薬剤師とは
厚生労働省が管轄する国家資格。
医師の処方箋に基づいて薬剤を調剤・供給をしたり、
その他の薬事衛生面を司り、国民の健康な生活を確保する技術者。
病気の治療や予防、健康の維持などのために、薬は生活に欠かせないものになっている。
病気やけがで、病院や診療所(医院)にかかって薬をもらったり、
体調がすぐれないときに町の薬局・薬店で大衆薬を購入するなど、
こうした薬が製薬企業で作られ、医療機関や薬局等を経由して消費者の手に届くまでのすべての過程で、
薬学を基礎とした専門的な立場から関与しているのが薬剤師である。
受験資格条件
1.大学(短期大学を除く)において、6年制又は旧4年制の薬学の正規の課程を修めて卒業した者
2.外国の薬学校を卒業し、又は外国の薬剤師免許を受けた者で、
厚生労働大臣が1.に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定した者
3.平成18~29年度までの間に大学(短期大学を除く)に入学し、
新4年制課程の薬学の正規の課程を修めて卒業し、
かつ、大学院において薬学の修士又は博士の課程を修了した者であって、
以下の条件を満たし厚生労働大臣の認定を受けた者
・大学院における薬学の課程の在学期間が2年以上あること。
・4年制課程入学から12年以内に、
医療薬学に係わる科目など6年制との差分となる単位の取得していること。
薬剤師の業務内容
<病院の薬剤師>
医療機関(病院・診療所)での医師の処方せんに基づく薬の調剤や、
薬の副作用や飲み合わせによる弊害などのチェック、患者さんに適切な薬の飲み方の説明や指導、
服薬状況等をまとめた記録(薬剤服用歴の記録)の作成、入院患者さんの病床へ直接出かけて、
患者さんに対して使用している薬についての服薬指導や副作用についてのチェック、
投与する注射薬の管理などを行います。
また、薬についての様々な情報を収集し、医師に提供する医薬品情報活動、
医師が適切な投与量を判断するための、投与している薬の成分について血液中の濃度の測定なども行います。
<薬局・薬店の薬剤師>
医薬分業が進んできた現在は、病院薬剤師と同様に医師の処方せんに基づく薬の調剤はもちろんのこと、
薬の副作用や併用による弊害がおきないかなどのチェック、患者さんに適切な薬の飲み方の説明や指導を行い、
重複投薬のチェックや市販の薬との飲み合わせのチェックなどを行います。
また、薬を飲みやすくして提供する事なども行っています。
最近では、寝たきりの患者さんや在宅介護の方の家庭を訪問し、
直接服薬指導や薬の管理指導などを行う在宅医療業務も行われるようになってきました。
一般販売業の薬店では、調剤することはできませんが、
大衆薬の販売を通じてのセルフメディケーション(自己治療)の手助けを行っています。
<製薬企業の薬剤師>
医薬品の製造に関する責任者として、製造現場で製造管理や品質管理、
研究分野では新薬の開発研究などを行いっています。医薬品に関する様々な情報を集め、
管理を行うと共に、医療機関や薬局を訪問して、使用する医師や薬剤師が適切に使用、
販売できるような専門的な情報の提供を行っています。
<卸売業の薬剤師>
医薬品の保管・販売の責任者として、適正な保管・販売管理や品質管理を行うと共に、
使用する医師や薬剤師が適切に使用や販売できるように、専門的な情報の提供を行っています。
<行政機関の薬剤師>
県や市などの行政機関で、薬事、食品衛生、環境衛生、公害・環境などに関する行政や、
研究機関での試験研究などを行っています。
<学校薬剤師>
学校薬剤師とは、学校保健法第16条により大学以外の全国の小中高、盲学校、聾学校、養護学校などに
置くことが定められており、学校における保健管理にの専門的事項に関し、技術及び指導を行います。
環境衛生・薬事衛生・公衆衛生などについて薬剤師としての専門知識・技術を生かして、
学校に対して指導助言を行い、児童生徒や職員の健康の保持増進を図る重要な職務です。
<災害時の医療支援等>
地震・台風などの大規模な災害が発生した場合に救護所などでは、医師、看護師に加えて
地域の薬剤師も医療チームに参加し、救護救援活動を行います。
また、被災地での救護所や避難所に届けられた薬や医療品等の仕分けや保管、避難者への配布、薬などの
相談に応じたり、避難所なでの衛生管理、飲料水の検査など薬剤師としての
知識経験を生かした活動を行っています。
※その他にもたくさんの仕事があります。
参考:『薬剤師転職ナビ~未経験でも簡単に分かる17職種の仕事を比較』
薬剤師の年収
1.調剤薬局 約400~650万円くらい
2.ドラックストア 約400~700万円以上(店長クラス)
3.病院 約400~650万円くらい
4.製薬会社 約400~800万円以上(営業職)
資格の取り方
| 合格率 | 約80% |
| 難易度の目安 | 新卒者:★★★★☆ |
| 既卒者:★★☆☆☆ | |
| 勉強期間の目安 | 4~6年 |
試験内容''
全問マークシート方式の筆記試験。
薬剤師の国家試験は薬剤師試験委員により作成され、2日間の日程で行われる。
1日目の午前に基礎医学、午後に衛星薬学と薬事法規・制度、2日目に医療薬学について出題される。
基礎薬学とは主に物質の構造と性質、天然医療資源、生体の構造と機能について、60問出題される。
医療薬学とは主に医療薬学総論、疾病と病態、
医薬品の有効・安全性、薬剤調整・管理について、120問出題される。
衛生薬学とは主に保健衛生、栄養素と食品の化学、人と環境について、40問出題される。
薬事関係法規・制度とは主に総論、制度、法律について、20問出題される。
受験地・金額
受験地:北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県
金額:6,800円
受験日程
試験日・・・例年3月上旬の土曜・日曜
合格発表日 ・・・3月末
参考リンク
おしえて!びょういんのおしごと
GENIUS
薬剤師の資格取得完全マニュアル
薬剤師転職サイトライブプラス
福祉・医療/医療/薬剤師?ページの最終更新日時は &lastmod([[福祉・医療/医療/薬剤師]]); です。
