【ネレイド】

RS2

概要

【ルドン高原】にある【アクア湖】に棲んでいる亜人クラス。
おそらく【マーメイド】の【人魚】の仲間と思われるが、そちらよりも魚の部分である下半身が蛇のように長い。
人魚もそうだが、【モール】・【サラマンダー】・【イーリス】と違って一般人ポジションのネレイドが登場しないので、詳細不明な部分が多い*1。
名前の由来はギリシャ神話の海の女神たち「ネレイス（ネレイスの英語呼称がネレイド）」から。
　
加入条件は【月光のクシ】を入手してくることだが、前提として【人魚薬】入手のイベントの過程ということになる。
人魚薬入手のイベントは上記の人魚イベントか沈没船イベントのどちらかであるが、前者は一定要件を満たすと消滅し、後者については人魚薬を別の手段によって入手している場合には人魚薬入手の必要がなくなるためイベントが発生せず、ネレイドが加入出来なくなるというケースは少なからず起こりうる。
　
また、加入後もネレイドを加入させるにはルドン高原を突破してこなければならないため、仲間にするのも一苦労である。
【イーリス】よりはマシかもしれないが、【新市街地区】が出来るまでは面倒なのが難点。
イベント【女王アリの復讐】では【ターム】が水に入ってこないため寄生されない。
奇しくも後述のリメイク版では【リアルクィーン】・【ドレッドクィーン】と担当声優が同じである。

能力

性能としては術士型……と思いきや、見た目に反して器用さと素早さが高いタイプ。
【魔力】は悪くないが、【理力】が高いので結果的に術士としての適性は微妙といったところ。
殴技能は持っているが腕力は全員が最低値の10であり、ダメージソースとしては活用できない。
器用さの平均値は【ハンター】に次ぐ全体2位だが、小剣・弓共に技能を持っていないため、器用さを活かすには0から育成する必要がある。
　
以上のように攻撃面ではどうにも噛み合わないクラスなのだが、【固定装備】の【メロウリング】が非常に優秀なアクセサリで【冷】属性を無効化・【水】の【地相】で回復出来るという強みを持つ。
冷属性は【炎の壁】さえあれば無効化出来るものの、毎ターン使うのも大変であることから【イーリス】共々冷属性が厄介な相手であれば活躍の場は多い。
特に、【ノエル】（第2形態）の【月影】や【スービエ】の【メイルシュトローム】といった普段脅威になりがちな技に無敵になれるため、苦戦するようなら候補としてみてもいいだろう。
　
冷属性無効以外にも【熱】と【状】の防御力も高く、デフォルトで状態異常に強くなっているというのも見逃せない点。
加えてアクセサリであるため他部位の装備を阻害しないことから防具選択の自由度も高く、体力10の華奢な人魚というイメージでありながら本作でトップクラスに堅いクラスとして君臨している。
攻撃面が少々心許ないものの、メイルシュトローム無効に加えて【テンプテーション】も無効、その他の状態異常にも比較的強いという事からラスボス戦への適性も高い。
　
皇帝にすれば体力の低さから来るHPの低さと技能面の悩みが一気に解消されるので、素早い点も含め皇帝向けのクラスであるとも言える。
なお、移植版以降はメロウリングの魔力補正が正常に機能するようになったので、全員が実質魔力+1となって少しだけ術士としての適性が上がっている。

RS2R

概要

CV:野々山恵梨(【リアルクィーン】&【ドレッドクィーン】を兼任)
　
地上では二本足で活動する。水辺にいる際にも上半身だけを水面だけに出して、人魚の尾びれだけを動かしているようにすることで人魚のように見立てている。
パーティーに入れていない時も陸で待機しているので、原作通りの人魚のような姿は人魚薬作成イベントや【エンディング】でしか見られなくなった。
【皇帝】として3Dモデルでマップを動き回らせるうえでのアニメーション製作やめり込み対策の手間が理由だと【河津秋敏】はXで語っている。デザインを手掛けた【あんべよしろう】もXで設定画を公開した際に「諸般の事情により生えております」と説明している。
　
なお、二本足への変化は【月光のクシ】の力によるものという理由付けがなされている。
相変わらずクラスとしてのネレイドしか登場しない。
アクア湖がファストトラベルの登録先になっているので、ルドン高原に行ったついでに訪れておくと関連イベントの際に少し楽できる。
なお、今作では【テンプテーション】の効果対象になっているため【ロックブーケ】戦で起用したい場合は注意。
テンプテーションが効く以外は、イーリス同様【ハロルド王】から「陛下も女性でいらっしゃる」と明言されるなど、基本的に女性として扱われる。

原作からの変更点

• 種族属性が「精霊」に変更
• 【メロウリング】は着脱可能
• 冷属性無効は水術耐性50に変更
• 【テンプテーション】で魅了される
• 皇帝継承の分類が術士タイプに変更
• 斧系技能は【棍棒】技能に読み替え
• 【陣形】を所持(【アクアムーン】)

能力

原作に引き続き器用さと素早さに優れ、魔力もそこそこ。腕力と体力は最低ランク。
一方で全員が棍棒と水術の技術適性しか持ないため、加入時点では戦力外の一言。
固定装備という概念がない本作では【メロウリング】は魔力+1と水系統のみのダメージ軽減となった。
アビリティ【水神の恩寵】を取得すると水系統を含むダメージと追加効果無効化と原作以上に水に堅牢になる。
　
バージョンアップによる技術成長関連の修正の前後で使い勝手が大幅に変わったクラスである。
バージョン1.0.2.0以降でステータスを活かすには皇帝即位の上で器用さ武器を振るうか、0から育成する他ない。
適性がない上加入時期が遅めなので、周囲に追いつくには2世代～を覚悟する必要があり、愛が試される。
アビリティが強力なので、極意化した上でメンバーから外すのが一番活躍できるというのが正直なところ。
難易度ベリーハード以上なら獲得技術点も増え育成の所要時間を短縮できるが、今度は器用さ武器の与ダメージの低さが問題になってくる。
　
いっそのこと攻撃要員ではなくサポートに徹するのも手。棍棒使いの中では素早さに優れているので、サブウェポンで敢えて棍棒を振らせるのも選択肢には入る。
先手を打って【かめごうら割り】や【骨砕き】でデバフを撒いたり、【祝福】で後続を強化する芸当も可能。前者は【エクステンション】と併用したいところ。
ただし、ネレイドでかめごうら割りなどの上位の棍棒技を自力で閃けるのはペルーサとサオーのみで、他は全員術師タイプの閃き適性なので注意。
　
8番手のガラテイアは比較的冥術使いに向いたステータスなので【レイスフォーム】で身を守りつつ【デスレイン】を放つ運用も可。
ガラテイア以外でもレイスフォームを使えば相手によっては鉄壁のタンク役にもなれるが、この場合武器は一切使えなくなるうえ【レストレーション】との両立が不可能になるので、状況に合わせた立ち回りをしたい。

耐：体力◆と魔力◆のうち低い方の数値、当クラスは全員体力◆が10しかない
体術能力値：[腕力 x 0.7] + [素早さ x 0.5]で[ ] 内は端数切捨、実際は素早さではなく行動速度で算出
冥合成術能力値：[理力 x 0.7] + [魔力 x 0.5]で[ ] 内は端数切捨

余談

ちなみに担当声優の野々山氏は自身のYoutubeチャンネルでRS2Rのプレイ動画を投稿しており、ネレイドを皇帝にして台詞をノリノリでアテレコして楽しんだり、即興でネレイド対リアルクィーンの掛け合いを披露したりと、ネレイド(とクィーン達)には愛着を持ってくださっている様子。また、サラマットの「重術場・超タンメル空間」等のワードが出てくるアナウンスも野々山氏が担当していたことが本人の動画で語られている。
イトケン巡回済み

IS

ISEC

RSU

テティス(2種類)、サオー(佐賀2023)が実装されている。