本作は負けて当然です
東方の原作もSlay the Spireもそうですが、東方光耀夜もその例に漏れず、やられ続けてプレイヤーが成長し、知恵と経験を積み重ね最終的には強大な敵を倒すというゲームです。
とはいえ、一般的にゲームとは勝ちたいもの。特に初心者の頃は満足に動けない→一方的にやられる→不公平感や理不尽を感じて萎えるというのがよくあるパターンです。
しかし本作はある程度大丈夫!StSには無かった低難易度や、プレイヤーが有利になる補正も用意されています。
様々な人が語っている事ですが、難易度を下げるのは悪い事ではありません。低難易度とはゲームに不慣れな方や、高難度への挑戦をニガテとする方にも楽しんでほしいと開発が用意したものです。
現在の難易度が自分に合わないと感じたら、誰に恥じる事もありません。遠慮なく難易度を下げましょう。
難易度を選ぶ
キャラクター選択の後、東方原作でもおなじみの難易度選択があります。
Easy、Normal、Hard、Lunaticの4種の難易度があり、左に行くほど簡単になるので、「Easy」を選んでみましょう。
ゲーム開始時の選択肢でEasyを選ぶと、追加で4つのボーナス選択肢が出現します。
オススメは一番下にある「燕の子安貝」です。ターン開始時にHPを5回復してくれるので、かなりの割合で被弾をカバーできるようになります。
本気モードを選ぶ
さらなる緩和要素として、「本気モード」があります。
難易度選択の画面で、左下にある玉匣(たまくしげ。玉手箱のこと)を選んでみましょう。
上から2つめに本気モードがあるので、ここにチェックを入れればOKです。
通常はどちらか選んでスタートする初期展示品を両方所持してスタートし、多いほうのマナが虹マナになる事でカードを使う上での色拘束もかなり改善されます。
なお一つ上にある「輝夜の秘宝」は、難易度Easyを選んだ時のボーナスを任意の難易度で得られるというものです。
高難易度へ挑む際の足掛かりとして便利なので、どれくらいの難しさなのかとりあえず覗いてみたり、戦略を立てるため偵察したいという時に便利でしょう。
運命を知る
難易度選択画面にて「運命を知る」を選択すると、ランダム選択の結果を選択前に知る事ができるようになります。
選択肢の右にある!マークにカーソルを合わせると、その選択肢を選んだ結果が表示されます。
運ゲーが苦手な方はお嬢様の加護を受けましょう。
戦闘をやり直す
鴉天狗がいるのに、攻撃カードを最初に使って無駄に被弾してしまった…
そんな時、ポーズ画面から「フロアやり直し」を選択すると、その戦闘の初めからやり直す事が出来ます。
画面の右上にある歯車のマークから、ポーズ画面へ入りましょう。
「フロアやり直し」を選択すれば、戦闘開始直後へ時間を巻き戻す事が出来ます。
カードを引く順番は変わらないので、良い初手を引くまで粘るといった事はできません。
また「時戻しの回数」がゲーム内情報としてカウントされていくため、リザルト画面にこだわる人は注意が必要です。
ある種のズルなので敬遠する方もいるでしょうが、本作は経験が何よりも重要です。
そして経験を積むという意味では、最初からやり直すのも、その場で戦闘をやり直すのも、得られる結果に大した違いはありません。
大事に温存したHPをワンミスで失い、やる気が萎えて放り出してしまうよりは、サクッとやり直して進んだ方が結果的にプレイ回数が増え、上達も早まります。
最高難度をプレイしてクリア報告を上げるのでもない限り、やり直した所で誰に責められる事もありません。遠慮なくやり直しましょう!