- まずはスキルやアイテムを買っておく。
- 店シナリオは数あれど、まずは基本のリューン。
- カードはきちんと装備する。
- スキルの持ち替えなどはできれば宿で。
冒険者たるもの、必殺技の一つも使えなければ
(´・ω・`)
さてと。ようやくパーティが完成したね。
( ´∀`)
長かったね。
(´・ω・`)
そうだね。では、彼らを早速リューンデビューさせてみようか。
( ´∀`)
リューン?
(´・ω・`)
冒険者の宿の最寄にある大都市さ。シナリオの作者によって設定が違うんだけど
大体の場合冒険者の宿はリューンの外れの街道沿いにある、となっていることが多い。
当然彼らのところに依頼を持ってくる人はリューンの人間も多いよ。
交易都市と呼ばれるだけあって人の出入りも多く、文化的にも優れた街として描写されることが多い。
地下には古代文明の遺跡に由来する複雑怪奇な下水道があったり、夜になるととんでもない連中が
店を開いていたり、裏の顔があったり、謎の悪役が大暴れしたりと、何でもありの面白い街だ。
今回行くのはそんな街、「交易都市リューン」。
ひとまずは彼らが使うスキルとアイテムを揃えに行くよ。
( ´∀`)
スキルっていうのは要は必殺技とか魔法とか?
(´・ω・`)
そういうことだ。
シナリオを開く
白銀のVIP亭
(´・ω・`)
さて、いつものこの画面。シナリオは全て「貼紙」という形で表現されている。
まずは「貼紙を見る」をクリックしてくれ。
張紙
(´・ω・`)
この画面になったね? 今回プレイするのは「交易都市リューン」だから
Contentsに交易都市リューンが含まれているgroup Askフォルダを開く。
「見る」ボタン、もしくは貼紙の真ん中あたりを押すとフォルダに入れる。
張紙
(´・ω・`)
フォルダの中身が展開されたね。交易都市リューンを選択して、「決定」だ。
交易都市リューン
(´・ω・`)
これでシナリオの始まりだ。クリックすると次の画面にいけるよ。
……そうそう、最初は勘違いしがちだけど、いちいち「OK」の部分をクリックしなくても
画面内の適当なところをクリックすれば次に進むから。
交易都市リューン
(´・ω・`)
操作法は何となく分かるよね。入りたい店をクリックすれば、その店の中に入れる。
あと詳細を知りたい札を右クリックすると、画面のように解説が表示される。
「宿に帰る」を押せばシナリオ終了だ。まずは一通り見て回るといい。
( ´∀`)
それぞれの店の傾向は?
(´・ω・`)
剣術や格闘技を教える闘技場。
回復や補助……要はいわゆる「僧侶っぽい」魔法を教える聖北教会。
攻撃や補助、「魔術師っぽい」魔法を教える賢者の塔。
さまざまな効果を持つ召喚術を教える精霊宮。
盗賊向けの技術を教える盗賊ギルド。
回復アイテムを取り扱う雑貨店。
……大雑把にまとめると、こんな感じかな。
( ´∀`)
とりあえずこれは買っておけ、っていうのはある?
(´・ω・`)
そうだね。まずは聖北教会で買える「癒身の法」、これはできれば2つくらい買っておきたい。
次に賢者の塔で買える「魔法の矢」と「眠りの雲」。
魔法の矢はできれば魔術師系キャラ全員に、眠りの雲はパーティに1人か2人持たせるといい。
戦士系のキャラはスキルがなくてもある程度戦えるけど、魔導士系のキャラは攻撃魔法がないと辛いからね。
あとは盗賊ギルドで買える「盗賊の手」、これがあると鍵や罠のある宝箱を見つけたときに得をする。
できれば「盗賊の眼」もあるといいね。
( ´∀`)
……お金足りないよ。
(´・ω・`)
そんなもんだ。最初のうちは上のスキルの中からいくつか削って4000spの予算内に収めよう。
ただ、あえてアドバイスするなら、「癒身の法」2枚、「魔法の矢」2~3枚、「眠りの雲」1~2枚かな。
それでお金が余ったら、自分の思う良さそうなスキルの購入に当てるといいよ。
( ´∀`)
さっき「盗賊の手」、「盗賊の眼」もあるといいね、って言ったじゃん。
(´・ω・`)
駆け出しの冒険者は、まずは傷ついた自分の身を回復し、敵を倒さないと意味がないからね。
もちろん、お金に余裕が出てきたら、買っておいた方がいいスキルなのは、嘘じゃないさ。
それと繰り返すけど、「癒身の法」は出来れば2つぐらい買っておくべきスキルだよ。
ダメージを受けた冒険者は勿論、体力が全て無くなって意識不明の冒険者も回復させる事ができるから。
持っている片方が倒れても、もう片方が起こせるよう、2枚を2人に分けて持たせるのが絶対オススメ。
( ´∀`)
なにそれすごい。
(´・ω・`)
CardWirthの体力回復は、体力がゼロ=意識不明になったキャラクターの戦線復帰も兼ねているんだ。
だから「癒身の法」や、「傷薬」のような回復アイテムがある限り、たとえパーティーの1人や2人が
意識不明になっても諦めてはいけないよ……それは裏を返せば、戦う相手も同じだけどね。
敵集団の中に邪神官のような「回復手段を持っていそう」な奴が混じっていたら、真っ先に狙うべきだ。
( ´∀`)
CardWirthにおける回復は、それくらい強力なんだね。
(´・ω・`)
ちなみに、「魔法の矢」は、必ず命中する上に、使用する冒険者に並以上の適性があれば
コボルトやゴブリン程度のザコだったら一発で倒せるほどの威力を持つ、駆け出しの超心強い味方だよ。
加えて魔力による攻撃だから、実体を持たず物理攻撃の通じない、ウィスプやバンシーと言った幽霊にも
ダメージを与えることが出来るという特性もあったりする。
( ´∀`)
まさに必殺技ってわけだね。
(´・ω・`)
そしてもう一つ、「眠りの雲」で眠った敵はどうなると思う?
( ´∀`)
寝てるんだから何もしてこないんでしょ?
(´・ω・`)
そうだね。それともう一つ、無防備だからこっちが思うがままの一撃を叩き込めるんだ。
眠っている敵に戦士の「渾身の一撃」を叩き込む戦法はかなり有効だから、覚えておくといい。
( ´∀`)
どっちも、すごく強力な魔法なんだね……じゃあなんで買う枚数にブレがあるの?
(´・ω・`)
それはもちろん、パーティの編成とキャラクターの適性に左右されるからだよ。
例えば戦士が多めで、3人以上パーティにいる場合だと、そのぶん「魔法の矢」の有効性は低くなる。
古典的Wizardryの王道編成である、戦士・戦士・戦士・僧侶・盗賊・魔法使い、なんかが分かりやすいかな?
戦士たちは自力で「攻撃」や「渾身の一撃」を敵に当てることができて、それで威力も十分だ。
加えて「魔法の矢」への適性が並以下で、こちらは威力が期待できないとなれば、買う必要は無いだろう?
また「眠りの雲」は敵に抵抗されたら何の効果も上げられないので、適性の低い冒険者に持たせるのは考え物だ。
( ´∀`)
まあ、確かに。
(´・ω・`)
となると魔法使い用に「眠りの雲」「魔法の矢」を一枚ずつ、あとは適性が良くはなくとも悪くもないであろう
盗賊か僧侶に、必殺技として「魔法の矢」をもう一枚。という上記のような編成の場合が、最低枚数の理由だね。
余ったお金は盗賊に「盗賊の手」なり、戦士に「居合い斬り」なり、好きな物を買ってあげるといい。
上級者向けのチョイスだが「聖霊の盾」も良い。低レベルシナリオだと、ボス格もアクションカードによる 打撃を中心に攻めてくるので、決戦前に回避力を高めるバフができれば、ボス戦が一気に有利になる。 (バフや召喚も移動中に使用・準備しておけるのが、カードワースの大きな特徴だ)
よって上記アドバイスを加味すると、「眠りの雲×1」「魔法の矢×2」「癒身の法×2」「聖霊の盾×1」 で合計ぴったり4000sp、という買い方を筆者はオススメしておこう。
( ´∀`)
了解……って、そういえば、アイテムは要らないの? 傷薬とか解毒剤とか。
(´・ω・`)
スキルと違って一度使えば無くなってしまう上に高いからね。
装備していれば、戦闘中でも任意のタイミングで使用できるのは便利なんだけど……。
お金に余裕がある時に買えばいいよ。
*俺たちゃ裸がユニフォーム(歳がバレる)
( ´∀`)
アイテムと言えば、この街には「どうのつるぎ」も「かわのよろい」も売っていないんだね。
武器や防具は、他の街で売っているのかな? だったら、そっちの街に先に行ったほうが良くない?
(´・ω・`)
CardWirthのフォルダ内に同梱されている、ヘルプファイルの「アイテムカード」のページでは
『CardWirthでは、個々のキャラクターは既に使い慣れた武具を装備しているものとし
装備を買い揃える必要はありません』と説明されている。
要するに、改めて武器や防具を買い揃える必要はないってことだね。
( ´∀`)
そうなんだ。でも武器や防具によるパワーアップが無いっていうのも、ちょっと寂しいかな?
(´・ω・`)
でも冒険の中で、ダンジョンの奥に隠された魔剣を手に入れたり。
君の言ったとおり別の街シナリオで、名工の手になる業物を手に入れたり。
そういう「特別な武具」という形で武器防具を手に入れる機会は、結構あるんだよね。
( ´∀`)
なるほど、CardWirthでアイテムとして手に入るような武器防具は
一般のそれらとは違う、特別な品物だってことなんだね。
(´・ω・`)
そういった特別な武具の強さ、および有効的な扱い方については
「武器は強いのか?」の項目で解説しているので、入手の機会があったなら
目を通してみることをオススメするよ。
( ´∀`)
おk
*「ぶきや ぼうぐは そうびしないと いみがないぞ!」
(´・ω・`)
さて、買い物は終わったかな?
( ´∀`)
うん。ところで何故か「盗賊の手」と
アイテムの「コカの葉」が袋の中に入っているのですが。
(´・ω・`)
そりゃもちろん、のちのち(「ゴブリンの洞窟を歩こう」で攻略例の際に)
使うからに決まってるじゃないか。
( ´∀`)
おお、メタいメタい。
(´・ω・`)
いいんだよ、VIPなんだから!
( ´∀`)
All Hail Vip Wirth!!
(´・ω・`)
ちなみに「コカの葉」は、微量ながら体力・麻痺・毒を回復できる万能薬だよ。
戦闘中に使うとラリって混乱カードが配布されるのが玉に瑕、移動中に使うといいだろう。
( ´∀`)
「癒身の法」持ちが全員倒れてたら、誰か一人をこれで叩き起こして
そいつに残り全員を起こさせる、っていう使い方なわけだね。
(´・ω・`)
そのとおりだ、保険として持っておいて損はない。
それじゃあ、買ったスキルやアイテムをキャラクターに持たせよう。
左下にある「キャンプ」をクリックして。
キャンプ
(´・ω・`)
これがキャンプメニューだ。この画面が開けるときはいつでもセーブできるから、覚えておくといい。
さて、買ったアイテムや拾ったアイテムは基本的に荷物袋の中に入る。「荷物袋」をクリックしよう。
荷物袋
(´・ω・`)
これが荷物袋だ。それでは早速、「盗賊の手」をキャラクターに持たせよう。
まずは移動したいカードをクリックする。
荷物の移動
(´・ω・`)
この画面になるから、持たせたいキャラクターを選択する。
今回は緑色の丸が一番明るかった、サダルスウドに持たせてみたよ。
移動が終わると荷物袋の画面に戻るから、閉じて持たせたキャラクターを選ぶか
右下・左下の矢印でキャラクターを選んでみてくれ。
サダルスウドの手札
(´・ω・`)
アイテムがきちんと移動しているね。
今回はスキルカードを移動させたからこうなったけど、アイテムカードを移動させれば
アイテムの欄にカードが入るよ。左側の「Item」を押せば見られる。
( ´∀`)
カードの右下の2つの丸は何?
(´・ω・`)
上の丸はそのスキルの残り使用回数。
最初は明るい赤で、使えば使うほどどんどん暗くなっていき、真っ黒になると使えなくなる。
また、スキルカードの受け渡しをやった直後は使用回数が黒くなってしまう。
この画像の場合、スキルは持っているが使用回数は0、という状態だね。
( ´∀`)
どうやったら回復するの?
(´・ω・`)
シナリオを終えて宿屋に帰れば回復する。
また、シナリオの中の回復ポイントを使ったり、精神力を回復するアイテムを使っても回復できるよ。
宿屋でカードのやり取りをすれば、使用回数が0になるペナルティを受けないから
スキルの装備は宿屋で済ませよう。
( ´∀`)
緑の丸はどういう意味?
(´・ω・`)
これはキャラクターとスキルとの相性の良さを表したものだよ。
明るい色であればあるほど相性がいい、という意味だ。
この場合は明るい緑だから、サダルスウドと盗賊の手はとても相性がいい、ということになるね。
一般的に、ちょっと影のかかった緑くらいまでならそれなりに相性がいいといえる。
スキルを持たせるときの目安にして欲しい。
……相性が悪いと、スキルを使っても成功(命中)率が低くなったり
成功しても威力が低くなったりするんだ。だから、出来れば持たせるスキルは
そのキャラクターにとって少しでも適性の高いもので揃えたいところだね。
( ´∀`)
「荷物の移動」のときに出ていた緑色の丸も、選択されたスキルと各キャラクターとの
相性を表していたんだね。……ところで、この緑色の丸の明るさは、どういう基準で決まってるの?
(´・ω・`)
プレイヤーの目には見えないけど、実はそれぞれのキャラクターは、性別・年代・型・特性に応じて
内部にステータスを持っている。そのステータスと、スキルが要求するステータスの比較で決まるんだ。
( ´∀`)
そのステータスって見られないの?
(´・ω・`)
基本的にはね。そのキャラクターがどんなスキルに長けているのかを推測するのも楽しみの1つだから
長い冒険の中でじっくりと見極めていくといい。
( ´∀`)
なるほど。
……とりあえずスキルも持たせたし、買い物は終わったよ。
(´・ω・`)
それじゃあ宿屋に戻ろうか。
宿屋に戻ったらセーブをするのを忘れずに。
( ´∀`)
そりゃもちろん。
(´・ω・`)
セーブを忘れると全滅したときに悲惨だからね。
それじゃあ次は本番、ゴブリンの洞窟に挑戦だ。