指揮官

Last-modified: 2022-08-02 (火) 07:18:40
G&K
グリフィンの指揮官
 

 

指揮官

ドルフロの主人公でもあり、プレイヤーのアバターでもある人
指揮官がグリフィンの新人指揮官として就任するところから物語が始まる
性別や容姿に関する設定はなく、シナリオ中でも中性的な喋り方をする
メインストーリー中はあまり喋らず目立たなかったが、「秩序乱流」からはかなり喋るようになった
ポエムが得意
嘘をつくのが上手い(自称)
ムキムキ(運動はいいぞ!)
イベント[異性体]での言動からアンジェに惚れてる疑惑がある。

指揮官様のセリフ、ポエム集

メインストーリー、ミニ戦役イベント

  • 「ただ考え事をしていただけだよ。
     急に心配することがなくなって、硝煙と泥の臭いを我慢する必要も、
     絶対絶命の境地に立たされる必要もなくなったでしょ──
     こういう気の抜けた雰囲気の中にいると、なんだか逆に居心地悪くってさ。
     多分昨日までは平和を求めて戦っていたんだろうけど、今日こうして平和な場所に身を置くと、
     なんだか自分がもう必要とされてないんじゃないかって怖くなるんだ。
     おそらく平和な世界は私には合っていないのかもしれないね。
     もしくは、私がもう平和な生活に合わなくなってしまったのかも……」
     
  • ……
    これは……瞼を突き抜ける太陽光の痛み……
    意識が戻り始めると、波の音も私の耳に戻ってきた。
    体に力が入らない。腕も重しを乗せられたかのようだ、この眩しい太陽の光を遮ることすらできやしない。
    「…… やはり……ここから脱出できなかったのか……?」
    船が難破したのはいつのことだったろうか、今ではもうはっきりと思い出せない。
    最終的にこの孤島に流れ着いたが、今なお抜け出す手立ては見つかっていない。
    だがそれももう、今ではどうでもよくなった。
    「喉が渇いた……それにひどく空腹だ……食べ物は一体どこに……」
    あれ?これは幻覚なのだろうか、人形たちが私を囲み何かを訴えている。
    ……しかし、彼女たちの言葉はもう、私の耳には届かない。
    「みんな、ごめん……私はどうやらここまでみたいだ……」
    碧海秘話「孤島バカンス」より*1

  • 「『女にやさしくするのが私のモットーだ』」
    秩序乱流(EP10.75)「白い人形」より

  • 「──ではもう一度言おう、それは出来ない。
     お前は今安全な場所にいるんだろう、なら必ず切り札を残しているはずだ。
     VIPを撤退させたいなら、ここの民間人も一緒に連れていけ。
     支援を、今すぐ、寄こせ。
     これは駆け引きなんかじゃない。 」
    異性体(EP11.5)「鮮血の信念Ⅲ」より

  • 「おっと、おかげで思い出したよ。
     その指揮モジュールを持つ人形が反逆からグリフィンに戻ったんだったな?
     彼女たちにアンジェの行方を聞いたか?私が以前依頼した任務はアンジェの捜索のはずだったが、
     まさかそのまま忘れていたなんてことはないだろうな?」
    「……チッ。」
    連鎖分裂(EP11.75)「根源を辿る」より

  • 「カリン!」
    「指揮官さま、こちらは問題ありません。そちらの状況は?」
    「まだ生きてるようだ、ケガもない。
     被害総額は……いや、やめておこう。
     各人形部隊に通達、先ほどの計画に従い、『金羊毛』作戦を発動する。 」
    「本当にあんなリスクの高い作戦を実行するんですか?」
    「隔離壁は今も開いていない。開いたとしても逃げ切れるとは限らない。
     ならいっそあの薄気味悪いストーカー集団にサプライズをかましてやりたいと思わない?
     それにハーヴェルの寄こしたこの列車、あまりにもみずぼらしすぎる。
     もう少し広々としたのにとっかえたいと思っていたところだ。」
    連鎖分裂(EP11.75)「進退窮まる」より

  • 「カリーナ、望遠鏡を。」
    望遠鏡を覗くと、縦横に飛び交う防弾を避けるため、懸命に走り回っているグリフィン人形の姿が目に入った。
    防衛戦へ戻ろうとする人形も少なくなかったが、瞬時に爆炎に呑み込まれてしまう。
    「クソッタレの軍人どもめ!」
    偏極光(EP12.5)「可逆性Ⅰ」より

  • 「さぁ、思い知るがいい。一匹の虫を捻り潰すのが、どれだけ困難であるかを。
    これが、背水の陣ってやつだ……!」
    偏極光(EP12.5)「分割器」より

  • 殿小隊は躊躇うことなく、ダミーを引き連れて、軍の方へと走って行った。
    残り少ない遮蔽物を盾に、敵への反撃を開始する。
    「君たちと共に戦えたことを、光栄に思う……!」
    彼女たちの背中に向かって、私はもう一度叫んだ。
    ──そして踵を返し、足を踏み出して走り出した。
    振り返る勇気なんてない。
    彼女たちのためにも、私は生き延びなくては。
    ……そして、最後の勝利を手にしなくてはならない。
    偏極光(EP12.5)「偏極面粉砕Ⅱ」より

  • 「K、これを持って。」
    「遠隔爆弾?」
    「問題ないね、カイン少佐?この程度の任務で参る君じゃないだろう?」
    「冗談よせ。オレが受けた訓練は、お前が平らげた飯よりも多い。」
    Kは不満げに爆薬をバックパックに詰めると、武器を確認し始めた。
    「始まってもいないのに気絶してたのは、どこの誰だったか。」
    「オレはお前みたいに、人形の後ろに隠れてばかりじゃないからな。」
    偏極光(EP12.5)「鍍銀Ⅰ」より

  • コーヒーの芳醇な香りが鼻を刺激する。
    一口含んでみると、そのコクのある苦みは意外にも懐かしい感覚を与えてくれた。
    そう、これはまるで学生時代の、好きな人と一緒に飲んだ初めてのコーヒーのような味だった。
    コーヒーの暖かさはすぐに体の隅々まで回り、心身ともにリラックスしていく。
    もう何も考える必要はなく、何も悩む必要はない。
    このまま、ずっとこの暖かな陽の光と共に、このような幸せな午後を過ごせればいいと思うほどだった。
    夢中劇「多幕劇Ⅰ」より

  • カノは嬉しそうに本を開きながらその場でくるくると回り始めた。
    曲がり角の向こうから、一人の女の子が大きな犬を連れて走ってきていることも知らずに。
    「あははっ、ペロ、待ってよ!」
    その女の子は可愛らしい服を身に着けていた。彼女の革靴が立てる音が軽やかに響き渡る。
    日の光が彼女の髪やスカートに降り注ぐと、まるで周囲にもその明るさが分け与えられ、
    すべてがその暖かさに包まれるかのようだ。
    夢中劇「新しいフォーク」より

  • 「ジョゼさんじゃなければ、君のことを心配してはいけないのか?
     今私の前にいる君は義体なんかじゃない、ただ誰かの助けが必要な女の子だ。」
    「私は女の子なんかじゃありません!私は義体!サイボーグ!殺し屋なんです!
     ジョゼさんのいないこの世界に未練はありません!」
    「それでも君は生きるべきなんだ、たとえそれがすでに死んだ人の過去を背負うことになっても。」
     
  • 「私はただ、悪い夢に囚われてしまった幽霊でしかありません……
     そんな私に、存在しなければならない理由はあるのですか?!」
    「そうか……」
    「そうです……あなたへの恩は最後まで忘れません。だから、もう帰ってください。」
    「じゃあ、この銃も必要ない、ということでいいのかな?」
    「!!」
     
  • 「じゃあ、グリフィンの指揮官さん、私はどうすればいいのでしょう?」
    「死んでしまった者はもう帰ってこない。それでも、生きている者は生き続けなければならない。
     自分が何者なのかを気にする必要はない。
     たとえ義体じゃなくても、昔のヘンリエッタじゃなくても、君には生き続ける資格がある。
     どんな方法を使っても、どんな結末を迎えようとも。」
    「もしそうなら私は誰として生きればいいのですか!?
     ヘンリエッタでもなく、義体でもないのなら、私の存在意義は一体何なのですか?」
    「君の存在自体に意味があるんだ。」
     
  • 「たとえ君が昔のヘンリエッタじゃないとしても、君は彼女の全てを受け継いでここにいる。
     ヘンリエッタの過去も、ヘンリエッタの未来も、今は全て君にある。
     それでも、君はこのすべてを投げ捨てて、ここで消えていいというのか?」
    「…… いえ……忘れられたくないです……」
    「誰だって忘れられたくないのさ、それはたとえすでに死んでいった者でも同じだ。
     そんな彼女たちのためにも、君さえいれば、彼女たちの物語は忘れられることはない。
     だから君は、生き続けなければならない。」
    夢中劇「守るべきは」より

周年パーティ

  • 振り返ると、そこにいる人形は、まるで白銀の月光を両肩にかけているような姿だった。
    銀色の髪と、ドレスに包まれていない白い両肩は、まるで微かに光るベールにすら見える。
    その身を纏う神秘的な気配は、もはや美しいの一言で片づけられるようなものではなかった。
     
  • 最初に会った時は、無色透明で強烈なウォッカだと思っていた。
    しかしよく味わうと、多分本当の彼女は深くて赤いアマローネなのかもしれない
    ──渋い苦味の中に酸っぱい甘さを交えた。
    彼女は振り返らない。
    その白銀色の月光を纏ったかのような背中影が暗闇の中へ消えるまで、私はずっと彼女を見つめていた。
    AK-12「青藍なる静寂」より

  • 私の目の前にたたずむ416。
    ホールの柔らかいライトに包まれた彼女は、まるで光のベールをまとっているようだった。
    ──夜空に輝く星のように、美しくもどこか寂しさがにじみ出る輝きだ。
    416「星の繭」より

  • 「ダンスに参加せずに、王子様でも待っているの?」
    突然の声に虚を突かれたK5だったが、振り返って声の主を目にすると、その緊張も和らいだ。
    「またなにをバカなことを言っているの、指揮官さん?」
    私は彼女の隣に行き、手すりに寄りかかった。
    K5のほうに顔を向けると、風で乱れた髪を耳にかける彼女が目に入った。
    その指の隙間から零れ落ちた薄い金色の髪は、まるで髪自体が光を放っているようだ。
     
  • 「みんなと一緒に楽しまなくていいの?
     せっかくのパーティーなのに。」
    「ええ……せっかくのパーティーなのに、今日の運勢は最悪だからね。
     みんなに迷惑をかけないよう、一人でいたほうがいいの。」
    「確かに、今の君が迷惑をかけることができるのは私一人だけだね。」
     
  • 私はK5の手を握り、そのままコートのポケットの中に入れた。
    今宵の月は明るく、まるでK5の顔に薄いベールをかけているようだ。
    そして次第に、彼女の表情が和らいでいく。
    「ダメだよ。
     君の指揮官がこうして君と一緒に困難な未来に立ち向かいたいって言っているんだから。」
    K5「運命のワルツ」より

  • オシャレなドレスを身に纏い。髪をお淑やかなポニーテールに整えても……
    ラフレシアをどんなに飾ったところで、綺麗な薔薇のようにはならない。
    MDR「パーティの観測者」より

  • 「言っていることは分かりました。私を慰めているのですね。でも、人形を慰める必要はありません。」
    「事実を言っているだけだよ、Thunder。君が過去に経験したことは、グリフィンでは起きない。
     たとえ私が君にそう命令できるとしても……」
    「指揮官の命令には従います。」
    「なら私が君に言い渡す命令は──「自分が思う幸せを追求しなさい」、だよ。」
    Thunder「ブラックスワンの夢」より

  • 「任務を完遂したのなら、もっと嬉しそうにしたっていいのに。」
    「ふふ、それは鬱病の人にもっと明るくなって欲しいとか、足が骨折した人にもっと外で歩こうみたいな意味?」
    「そういう気の利いた存在だと自負しているけどね。」
    「申し訳ないけど、どんなに私に良くしたところで、何も出ないわ。」
    「『女性にやさしくするのが私のモットーだよ』。」
    「一応言うけど、作戦はもう終わってるわよ、指揮官。」
    「これを座右の銘にしちゃダメかな、できるなら自分のお墓に刻んでやりたいくらいだけど。」
    「ははは、そんなものをお墓に刻みたいだなんて、どんな死に方をするつもりなの?」
     
  • 「じゃあ、そろそろ行くね。」
    「他に用事があるの?」
    「言ったはずよ、そう長く続かないって。」
    「じゃあ次の次は?さっきも言ったけど……」
    「……」
    UMP45は振り返って、傷跡のついた目で少し私を見つめた。
    「考えておくわ……次はもう少し溶け込んで……もう少し、長く……」
    彼女が行ってしまった後、私はようやく気付くことができた。あれは多分、笑顔だったのだ。
    彼女の笑顔に一体どれぐらい本物の感情が宿っているのかは、私は分からない。
    ただ彼女が行った時の足音は、いつものように静かではなかった。
    ヒールの踵が大理石の地面を叩く、その綺麗な音色がいつまでも屋敷の中を漂っている……
    次に耳にするこの音色が、段々と近づいてくる音であることを願う。
    UMP45「ダイヤの花びら」より

水着

  • 結局、「サブリナ」っていう名前については何も……
    まぁでもいいか、今日は十分彼女のことを知れたから。
    今のままがいいのなら、過去と未来が彼女にとってどんな意味があっても、
    今のSPAS-12は、今私の目の前にいるこの子だ……
    「今」という時間が、ずっと続いていくことを願って……
    SPAS-12「盛夏の果実」より


クリスマス、サンタ

  • 私の目を見る彼女が、ふいに微笑んだ。
    色とりどりのイルミネーションを宿すその金色の瞳は、心温まる場面を人に思い起こさせる…
    陽の光に照らされるアンバー、クリスマスイブの燭台、そして一杯の暖かなハニーウォーター。
    CAWS「120の贈り物」より

ウェディングドレス

  • 薄いピンク色のチュールドレスを纏った少女の甘い笑顔は、両手のブーケよりも可憐だった。
    この瞬間、ちょうど私の前に立っていた少女は、素晴らしい日々へと繋がる道しるべのように輝いていた。
     
  • 言葉にできなかったことは、まだまだあった。
    本当は様子を見に来ていたこと、シャッターを押した瞬間の心のざわめきも。
    あの時言った「一番美しい姿」という言葉は取り消さなければいけない。
    なぜならあの瞬間、私が思わず見てしまった彼女の笑顔こそが、一番美しかったからだ。
    そして今、同じ笑顔に引き出すことができた私は、もう少女の悩みのタネではなくなったのだろうか。
    Gr Mk23「届いた気持ち」より

  • 私がドアを開けた時、目に飛び込んできたのは、一面の眼が眩むほどの白だった。
    純白のシルク、銀色の髪、そして透き通るような肌。
    G36cの全身ありとあらゆる場所が、メイクルームの暖色照明を反射していた。
     
  • 「G36c……美しい。」
    「そっ……それはデザイナーさんとメイクさんのおかげではないでしょうか。」
    「モデル自身も相当重要だよ。」
    「指揮官……」
    G36cは少しだけ俯いた。頬が少し赤くなっているようだった。
     
  • 「指揮官は、今の私と普段の私……どちらがいいと思いますか?
     ぜひ答えが知りたいですわ。」
    「えーっと……」
    • 「ウェディングドレスを着た君の方が綺麗だよ。」
      「よっ……予想外の答えですわ……」
    • 「君は戦場にいてこそ本当の輝きを放つ。」
      「私もそう思いますわ。あの場所こそが私の舞台です。」
    • 「私にとって、君はすでに最高なんだ。」
      「指揮官は本当に……ずるいですわ。」
      Gr G36c「歩きだすあなた」より

  • 私はスタジオ内に留まり、SV-98の撮影を眺め続けた。
    人間の女性にとって、ウェディングドレスを着用することには特別な意義がある。
    なら、人形にとっても同じことではないだろうか?残念ながら、私に答えを知るすべはない……
    ただその瞬間、彼女の口角がゆっくりと上がった。
    ──その笑顔は、ハートに命中した。
    SV-98「ハートに命中!」より

  • 57は自信と喜びに満ちた笑顔でこちらをじっと見つめていた。
    視線が合った瞬間、思わず胸がドキッとしてしまった。
    すごく絵になっていた。
    例えレンズを通して確認しなくとも、それが完璧な作品として仕上がっていることが分かった。
    この時の57は、まるで日差しを全身に浴び、咲きほこる一輪の花のようだった。
    「『一輪の美しい花を隠すのならば、花々の中に据えておけばいい』か……」
    美しさにおいては、元より満開の花々が、隠れた一輪の花に負けることはない。
    本日の任務は明け方の微かな日差しの中、幕を開けた。平穏な一日になることを、私は切に願った。
    Five-seven「幸せの微笑み」より

  • それからは、二人とも口を開かず、静かに歩いた。
    私の手を握る彼女の手の暖かさと柔らかさは……普通の人間と何も変わりなかった。
    ほかの人からすれば、ウェディングドレスを纏った彼女は、私と一緒に結婚式を迎えているように見えるだろう。
    これが単なる錯覚なのは分かっている。
    だけど、この任務は終わったとしても、彼女がずっと私についてきてくれるであろうことも、私には分かっていた……
    PKP「スターシルヴァー」より

  • 「そうだ。早くカメラを取っておいでよ。今なら満天の星を写真に収められそうだ。
     それに、君のウェディングドレス姿も撮影しなくちゃいけない。
     あ、以前ならこの季節には流星群が見えたはずだね。」
    「流星群?聞いたことある。大気圏に突入した彗星の欠片が燃え尽きて、空に自分の証を残す、そうだよね?
     あたしも自分の目で、その一瞬の煌きってのを見てみたいなぁ。」
    「その時、グリズリーが私のそばにいてくれたらいいんだけど。」
    「指揮官……分かったよ。指揮官がその時までに本当に大切な人と出会えるといいね。
     そうしたら流星群の下で一緒にドライブしようよ。何があっても、あたしは指揮官のそばに居るからさ。」
    グリズリー「星降る夜に」より

  • そこまで話すと、足場が急に下降し始めた。
    下降している間、日の光がステンドグラスを通り、M1014に投げかけられていた。
    私の目にはその姿は後ろにある天使像よりも神聖に映った。
     
  • 「M1014、君にそんな私も知らない一面があったとはね。
     今日天使に感謝すべきは、もしかしたら私かもしれない。」
    互いの思いは天使像を通じて入り交じり、正午の日差しも消えようとしていた。
    しかし天使の余韻は依然として、その輝きを失ってはいない。
    M1014「天使像前、高鳴る胸」より

  • 「君が決めていた定価で買わせてくれないかな。
     その代わり、所有権を私に移譲し休暇中はそのドレスを着ている姿を私に見せてほしい。」
    「……え?」
    「ドレスを着た君はとってもキレイだった、もっと見ていたいんだ。」
    「もう……指揮官ったら、本当の事を言うのはやめてよね!まったく、私がキレイなのは……当たり前じゃん!」
    スチェッキン「ミセスツバキのスペシャルサービス」より

  • 「青空、草原、ウェディングドレスが揃った。あと足りないものは二つだけ。
     一つはあたしの手を取ってくれる人、もう一つは……指揮官、なんだか分かる?」
    シミュレートで作り出された偽物の空の下、少女は狡猾な笑顔で私に尋ねた。
    神聖な白色のドレスは、彼女の柔らかくも眩い眼光を引き立て、私はその姿にうっとりしてしまった。
    そしてこの質問の答えを……私は知っているようだ。
    「シャンパンカラーの薔薇の花輪。」
    「え?何で知ってるの?」
    「私は鶯の妖精だからね。」
    「……」
    ……M950Aは私の回答に不満らしい。しかし、今考えていることは、恐らく私と同じことだろう。
    ──何故なら、シャンパンカラーの薔薇の花言葉は、あなたとお似合い、だから。
    M950A「鶯と薔薇」より

人形之歌

公式コミカライズ作品『ドールズフロントライン人形之歌』では
本編の指揮官に相当するキャラクターとしてジャンシアーヌが登場
また他の地域を担当している指揮官も協力者として登場する

人形之歌(wiki内ページ)

ジャンシアーヌ

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cv小松未可子
JS09地区794基地の新人指揮官
ウェーブのかかったショートボブで毛先にピンクのグラデーションが入ったアッシュブロンドの髪が特徴的
司令室の隅で寝ていたところをG36に叩き起こされるというポンコツな登場の仕方をする
新人指揮官ではあるがその実力は高く、グリフィンBBSでも有名人らしい
また人形を大切にする思いが一際強いことも伺える
主な部下:G36、M14、イングラム、FNC、FN49、MP5、MG3、MP-446、M1919、C96、P7、ぺぺしゃ、スコピなど
新人という設定を反映してかゲーム序盤で手に入る低レア人形が多め

その他の指揮官

  • 石軍(シージュン)
    石軍石軍
    cv三瓶雄樹
    601基地の担当指揮官、メガネで髪は刈り上げている
    面倒なことが嫌で兵役から逃げる、鉄血のデータ報告をカリーナに金で押し付ける、など面倒くさがりな行動が目立つ
    主な部下:SASS、NTW-20など
  • フョードル・カモロフ
    カモロフカモロフ
    cv星野充昭
    737基地担当の指揮官
    石軍とは反対に真面目な性格をした髭面の大男(23歳)
    主な部下:PPK、DP28、PKP、RPDなど
  • 川崎
    川崎川崎
    cv丸岡和佳奈
    メガネとマントを着けた女性指揮官
    片足が義足
    主な部下:PP-90、SR-3MPなど
  • フランクリン
    フランクリンフランクリン
    cv柳田淳一
    技術者の男性指揮官
    鉄血によるグリフィン本部襲撃の際は防御用の樹脂配合のために前線には出なかったが
    そのことを他の指揮官からからかわれていた

どるふろ狂乱編

  • 男性指揮官
    男性指揮官
    cv高橋信
    銀髪にモノクルの男性指揮官(作者:MADCORE)
    チュートリアル漫画でもおなじみで、漫画の作者にちなんでMADCORE指揮官とも呼ばれる
  • 女性指揮官
    女性指揮官
    cv奈波果林
    茶髪に低めのツインテール、鉄帽に軍服といった格好の女性指揮官(作者:AC130)
    スオミを呼ぶのに資源を7万溶かしたり、レア人形にコアを使い込むなどしていた
  • 赤髪の指揮官
    赤髪の指揮官
    cv苅谷瑠衣
    グリフィン制服を着た赤髪の女性指揮官(作者:MADCORE)
    ログボ人形のT65欲しさにものすごい顔を晒していた

その他

  • 初期PV
    初期PV
    初期PVにM4A1に手を差し伸べる指揮官と思わしき人物が映っている
  • 海猫のイラスト
    AR小隊
    AR小隊のデザイナー海猫絡合物のイラスト
    AR小隊メンバーと指揮官らしき人物が描かれている

*1 AA-12「指……揮……官?あのさぁ、そろそろ我慢の限界なんだけど!なんで寝っ転がりながら意味の分からない一人芝居してるわけ?しかも妙になりきっちゃってさ、マジでキモいんだけど……」
この一件よりあまいさんからはポエムに対して「キモ」とレスされるようになってしまった