冒険者は見た目が命？

• 長い付き合いになる冒険者たち。イメージに合う顔グラフィックを用意してあげよう。
• 後から変更もできるので最初はサクッと決めてしまうのもアリ。
• 画像素材もツールも、利用規約をしっかり守ろう。

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素材作者ってスゴイ、改めてそう思った。

(´･ω･｀)
　　　よし、ここでは色んな絵師さんが作った素材を紹介するよ。
　　　大事な冒険者たちだ、愛着が持てるに越したことはないからね。
( ´∀｀)
　　　どんなカワイイ子に会えるかなぁ。
(´･ω･｀)
　　　不純な気配を感じるよ。
( ´∀｀)
　　　ソンナコトナイヨー
(´･ω･｀)
　　　……さてCardWirthは嘗て一世を風靡し、今も続く息の長いフリーゲームだ。
　　　つまり蓄積された素材はすごい量になっている。ちょっと検索したり
　　　サイトに纏められているものだけでも、十分な数の素材を見つけることが出来るよ。

• 「CardWirth 素材」をYahoo!で検索
• cw-port ＞ 素材 ＞ カード（16色）／カード（256色）
• CWユーザー支援サイト「ＣＷＨＳ」 ＞ 保管庫 ＞ 素材

( ´∀｀)
　　　本当だ、軽く探しただけでこんなに見つかるんだね。
(´･ω･｀)
　　　下記で紹介している、絵師さんとその素材も、ごく一部に過ぎない。
　　　自分好みの顔画像じゃないなと思ったら、ちょっと力を入れて探してみよう。
　　　きっと何処かに、君好みの顔画像を公開している絵師さんがいるはずさ。
( ´∀｀)
　　　おｋ

九条のん氏（公式ファンサイトにて代理公開）

「groupASK official fansite」 ＞ 「ダウンロード」 ＞ 「ユーザーズ素材のダウンロード」

(´･ω･｀)
　　　まずはパーティを作ろうでもオススメした九条のん氏。
　　　公式ファンサイトでDLできるから、カードワース本体と一緒に落としておくのもいいね。
　　　解凍したら、「札絵画像」フォルダの中に顔グラフィックが入っているよ。
( ´∀｀)
　　　水彩っぽい淡めの雰囲気が多いね。
　　　ん？ 建物とかツボが見えるんだけど……。
(´･ω･｀)
　　　シナリオ作者も使える画像集だからね。
　　　人物もバラエティ豊富だろう？ 正統派美少女やイケメン、洟垂れ小僧にお貴族様。
　　　異国人やドワーフなんかもいるぞ。
( ´∀｀)
　　　エルフちゃんかわいい。
　　　表情差分があるキャラもいるんだ。
(´･ω･｀)
　　　同じ顔立ちでも、表情が違うとまた別の性格を想像できるね。
　　　注意点もさっき話したとおりだよ。シナリオ中のNPCと顔が被っちゃう可能性がある。
( ´∀｀)
　　　世界にはそっくりさんが3人いる、ってやつだと思っておこうかな。

十重氏（Ten-fold）

「Ten-fold」 ＞ 右メニュー「キャスト」の各ページ

(´･ω･｀)
　　　お次は十重氏。特筆すべきは「100のお題」かな。
( ´∀｀)
　　　へぇ～。色んな職業のキャラが並んでる。
　　　こっちは厚塗りっぽいね。
(´･ω･｀)
　　　戦士系のキャラでも、「ベテラン戦士」「傭兵」「剣士」「狂戦士」などなど個性がつけやすい。
　　　普通の町人系職業から冒険者に転向したって設定もいいかもね。
　　　もちろん、書かれている職業と別のイメージで使うのもアリ。
( ´∀｀)
　　　針子ちゃんかわいい。
　　　眺めているだけでキャラ設定の妄想が湧いてくるよ。
(´･ω･｀)
　　　「Ask」のページには、デフォルト顔グラフィックを十重氏の画風で描いた素材もあるよ。
　　　……そうそう、このサイトも結構な老舗だから、
　　　シナリオでそっくりさんに会ったらうまく脳内補完しておいてね。
( ´∀｀)
　　　OKドッペル。

NIFQ氏（へっぽこ村・ＣＷ支部）

「へっぽこ村・ＣＷ支部」 ＞ 「素材」

(´･ω･｀)
　　　さて今度はNIFQ氏だよ。まずは一覧を眺めてみてほしい。
　　　このサイトは16色の素材を配布しているんだ。
　　　実は今まで紹介した素材は256色なんだよ。
( ´∀｀)
　　　アニメ塗りで、くっきりした絵柄だね。
　　　ねこみみちゃんかわいい。
(´･ω･｀)
　　　またまた老舗サイトだから、遡っていくとすごい数の素材があるしバラエティも豊富だよ。
　　　その分シナリオNPCにもよく使われているんだけど、顔被り対策の面で16色の素材には大きな利点がある。
　　　さて、何だと思う？
( ´∀｀)
　　　ファイルサイズが軽い？
(´･ω･｀)
　　　確かに利点だけど、それ被りと関係ないよ！
　　　答えは「加工がしやすい」こと。
( ´∀｀)
　　　加工？
(´･ω･｀)
　　　そう。今はそれだけ覚えておいて。

下町砂介氏（ニブイロコバコ）

「ニブイロコバコ」 ＞ 素材など　＞　Card素材

(´･ω･｀)
　　　NIFQ氏と並ぶ16色の顔画像素材といえば、下町砂介氏だね。
　　　「view」からサムネイルを閲覧、左の「pack○」からダウンロードできるよ。
　　　後に説明する、キャラ絵作成ツール「かおぱた」「横かおぱた」の作者氏でもある。
( ´∀｀)
　　　何と言うか、ちょっと時代がかった感じの絵柄だね。
　　　あとシナリオ内でちらほら見たような顔が……
(´･ω･｀)
　　　そりゃもう、古参中の古参な方だから。あとファイルの形式こそ16色だけど
　　　実際に使っている色の数は、それ未満とかいう顔画像も多いんだよね
　　　当時は本当に、ファイルサイズが大敵だったから……
( ´∀｀)
　　　なるほど。
(´･ω･｀)
　　　だからNIFQ氏の顔画像より、更に加工しやすい、ということを覚えておいてくれ。
( ´∀｀)
　　　その被り防止の加工とやらの方法に、さっさと言及してほしいものである。

shaman氏（Book of Rest）

「Book of Rest」 ＞ 「CardWirth」 ＞ 「絵札素材」

(´･ω･｀)
　　　最近の素材作者さん、shaman氏だよ。
　　　冒険者向けの顔グラフィックは「プレイヤーキャラクター置き換えセット」。今回は通常版をDLしよう。
( ´∀｀)
　　　こちらも厚塗りだね。リアル寄りの絵柄だ。
　　　ハイネックの子かわいい。
(´･ω･｀)
　　　このセット、髪色や小物の差異はあるけど、デフォルトの顔グラフィックに対応してるんだよね。
( ´∀｀)
　　　ほんとだ、片目隠れの銀髪お姉さんがいる！
(´･ω･｀)
　　　だから枚数はそこまで多くない……んだけど。
　　　公開が新しいこと、「プレイヤーキャラクター用」と銘打ってあることから、
　　　2020年現在NPCとの被りの可能性が低いんだ。
　　　シナリオ内での利用もOKとあるから、これから出会うかもしれないけどね。
( ´∀｀)
　　　なるほどなぁ。
(´･ω･｀)
　　　（同じ雰囲気のPy用スキンも配布されているんだけど……これはカードワースに慣れてからの方がいいね）
　　　（Py使いの人にはとてもオススメだよ）

VIPWirth docs

「VIPWirth docs」 ＞ 「単発カード素材」ほか

(´･ω･｀)
　　　VIPWirth有志の素材も紹介するよ。
　　　「単発カード素材（vol.x）」と、横にキャストって書かれたzipに顔グラフィックが含まれている。
( ´∀｀)
　　　えっすごい数。
(´･ω･｀)
　　　そりゃそうさ。今まで多数のスレ民が投下してきた素材の集大成なんだから。
　　　モンスターなどの素材も含まれるから全部が冒険者向けではないけど、それでも驚きの数だろう。
( ´∀｀)
　　　色んな雰囲気の素材があるね。
　　　Ask改変からAAキャラまでいるし、いい感じにカオス。
(´･ω･｀)
　　　それが魅力でもあり、難しいところでもある。
　　　匿名で散発的に投下されるのをまとめていることが多いから、
　　　同じ作者さんと思われる画像が複数のzipにバラけて入ってたりするんだ。
( ´∀｀)
　　　いっそ6人全員、バラバラの画風にするのも面白そう。
(´･ω･｀)
　　　それもいいね。

自分だけの顔を探して

( ´∀｀)
　　　うーん、作りたいキャラにドンピシャな素材が見つからないなぁ……。
(´･ω･｀)
　　　脳内イメージに近い顔グラフィックをどうやって用意するか、だね。
　　　手間は掛かるけど幾つか方法があるよ。
( ´∀｀)
　　　kwsk!

そこにペンがあるじゃろ？

(´･ω･｀)
　　　方法その1。自分で描く。
( ´∀｀)
　　　美術の成績はいつも2でした。
(´･ω･｀)
　　　うん。僕もイラストは苦手なんだよね……。
　　　自分で描けるかは人によるよ。
　　　特訓して上手くなれば、思い通りにキャラを作れるのかもしれないけれど。
( ´∀｀)
　　　次いこ、次。
(´･ω･｀)
　　　ちょっと待って。
　　　カードワースで冒険者に使える素材のサイズは74×94と非常に小さいんだ。
　　　せっかく絵が描けても、適当に縮小すると滲んだ感じになってしまう。
　　　最初からドットで打つか、上手いことリサイズするか……。
　　　僕は詳しくないけど、いい方法を見つけて、とっておきのイラストで冒険してみてね。
( ´∀｀)
　　　誰に話してるのさ。

神の力を借りてみる

(´･ω･｀)
　　　方法その2。素材を加工する。
　　　これには16色の素材がとても適しているよ。
( ´∀｀)
　　　美術の成績はいつも2でした。
(´･ω･｀)
　　　まあまあ、そう言わずに。
　　　ベースにしたい素材を別名保存しておいて、まずWindows付属のペイントで開く。
( ´∀｀)
　　　うん。
(´･ω･｀)
　　　表示を拡大して、と。じゃあ髪の色を変えようか。
　　　好きな色をパレットから選んで「塗りつぶし」。塗り残ったところを「鉛筆」でちょんちょん。
　　　はい完成。
( ´∀｀)
　　　……これだけ？
(´･ω･｀)
　　　これだけ。
　　　16色の素材って、つまりドット絵なんだ。
　　　だから難しいソフトやアプリがなくてもペイントで簡単に加工できる。
　　　やり方については、下記のまとめリンクが多少詳しいかな。

• 絵心のない人でもできるカードワース画像加工入門

( ´∀｀)
　　　これじゃあ、髪の色が違うだけで同じ顔じゃないか。
(´･ω･｀)
　　　それなら肌を小麦色にしよう。目はオッドアイに、服も別の色に。
　　　目元に泣き黒子を入れて、口角を1ドット上にずらそう。
　　　最後に髪の襟足をちょっと伸ばす。
　　　どうかな？
( ´∀｀)
　　　意外と……別人に見える……。
(´･ω･｀)
　　　何もないところから人の顔を描くのは難しいけれど、
　　　既にある素材をいじるだけなら絵心がなくてもイケるもんだよ。
　　　というか髪と目と服の色を変えて、左右反転させただけでも結構違う。

( ´∀｀)
　　　なるほどね。
　　　ところで256色の素材は加工できないの？
(´･ω･｀)
　　　256色だと、塗りつぶしで簡単に色を変えられないんだよね。
　　　髪ひとつとっても細かい濃淡がついているから。
　　　主線もぼかしたみたいになってるから、ドットをずらす微変更がしづらい。
( ´∀｀)
　　　そっかぁ。
(´･ω･｀)
　　　イラスト用のソフトを導入すれば、範囲指定→色調変更などの操作で色変更できるよ。
　　　無料で使えるソフトもある。
　　　ここでは説明しないけど、興味があったら検索してみてね。

組み合わせは無限大

(´･ω･｀)
　　　方法その3。キャラ絵作成ツールを使う。
　　　目、鼻、口……といったパーツをモンタージュ形式で組み合わせるツールだね。
　　　ネット上には便利なモンがぎょーさんあるんですわぁ。
( ´∀｀)
　　　ホンマでっか？
(´･ω･｀)
　　　ホンマでっせ！

( ´∀｀)
　　　すごい、いっぱいある。
(´･ω･｀)
　　　検索したらさらに数えきれないぐらい出てくるよ。
　　　中でも「gadget」「かおぱた」はカードワース規格ですぐ使えるし、
　　　ドット絵で出力されるから加工もできて便利。
( ´∀｀)
　　　合わせ技だね。
　　　こんなに選択肢があれば想像通りのキャラクターが作れるぞ。
(´･ω･｀)
　　　おっと、画面に向かう前に注意を聞いていって。
( ´∀｀)
　　　ちゃんと男の子も作るから！
(´･ω･｀)
　　　君は何を言っているんだ。
　　　出力された画像が大きいと、縮小や加工が必要になるんだよ。
( ´∀｀)
　　　74×94でしょ？ 知ってる知ってる。
(´･ω･｀)
　　　方法その1でも書いたけど、縮小が上手くいかないとボケボケに滲むんだ、これが。
　　　顔以外の部分を単色で塗り潰して背景にする作業もある。
　　　画像の一番左上のドットの色が背景色になるからね。
　　　ウインドウに表示された時の見栄えを良くするために、顔と背景の間に黒で縁取りも入れたいし……。
( ´∀｀)
　　　急に早口になったね。
　　　面倒だなぁ、パパっとできないの？
(´･ω･｀)
　　　「手間は掛かるけど」って最初に言ったじゃない。
　　　規格外のイラストの加工については自分で試行錯誤や検索してね。
( ´∀｀)
　　　ぶん投げたぁ！
(´･ω･｀)
　　　ここイラストサイトじゃなくてカードワースサイトだもの。
　　　一応オススメしておくと、背景を透過or黒単色にできて、出力サイズが小さめのツールがいいかな。
　　　縮小後とのサイズ差が小さい方が滲みにくい。
　　　黒背景を縮小後に別の色で塗り潰すと、それっぽい縁取りが残るよ。微修正は要るけど。

「かおぱた」の使い方

(´･ω･｀)
　　　それでは、オススメの顔絵作成ツール「かおぱた」の、オススメな使い方を教えようか
( ´∀｀)
　　　ワーワーパチパチ
(´･ω･｀)
　　　ではまず、こんな感じに「ランダムで作ってみる」の枠内の設定を変更しよう
　　　背景色は（ショッキングピンクなどの）顔絵で使わない色にしておくか
　　　もしくは「透過する」にチェックを入れよう。顔絵サイズは「74×94」にしておく
( ´∀｀)
　　　背景やサイズは、もはやワーシストの一般常識だね
(´･ω･｀)
　　　なお同作者氏の「横かおぱた」も、同様の方法で使うことができるんだけど
　　　「横かおぱた」には「74×94」の顔絵サイズが無いんだよね……
　　　だから「横かおぱた」で作成した画像は「74×94」サイズへのトリミングが必要なのは
　　　予め理解しておいて欲しい
( ´∀｀)
　　　あいよ

(´･ω･｀)
　　　それじゃあ、好みの顔絵が出るまで、ひたすら「ランダム」をクリック！
( ´∀｀)
　　　あれ？　出てくる顔絵、服とか髪飾りとかが全然付いてないんだけど
(´･ω･｀)
　　　説明をちゃんと読もうね、ランダムだと服と飾りは省略されちゃうんだ
( ´∀｀)
　　　ええー……
(´･ω･｀)
　　　それを設定するための、今回の手順なんだよ。そして好みの顔絵が出てきたら
　　　右クリックから画像として保存する。この辺の手順はさすがに説明するまでもないよね
( ´∀｀)
　　　オタクとかパソコンユーザーとか言う以前の、それこそ基礎教養以前の話ですぜ？
(´･ω･｀)
　　　そしてランダムで生成した、好みの顔絵を保存したら。今度はランダム生成じゃない
　　　自力で作る方の、背景色と顔絵サイズを設定し……保存したランダム生成産の顔絵を参考に
　　　まずはその顔絵を自力で再現する。細かく「結果」ボタンを押して、ちゃんと再現できてるか確認しよう
　　　その後から服とアクセサリを追加するんだ。こうすれば比較的簡単に、顔絵を作ることが出来るよ

( ´∀｀)
　　　うわぁめんどくせえ！　あと髪の毛の色が時々、基本色の中に無いみたいなんだけど！？
(´･ω･｀)
　　　どうも髪の色や目の色は、完全ランダムみたいなんだよね。だからよく基本色に無いものができる
　　　そこを気合で再現を目指してみるか、似た色で妥協するかは……人それぞれってところかな
( ´∀｀)
　　　気合かぁ～
(´･ω･｀)
　　　でも面倒には面倒なりの見返りもある。一例として、僕の作った顔絵の紹介だ
　　　単純に服やアクセサリを追加するだけじゃなく、首の太さ・耳の形を良さそうなものに変えたり
　　　目や髪の色が薄すぎたり濃すぎたりした場合は、色を変えてみたりと微調整できるので
　　　気合を入れれば、なかなか良い顔絵ができるんじゃないかな？

( ´∀｀)
　　　また気合かよ！
(´･ω･｀)
　　　自力で絵を描くのと違って、技術じゃなくて気合でどうにかなるんだ。有り難いくらいだよ
( ´∀｀)
　　　……まあねえ
(´･ω･｀)
　　　ただ、ちょっとした難点として、用意されているパーツの都合上、男女ともに「老人」が難しいんだよね
　　　あと「醜悪」も、せいぜいが四角顔に団子鼻くらいで、怖い・ヤバい顔を作るってのは無理みたいだ
( ´∀｀)
　　　うーん、そこは仕方ないかな。ヒゲとかシワとか隻眼・傷跡のパーツなんて
　　　注文し始めたら、それこそ作者氏の仕事にキリが無くなっちゃうよ
(´･ω･｀)
　　　まあね。そうした顔絵を作成したいなら、外部から追加のパーツを入れられる
　　　「gadget」を使ったり。それこそ諦めて顔画像の配布サイトのお世話になるかだね
( ´∀｀)
　　　まあ、パーティの顔絵が混成になってしまうのも、一興ってことかな……

(´･ω･｀)との約束だ

(´･ω･｀)
　　　最後に、どんな素材やツールを使う場合でも、規約の確認と感謝の気持ちを忘れないようにしよう。
　　　もし君が作った冒険者を宿晒しや実況で使うなら、特に気を付けて。
( ´∀｀)
　　　ネットに画像うｐしたら、私的利用じゃないもんねぇ。
(´･ω･｀)
　　　詳しいね。著作権は大事だよ。
　　　カードワース用に作られた素材は加工可のものが多いけど、
　　　「CHARAT」や「Picrew」にある一般投稿者の画像メーカーは注意事項がまちまちなんだ。
( ´∀｀)
　　　あぁー……ほんとだ、「加工不可」って書いてあったりするね。
　　　おｋ、心得た。
(´･ω･｀)
　　　そういう意味でも、ツールを使うなら
　　　「gadget」「かおぱた」「横かおぱた」から試したらいいんじゃないかな。