44-ya Gvard. strelkovy

Last-modified: 2021-07-19 (月) 23:35:16
 
師団解説

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編成可能量

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解説
初期から使えるソ連の歩兵師団
特徴としては歩兵師団ながらT-34-85(43年型)が使用することができる。ほかには歩兵支援に適したSU-152が使用可能。
【偵察】
偵察枠はそこそこの広さではあるが、偵察車両が歩兵が騎乗する車両以外使用することができない。SNAYPERIやKONNAYA RAZVEDKAあたりを入れておけば、問題ないだろう。
【歩兵】
歩兵枠は歩兵デッキながらTANKODESANTIKIが使用できる。また歩兵輸送用車のM2が使用できるので、近接歩兵を運搬しやすいだろう。
使用できる歩兵自体は特殊なものがなく、面白みは少ないが、歩兵のカード枚数が多く、枠も広いのでどの帯でも好きな歩兵を投入することができる。SAPERIとGVARDYIAがバランスよく使え、さらにPANZERFAUST持ちのSMG歩兵もいるので貧弱な対戦車枠を補えるかもしれない。
【戦車】
戦車枠はT-34/85 obr.1943が3カード使える。しかし小回りの利く中戦車が1カードと少々苦しい。2000m射程の戦車が無いので戦車戦では分が悪いと言わざる負えないだろう。
【支援】
支援枠はSU-152が4カード使える以外、特に変わったカードはない。枠も広いがロケット砲などがなく補給物資を大量消費することもないので、枠で困ることはないはずだ。好きなように編成しよう。
【対戦車】
対戦車枠はやや狭め。zis-2もないため重要度が低い。それでも2、3枠分は入れられるので対戦車砲が不足するということがないようにしよう。SU-76M PTは悪くはないがこのデッキのアーティラリーサポートを持った兵器がSU-76Mしかいないため、こちらもやや重要度が低い。ZIS-3を前線砲として運用し支援枠の歩兵砲を削減するのも手かもしれない。
【対空】
対空枠はそこそこ広く、枚数も十分にあるため、編成を自由に行える。37mmが3枚85mmが2枚あり、M17もあるためあらゆる場面に対応できる。85mmのAPCRは貫通が180mmあるが射程が1500m、APでは貫通が145mmで射程が1750mなのでドイツの重戦車相手には厳しい場合がある。
【砲兵】
砲兵枠は76.2mm、122mmの野砲に82mm、120mm迫撃砲やSU-76Mと盤外砲の152mmが2枚ある。また短砲身122ミリ砲が2枚使用可能だ。この砲はHEAT弾の貫通が160ミリ命中40%であるが、射程が1500mなので前線で運用する際は注意しよう。枠自体も広めなため、これらのカードを入れた後でも自由な構成ができるはずだ。
【航空機】
航空機枠は広くはないが、1カード当たりの機体数が多く高速だが生存性が悪いYak-1Bや、SAP、HEロケット装備のIL-2M、爆装と速度に秀でたTu-2Sが使用できる。少ない枠数でもかなりの航空機を投入することができるので、航空支援は簡単に行えるはずだ。75ポイントのIL-2Mは爆撃機としてはゴミのような性能なので使用する場合は襲撃機を使っていると考えなければならない。

総評
特殊なカードがほとんどないが、枠やカード枚数においてバランスの取れたデッキ。戦車も小回りが利く戦車が少ないがT-34/85がその役割を担えないわけではない。
全体で2000m射程なのは、HEしか打てないSU-152のみで対戦車戦闘は厳しいものがある。歩兵、対空枠、航空機枠、砲兵枠はバランスよく出るが、遠距離の対戦車戦が苦手となっている点に注意して運用しよう。