ひとりセレクション

Twitter名義はオウガのメインPC名だが、これは黄金板古参にはTwitter利用層がほぼおらず、
Twitterアカウントを運用する目的が、主にオウガ・倉庫のPLと交流するためだった事から。
黄金板～星見板においては、黄金板時代のメインＰＣ名である『薬師丸』を名義としている。

【星見へ移住済み】
スミシー『ザ・ウィズ』
薬師丸 幸『レディ・リン』
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
ココロ『ＲＬＰ』
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
タタラ『インスタント・カルマ』
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
霞森 水晶『Q-TIP』

【未移住】
芥川『ロフト・シンガーズ』
個スレ、異能博物館『ロフト・シンガーズ』の管理PC。怪異愛好家。
黄金板では『個スレ前提』スタンドがいくつか存在していたが、その一つ。
芥川が出会ったスタンド使いや怪異存在をパネルや実物で展示する事で、
その機能や、スタッフなどが拡大していく――――という趣旨だった。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
ヨージロー『バブル・パピー』
水兵ルックでロン毛の青年。能力は『浮き具』を作り、また怪力である。
あらゆる意味で流される事を好むが、社会から逸脱するほど強固ではない。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
水風船ネイルと金魚の髪飾りを好んでつけ、関西弁で話す女。
能力は『的屋』で、祭りの露店に使うような道具や景品、ちょっとした生き物、
それにとどまらず『お化け屋敷』『見世物小屋』等をスタッフごと発現する。
能力柄、黄金町にも存在した『神社スレ』などに、良く出没していた。
etc...

ひとり『マイン・アローン』
東洋人の童女。浮浪児で、クスリをやっている。生業はスリと置き引き。
本名は『鳥居ひとり』だが、誰も彼女の苗字については知らない。
スタンドは残した『キルロイの痕跡』を見た者の背後へと転移し、
さらに対象以外から認識・干渉不能と化す『伝説のスパイ』の能力。
etc...

白鷺　虹『デンジャラス・マジカル・ノイズ』
野良猫のような家出少女。厚意でたこ焼き屋の仕事を貰っている。
音楽を愛し、意地汚く、プライドの無い小物。持ち歌が大量にある。
スタンドは五弦ギター。各弦が五感に対応し、弾く事で強化する。
全ての弦をかき鳴らすと、未来を予知する第六感に目覚める。

七海フランチェスカ『アクトレス』
今泉『コール・イット・ラヴ』
日沼 流月『サグ・パッション』
天雨サトリ『１０ｃｃ』
鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
日下部『アット・セブンティーン』
黒羽 灯世『インク』
白町 千律『ハード・タイムス』
関 寿々芽『ペイデイ』
円谷 世良楽『リトル・スウィング』
空井イエリ『ソラリス』
白岸・N・トーリ『ダムぜル・イン・ディストレス』
功刀 初雪『サクラ・ブルース』
供与NPC：『音仙』／藤原しおん『ウィスパーズ』

【舞台】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1426951058/226-352
【観客】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1433599321/2-327

　非常に端的に言えば、『ミスコン』を主題とする黄金板後期のミッション。GMは『貝橋』氏。
　１０名の女性PCの『舞台上の演技』に対し、合計で５名の審査員PC・ＮＰＣと、観客ＰＣたちが投票する。
　特にトラブルが発生する事もなければ、バトルが発生する事もなく、スタンドの利用さえ全員ではない。
　その魅力は『２５名』に及ぶ参加人数、その全員が多かれ少なかれ当時活躍していた『既存PC』であり、
　それぞれの関係性を有してこの舞台に――――あるいは観客席に辿り着いている、という点に集約される。
　ログを追うのはかなり難しいが、１０名の参加者の『スカウト』劇など、場スレでの事前準備も必見。

　演技はそれぞれのキャラ性を引き立てるもの、作りこんだもの、キャラ性の結実など多様であり、
　それに対する観客席のリアクションもまた、関係性の発露や純粋な感想、観客同士の絡み等縦横無尽。
　主催の『金言部』とは何か？も含め、このミッションを読むだけでは文脈は拾い切れないかもしれない。
　だが、ここで見つけた『気になるキャラ』を追う事は、黄金板のログを漁るのに役立つだろう。
　まずは参加者たちがそれぞれどのような経緯でここに辿り着いたか、探してみるのも一興ではないだろうか。

【導入】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1331990770/196-266

【本編】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1395583262/
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1399127409/
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1402504401/

【作戦会議】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1396108663/

黄金板中期の『怪作』的ミッション。GMは『刺青師』氏。
参加したPC数は『３９名』。黄金板中後期の代表的なキャラが、全員でこそ無いが一堂に会した。
……そう、『３９名』のPCが一つのミッションで、かつたった『１体』の敵に死力を尽くし挑む。
いわば、MMOやソーシャルゲームにおける『レイドボス戦』の如きミッションが、『終わる夜』である。

当時の黄金板の集大成的なミッションであり、キャラを全く知らない状態からでも一読の価値はあり。
追う人物を決めるなら、青田『トライブ・コールド・クエスト』や貝橋詩織『バベッツ・ギャスタブッド』がおすすめ。
全員のレスを待たずに進行し、途中参戦も推奨なことから、キャラがフェードアウトしたり現れたりする中、
両名は導入からラストまで一貫して登場。ミッション内の『二つの舞台』において、それぞれ縦横無尽の活躍を見せる。

……筆者のイチオシを挙げるなら、本格参戦は後半からの『吉本』PCと、ワンシーンのみ登場の『坂下』PC。
圧倒的な敵スタンドに対し、彼らが織り成した『連携』が、運命を大きく変える瞬間は『必見』。

なお、実際にはこのミッションは黄金板の基幹となる長編シリーズの一部なのだが、
参加者の大半はシリーズ内でこの前にも後にも登場せず、前作までの因縁も特別取り上げられない事、
また続編については打ち切り未完となっている事もあるので、『単作』として読んでしまっても問題は無い。

【前日譚】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1419869326/3-55
【本編】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1419869326/56-123

黄金板後期のミッションシリーズ（未完）『特攻兵団ミサイルマン』の『１話』。GMは『黒畝』氏。
同シリーズは『１スレッド内で完結する読みやすいミッション』を目指したものであり、
残念ながら完結は果たされなかったが、この１話は『読みやすく』そして『派手』で面白い。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｻﾞ･ｼｸﾞﾏ
参加者は新手板、黄金板にて名を馳せ、今もなお『畏怖』の文脈で語られる『錏葉九郎』と、
錏葉と（実質的には）同じ組織に属し、彼もまた大概なスタンドを有する『スミシー』。
対するは『銃弾をも避けるスピードAで飛び回り、飛び道具を撃って来る遠距離型』という厄介な難敵。
……そんなカードでありながら（あるからこそ？）たった７０レスで完結する『スピード感』も魅力。
これを読めば、『味方として見たときの頼もしさ』を感じながら『ザ・シグマ』の脅威を知れるはずだ。

なお前日譚もあるが、こちらは『シリーズ全体を通しての敵の顔見世』に近いことや、
前日譚でチョイ役を担ったPCの『春上』と『ココロ』もシリーズ内にはその後出てこない事から、
１話を読むだけであれば、予備知識は「敵は『朱雀院エレナ』を狙う殺し屋」というだけで十分。
『錏葉』は『朱雀院』とは因縁がある事、『スミシー』は『錏葉』と同じ『ダイナー』所属である事も、
かなりざっくりとした理解にはなるが、頭に入れておくと序盤の展開が分かりやすいかもしれない。

【前日譚の前日譚の前日譚の前日譚】
ココロ『ＲＬＰ』が登場する、ありとあらゆる場スレとミッション。
（余裕があれば、絶対に必要な箇所だけでも後でまとめます）
【前日譚の前日譚の前日譚】
『黄金小町決定戦』　目元千両、口元万両（『黄金長方形』）
【前日譚の前日譚】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432991359/190-215
【前日譚】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432991359/216-263
【本編】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1432991359/264-
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1451658546/2-135


『黄金長方形』の歴史の中で、『完結』を迎えた中では最後のミッション。GMは『門倉』氏。
筆者自身の当時のメインＰＣでもある、ココロ『ＲＬＰ』が主役を務めるミッションである。

バトル重視の板の中で、場スレと低危難だけを往復するように活動し続けた彼女の終着点である、
このミッションも『危険度』をほぼ伴わず、ＮＰＣとの交流や、町の探索、発案などによる問題解決。

頼れる仲間として登場する『絆』達は、なぜそこにいるのか――――
もちろんその面々以外と経てきた交流や、苦難も、全てこのミッションへと集約されていく。

文脈性(※)も極めて高いミッションであり、これだけを読んで十二分に楽しめるかは分からないが、
黄金長方形という板を語るうえで、これを外したくはなかったので、あえてセレクションに含めておく。
大変手前味噌だが活動量も多く、人気投票イベントでの１位獲得など話題性もあったキャラなので、
ココロ『ＲＬＰ』を追うというのも黄金板のログを読んでいく上では一つのルートかもしれない。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453993212/3-103

星見板初期に開催された参加者１名のミッション。単発。GMは『穂村』氏。
ミッション内容自体はオーソドックスな依頼型であり、参加者は『拝金主義者』である『稲葉』PC。
スタンド犯罪者の始末を行うという内容で、同GMの『黄金板』における過去ミッションと一部の登場人物に繋がりがある。
（その過去ミッション『醜悪デザイア』～『チャポと禁断の果実』もかなりおすすめ。URLは上記スレの>>1にあります）
謎多き能力を振るう外道とのスリリングな戦いを描いたミッション内容もさることながら、
特筆すべきはミッションの最後（>>102-103）に添えられた『敵の行動意図』の解説。
ミッションにおける情報の出し方という意味でかなり参考になるものなので、ＧMをする際は一度見ておくのが吉。
過去板でもこうした解説がなされたミッションは存在するが、最新はこちらであり、単純に内容も面白いので今作を紹介した。

　星見板にて2020に堂々の『完結』を迎えた一連のミッションシリーズ。後日談含め全５作。
　また、『凍える刃』以降の登場NPCには同GM過去作からの継続出演の者も多いため、
　可能であればそちらにも目を通しておけば、より理解を深められるものと思われる。

　王道の謎解き、スタンドバトル、そしてPCとNPCという人間たちが織り成す重厚なドラマ。
　特に最終章にして２ミッション同時開催の『ブラック・エピタフ』と『その夕立に雨傘を』は、
　片やシリーズの総決算としてのボス級NPCと『主人公』たる夕立PCとの真正面からの激突を、
　片や存在のみ示唆されていた『最悪のスタンド使い』達の猛威に立ち向かう参加PC達の激戦を描き、
　そのどちらもがシビアな難易度ながらも極めてドラマチックかつ、説得力のある話運びとなっている。
　あえて陳腐な言い方をさせていただくとすれば、『面返し胴』と『罵詈雑言』までは、読んでみてほしい。

　なおこのミッション完結の少し後に行われた『キャラクター人気投票』においては、
　上位入賞の大半を当シリーズの参加者が占めたと言えば、参加者の魅力は推して知るべし。
　主役を務める夕立PCは勿論だが、他のミッションにて活躍するPC達が複数出演しているため、
　星見板を追いたいとお考えの方は、まずはこれを読んでみれば人気キャラを知れるかもしれない。

工事中。

工事中。

【記録スレ】
黄金→ https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1311711936/250
星見→http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/69

ミッションでの活躍は『終わる夜』を参照いただくとして、
この項目で紹介したいのは、要するに、以下の場スレ。
スタンド使い同士の交流なら『スタンドも絡めたい』のが人情。
しかし、スタンド能力を見せ合うことに終始するのでは、
今度は互いが『驚き役』になりがちで、交流としては味が薄い。
その塩梅を突き詰めていくのは場スレの命題の一つにも思うが、
この回は、『場スレでのスタンド利用』の到達点の一つと言える。
なお、ミスコンに、そして『その先』にも繋がる内容でもあり、
黄金板後期のストーリーラインの一つを読む意味でも価値があるのだが、
それよりなにより、坂下佳侑希という人間の織り成す言葉と行動を見てほしい。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1418487929/565-594

【記録スレ】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/130

キャラ設定の詳細はURLに任せるが、特異なスタンドを有するキャラクター。
場スレを繰り返すほどに能力が向上していく――――というPCは過去にもいたものとは思われるが、
彼女は『物々交換』をトリガーにし、過去に交換したものをいつでも出せるようになる能力の持ち主。
これによって、あるPCが渡した物が別のPCに渡されるなど、間接的な交流地点にもなる存在であり、
なおかつキャラクター性としてもフックの塊。ロールもかわいらしく、時折見えるヤバそうな背景も魅力的。
稼働も豊富で交遊が広いので、星見板を追う際には一度ログを追ってみると流れを把握しやすくなる……かも。

【記録スレ】
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/99

2021～2022年の星見板における『流れ』の中心……と言っていいキャラクター。
前述した『アポなし』（アルモニカ）シリーズの最終盤、『その夕立に雨傘を』では、
最悪のスタンド使い『アダージョ』の撃破……そしてある種の救済に真っ向から挑み、
メンバーの中で最大の貢献を果たしたといって過言ではない快挙を成し遂げた。
続く同ＧＭのアリーナ戦『最悪の相性』でもNPCとのエモーショナルな熱戦に板を大いに湧かせ、
さらには『サマー・フォーエヴァー！』にて物語の発端にして囚われのヒロイン役としてキーになるなど、
縦横無尽の大活躍により、星見板の『代表キャラ』の一角として存在感を示し続けている。
特筆すべきは、これだけの活躍でありながら、本人は危うさを秘めつつもごく普通の少女であること。
江戸っ子気質な半自立型スタンド『サンズさん』との掛け合いもロール的に楽しく、また時に熱い。
『サマー・フォーエヴァー！』後半ではある経緯から『サンズさん』が独立行動するが、その激情っぷりも必見。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/2053/1377863218/

関連性の薄い豆知識、意味の無い異形、エレメンタルを操る能力、
概念操作、認識発動、十得ナイフの如き器用貧乏、誤字脱字、大歓迎です。

7年経った今も度々話題に上がり語り継がれる、オウガの伝説的スタンドコンテスト。
形は違えど『良さ』を競う通常スタコンとは趣を異にし、『夏厨らしさ』を評価軸とする。
上記に挙がった要素以外にも謎ポエム、安易なパロ、内輪ネタ、バランス崩壊となんでもござれ。
…………と、もちろんカオスな『ネタ』としても楽しめるスタコンだが、
逆に言えば極めて優秀な『反面教師』達が揃っており、意外なほどに学びも得られる。
筆者のイチオシは『ニール・ヤング』。そのオムツみたいな羽毛とデカいクチバシを目に焼き付けよう。

このスタンドコンテスト・・・・・・
上手く『活かせる』か、それとも『活かせない』か・・・・・・お前次第と言えるだろう。
だが・・・・・・過ぎたる力は身を亡ぼす。ゆめゆめ気を付けるといい・・・・・・

【本編】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1611147374/160-291

【感想会チャット】
https://ux.getuploader.com/hosimi_001/download/76
https://ux.getuploader.com/hosimi_001/download/77

このページの作成時点（2021/05）で『最新』の、星見板のスタンドコンテスト。
新しいから（それもあるが）紹介したのではなく、特筆すべきは投稿作の多様性。
首位の『ホワイト・ストライプス』と二位の『My Mother & I』の作風は、
板のゲームや能力バトルとしての側面と、物語としての側面の『両立』を象徴するかのよう。
参加者も『板の祖』から、星見板発の最も新しいＰＬ層まで多様な面々が並び、投稿作も実力派・個性派が勢揃い。
後に行われ、参加者たちが各スタンドに忖度なしの感想を交わし合った『感想会チャット』含めて、必見。
なお同じスレで一つ前に行われた審査式のスタコン、『星見板５周年スタコン』も面白いので、そちらも是非。