3. Fallschirmjager

Last-modified: 2020-07-10 (金) 16:00:14
 
師団説明

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編成可能量

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解説
2020年6月6日に発売されたDLC「Tribute to D-Day」で追加されたドイツの空挺師団
特徴としてドイツの最精鋭歩兵である空挺歩兵を使用できる。彼らはFG-42という機関銃とライフルの合いの子を持っている。またライフルもすべての歩兵がセミオートライフルであるため、射撃戦ではゲーム内最強と言っても過言ではない。そのほかにもイタリア製の装甲車SPW AB 41や戦車PANZER L6 (i)が使用できる。また対戦車砲や歩兵砲も空挺向けのユニークなものを使用できる。
偵察枠は広さこそ平均的だが特徴的なカードがそろっている。まず狙撃兵は3人編成のため、他国の狙撃兵よりも少しやられにくい。また10人編成の対戦車武器を装備した歩兵も使用できる。装甲車のSPW AB41も速度、武装共に優秀で装甲持ちが少ないデッキなのでぜひとも入れておきたい。
歩兵枠は種類こそ少ないものの最強の射撃戦歩兵Fs-Jagerが8カードも使用できる。枠も広いため、ぜひ練度1で入れてコマンダーの効果で練度3による最強の射撃戦を堪能してもらいたい。ほかにも近接戦もできるFs-PionierやFs-Jagerの上位互換であるFs-Sturmjagerがも捨てがたい。残念ながらFs-Sturmpionierは通常のドイツ軍デッキで使えるSturmpionierの下位互換であるため、使用しないほうがいい。Fs-FuhrerはA帯の指揮官が足りないときに入れたほうがいいが重要度は低い。B帯以降にはLw-JagerとLw-Fuhrerが使用できる。Lw-Jagerは部隊数と安さが魅力ではあるが、2等戦歩兵のためB帯以降の激戦に耐えられないため、メイン歩兵にはしない方がいいだろう。逆にLw-Fuhrerは問題なく使用できるため、B帯以降はこの指揮官を使用しよう。
戦車枠はドイツの歩兵系デッキと同じく三号突撃砲が使える。また砲塔のある戦車としてL6(i)が使用できるが、主武装が機関砲であるため、対戦車戦はできないと考えよう。
支援枠は特殊な兵器としてLG-42が使えるが、射程が1500mと他の歩兵砲よりも少なく、対戦車用の弾薬もAP弾のため、数値通りのスペックはないと思った方がいいだろう。しかし火力は口径が105ミリのため通常の歩兵砲よりも強力である。使用する場合は射程を意識した配置を心掛けよう。Stuh42は貴重な装甲持ちの兵器なのでこちらはぜひ入れよう。
対戦車枠は興味深い対戦車砲がそろっている。対戦車兵より安い対戦車砲PUPPCHENは命中率こそ対戦車兵よりも悪いが、射程で優っており、当たればIS-2でも破壊できるか力を秘めている。隠ぺい性も歩兵より高いため、歩兵の対戦用支援火器として随伴させたい。もう一つのI.PAK 41 GERLICHは他のドイツ軍デッキで使えるs.Panzerbuchse 41よりも火力貫通ともに勝っており、単独運用にも耐えられる仕様となっている。ただしこちらはコストの高く、編成人数が少ないため、破壊されると元を取れない可能性がある。これらの空挺用対戦車砲はどちらのユニットも対戦車砲としては初めての領域維持に関与しないユニットとなっているため、使い方次第では敵の裏をかけるかもしれない。
対空枠は空挺だからと言って何か特別なものがあるわけではない。しいて言うなら20ミリ対空砲がレイダー持ちではあるが、対空砲が孤立して生き残ることはまずないので、気にする必要はないだろう。
砲兵枠は大口径の番外砲撃車両と命中率に優れた105ミリ砲が使える。また迫撃砲は他のデッキよりも少しだけ1枚当たりの投入枚数が多い。しかし枠はあまり広くなく重いため、取捨選択が必要となるだろう。
航空機枠は空挺としては控えめで、特殊なカードがあるわけではない。しかし必要量を入れる枠は用意されているので、活用していきたい。ただしこのデッキの砲兵枠はあまり強いとはいいがたく、対空砲の処理ができずに終わる可能性もある。空挺だからと言って航空機を重視するのは控えよう。
総評として歩兵は問題がないほど強いため、対歩兵戦はほとんど苦労しないだろう。中盤や終盤に強力な対空網を構築された場合、番外砲撃でしか打開できないため、序盤にどれだけ強力な歩兵で有利を作れるかにかかっている。強力な歩兵でうまく敵前線を突破できるように立ち回ろう。