6th Airborne

Last-modified: 2020-07-07 (火) 16:33:46
 
師団説明

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編成可能量

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解説
2020年6月6日に発売されたDLC「Tribute to D-Day」で追加されたイギリスの空挺師団
特徴としてはゲーム内最大の偵察枠、多種多様な歩兵、空挺戦車テトラーチや17ポンド砲搭載戦車チャレンジャー、現地軍ベルギー兵の存在、対戦車ロケット装備のタイフーンなどである。
偵察枠はA帯から強力なカードがそろっており、狙撃兵はもちろん火炎瓶持ちの編成人数の多いPATHFINDERSが2カード使用できる。戦車も射程が実が短いが高貫通隠ぺい性のあるテトラーチリトルジョンが使用できる。B帯からはベルギー国旗の偵察兵と偵察戦車のダイムラーリトルジョンが使える。偵察兵はそこまで強くないが、ダイムラーリトルジョンは戦車枠が少ないこのデッキを支えるのに役立ってくれるだろう。枠の広さはゲーム内一の偵察枠なので足りないということはまずないだろう。
歩兵枠も潤沢で対戦車武器や対人武器を持った兵士を多数使用できる。また傷病兵ながらも編成人数の大きいグライダークルーは優秀な壁役なのでぜひ入れておきたい。また空挺らしくグライダークルーとベルギー兵を除き、練度1か2で構成されており、練度2にした際の部隊数もそこまで低くはないため、高練度部隊で埋め尽くすこともできる。注意点は一部歩兵が近接寄りの武装をしているので、射撃戦にあまり強くない点である。しかしこのデッキは通常の戦車に対抗できる軽戦車や装甲車が安く出していけるため、これらで補っていきたい。
戦車枠は少なく4枠しかない。しかもテトラーチのみA帯から投入可能なのでテトラーチは必ず入れておきたい。しかしどのカードも足回りが優秀のため、他デッキよりも戦車の投入は比較的楽だと思われる。17ポンド砲搭載戦車チャレンジャーは地上戦で重戦車に対抗できるカードではあるが、車体は脆いので慎重に扱いたい。
支援枠は火炎放射兵や機関銃、軽迫撃砲と基本的なものがそろっている。特に良いものは榴弾戦車のセントーⅣと補給トラックのAB JEEP SUPPLYである。セントーⅣはこのデッキに足りない2000mからの歩兵支援車両として使える。気を付けるべき点は車体はクロムウェルと同じだが、エンジンが違うため足回りは平均的な戦車の速度しかないので機動戦は得意ではないという点である。AB JEEP SUPPLYは通常の補給トラックと総量が変わらないため、修理や補給で必要な時に少ないポイントで投入することができる。
対戦車枠はイギリスの基本的な対戦車砲と鹵獲したドイツの対戦車砲が使える。枠に余裕はあるがドイツの対戦車砲は練度2で1部隊のみ、17ポンド砲はB帯以降でしか使えないので気を付けよう。対戦車兵はこのデッキの歩兵がPIAT持ってくるため、そこまで重要度は高くない。
対空枠は枠の重さとBOFORSが使えないため、少し苦しい。使える枠は2枠程度だと考えなければならない。トリポルステンはイギリス版劣化フラックベアリングなのでぜひ採用したい。
砲兵枠は枠自体は多くはないが必要ポイントが少なく、カードも良カードがそろっている。歩兵支援に最適な迫撃砲と75ミリ砲、汎用的な砲撃ができる25ポンド砲も捨てがたい。また大口径番外砲撃ができるOP車両も2つあり、こちらも捨てがたい。また75ミリ砲はAB JEEP SUPPLYが牽引車両として使える。
航空機枠は優秀な速度と搭載量を誇るタイフーンやゲーム内最強の戦闘機テンペスト、多彩な爆装ができるモスキートが使用できる。偵察機のモスキートもゲーム内にあるアーティラリーサポート付きの航空機の中で一番の耐久性を誇っている。どのカードも強力であるが、このデッキは対戦車に苦戦するので対戦車ロケット装備のタイフーンは必ず入れておきたい。またナパーム装備のモスキートはドイツやソ連のナパームと違い1つ1つ大きい炎上効果のある地面を生成できる。初動などでうまく使うと相手の戦力を削ぐことができる。
総評すると強力な歩兵はいないものの高練度な歩兵が多数使えるため、そのタフさを体感することができるだろ。対戦車戦も戦車対戦車では不利でも航空攻撃や安価なテトラーチやダイムラーで補うことができる。対空網に少々不安があるが、そこは20ミリの枚数や最強の戦闘機テンペストで補いたい。中級者以上に最適なデッキかと思われる。