真実の満月

キャラクター	カードタイプ	レア度
共通	能力	レア
フレーバーテキスト
真実を謳う満月の下、全てはとち狂った幻想となる。

解説

各色に1枚用意されている、5マナトリプルシンボルの能力カード。
初見では即死ダメージというワードに身構えてしまうが、その実態はデメリットに見合った強大な力を持つパワーカードである。

まずこのカードを使うと、瞬時に大量のバリアと火力バフを得る。
カード単体で、かつ即座に得られるものとしてはぶっちぎりに最強の効果であり、攻防共に大きく強化される。
バリアがある限りは防御にマナを割かず、攻撃に集中できるのが大きな利点であり、しかもここに大量の火力バフが乗る。
実際この攻撃力とマナ効率に耐えられる敵は多くなく、1章の道中程度なら、難易度Lであろうとも適当に攻撃カードを切るだけで悠々突破できるほどのパワーがある。

ちなみに能力カードは基本的に時間が経つほど恩恵を得られる物が多く、その性質上長期戦向けがほとんどだが、これは使った瞬間に全ての効果を得られるため、最高コストの能力カードでありながら短期戦にも向くという極めて珍しいカードになっている。
一方で長期戦は出番ナシかというと全然そんなことは無く、保留能力により押し切れると判断した瞬間まで手札にとって置ける為、大量のバフと合わせてリーサルまでのターン数を大幅に狭めてくれる。
アップデートにつき保留を失い、タイミングを合わせるのが難しくなった。しかし、代わりに得た充填によって使うべきでないターンで手札に来ても黒マナ1つを供給する最低限の働きはしてくれる。

上記のように利点だけ見ればまさに最強のカードだが、強大な力の代償か欠点も多い。

まずこのカードを使った後に特定の枚数カードをプレイすると、カウントが満たされた時点で即座に致死量のダメージを受ける。
防御やドロー、文々。新聞などの状態異常カードもカウントされてしまう為、これを使った後は出来る限り攻撃カードのみを使うのが望ましい。
一度計算が狂って防御等にカードを割いてしまうと、死へのカウントダウンが大幅に早まってしまうので、

• 敵の残り体力と自身のバフを計算に入れた攻撃力は？
• 山札に攻撃カードはどれだけ残っているか？
• バリアが割られそうな場合、どれだけのダメージを許容できるか？
• 防御やドローをした場合、カウント内に敵を倒し切れるか？

などなど、考慮すべき要素は多岐にわたる。

また攻撃カードを引かないと話にならない都合上、厄災や状態異常カードは天敵と言えるほど相性が悪く、1・2回ドローを邪魔されただけで加速度的に状況が悪くなっていく。
加えてバフ量があまりにも大きい為、脱力や脆弱化などの割合デバフがとんでもなく刺さる。1～2枚くらい余裕があるなと思って使ったら、脱力を食らって一気に死の瀬戸際まで追い詰められるというパターンも珍しくない。
グレイズ、光学迷彩、天衣無縫といった防御系バフも厳しく、削り切れず、かといって防御するわけにもいかず、にっちもさっちも行かなくなって詰んでしまう事も。

総じて「何らかの代償と引き換えに強力な効果を得る」という黒の特性を突き詰めたような内容になっており、一筋縄ではいかない上級者向けのカードであるが、逆に言えばこのカードを使いこなせるようになれば、立派な上級者の仲間入りと言えるだろう。

アップグレードするとバリア、火力、死へのカウント猶予がすべて強化される。
強化1回で得られる効果としてはまさに破格であり、最優先で強化しておきたい。

黒トリプルシンボルということでまずピックに出現するハードルが高い中、黒魔理沙ならハードルはクリア、ポーションとの相性も良く魅力的と言える。というのも、ポーションを筆頭に自動的に誘発するカードはプレイ枚数にカウントされないからである。
回数制限を無視しながら火力増強の恩恵のみを受けることができるため、ポーションを大量に仕込んで満月キャストに辿り着ければニヤニヤできることだろう。

死を回避する方法

2024年1月8日に行われたVer1.4.1アップデートにて、即死ダメージ効果がデバフによるものへ変更された。
これにより、あらかじめ加護?のバフを付与したり、後からデバフを消す事で即死ダメージを回避する事が可能になった。またフレーバーテキストの通り、天衣無縫でも死を免れる事が出来る。
亀甲地獄でも即死ダメージを無効化できる。
デメリットを踏み倒せるとバランスよく攻防を行いながら火力バフの恩恵フルに活用できるので、ぜひとも狙いたい。

詳しい解説はイベント・ホライゾンのページを参照。

変更履歴

余談

イラスト違いが存在する。

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