RS2
大型のシロアリのモンスター。ちなみにシロアリはアリではなくゴキブリの仲間である。
名前の由来は、シロアリの英名「Termites」からだと思われる。
また、「Term」は他にも古語で終末を意味しており、リメイク版や外部作品で判明する古代人の時代の動向を見るにダブルミーニングの可能性もある。
現実のシロアリよろしく、女王を中心とした社会集団を形成し、地下に巣を作り出す。
また、卵を他の生物に寄生させることで、その生物の中で孵化させて内側から食い破るという凶悪な特徴を持つ。
RSUのクィーンのキャラ詳細を見るに、圧倒的な生命力で多くの種族を絶滅に追いやってきたようだ。
このカテゴリに属する主な雑魚モンスターとして、働きアリの【マンターム】、兵隊アリの【タームソルジャー】、羽アリの【タームバトラー】が登場する。
通常モンスター以外の初登場は【サバンナ地方】。
【クィーン】を女王としてサバンナ地方の地下に巨大な【白アリの巣】を形成し、【東の集落】を壊滅させたほか、【モール】を絶滅一歩手前まで追い詰めた。
【南の集落】で宿泊した際の、ターム登場時の緊迫した音楽と【アリだー!!】という叫びが印象的。
その後、クィーンを討伐した場合、【最終皇帝】の時代に【アバロン】に出現。
タームの姿の【参謀】を登場させ、モールと【ネレイド】以外の市民をタームに変身させるというトラウマを植え付けてくる。
今回は帝都の【地下墓地】に巣を作っており、復讐に燃える【リアルクィーン】と対峙することとなる。
彼女と会話すると、皇帝がサバンナ地方のクィーンを倒した際に卵を産み付けて持ち帰らせていたことが判明する。
サバンナでは世話になったわね。あの時、卵を1つ、皇帝にひっつけておいたのよ。
ここまでなるのにどれだけかかったことか・・・・、
今からきっちりお返しをしてあげるわ。 七英雄さえ恐れさせた私の真の姿を今再び!
携帯版
【追憶の迷宮】の【黄の迷宮】にて、【七英雄】が戦った かつて【古代人】を窮地に追い詰めたターム族の女王【ドレッドクィーン】と戦うことができる。
RS2(漫画版)
ノエルは過去に「タームなど何万倒したか知れないよ」と発言する一方、皇帝たちが直接戦う描写は無かった。
RS2R
【七英雄の記憶】が追加されたことでタームが古代人を苦しめていたことも明らかになっている。
ゲーム中ではそれほどの知能があるとは思われなかったが、七英雄からは知的な戦術をとっていると言われている。
本作ではモンスターの種類が地域毎に固定となった都合上、ターム系は各クィーンのイベント関連でしか登場しなくなっている。
白アリの巣や、【恐妃の都】では長きにわたってタームが活動していたためかそこら中に卵が植えられており、近付くと孵化して襲われる場合もある。
また、原作版でも巨大だった卵嚢は一直線ではなくうねるようになっており、ドクドクと脈打つ様子が見て取れるようになったので正直言って不気味とすらいえる外見になっている。
本作ではタームバトラーを超える【エンシェントターム】が登場。裏ダンジョンでしか登場しないこともあってかなりの強敵となっている。
今回は【ネレイド】の「タームは水に入ってこない」の台詞が新市街地区廃止のため削除されたが、この名残か原作の冷属性の代わりなのかドレッドクィーン(第2形態)以外は総じて水属性が弱点になっている。
また、地中に巨大な巣穴を作っている種族なのに、エンシェントターム含めた下位種とクィーンはどういう訳か地属性も弱点である。
ES
【タームソルジャー戦記】において、七英雄と戦ったタームソルジャーたちが登場。
後に、【Romancing Sa・Ga2 ZERO】においてその1人であるオスキツがノエルに吸収されている。
RSU
オリジナルモンスターとして【タームジェネラル】?が登場。
武器の異なる複数の個体が登場している。
イベント「大神官を討て!七英雄の復讐」の3.侵される意識ではオスキツがノエルと再会。エゴイの仇を討とうとしたが返り討ちに遭った。