モンドラゴンM1908

19世紀はメキシコとアメリカの領土争いが多く物量に負けるメキシコが勝つには半自動小銃が必要であるとメキシコ軍のモンドラゴン将軍は考えた
だがモンドラゴン将軍の設計は画期的で素晴らしい物だったが高度な技術水準を要しメキシコが作るには技術力が無かったためスイスのSIGに委託した
まず1900年にストレートプルボルトアクションを完成させそして1908年にガス圧式半自動小銃M1908が完成した
使用した7x57mm弾は当時主流だった8mm前後の弾薬よりも小口径であるが反動を比較的制御しやすい物とした
信頼性も高く日々のメンテナンスさえすれば動作不良も少なく快調な銃であった

だがしかしそのような銃はコストがとにかくかさむ
メキシコは400丁前後を購入した辺りから購入を渋りさらにメキシコ革命の影響で購入をキャンセルした
SIGも黙ってはおらず世界中に売り込んだが小口で研究購入のみされるだけであった

だが目を付け3600丁ほどを購入した軍があった（とはいえSIGの財政難はまだまだ続くが）
ドイツ帝国である
ドイツ帝国は航空兵用装備としてFl.-S.-Kar15(Fliegerselbstlader Karabiner 1915) として採用
極一部は歩兵も使用した

これを踏まえドイツ帝国をモチーフとした作品ではちょこちょこと出てくるようになった
特に主役級の扱いまで据えたのは異世界転生物でもカルト的人気を誇る「幼女戦記」だろう
主人公たちの帝国はドイツ帝国と第三帝国をモチーフにし*1航空兵をモチーフにした航空魔導士が使用することからだろう
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