魔像を迎え撃て！】

IS

ボスモンスター

概要

オープニング

【フィリップ】に襲い掛かる魔物を一網打尽にする【ヨハン】、護衛は不要であると語るフィリップであったが、
処罰覚悟で同行する気持ちと兄の【ギュスターヴ13世】の意向もあり、フィリップは同行を許す。
一方で【エスカータ】の王子であった【アンリ】は、【ディスノミア】で暮らす事になったが、地域経済を破壊するような【マハラジャ】精神で商品を購入する行動に、【ナルセス・ピローニ3世】も呆れていた。
そんなアンリは、【ディガー】として生計を立てることになり、【ウィリアム・ナイツ】と共に鉱石を探し当てていたが、【銀】を見つけたつもりが【銅鉱石】であったようだ。
【サンダイル】からやって来た者達は【アニマ】の感知を利用して鉱石の発掘を行ってきたが、アンリのようにそれができない者は自力で発見する必要があったが、ウィリアム・ナイツも最初は【ニーナ・コクラン】に鍛え上げられようやく一人前になったという。
今回フィリップは膨張を続けるアニマを鎮めるべく魔物狩りに来たようで、【術不能者】として産まれて来たギュスターヴに対して弟のフィリップにはその分のアニマを上乗せする形で産まれてしまったためか、ディスノミアに来てからはアニマを術力として消費する事でアニマの暴走を抑えてきたようだ。
フィリップのアニマの昂ぶりを感じて引き下がるヨハン、【紅いサソリ】を脱退してギュスターヴに仕えた頃には既にフィリップは、【ファイアブランドの悲劇】において【フィリップ2世】が暗殺され、【ファイアブランド】を手にして暗殺者を焼き尽くしたした直後にアニマを暴走させ【モンスター化】?してしまっていた。
だが、フィリップの前に現れたのはサンダイルにおいて巨大な魔像のような姿をした【ガーゴイル】が現れる。
並のガーゴイルと異なり、強大な力を持つばかりか【ハードフォーム】で防御を強化する機能も持ち合わせている。
ヨハンがガーゴイルの前に割って入るが、【クローハンマー】によって2人は吹き飛ばされてしまい、枯木で覆われた天井を突き破り洞窟の中へと落ちてしまう。
そればかりかヨハンは【ヨハネ】と呼ばれていた頃、紅いサソリに組織入りした際に受けたサソリの毒の入った焼印の毒が回ってしまい、生命力が衰弱してしまう。
フィリップに支えられ洞窟を脱出するが、ヨハンがガーゴイルのアニマを感知すると、この辺りの領域を侵した2人の追跡を続けているのを確認するると、ヨハンは自身が殿となりガーゴイルを足止めを志願する中で、ウィリアム・ナイツとアンリが洞窟内にやって来る。
ウィリアム・ナイツがフィリップのアニマに影響される事なく、ガーゴイルのアニマを感知すると、戦いやすい場所で移動して4人がかりでガーゴイルと戦う事になる。

エンディング

サソリの毒の影響も無くなりガーゴイルに猛攻を繰り出すヨハンであるが、頑丈なガーゴイルを相手にフィリップは単身で戦っていたら間違いなくアニマを散らす事になっていた事を実感する。
フィリップが強大なアニマを増幅させる中で、アンリ、ウィリアム・ナイツ、ヨハンが連携を決めると、フィリップの強大なアニマから放出した火術によりガーゴイルは【焼殺】された。
ガーゴイルとの戦いで強大なアニマを発散させたフィリップ、洞窟から脱出するとお互いの素性を知る事になる中でウィリアム・ナイツはフィリップの背中に何かを感じて触れた箇所を水のアニマで操作すると、渦を巻くようなアニマが落ち着きを取り戻す。
フィリップには一度発動するとアニマが尽きるまで放出が止まらない【ナイツ一族】の秘術と同じ様な兆候が見られ、ウィリアム・ナイツがアニマの操作を行っていなければ、術力として発散しても再発を起こし、生命の危機に陥っていた事を語り、フィリップに治療を施した後にアンリと共に立ち去り、再びディガーとして鉱石の発掘を続けることになる。
爽快な気分となったフィリップは、ヨハンがギュスターヴに仕えていた頃には自身が既に兄と死別していたかについて尋ねると、ヨハンは何も答えなかったが、今回の兆候でそれを察する部分はあったようだ。
術不能者であったギュスターヴは母の【ソフィー・ド・ノール】と共に国外へと追放となり、母の運命を狂わせたギュスターヴを憎んでいたフィリップはディスノミアにおいて再会した後も兄について理解し難い部分はあったが、先を見越してヨハンを同行させた経緯に感謝して、己の道を往くギュスターヴの姿を見届ける事を約束した。

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