【海女】

RS2

概要

【トバ】で漁業を営んでいる女性。

本編では太陽と風による占いによって嵐の原因が【海の主】により沈められた【ギャロン】の【沈没船】であることを的中させている。

加入条件1の場合、加入と同時に【字幕イベント】が発生し【南ロンギット】制圧となる。
基本的には1の方法で加入し、（沈没船でスービエを倒していない場合）加入時にスービエの居場所を教えてもらうことになる。
加入条件2の方法は、沈没船が出現する時代になるまでの間に【最終皇帝】が出現した場合のみ特有の条件。
この場合は、最終皇帝で海女に話しかけることでスービエの居場所を聞くことができる。
この話を聞いた後スービエを氷海で撃破し、海女に話しかけると加入する流れになる。
おそらく、沈没船出現までの年代経過が必要であることからの救済と考えられる。

ちなみに、この加入条件から、「沈没船未出現かつ最終皇帝の代でスービエを七英雄の最後の一人としてしまった」場合、スービエがラストダンジョンに移動してしまうため海女は加入不可となる。

加入の前提として、基本的には沈没船イベントをクリアしなければならず、沈没船イベントを発生させるためには最短で進めたとしても【運河要塞解放】から11世代（360年程度）経過していなければならない。
したがって、最終皇帝を強制的に出現させた場合ということでもなければ海女を加入させることが出来るのは終盤になってくることが多い。

その強さは、というと大きな穴こそないものの抜きん出た能力も無い器用貧乏といった印象。
【腕力】も【魔力】も特筆するほど高いわけでは無いため、戦士が欲しい、術士が欲しいと考えたとしても戦力という意味では選択肢に上りづらい。
同じようなパラメータ傾向のキャラとしては【帝国軽装歩兵】が挙げられるものの、こちらは武器としては【槍】しか適性がない。
逆に術については全員が【風術】と【天術】の適性持ちであるため、術法寄りの帝国軽装歩兵といったポジションになってくるかも知れない。

パラメータの合計値ということでいえば実は全クラス中でトップクラス。
マスクデータである【理力】を除いた腕力、【器用さ】、魔力、【素早さ】、【体力】の5つの合計値を算出すると固有クラスを除いた1位が合計87で海女の【デビー】となる。
リマスター版だと追加クラスの【忍者】の【ナズナ】（合計91）と【フヨウ】（合計89）、【陰陽師】の【セイメイ】（合計89）に負けてしまうが、それでもそれに次ぐ4位である。
また、SFC版2位タイ（リマスター版5位タイ）が合計86で海女の【マライア】、【ケイト】であることからも合計パラメータそのものは優秀であることが分かる。

余談だが公式イラストを見る限り……どう考えても幼女である。
イベントに出現する【キャット】（【シティシーフ】）が17歳という設定であるが、そのキャットよりもだいぶ幼く見える。
若々しいだけなのだと思いたいところだが。

ゲーム内では加入時期が遅いため、【皇帝】になることなくゲームを終えてしまうことも多い。
術法に特化した【陣形】である【パワーレイズ】を覚えることが出来るので、術を主力とするのであれば是非とも皇帝にして覚えておきたいところ。

なお、最終皇帝を出現させずにプレイする場合においては唯一【皇帝】にしてクリアすることが出来ないクラスである。
その理由は簡単に言えば、スービエ撃破後の字幕イベントを回避できなくなってしまうため。

• 沈没船でスービエ撃破→加入時に字幕イベント発生
• 沈没船でスービエ未撃破→加入後、スービエを倒した際に字幕イベント発生

となってしまうのだが、ここで字幕イベントを発生させるとどうやっても最終皇帝を出現させることが避けられなくなってしまうのである。

この字幕イベントを発生させた上で最終皇帝を出さずにクリアすることは不可能なので全クラスで唯一皇帝として【ラストバトル】を戦うことが出来ないことになる。

キャラ一覧

IS