アメリカ RankI 中戦車 M4A1 Sherman
概要
アメリカ戦車の代名詞とも言えるシャーマン戦車でありここからM4A1、M4A2、M4A4、M4A1 (76)W?、M4A3 (76)W?と地獄のシャーマンシリーズが並ぶ。
必要経費
| 必要研究値(RP) | *** |
|---|---|
| 車輌購入費(SL) | **** |
| レベルMAX(GE) | *** |
| プレミアム化(GE) | *** |
報酬・修理
| SL/RP倍率 | 1.0 |
|---|---|
| 修理費用 | 1 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 24.0⇒34.3 |
| 俯角/仰角(°) | -12/18 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX) | 6.5⇒5.0 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 一軸 / 25 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 51 / 38 / 38 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 76 / 51 / 51 |
| 重量(t) | 30.6 |
| エンジン出力(hp) | 488 |
| 2,400rpm | |
| 最高速度(km/h) | 42/-5 |
| 視界(%) | 102 |
| 乗員数(人) | 5 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 76 mm M1 cannon | 1 | 90 |
| 機銃 | 12.7 mm M2HB machine gun | 1 | 600 |
| 機銃 | 7.62 mm M1919A4 machine gun | 1 | 3,000 |
弾薬*1
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | ||||||
| 75 mm M3 | M72 shot | AP | 6.3 | - | 619 | 91 | 88 | 78 | 67 | 57 |
| M48 shell | HE | 6.3 | 666 | 463 | 10 | |||||
| M61 shot | APCBC | 6.79 | 63.7 | 619 | 104 | 102 | 93 | 84 | 75 | |
発煙弾
| 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 範囲 (m) | 発動 時間 (秒) | 継続 時間 (s) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 距離10~1500m | ||||||||||||
| M89 | Smoke | 3.0 | 50 | 9 | 5 | 20 | 259 | - | ||||
迷彩
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
初期から(M72 AP弾)10mで91mm、100mで88mmもの貫通力を発揮する。ランクが低いこともあってか、貫通力不足に困る事は少ないだろう。同時に装填速度も各国の75mm砲の中では早く、口径も75mmあるため一撃で仕留める事も十分可能。更に小隊レベルを上げていく事によって手に入る「M61 APCBC弾」は10mで104mmと貫通力が上がり、更に炸薬入りなので貫通させれば大きな損害を与えることが可能。
また俯角(砲を下に向けれる角度)が良く取れる為、起伏の激しい土地でも難なく射撃が可能である。
そしてといえる砲塔上部にはアメリカ陸軍特有の主兵装と言える12.7mmM2重機関銃がある。
この重機関銃は貫通力が26mm前後あるためこれだけで航空機や軽装甲の対空車両や駆逐戦車、ランク1台の戦車の大半を倒せる。比較的脆い砲身や履帯や転輪導輪といったパーツに相応の弾数を撃ち込めば同格以上の戦車でも容易く損傷させる。射角も広く威力もそこそこあるため対空機銃としても十二分に使える。
以降のM4シリーズで12.7mm機銃を搭載している車両は多い。特に軽装甲の駆逐戦車や対空車両を迅速に無力化して処理する手段として非常に強力な武器になる。
【防御】
車体前面は傾斜装甲が施されているため実質70mm以上の防御性能があり、車体下部も丸みを帯びた形状の為か防御性能が高い。しかし、車体側面、背面(どちらも38mm)は薄い垂直装甲で構成されている為、注意が必要である。砲塔も小柄で丸みを帯びている形状の為にスペック表示以上の防御力を発揮している。特に砲塔前面に関しては正面を向いている場合90mm以上の装甲厚に達する。
なお、履帯上の切り立った装甲(50mm)を晒すことになるので、昼飯は避けたほうが無難。
些細な問題だが、履帯の上に張り出しているスポンソンの底部分の装甲が、かなり薄め(9mm)の戦車なので砲撃支援の至近弾の爆風がスポンソンの底から車内に飛び込みやすい。弾薬庫や燃料タンクが詰まっているこの部分はM4A1 (76)W?まで強化されない。他国の戦車なら履帯やサスペンションの損傷や無傷ですむ所が撃破に繋がったりするので、砲撃支援を警戒する必要がある。
※なお、史実にも書いてある通り弾薬庫が車体左右スポンソンに置いてあり、撃たれるとすぐに誘爆する
砲弾数を45発以下にすると砲塔内から砲弾が無くなり多少安全性が高まる。
【機動性】
軽戦車には敵わないが加速も良好で走破性が高く陣地転換にも困らない筈だ。
旋回性能は少しもたつくが、そんなことより後退速度が4kmしか出ないという中(重)戦車Pantherと同じ速度なため、機動性に酔って突出しないようにしたい。
史実
''シャーマン!シャーマン!シャーマン!シャーmゴホッオボッガハッオボボボボボn!
言わずと知れたアメリカの傑作工業製品名中戦車。性能は比較的高水準で纏まっており、量産性にも優れていた。若干車高が高いが、これはM3リー中戦車と同じく航空用エンジンを搭載したから。(A3からは戦車用のエンジンを搭載した。)
第二次世界大戦勃発時の1939年のアメリカ陸軍は陸上戦力が不足しており、アメリカ唯一の中戦車のM2も陳腐化していた。理由はアメリカがヨーロッパから大西洋を隔てていた事や、当初は中立的な立場(孤立主義)を取っていた事。だが、日米関係の悪化や、欧州でナチス・ドイツの侵攻によって幾つかの連合国が落とされてしまった。そうなるとレンドリース法で他国に戦車を送ったり自国(アメリカ)も参戦せざるを得ない状況になるかもしれなかった。となると、火力の確保が最優先だったが、当時のアメリカでは大直径の砲塔リングを量産できる体制が構築されていなかったのだ。そこで、M4が開発されるまでの繋ぎとして車体に75mm砲を搭載するM3中戦車が先行生産された。その後、M3のシャーシをベースに75mm砲を搭載した大型砲塔を持つ新戦車T6の開発と同時に航空・自動車産業を中心に生産体制の整備が急ピッチで行われた。そしてT6は晴れて1941年10月にM4中戦車として制式採用されたが、鋳造生産能力の不足からT6と同じ鋳造一体構造の上部車体を持つM4A1と板金溶接車体のM4とが同時に量産される事になり、M4A1はアメリカ参戦直後の1942年2月から量産が開始され、M4は1942年7月から量産が開始された。
ちなみに本来は対空機銃として砲塔上に装備された自由度の高い車載機銃はM2機関銃がもともと優秀なだけあってすこぶる好評であり、レンドリースで手に入れたソ連でも車高の高さは欠点だが頭の奴は強いとして評価が高かった。
車体の数を用意できたためたとえ一丁でも航空機に少なからずのダメージが与えられるだけでなく、対地として対人のみならずトラックなどの軽装甲の目標を破壊するのに適していた。
使用中は狙撃される危険も大戦後のリモコン方式で解決し、とりあえずポン付けできる手軽さの割に非常に有用なことから国を越え、戦車に限らず多くの戦闘車で従来の使い方に加えて戦闘ヘリに対する対抗装備として使われるなど、今となっては先見の明のある優れたアイデアであった。
ちなみに車体機銃は第3世代になるとその自由度の少なさ、車内スペースの悪化、複合装甲による加工の難しさ、コスト増加、防御低下などの問題により廃れていった。
小ネタ
ご存じの通り、M4シャーマンシリーズは世界で最も生産された戦車の一つであることに間違いない。シリーズすべてを通して約50000両生産されており、世界大戦中はソビエト領内の工場でライセンス生産されたエピソードもある。最初期型M4(1941年製造)からおそらく最終型(といっても魔改造されているが)のM-51(1980年代)まで、休む間もなく走り続けるとは戦車も思っていなかったであろう。
外部リンク
コメント
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- 足回りがゴミすぎる。後退5km/hって舐めてんのか...? -- 2024-05-11 (土) 17:33:12
- この戦車戦でミラクル起きたまず、マウスの120mm砲弾弾いてそのマウスを撃破した😂 -- 2025-02-12 (水) 22:52:15
- そうですか、わいは素手でマウス仕留めたぞ -- 名無し 2025-05-06 (火) 09:09:30
