【軍師】

ここではクラスを解説。

• ESの帝国兵は【アバロン軍師】を参照。

RS2

概要

【アバロン帝国大学】でサボっている【男性】。二又に分かれた髪型とSF的なバイザーを着用した容姿が特徴。
【皇帝】が話しかけると、いざというとき（【七英雄】が倒されたとき）こそが自身の活躍時であるとして今はリラックスしていると宣う。
屁理屈ばかりこねるサボり学生にも見えるが、その力を七英雄を倒すために使わないかと皇帝に言われ「役に立たないかもしれませんよ」といいつつも仲間になる。
　
軍師にまつわるイベントはこれだけに留まらず、ステップを攻略する際には帝国戦艦を作り【ボクオーン】を倒す献策を行うほか、【天術】の【合成術】を開発するためには軍師を加入させることが必要不可欠である。
　
名前の由来は三国志の時代の知略家たちの字（あざな）。【タンプク】のみ一時名乗っていた偽名からとられている。

能力

術士としての性能は全クラストップといっていい。
特に8番手の【コウメイ】は全キャラトップの魔力と最低値の理力を併せ持つため、通常の術を使わせる上では比類なき強さを誇る最強の術士である。
【火術】が得意なので【クリムゾンフレア】との相性も抜群。能ある鷹は爪を隠すとはまさにこのことであろう。
ただし代わりにLPが非常に低いのでなるべく戦闘不能にならないように気を遣おう。
得意属性が天術が共通している他は各人バラバラなことにはやや注意。

また、高い術適正の代償に武器の扱いは苦手としており、ステータスは勿論、技能に関してはタンプク・モウトクが弓、ハクゲンが剣技能を持つのみ(しかもマイナス補正)となっている。
技の閃きに関しては大半がタイプ15(通称術士型)だが、ハクゲンはタイプ8(通称侍タイプ・大剣A型)、モウトクはタイプ2(弓型)と閃きにはあまり適していない。
もし武器を使わせるなら、補助か魔力依存技が多くある武器固有技をメインにすることになるだろう。

RS2(漫画版)

第２巻の序盤で登場。【ジェラール】の船旅に同行したが僅か2コマのみの出番。
復刊版でも名前は不明だった。

RS2R

概要

CV:烏丸祐一
　
加入条件が変更され、「【アバロン帝国大学】建設*1」に加えて「【ステップ地方】の制圧」も満たす必要があり、加入時期が原作より遅くなりやすい。
先に帝国大学を造っていた場合は、【ボクオーン】撃破時のイベントで仲間になる。大学に入学したり図書室で会話する必要はなく、地上戦艦への潜入方法も問わない。
　
フラグ管理に妙なところがあり、図書館での初会話イベントを経ずに【いい仕事】ルートでボクオーンを撃破した場合、初対面で馴れ馴れしく声をかけてくる軍師とそれに「改めて力を貸して欲しい」と返す皇帝という不思議な展開になる。
また、仲間になった後も会話イベントは残ったままなので、大学に入学して図書室で待機している今の代の軍師に近づくと「シゲン」として挨拶してくる。
しかもパーティーメンバーに軍師がいる場合は空席に近づくと突然現れ、皇帝が軍師なら同キャラ会話となる。
推測だが、イベント「帝国大学建設」の完了（入学後シゲンと顔合わせをすることが完了条件）と都市開発としての大学施設完成を取り違えたのではないかと思われる。
　
なお、先にステップ地方を制圧していた場合は原作同様の展開で、大学を建ててから入学して話しかけたタイミングで仲間になる。
初対面であっさりと仲間になるが、イベントの盛り上がりを考えると初回1周目の地上戦艦は帝国戦艦で攻略したいところである。
　
ボクオーンを最後の七英雄とした場合は加入させることができないので注意。
この場合は原作と違い【ノーマッド】の方は仲間になるため、原作と加入可否が逆になった形である。*2
原作とは異なり【天術】の合成術開発に軍師の加入が影響しないので、その点は問題ない。
　
原作と同じようなバイザーに加え、サングラスのような見た目のバイザーを付けた者も現れた。
軍師という役割であるためか、七英雄の頭脳とされたボクオーンを意識したセリフが増えている。
　
先制攻撃の際に「なんと珍走の好機！」などと口走るため何を言っているのか困惑したプレイヤーも多い模様。
「暗渡陳倉(あんとちんそう)」とは密かに敵の死角へ渡り隙を突くことを意味する兵法三十六計のひとつで、陳倉は中国の地名。
「明修桟道、暗渡陳倉」すなわち大っぴらに桟道を修復して見せ、敵が修復を完了してから攻めてくると思わせて密かに陳倉の裏道から攻め込んだ韓信の故事に由来する。
逃走時に発する「三十六計逃げるにしかず」というのも上述の兵法三十六計の36番目に記されたもので、簡単に言えば『ここまでの兵法を考慮して万策尽きても勝ち目がないと判断したなら、逃走するのが最前の方法である』と言った意味合いである。

原作からの変更点

• 仲間にする条件に追加あり、【ボクオーン】を【地上戦艦】で撃破する必要がある
  逆に大学に入学する必要はなくなっており、地上戦艦への潜入手段は不問
• 軍師が仲間になっていなくても【天術】関連の【合成術】は開発可能

能力

原作でも強力なクラスだったが、今作は術が使いやすく強力になったのでより使い勝手が増している。
しかも同クラス内で前世代の技能Lvを全て引き継ぐシステムになったことで、1番手の【シゲン】から2番手の【ハクヤク】に変わるだけで冥以外の全ての術技能Lvが高水準になる。
反術を覚えても技能Lvが0になったりはしないので、自由に術の構成を変えられるのは軍師の新たな強みと言える。原作で人物によって術適性がバラバラだった事がプラスに働いたといっていいだろう。
武器攻撃に向いていないことを逆手に取って、術技を持つ【ジルコンの斧】【ウコムの鉾】【エリスの弓】などを持たせてより多くの属性の術を使わせてみるのも面白い。
術師枠トップクラスの素早さも健在で、タイムライン制のバトルシステムにおいては【炎の壁】【光の壁】等の魔法壁要員として、最後まで活躍できる。
また、【ハクゲン】の剣Lv補正を他の軍師に引き継げるようになったため、魔力依存である【幻獣剣】の固有技で高いダメージを出せる。
特に火風天や火地天の構成にしている場合は、水属性複合攻撃である【咬竜剣】が属性補完としても火力としても優秀である。
　
何より、術アタッカーとしての運用を考えると固有アビリティがダメージ強化系の【攻撃術の心得】である点が強みとなる。
他の術師系クラスが持つアビリティがBP関連の強化だったり（【宮廷魔術士】【フリーメイジ】）回復の強化だったり（【ホーリーオーダー】（女）・【ノーマッド】（女））自己回復だったり（【海女】）特定系統の無効化だったり（【イーリス】ほか）する中、火力系スキルを2個3個と重ねられる軍師の優位は魔力ステータス以上に大きい。
ただし、逆に他の術師系クラスに【攻撃術の心得】をセットしたいとなった際には真っ先にリストラ候補となる。
　
陣形の【鳳天舞の陣】も強力なボス戦、特に高難度周回プレイで活躍するなど、能力面以外も隙がない。
　
耐：体力◆と魔力◆のうち低い方の数値、当クラスの場合は体力◆
体術能力値：[腕力 x 0.7] + [素早さ x 0.5]で[ ] 内は端数切捨、実際は素早さではなく行動速度で算出
冥合成術能力値：[理力 x 0.7] + [魔力 x 0.5]で[ ] 内は端数切捨

その代で技能Lvが加算される2系統+天術がパーティ外成長の対象になる。

IS

シゲン以外は、皆素顔のイラストが描かれている。

ISEC

RSU

シゲン(S)、チュウタツ、コウメイ(3種類)が実装されている。