【関連項目】
→《守護獣》
地水火風の四大元素を司る四大守護獣の一。「風」を司る。
極めて俊敏な運動能力を持ち、ただ風を纏い敵中を駆け抜けるだけで魔族の一個師団を引き裂く程。
肉体的にもそうだが性格的にも物事を進める際に速度を優先させるきらいがあり、一言で言えばせっかちな気性。
風と大気を支配している関係上、二次的に大気の振動である「音」も司っており、優れた作曲家や楽師・歌い手に天啓を授ける役割も担うとされ、音楽を愛する人々から篤い信仰を受ける。
現身は四肢に鋭い爪を、背中に一対の刃を生やした白虎。また、その額に輝くルビーは幸運の象徴とされる。
ミーディアム(1stではパワープレート)の名称は“疾風の爪”。
四聖獣の一、白虎がモチーフと思われる。
1st
グルジエフ、ムア・ガルトと共にガーディアン神殿にて巫女たるセシリアと戦士たるロディとザックの心を試す。
ファルガイアに生きる多くの人々がそうであるように彼ら3人の心もこの時点ではまだ弱かったためにその資質を疑うも、魔族の再びの跳梁までに残された時間の短さを鑑み、彼らにパワープレートを託す。
マテリアル時の性能は敵すべてに風属性魔力ダメージ(技定数は通常8、ハイ・マテリアル時20)。
装備するとRESとPRYが上昇するので、セシリアに持たせると援護が素早くなるだろう。
2nd
ヴァレリアシャトー浮上直後から行けるようになる風虎穴でミーディアムを入手できる。
目玉はカスタムコマンドのピックポケット。使用者の運勢に応じて様々なアイテムを盗み取ることが可能となり、ゲーム終盤までお世話になる。
- 盗めるアイテムで特に重要なのは、
3rd
他の四大守護獣同様、堕ちた聖域にて契約を結ぶべく戦うことになる。
4ターンごとに放ってくるハイスピードリッパーをガードで凌ぎつつ、HP残量に注意して攻撃していこう。
グルジエフ戦の方が難易度は低いので先に「大地の唸り」を入手しておき、ギャロウズにペトリフィケイトを使わせると早く倒せる。
- 装備するとRESが上昇するのは過去作同様だが、今作はその度合いが大きい。エネミーに対し先手を取れるかが幾分微妙なギャロウズに装備させるとほぼ確実に先攻できるようになるし、攻撃アルカナ2種を持つ点も有効。
- インストールすると使用できるクイックが魅力。敵に先んじて動きたい場合に是非活用しよう。特に味方全員が先手を取ることが要求されるバラージュ戦では必須とも言える。
4th
本作では従来の設定とはまったく異なり守護獣は存在せず、信仰や伝承にのみ名前や姿を残すものだけであり、マテリアルやハイ・マテリアルで現れるのは守護獣そのものではない。
風のレイポイントでフェンガロンの姿を取って具現化するのはユウリィがバスカーの血統であり、彼女が幼少時に伝え聞いた話の守護獣をイメージソースとしているためである。
F
「鋭き爪よ、疾く風が如く駆け抜けよ!」
- マテリアル名称:ハイスピードリッパー
基本的なストーリー中の扱いは1stのそれと同じ。本作ではマテリアルはセシリア専用のフォースになっている点は注意。
グルジエフ、ムァ・ガルト同様に3人のうち一人との一騎打ちとなるが、攻撃は一切してこない。
累積ダメージがそのまま経験値になるので、低レベル攻略などでなければなるべくダメージが大きくなる攻撃をしよう。
- 防御が56と他2体(グルジエフ、ムァ・ガルト共に80)に比べ低いので、ロディかザックをあたらせるのが適当。
楽曲の守護者という性格を演出する一環か、スザンヌの夢枕に現れて不思議な鍵を授けたりもしている。