15th Infantry

Last-modified: 2021-07-20 (火) 00:31:49
 
師団説明

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編成可能量

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解説
「Back to war pack」にて追加されたイギリスの歩兵師団
特徴としてはイギリス系独特の汎用歩兵と多種多様なチャーチル戦車を保有し、強力な偵察ユニットや連合側最強クラスの対戦車砲17-PDR 76.2mmに対空の要であるボフォースや速度と武装を両立させたタイフーンが使用可能。戦車戦もできなくはないがチャーチル戦車は足回りが悪いため、攻勢には計画的な準備が必要となる。
【偵察】
偵察枠は枠の広さと相まって強力で、対戦車武器を持った偵察歩兵や狙撃兵、装甲車両にも優秀な足回りを持ちつつも機関砲や対戦車用の火器を装備したものがそろっている。
ほかにも歩兵が騎乗できる装甲車が優秀で、2inh迫撃砲を搭載した装甲車や機銃を2つ持った装甲車がいて非常に悩ましい。
自身のデッキに合わせて偵察枠を構築したいところ
【歩兵】
1コスト枠が5つあり2コスト枠も3つあるため、枚数不足を起こすことは少ないだろう。15ポイントで投入できる歩兵は5人編成であるにもかかわらず、ジープによる移動が可能であり、序盤の初期配置に困ることはないだろう。また火炎放射兵や工兵はロイドキャリアーにも騎乗できるので、突撃させる際も役に立つ。
どの部隊も編成人数が少ないので、期待をし過ぎない方がいい。
このデッキの基礎になる通常歩兵は2種類あり、PIAT持ちの歩兵は射撃戦に強いが数が少なく、ない部隊はどの場面でも戦闘できる。特殊な歩兵としてMOT. RIFLESがいる。彼らはPIAT持ちの下位互換のような性能に見えるが、このデッキ内で唯一ハーフトラックに騎乗できる部隊である。装甲化された部隊を使いたい場合はぜひ入れておきたい。それだけでなく歩兵指揮官すべて、武装付きの偵察系ロイドキャリアーに乗ることができる。速度は遅くなるがB,C帯で使うのであれば活用したい
【戦車】
戦車枠は枠こそ少ないが、分厚い装甲をもつチャーチルⅦや対中戦車に強いチャーチルⅣ、汎用性の高いチャーチルⅥと種類があり、さらに小回りの利く軽戦車にハニースチュアートがある。上記でも記入したが、チャーチルはゲーム内の最低速レベルの戦車であり、初動投入しても戦線到着まで時間がかかってしまう。到着が遅いだけでなく、チャーチルⅣはHE弾がなく、チャーチルⅥやⅦはM4以下の戦闘能力であることに注意だ。
ドイツの重戦車相手では分が悪いため、あくまで歩兵の盾としての運用を心がけよう。
【支援】
支援枠は火炎放射兵がいない上に、歩兵砲もない。
チャーチル系列の支援車を使用することができ、特にチャーチルクロコダイルは戦車枠のチャーチルⅦとサブ兵装以外同じなので、ぜひ入れておきたい。AVREは強力だが、射程が500メートルしかなく、対戦車はかなり厳しいものとなっている。チャーチルⅤは逆に長射程の榴弾車両で、AVREより威力は劣るもの使いやすい。チャーチルⅣと組み合わせると双方の弱い点を補えるのでAVREよりも優先度が高く感じる。補給トラックは同じ補給量ながら安く出せるジープが一枚あるので、上手く運用していきたい。
部隊長に75mmシャーマンがあるが、これで戦車戦をするのは得策ではないだろう。
【対戦車】
対戦車枠は強力な6ポンド砲と17ポンド砲、それにアメリカのウルヴァリンを改造したアキリースが使用でき、連合屈指の対戦車火力だ。
対戦車兵のPIATは安いが、偵察と歩兵両方で入れられるだけでなく、PIATは命中率が50%と悪いため、採用しにくい。
アキリースは一枚のみしか入れられないが、対戦車に強力な車両である。砲塔旋回の遅さや自身の撃たれ弱さが目立つが、このデッキでは貴重な装甲戦力だ。
17-PDR 76.2mmはAPで170mmの貫通があり、2枚入れることができる。牽引砲はいずれもHEがなく歩兵の足止めはできないことに注意しよう。
【対空】
対空枠は狭く、コストも安くはない。防空の要のBOFORA 40mmや、イギリス版フラックベアリングであるトリポルステンが使える。クルセイダー AA MK.2は対地対空両方をこなせる車両ではあるものの、A帯でしか使用できないのでやや使いにくい。クルセイダー AA Mk.1は1枚当たありの枚数が少なすぎる上、搭載弾薬数も少ないため少々使いにくい。ハンバーAAは対地には使えるが、対空には使えない。
枠の問題もあるので、割り切った編成にすることを覚悟しよう。
【砲兵】
砲兵枠は狭くなく、1コストが3枠、2コストが2枠、3コストが1枠、4コストが1枠の合計7枠になっている。重砲から中砲、2種の番外砲撃と充実している。迫撃砲の4.2インチは120ミリ迫撃砲よりも射程が短いものの数と安さを兼ね備えている。
140mmが3枠出るので対砲兵戦も十分に行える。
選択肢の幅は広く魅力的なカードが多い。柔軟に戦闘ができるようにしておこう。
【航空機】
航空機枠は広く、高いが高性能な航空機が多数使用でき、連合ではトップクラスと言っていいだろう。中でも110キロ爆装をしたTYPHOONはA帯から練度1で3機も飛ばせるので、ぜひ入れておきたい。ほかの機体も1カード当たりの数こそ少ないものの、カード枚数がそれを補ってくれる。
爆撃機はないが、タイフーンは通常の耐久ならがらも高速で爆撃ができるため、予想を上回る生存性を誇っている。
対歩兵としては非常に使い勝手が良い機体が多いが、対戦戦車、特に重戦車だと撃破が難しくなってくる。

総括
歩兵枠が広く安いのが魅力的だが、対歩兵ができる強力な歩兵がいないため、純粋な歩兵戦では少々分が悪い。また、戦車に機動性が無いのが難点だ。しかし、優秀な偵察装甲車や、航空機、砲兵で前線をカバーすることが十分に可能だ。
対戦車枠の17-PDR 76.2mmは非常に強力な対戦車砲であり、敵からのヘイトも高いので丁寧に運用しよう。
高速な爆撃機で前線を支援しつつ、敵の対空砲の位置を露見させ、強力な砲兵で敵の対空砲を潰していこう。