- バックアップ以上の対策は存在しない
- バックアップ先も、可能なら複数を用意したい
悪夢は突然に
( ´∀`)
グアアアアアア!!
(´・ω・`)
く、クロコダイーン!!
( ∀ )
宿のデータが吹っ飛んだあああああああああ!!!
(´ ω `)
うわああああああああああああ!!!
何はなくともバックアップ
(´・ω・`)
CardWirthには、恐ろしいバグの『噂』がある。
それは「セーブしたと思ったら宿ファイルが消滅していた」というものだ。
( ´∀`)
何それ!?
(´・ω・`)
CardWirthのセーブ形式は、新しいセーブ(宿ファイルを)を作成してから古いセーブを消すのではなく
古いセーブを先に消してから新しいセーブを作っているらしい。よってそこで何らかの原因で
新しいセーブデータが作成されなかったら、宿そのものが消滅してしまうそうだ。
( ´∀`)
マジなのそれ!?
(´・ω・`)
あくまで噂だよ、それもバージョンも古い時代だし、報告例自体も少ないんだよね。
でもそれだけに現行バージョンでも、どうなってるのかわからないという。
( ´∀`)
ヒィィィィィ
(´・ω・`)
対処法は何はなくとも、こまめなバックアップこれしかない。CardWirthのセーブデータは
「Yado」フォルダ内に入っているから、このフォルダをコピーするなり圧縮ファイルにするなりして
USBメモリなりに保存しておけば安心できるってことだね。
( ´∀`)
とはいえその程度の作業でも、割と面倒くさがりがちなんだよなぁ……
(´・ω・`)
そんなときには、このツール。「VIPWirth docs」に置いてある
「hairbreadth ver.2」だね。これは中身の『hairbreadth_v2.exe』という実行ファイルを
CardWirthのフォルダ内に移して実行すると、適当な連番を付けた宿フォルダのコピーを作成してくれる。
コピーの作成場所はCardWirthフォルダ内だけど、前述の『噂』対策ならこれだけでも十分だね。
ショートカットを作成してデスクトップにでも置いておくと、より簡単に実行できるだろう。
( ´∀`)
「hairbreadth_v2.cpp」ってのは何?
(´・ω・`)
ソースコードだね、テキストエディタにドラッグ・アンド・ドロップすれば中身も見れる。
使わないからゴミ箱に捨ててしまって構わないよ。ああ、リードミーは読んでおこうね。
( ´∀`)
あいよ。
気休めでも無いよりはマシ
(´・ω・`)
宿データが吹っ飛ぶ理由で、根も葉もあるかどうかわからない噂より、現実的に起こり得る
最も危険な罠、それはHDDクラッシュ。巧まずして仕掛けられたPCの闇に眠る殺し屋。
( ´∀`)
ヤメロー! ヤメロー!
(´・ω・`)
対処方法はこれもやはりバックアップ、それも外部保存媒体にバックアップするしか無い。
( ´∀`)
救いはないんですか!
(´・ω・`)
気休め程度だけど「S.M.A.R.T.情報」を表示するツールを使って、HDDの寿命を予測する手がある。
「S.M.A.R.T.」はハードディスクの健康状態を、ハードディスク自身が診断し出してくれる各種情報だ。
( ´∀`)
自己診断というあたり、不安しか無いんですけど。
(´・ω・`)
メーカーによって診断項目もまちまちだったり、経年劣化じゃない急な故障は予測できなかったり。
まあ本当に気休め程度だよ。とはいえ何もしないよりは遥かにマシ、予測できれば御の字さ。
フリーソフトがそれなりに配布されてるから、この辺からダウンロードすると良い。
(HDD温度/状態チェックソフト/オールフリーソフト・ハードディスク/窓の社 ハードウェア情報)
( ´∀`)
オススメは?
(´・ω・`)
僕は「CrystalDiskInfo」を使ってるかな、日本製だから日本語完全対応だし。
これを『常駐』『スタートアップ』オプションで常時HDDを監視させている。
HDDは高熱に弱いから、常駐させて温度を見ておくのは必須だと思うよ、特に夏場はね。
( ´∀`)
それでHDDが異様に熱を持っていたら……
(´・ω・`)
だいたい50度を超えると危険だね、PCを一旦終了させて休ませるとか
吸気口や排気口に埃が詰まっていないか確認して、もしそうなら掃除した方がいいだろう。
PCの年期によっては内部に埃が溜まってて、開けて掃除する必要もあったりする。
( ´∀`)
PCを開くとか、機械音痴には酷すぎる。
(´・ω・`)
吸気口・排気口の埃を掃除するだけでも、随分違うからやっておくといいよ。
地震・雷・火事・宿の親父
(´・ω・`)
HDDの熱の話といえば夏の暑さ、そして夏といえばゲリラ豪雨と台風……つまり雷も危険だ。
( ´∀`)
ちょっと無茶な連想ゲームだね。だけど精密な電子機器のパソコンにとっては
雷の影響は致命的だからな……やっぱり、さっさとセーブしてパソコンの電源落として
コンセントからケーブル引っこ抜くしか無いのかな?
(´・ω・`)
光ファイバーケーブルは電気を通さないから、光回線なら問題ないけれど
ADSLやISDN、CATVのネット回線サービスのような、メタルケーブルを使っているなら
LANケーブルも抜いておいたほうが良いね。
まあ無線LANにしているなら、その必要は無いけど。
( ´∀`)
でも外出中に空模様が悪くなったりたり、本当に急なゲリラ豪雨だと
常にパソコンのそばに居られるとは限らないんだよなあ……
外出中はコンセントとか抜こうにも、家具の位置で抜き差しが厄介だったり
パソコンには待機電力が必要だから、抜かないほうが良いなんて話もあるし。
(´・ω・`)
そういう話もあるね。だから雷対策には、ちょっと小銭を使うことになるよ。
( ´∀`)
うーむ。
雷サージタップで誘導雷対策
(´・ω・`)
雷の及ぼす直接の被害、それはその高圧電流が電線から流れ込んできて
電子機器から何から家電製品を壊してしまう『誘導雷』だね。
( ´∀`)
アビ・インフェルノ・ジゴク!
(´・ω・`)
この『誘導雷』対策の商品として、「雷サージタップ」と呼ばれる商品が
色んな会社から出ている。家電量販店やホームセンターの電源タップコーナーでも
ちょっと気にかければ目にできるだろうね。
( ´∀`)
3個口とか、スイッチ付き2個口のタップなら1000円未満。
ケーブルタップ型でも2000円行くかどうかってくらいみたいだね。
(´・ω・`)
良い機会だと、ケーブルタップごと買い換えようと思っているなら、それでも良いし。
今まで使ってたケーブルタップが勿体ないなら、3個口とか、スイッチ付き2個口のタップを
コンセントとケーブルタップの間に噛ませれば、それで十分雷サージの
効果を得ることが出来るよ。
( ´∀`)
ところで、性能リストみたいなのが、商品説明に書いてあるんだけど
どれがどういう性能を表しているか、全然わからないんだよね。
(´・ω・`)
製品性能か、だいたいこんな感じだね。
性能名 | 性能の解説 |
バリスタ電圧 | この電圧を超えると、雷サージ機能がオンになる。低いほど良いと言えば良い だがこれが低すぎると、エアコンの起動時・電熱ヒーター、ドライヤー、電子レンジなど 短時間でも大電流を必要とする機器を繋いだ場合に、誤作動の可能性があり痛し痒し。 |
制限電圧 | 誘導雷の高圧電流を、この値まで抑え込める(予定)(希望) 当然、低ければ低いほど高性能だし、ここが高すぎるようだと雷サージしても 機器が壊れる可能性があるので、低いものを選びたいところ。だが事実上バリスタ電圧と 同期しているので、低いものを選ぶのはなかなか難しい。 |
最大サージ電圧 | この電圧までの誘導雷なら、壊れずに雷サージ出来ますという目安。当然ながら 高いほうが高性能だが、直撃雷の電圧とか数百万Vなので、数千~数万V程度の値では 基本的に大同小異の気休め以上のものではない(重要) |
( ´∀`)
なんか頼りになるんだか、ならないんだかな解説が見えるんですけど。
(´・ω・`)
結論から言うと、雷サージタップの購入基準は「近くの店で、安くて良さげなやつを買え」だ。
( ´∀`)
は?
(´・ω・`)
雷サージタップで防げるのは、あくまで「誘導雷」という『余波』までだ。
これが「直撃雷」だと電圧は数百万Vに達し、電線だのケーブルだのを伝うなんて
女々しいことはせず、大気中を自力でカッ飛んでくるのさ。
たとえ業務用の雷サージ機器だろうと、防ぎきれるものじゃない。
( ´∀`)
ええー……
(´・ω・`)
「直撃雷」は家電どころか家屋自体を破壊し、火災の危険だってある『災害』だよ。
命あっての物種だ、と考えたほうが良い……早々あるもんじゃないけどね。
要するに割と運の部分もある、大枚叩く価値は微妙なのさ。
( ´∀`)
うーむ。
(´・ω・`)
その上で「良さげなやつ」の基準としては……少なくとも、パソコンの命運をかけるんだ
100円均一ショップとかじゃなく、ちゃんと家電量販店やホームセンターでメーカー品を選ぶこと。
( ´∀`)
まあ当然だね。
(´・ω・`)
そして「バリスタ電圧・制限電圧・最大サージ電圧」の三点が
ちゃんと記載された商品を選ぶことかな。雷サージタップ商品の中には
パッケージに『雷ガード機能つき』とだけ記載され、製品性能自体は不明なものや
もしくは最大サージ電圧しか記載されていないものがあるから。
( ´∀`)
繋げる機器の選択に関して、バリスタ電圧は結構重要みたいだからね。
エアコンや電子レンジみたいな大電流を使う家電には、多少バリスタ電圧の高い物が。
パソコンみたいに大電流は使わなくて、かつ高圧電流に弱そうな電子機器には
バリスタ電圧・制限電圧ともに低い物が良さそうだからね。
(´・ω・`)
というか単純に、性能の良し悪しを消費者に教えてくれてるってだけでも
ある一定以上の信頼度のある製品だって話だと思うんだよね。
( ´∀`)
それは言えてるw
停電対策に、無停電電源装置(UPS)は……
(´・ω・`)
そして雷の及ぼす間接的な被害としては、やっぱり停電だろうね。
( ´∀`)
こっちは「自分がパソコンの側に居ない時」に起きることは少ないかな
自宅サーバーを立てるみたいな、特別なことをしていない限りは
パソコンを付けっぱなしで外出することも無いだろうから。
代わりに落ちた場所が遠いなと思っても、ブツっと切れたりしちゃうんだけど。
(´・ω・`)
まあね。だから遠くで雷が鳴り始めたら、さっさとCardWirthのセーブをして
PCの電源を落とすっていうのが、一番の停電対策ってことになるんだ。
( ´∀`)
そりゃそうだけど、なにか対策とかないの?
(´・ω・`)
一番単純なのは、ノートPCを使うことだろうね。電源が切れたら
バッテリーに切り替わるんだから。何気に停電に対してはとても強いよ。
( ´∀`)
それじゃあデスクトップPC使ってる人は、どうすりゃいいのさ?
(´・ω・`)
「無停電電源装置」という物がある。田舎の家電量販店やホームセンターには
なかなか置いて無くて、多少パソコン関連の物が充実した店に行く必要があるけど。
( ´∀`)
高っ! いや、高っ!?
(´・ω・`)
まあ色々理由はあるんだろうけど、この価格帯となると結構厳しいね。
5000円台の安い物を、安全にシャットダウンするまでの時間稼ぎ用に使うなら
それなりに良いんじゃないかなとは思うけど。
( ´∀`)
しばらく作業したいなら、万超えのやつを買う必要があるかぁ……
(´・ω・`)
そもそも雷が鳴り始めたら、作業を保存してパソコンの電源を落とすのは
パソコンの黎明期から言われていることだ。それが一番安全だし
何より一番安上がりじゃないかな。
( ´∀`)
結局はそうなるのか……
データは何処に預けるべき?
(´・ω・`)
そして問題のバックアップだけど。
( ´∀`)
うん。
(´・ω・`)
バックアップ先の候補は二箇所ある、手元かネット上かだ。
( ´∀`)
うん?
(´・ω・`)
手元は要するに、USBメモリとか外付けHDDとか、CD・DVDに保存する、ってやり方だね。
お金は少々かかるけどお手軽なのが利点、弱点はバックアップ媒体が先に壊れたら意味が無いこと。
( ´∀`)
落とした、踏んだ、バックアップ媒体のほうが先に経年劣化……
(´・ω・`)
ネット上は、Microsoftの提供する「OneDrive」や、Yahoo!の「Yahoo!ボックス」のような
オンラインストレージや、「Uploader.jp」のような無料レンタルアップローダに保存する方法。
利点は慣れれば楽なことと、データ破損の危険が少ないこと。弱点は初回の登録がめんどくさい
個人情報漏洩とか厄介事の可能性もある、パスやIDを忘れるうっかりさんにはオススメできないなど。
( ´∀`)
結局どれが良いのさ?
(´・ω・`)
僕は「Uploader.jp」から無料レンタルしてきたアップローダに
定期的に圧縮ファイルにした宿フォルダを上げてるよ、それが自分には楽だったからね。
こういうのは自分が面倒臭がらずにできる保存方法であることが一番なんだから。
それ以外の理由は正直カスだね、どんなに絶賛されるバックアップ方法でも
その作業が面倒でろくに行われないようなら、存在しないも同然っていうのが世の理だよ。
( ´∀`)
またキッツイ台詞だなぁ……。