5. Panzer

Last-modified: 2024-01-22 (月) 22:03:42

部隊概要

20200713151007_1.jpg
第1から第3の装甲師団続く第2波として1938年に第4装甲師団とともに編成され
ポーランドにフランス、バルカン半島から対ソ戦を戦い抜けた歴戦の師団
対ソ戦以降は1945年4月にダンツィヒで降伏するまで常に東部戦線に身を置き続け
ソ連軍最高司令部からは東部戦線で最も優れたドイツ軍部隊とみなされ
バグラチオン作戦で中央軍集団が崩壊するまで交戦を避けるように勧告されるほど精強だった
指揮官の画像は柏葉・剣付騎士鉄十字章受賞者で1943年9月から1944年10月まで師団長を務め
最期はルールポケットで自決したカール・デッカー中将

編成

20200713163953_1.jpg

解説

初期から使用可能なドイツの装甲師団
戦車戦に適した広大な戦車枠とパンター系10枚にティーガーI系4枚、IV号戦車系4枚の豊富なカードを持つ
(ティーガーIは第505重戦車大隊からの増援だろう)
また対空と砲兵も枠、カードともに優秀で、歩兵と航空機がやや少なめな点を除けば
バランスの取れた初心者から上級者まで使用できる柔軟性のあるデッキである

  • 偵察
    偵察枠は3と狭いが使えるユニットが豊富でどれを入れるか悩ましい
    偵察歩兵は2人、4人偵察が使用可能で、半装軌式の偵察装甲輸送車もあるがより高速の装輪式がない
    偵察装甲車は半装軌式のみが使用可能で、歩兵が少なめな本デッキでは歩兵支援用に有効だろう
    偵察戦車の偵察IV号J型と偵察パンターD型はそのまま戦車としても使え
    敵に奇襲される可能性を減らすことができるので戦車部隊に随伴させるのも悪くないだろう
  • 歩兵
    枠は7枠あるが6枠目以降はコストが重く実用性に欠ける
    標準的な装甲擲弾兵と工兵、突撃工兵と補充兵が使用可能だが特別なカードはなく
    歩兵の数が足りないと感じる場合は補充兵も組み込むことが選択肢に入るだろう
    全体的に使える枠が少なく、指揮官を入れる余裕がない場合は砲兵枠で代用することも考えよう
  • 戦車
    戦車枠は10あり、コスト1が5枠にコスト2が3枠と戦車を入れ放題で
    機動力が高く、1枚当たりのCフェーズのユニット数が多いパンターA型と
    機動力が劣るが貫通力が250㎜あるAPCR弾を装備し、1750m以内なら正面からIS-2や
    シャーマンジャンボの装甲を貫通可能なパンターG型に加えて
    優秀な側面装甲と耐久を持つティーガーIという強力な車両が揃っているが
    小回りの利く中戦車が少なめなのでバランスのよい構成を心掛けよう
  • 支援
    標準的なドイツ装甲師団系の支援枠を持つが、これまた特別なカードはない
    火炎放射戦車のFLAMMPZ.251/16だけは微妙な性能なので入れない方がいいだろう
  • 対戦車
    7枠でPAK 36 37㎜対戦車砲が1枚にPAK 40 75㎜対戦車砲が2枚と自走式のマーダーが1枚あり
    他にも多人数の対戦車歩兵など優秀なカードが揃っており、デッキの幅を広げている
    小回りの利く中戦車が少ないデッキなので、それを補えるようにしたい
  • 対空
    対空は優秀で20㎜牽引対空砲&自走砲から88㎜牽引高射砲まで全て取り揃えている
    20㎜牽引対空砲は輸送車に20㎜自走対空砲(装甲あり)があるため、デッキ圧縮をすることができる
    枠も7枠と広いので自慢の強力な戦車部隊が航空攻撃で撃破されないようしっかりと準備しておこう
  • 砲兵
    砲兵も優秀で7枠の広い枠に標準的な軽・重迫撃砲と自走迫撃砲、牽引砲、大小の自走砲に加え
    170㎜の盤外砲とありとあらゆるものが揃っている
    SDKFZ 250/7自走迫撃砲はAフェーズから4輌展開できるので
    無線迫撃砲によるピンポイントの集中射撃を繰り出すことができるだろう
  • 航空
    枠は4つとかなり少な目だが、Do217とMe410の近接支援機とFw190系が使用可能で
    多数の機関砲を持つ近接支援機の機銃掃射は対非装甲や軽装甲のユニットに対して効果を発揮するだろう
    また、Me410の方は優秀な速度を持つので一撃離脱専用なら戦闘機としても使用することができる
    ただし、爆装した機体がFw190G-8しかないため敵歩兵部隊の集団を追い返すのが少々不得手である