- CardWirthは、
- 無限に遊べるRPG。
- 出来合いのキャラクターではなく、自分だけのキャラクターを作れる。
- 初期状態だとちょっと地味。いじるといくらでも化ける。
- どんなマシンでも快適に遊べる。
(´・ω・`)
やあ。ここに来てくれたって事はCardWirthに興味があるんだね。
( ´∀`)
話だけでも聞いてやろうと思っただけ。
実際にプレイするかどうかは後で決めるんだぜ。
(´・ω・`)
そうか。
それじゃあ少しずつCardWirthについて解説していこうか。
CardWirthって何? 
( ´∀`)
さっきから言ってる「CardWirth」って何なの?
(´・ω・`)
そうだね。CardWirthを一言で表すのはとても難しいんだけど
敢えて言うなら「想像力次第で無限に遊べるRPG」といったところだろうか。
( ´∀`)
エロゲ?
(´・ω・`)
エロゲじゃないんだ。作ろうと思えば作れるけど。
( ´∀`)
作る?
(´・ω・`)
一般的なRPGのゲームと違って、「そこにお仕着せのシナリオがあるだけ」というものではないんだ。
色々な人々が作ったシナリオをダウンロードしてきて、それで遊ぶ。
誰かがシナリオを作り続ける限り、あるいは君がシナリオを作り続ける限り、遊び続けることができる。
さっき『無限に遊べる』って言ったのはそういうことだよ。
97年にこの世に出てから、今でも人々に愛され続けているというのが何よりの証左だね。
( ´∀`)
実際にどんな感じのゲームなのか見てみたいんだけど。
(´・ω・`)
そうかい。それじゃあ、うちの冒険者たちがあちこちで撮ってきた写真でも見せてあげよう。
白銀のVIP亭 ハサン一行 in 交易都市リューン

白銀のVIP亭 ハサン一行 in ゴブリンの洞窟

( ´∀`)
ちょっと地味だね。
(´・ω・`)
見た目は地味だね。
どこかの大作RPGみたいに、実写と見間違うようなポリゴンキャラが大暴れするわけではないし
幕間にムービーが挿入されるわけでもないし、今流行の声優が声をあてている訳でもない。
でもそういうRPGをプレイしてて一度でも感じたことはないかい?
「こんなのよりも俺の頭の中のイメージの方がすごい」って。
( ´∀`)
まぁ、たまには。
(´・ω・`)
CardWirthは確かに派手ではない。
でも、とてもシンプルだからこそ、そこには大きな想像力の介入する余地がある。
もし君の作った君だけの冒険者を想像できれば。
もし彼らが自由に冒険する姿を想像できれば。
そうすればこれは世界で一番のRPGになるんだ。
( ´∀`)
うーん・・・。
(´・ω・`)
おっと、ちょっと熱く語りすぎちゃったね。
そうだな、昔ウィザードリィをやってた人とか、ゲームブックをやってた人とか
テーブルトークRPGをやってた人なら間違いなくのめり込むと思う。
全体的な雰囲気はそういったものに近いからね。
( ´∀`)
何となく分かった気がしなくも・・・。
(´・ω・`)
古代ギリシャの哲学者曰く、「男は度胸! 何でも試してみるものさ」。
まずはプレイしてみて欲しいな。
プレイする前に必要なものは? 
( ´∀`)
このゲームを始めるにあたって必要なものはある?
(´・ω・`)
そうだね、まずは最低限「ZIP」「LZH」形式を解凍できるアーカイバ。
シナリオは大体このどちらかで圧縮されてるから、これがないとプレイできない。
「CAB」形式は解凍しなくてもプレイできるけど、解凍できると中身が覗けて便利かな。
ちなみに僕はLhaForgeと7-Zipを利用してるよ(Vector 1 2
/窓の社
)
後は適当なメモ帳や落書き帳。
ダンジョンを歩き回る機会が多いから、地形やイベントを丁寧にメモしておくととても役立つよ。
後で読み返すのも楽しいしね。
( ´∀`)
スペックの高いマシンとかはいらないの?
(´・ω・`)
うん。何万円もするビデオカードや最新のCPUは要求しない。
Windows XPがそこそこに動いてるようなマシンならもう十分なくらいだよ。
長くプレイしてるとどうしてもシナリオがたまってくるから
容量の大きいHDDがあればディモールト・ベネ。
ああ、そうだ。このゲームではBGMにMIDIを利用することが多いから
ちょっと性能のいいMIDI音源を持ってると、幸せになれるかもしれないね。
インストール 
(´・ω・`)
それじゃ、インストールを始めようか。
まずは「groupAsk official fansite」内のダウンロードページ
に 向かう。
ここの「CardWirth ver1.50 Fullpack」をダウンロードするんだ。
( ´∀`)
公式サイトからじゃなくてファンサイトからダウンロードするの?
(´・ω・`)
うん。ちょっと歴史的な経緯があってね、オフィシャルにあるのはやや古いバージョンなんだ。
最近のシナリオは基本的に1.50向けに作られてるから、こちらを使った方が色々と都合がいい。
……さて、ダウンロードは終わったかな?
( ´∀`)
「cw150_b1138.exe」を実行すればいいんだね。
(´・ω・`)
自己解凍形式になってるから、それを実行すれば指定したフォルダに
「CardWirth」というフォルダが出てくるはずだ。それを適当なところに移したらインストール完了。
フォルダの中にある「CardWirth.exe」をダブルクリックしてみてくれ。
( ´∀`)
ん? その隣の「WirthBuilder.exe」ってのは何?
(´・ω・`)
CardWirthのシナリオを作成するのに使うエディタだね。
プレイのみの人でもBuilderは結構便利なツールなんだけど、今は関係ないかな。
シナリオ作成についても後で説明するから、そのまま置いといていいよ。
( ´∀`)
了解、それじゃあ「CardWirth.exe」をダブルクリック……
カードワース スタート画面

( ´∀`)
……これでいいの?
(´・ω・`)
ああ、それで大丈夫だよ。これで旅立ちの準備は整った。
次の項目では、冒険者の根城になる「宿」を作ろう。