部隊概要
開戦前は第12歩兵旅団でユーゴスラビア侵攻に参加、その後、1942年2月に軽師団に拡大され
さらに1943年8月には正規の歩兵師団を編成するための予備師団に改編
第2予備軍団に所属して後方の対パルチザン戦に投入される予定だったが
バグラチオン作戦で戦線崩壊した中央軍集団の穴埋めのために最前線に投入され
8月の終わりにハンガリー本国に帰国し、ようやく正規の歩兵師団となった
指揮官の画像はベラ・ネメス准将
編成
解説
初期から使用可能なハンガリーの歩兵師団
工業力の低い中小国の歩兵師団らしく低コストの歩兵と少ない重装備で
1944年の洗練されたソ連軍と戦うことを強いられる師団
ドイツ軍から幾らかの増援を受け取っているが、それらなしでは機動的な対戦車戦闘は不可能で
常に足りない対戦車火力を何らかの形で補っていく必要があるだろう
反面、充実した支援と砲兵、航空を持つので、歩兵部隊が文字通り身を削って
敵を受け止めている間に砲兵と航空機で打撃を与える戦術が基本になる
- 偵察
偵察歩兵は2人、12人偵察が使用可能
12人編成の偵察歩兵は軽機関銃を装備しており、1枚当たりの展開数こそ少ないが
いざという時は歩兵の代用に使うことができる
装輪式の偵察装甲車があるが、武装は対戦車ライフルと機関銃しかないので
歩兵と輸送車相手に使うことしかできないだろう
- 歩兵
歩兵枠は10あり、コスト1が6枠と大規模な歩兵部隊を編成可能
コスト20の歩兵が8枚に工兵が2枚と火炎放射工兵が1枚、それにコスト15の予備歩兵が2枚と
低コストの歩兵部隊しか存在せず、数的優位を活かして戦う必要があるだろう
予備歩兵は二線級のペナルティスキルを持つが、最低性能の軽機関銃と対戦車手榴弾を持ち
圧倒的な展開数を誇るので恐ろしいまでの人海戦術を繰り出すことが可能
- 戦車
戦車枠は3つしかなく、旧式のフランス製軽戦車と指揮戦車、III号突撃砲G型が使用可能
まともな火力を持つのはIII号突撃砲G型だけなので慎重に運用しよう
- 支援
9枠とかなり広い枠を持つ
歩兵が軽機関銃を1丁しか持たないので総じて射撃戦に弱く、重機関銃で援護する必要があるだろう
低コストのシュワルツローゼと高性能のMG34があるので好きな方を選ぼう
42式突撃榴弾砲は貴重な2000m射程の自走歩兵砲なので対非装甲ユニットに有効
- 対戦車
6枠とそこそこ広いが、40㎜対戦車砲が2枚に75㎜野砲改造の対戦車砲が1枚と
ドイツとハンガリーのPAK 40 75㎜対戦車砲が1枚ずつにマーダーが1枚とあまり有効な戦力は少ない
ドイツのPAK 40 75㎜対戦車砲は輸送車が武装付きの半装軌車に固定されているが
Cフェーズまで選択可能なので長期戦をする場合は選択肢に入るだろう
- 対空
枠は4つと少な目な上だが、ボフォース40㎜牽引対空砲のライセンス生産型と80㎜牽引高射砲がある
対空戦闘だけなら40㎜牽引対空砲の方が優秀だが、本師団は対戦車兵器が少ないので
対戦車戦闘をする場合は80㎜牽引高射砲を選んだ方がいいだろう
- 砲兵
砲兵は9枠と広く、軽迫撃砲に大小様々な牽引砲と、車両型(100㎜)2枚と航空機型(305㎜)2枚の
合計4枚の盤外砲が仕様可能
全体的にユニットの質で勝てない以上、その差を盤外砲で補う必要があるだろう
また、輸送車にある補給車は移動速度がかなり遅いので運用には注意が必要
- 航空
枠は8つとかなり広く、偵察機2枚とBf 109 G-6にMe 210 CA系とJu 88 A-4、それにFw 190 G-8が使える
Me 210 CAには40㎜機関砲を積んだ対戦車型があるので
III号突撃砲G型で対抗できない相手への切り札として大事に運用しよう
Ju 88 A-4は耐久が優秀で枚数、展開数も良好で対地攻撃の主役になるだろう