RS2
概要
【七英雄】の一人。
【ステップ】を中心として活動しているが、大抵の場合は、【運河要塞】を攻略する際に運河要塞のボスである【ヴァイカー】からその名前を聞くことが多いため、【クジンシー】の次に名前が出てくることが多い七英雄である。
ただ、名前が出てきた後直ぐにステップに向かったとしても対峙することになるのは早くとも中盤程度になりがち。
クジンシー、【ダンターグ】と同様に【古代人】への復讐には興味が無い七英雄の一人。
そんな彼の目的は、というと金稼ぎというなんとも現代的な願望となっている。
古代人からの評価はズル賢いというものであり、七英雄の中では唯一といっていい知能派である。
色仕掛けも知能といっていいなら、ロックブーケも知能派といえるかも知れないが。
そもそも七英雄は遙かに強大な存在であるため、良くも悪くもズルい手段は取らず、正々堂々と勝負してくる者が多い。
そんな中で、いざ戦闘になろうとすると、自身は七英雄を騙っている存在である、として許しを請うてくる場面があり、許した場合は油断した皇帝を不意打ちするというよく言えば頭脳プレイ、悪く言えば評判通り「ズル賢い」といった戦法をとってくる。
作中では、金稼ぎのためか、ステップで【ノーマッド】の使う【薬草】を奪い取って麻薬として流通させたり、【ヴィクトール運河】に要塞を築き交易を妨害したりといった活動をしており、やっていることの影響力ということでいえば七英雄随一といっても差し支えない。
また、他のイベントを見てみると、カンバーランドイベントの際に【長城】地下を掘ってモンスターがカンバーランド側に現れるイベントが発生するが、カンバーランドの南がステップであることを考えれば、このモンスターの来襲はおそらくボクオーンによって引き起こされたものと考えられる。
間接的な影響ということでいえば、運河要塞がある間は比較的友好国と思われる【バレンヌ帝国】と【カンバーランド】の交流断絶も招いている。
といった具合に、主に序盤のイベントの多数に関わっている七英雄であり、そう言った意味で言えばバレンヌ帝国にとって排除すべき七英雄としてはクジンシーに次ぐ第2位の危険度といって良いだろう。
ただ、目的はあくまで金儲けということで、世界征服そのものを企てる意図は全くない。
現に、ステップ以外にカンバーランドや【北ロンギット】、【南バレンヌ】など影響を及ぼしている地域は多いものの、いずれも現代人を排除して自分が治めようといった事は何もしていない。
作中での七英雄の関係性としては、ボクオーンの部下のセリフを見る限り、クジンシーのことは確実に見下している模様。
戦闘力は七英雄の中では低くあくまで七英雄の参謀、知将といった役回りである。
そういった役回りであるためか、慎重派であり、戦闘そのものが難しいというよりは、戦闘に持ち込むまでが難しいタイプといえる。
というのも、彼と戦うためには彼が根城とする地上戦艦に乗り込む必要があるのだが、他のダンジョンと異なり簡単に立ち入ることは出来ず、【帝国戦艦】をオトリとしてその隙に乗り込むか、【マイルズ】で【いい仕事】を受けて戦艦内に連れて行かれるのかのどちらかの手段を踏まねば立入すら許されない。
前者の方法であれば万全の態勢で挑むことが出来るが、流石に同じ手は何度も喰わないということからか、挑戦後に地上戦艦内またはボクオーン戦で【全滅】すると、原則的には以後、この方法で乗り込むことは出来なくなる。
- 最初の動力室での全滅は例外としてセーフ。ノーマッドが身を挺して地上戦艦の進軍を食い止めており、かろうじて無事な帝国戦艦から再び同じ作戦を採れる。
後者の方法は何度も使えるものの、いい仕事を受けた時点で装備品や道具を全て奪われてしまうため、丸腰で挑むことになる。
- 奪われた装備は倉庫に入るため、完全になくなることはない。ただし術で後付けした装備は消えるので、付け直す必要がある。
後者の救済のためか、戦艦内には市販の(それ程強くない)武器や防具が入っているものの、気休めレベルなので、体術技や術を用意しておかなければ、流石に戦力的には弱い部類とはいえ、勝てないので注意したい。
万全の態勢の時に宝箱を取っておくと救済措置がなくなる点にも注意。
風術を極めているなら、隙を見て【風神剣】を道中で仕込んでおくといい。
先述の通り、どちらの方法で挑んでもボクオーンに話しかけた際は命乞いをしてくる。
ここで、許してしまうと、不意打ちで1ターン先制攻撃されるので注意(陣形もフリーファイトになる)。
ただし許した上で全滅した場合、2度目以降は引っかからなくなる。
戦闘
知将といえる彼であるが、術の系統は全く使ってこず、全ての行動が物理技かつ物理属性である。
とはいえ、物理攻撃しか使わないのだからただの脳筋か、というと決してそんなことはなく、そこは知将らしく高確率で【マリオネット】を多用し、【ターゲット強制変更】による同士討ちを誘ってくる。
その為、何の対策もせずに挑むと、彼自身は大したことないが、味方同士でやり合った結果、パーティが壊滅するということが普通に起こる。
ただ、戦術的に対策はもちろんあり、陣形の【ラピッドストリーム】を使い先制攻撃が取れるようにして挑めばマリオネットは全く脅威ではなくなる。
むしろ、高確率でマリオネットを使ってくる分、サービス行動が増えると言うことでもあり、この対策を取ればかなり楽に勝つことも出来る。
なお、先手を取られた場合、陣形を乱されるのでこの戦術は取れない。
さらに、どちらの形態も物理属性しか使えないことに着目すると、【冥術】使用かつ合成術を開発していれば【レイスフォーム】で完封できる。
術しか使えないため、下手な術をぶっ放すとマリオネットで同士討ちしてやられるが、打属性の【ストーンシャワー】なら大丈夫。
なんなら相手のWPが切れるのを待ってから攻めに転じてもいいだろう。これなら他の術で攻撃しても問題ない。丸腰ルートとも相性抜群。
慣れたプレイヤーであればマリオネットでターゲット強制変更させられることを逆手にとり、味方の攻撃で【見切り】を取得する際に用いられることも多い。
【魅了】を用いる方法の方がいつでも実行できるメリットがあるものの、魅了状態だと見切れないのに対しマリオネットによる対象入れ替えの場合は普通に見切ることができるメリットがある。
アイテムコレクターにとってはドロップ限定の【ソウルセイバー】を第1形態が、【赤水晶のロッド】を第2形態が落とす。
どちらも、雑魚敵も落とすため、ここで粘る必要は無いものの、貴重品であるので気にはなるところ。
金稼ぎが好きなのでどこかしらで入手した貴重品といったところなのだろうか。
第1形態
系統 | ランク | HP | WP | JP | 技 | 術 | 戦闘回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
七英雄 | 10892 | 147 | 101 | 21 | 12 |
腕 | 器 | 魔 | 理 | 早 | 体 | 術 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 10 | 15 | 16 | 16 | 15 | 15 |
斬 | 打 | 突 | 射 | 熱 | 冷 | 電 | 状 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 10 | 10 | 10 | 15 | 25 | 25 | 25 |
技術点 | 種族属性 | 特性 | 再生 | 耐性 |
---|---|---|---|---|
1250 | 植物 | ボス | 冥 | 死/痺/眠/暗/精/毒/割/ス/恐 |
武器 | 回避 |
---|---|
爪(16)/爪(16) |
テーブル | 特殊能力 |
---|---|
A | 骨砕き、マリオネット、骨砕き、マリオネット、マリオネット、催眠、ダブルヒット、フルフラット |
B | 骨砕き、マリオネット、骨砕き、マリオネット、マリオネット、催眠、ダブルヒット、フルフラット |
特性 | Aパターンのみで行動、1ターン目骨砕き |
第1形態はHPが10000強ということで七英雄ということでいえば第1形態のクジンシーの次に低い。
固定の敵と比べても【クィーン】より低いため、単純な強さでいえば確かにクジンシーに次ぐ弱さといえる。
棍棒技を中心に使ってくる。
非力であることもあり威力はそれ程高くないため、マリオネットさえ対策出来ればそれ程厄介ではない。
あとはフルフラットの即死でまれに事故が起こるぐらいか。
第2形態
系統 | ランク | HP | WP | JP | 技 | 術 | 戦闘回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
七英雄 | 23999 | 182 | 173 | 26 | 21 |
腕 | 器 | 魔 | 理 | 早 | 体 | 術 |
---|---|---|---|---|---|---|
28 | 20 | 15 | 16 | 22 | 45 | 15 |
斬 | 打 | 突 | 射 | 熱 | 冷 | 電 | 状 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | 15 | 15 | 15 | 15 | 30 | 30 | 30 |
技術点 | 種族属性 | 特性 | 再生 | 耐性 |
---|---|---|---|---|
4500 | 植物 | ボス | 冥 | 死/痺/眠/暗/精/毒/割/ス/恐 |
武器 | 回避 |
---|---|
爪(22)/爪(22) |
テーブル | 特殊能力 |
---|---|
A | 水鳥剣、マリオネット、水鳥剣、マリオネット、マリオネット、落月破斬、落月破斬、ふみつけ |
B | 水鳥剣、マリオネット、水鳥剣、マリオネット、マリオネット、落月破斬、落月破斬、ふみつけ |
特性 | Aパターンのみで行動、1ターン目水鳥剣 |
どこからか巨大な操り人形を持ってくる。
その巨大な人形を操っているのがボクオーン本体であるが、巨大な人形がダガー(剣)をジャグリングしている見た目からも想像出来る通り、攻撃そのものは【水鳥剣】、【落月破斬】、【ふみつけ】と第1形態からガラッと変わっている。
なお、この性質上、形態が変わっても本体そのものの姿が変わらない唯一の七英雄といえる。
この形態は腕力28とかなり高い値になっているため威力が高い。
また、高い確率で利用してくる水鳥剣は縦一列の攻撃なので、不意打ちをされた場合、フリーファイトで全員まとめて撫で切りされることになる。ただし不意打ちされても見切りは機能する。
マリオネットだけを対策すればなんとかなるほど甘くはないが、こちらも対策はある。
【天術】を使っているなら【ソードバリア】が挙げられる。
ふみつけ以外のダメージ行動は全て剣技であるためソードバリアを使っておけば危ないのはふみつけのみである。
ふみつけの威力は低いわけではないが、範囲攻撃である水鳥剣の脅威がなくなるためマリオネットによる同士討ちさえ防げればふみつけで全滅してしまう、ということはまず起きない。
更に言うなら、ソードバリアを使っていることを奇貨として、こちらも剣技中心で攻撃すればマリオネットを受けて、同士討ちしたとしても安心である。
味方の攻撃を見切るテクニックを使う場合、ソードバリアと相性抜群な第2形態においては【音速剣】を見切る絶好の機会。
余談
七英雄の名前は山手線の駅名を逆読みしたものである。
ボクオーンについては新大久保駅を逆読みしたものである。
たまに勘違いされるが大久保駅は山手線ではなく中央本線の駅であるため、ルールに則って考えるなら新大久保駅である。
IS
概要 | タイプ | タイトル |
---|---|---|
イベントクエスト | 第2形態 | 【久遠の復讐!七英雄vs七英雄!】 |
【軍師、海へ!蠢く陰謀を暴け!】 |
メインイベント
概要 | タイプ | タイトル |
---|---|---|
メインイベント | 第2形態 | 【ボクオーンを撃破せよ!】 |
系統 | ランク | HP | 種族 | 吸収 | 憑依 | 元出 |
---|---|---|---|---|---|---|
植物系 | 12 | 10400 | 植物 | RS2 |
名前 | 系統 | 射程 | 対象 | 属性 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
水鳥剣 | 大剣技 | 近 | 上下 | 斬 | |
マリオネット | 闇術 | 遠 | 単 | 魅了 | |
落月破斬 | 大剣技 | 遠 | 単 | 斬 | |
通常攻撃(剣) | 剣技 | 近 | 単 | 斬 |
アビスバトル
概要 | タイプ | タイトル |
---|---|---|
アビスバトル | 第2形態 | 【花天月地!】 |
系統 | ランク | HP | 種族 | 吸収 | 憑依 | 元出 |
---|---|---|---|---|---|---|
植物系 | 14 | 150000 | 植物 | RS2 |
名前 | 系統 | 射程 | 対象 | 属性 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
水鳥剣 | 大剣技 | 近 | 上下 | 斬 | |
マリオネット | 闇術 | 遠 | 単 | 魅了 | |
落月破斬 | 大剣技 | 遠 | 単 | 斬 | |
ぶちかまし | 体術技 | 近 | 全 | 打 | |
特性 | 2~4回攻撃 武具性能40、強化ポイント40 |
ISEC
概要 | タイプ | タイトル |
---|---|---|
シナリオイベント | 第2形態 | 【バレンヌ御家騒動!?アバロンに蠢く陰謀を暴け!】 |
探索イベント | 【たべよーさが2022】 | |
ボスコンバット | 【ボスコンバット‐ロマサガ2‐】 |