ソ連 RankVIII 軽戦車 Object 685
概要
イベント【NEW GENERATION】にて実装されたガチャ限定車両。
Object 906の85mm砲をT-55Aと同等の主砲に置き換えた物である。そのためAPFSDSが使用可能となり、相手より早く弱点を撃ち抜くスキルがあればRankⅨの車両を正面から撃破することも不可能ではない。しかし口径が大きくなった代償に装填速度が低下している点は要注意。
機体情報(v1.17.1.14)
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 28.6 |
| 俯角/仰角(°) | -4/17 |
| リロード速度(秒) (自動装填) | 6.0 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 / 75 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 60 / 43 / 43 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 43 / 43 |
| 重量(t) | 16.5 |
| エンジン出力(hp) | 455 |
| 2,000rpm | |
| 最高速度(km/h) | 77/-23 |
| 視界(%) | 74 |
| 乗員数(人) | 3 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 100 mm 2A48 cannon | 1 | 40 |
| 機銃 | 7.62 mm SGMT machine gun | 1 | 2000 |
弾薬*1
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| 100 mm 2A48 | BR-412D | APCBC | 15.88 | 100.1 | 887 | 239 | 236 | 220 | 202 | 185 | 170 |
| 3BM25 | APFSDS | 3.4 | - | 1430 | 335 | 330 | 307 | 290 | 275 | 260 | |
| 3BK17M | HEATFS | 9.96 | 1170 | 1085 | 390 | ||||||
| OF-412 | HE | 15.0 | 1460 | 880 | 27 | 27 | 26 | 24 | 23 | 21 | |
発煙弾
| 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
| 3D3 | Smoke | 15.6 | 0.050 | 880 | - | |||||
装備
| 設置場所 | 装備名 | 説明 |
|---|---|---|
| 車体 | 水陸両用 | 水上走行が可能 |
| 砲塔 | 発煙弾発射機 | 視界前方に煙幕を張る |
| 主砲 | 二軸スタビライザー | 移動中の砲の垂直と水平方向への揺れを軽減 |
| オートローダー | 一定の速度で装填可能 これは装填手に依存しない |
小隊ツリー
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
本車はAPDSが使えない事以外はT-55A同じで、主砲も100mm D-10T2S砲とほぼ同性能の100mm 2A48砲を装備している。したがって、主砲の運用はT-55Aと同じである。違う点としては、俯仰角がそれぞれ1°減っているため地形適応能力が更に悪化している。
主に使う砲弾は3BM25(APFSDS)で、この砲弾は最大貫徹力335mmと、ここだけ見れば西側諸国で広く使用されている105mm DM23(APFSDS)と大差は無いが、ソ連RankⅧで使用できるAPFSDSは初期の物のため傾斜装甲に弱く、傾斜のついた車体を撃った際に跳弾や非貫通を引き起こす事がある。また弾頭重量が3.4kgと同Ramk車両の中で最も軽く、先ほどのDM23と比較しても加害範囲に大きな差が出る。しかし本車にはその弱点を補えるこの6秒固定のオートローダーを搭載している。即応弾は13発であり、それを6秒間隔で撃ち出せるため手数で相手を圧倒して撃破する事が出来る。
本車の砲塔旋回速度は37.6°/sと軽戦車としては遅めの数値であり、駆動系を壊された際に相手のいる方向への旋回が間に合わずに撃破される事がある。
【防御】
本車は水陸両用車なため、Object 906と同様に正面装甲を機銃に抜かれる程薄い。砲塔のスペック表の最大装甲厚は50mmであり、12.7mm機銃を防げるかと思いきやそんな事ない。というのも本車の車体・砲塔には合金ABT-101が装甲として使用されており、防弾倍率は0.38なので実際の装甲厚は19mm程しかない。なので7mm台以上の機銃や機関/戦車砲には容易に抜かれてしまう為、遮蔽物を駆使しての戦闘を行おう。
また砲塔後部に弾薬が 縦に集中しているため正面からの被弾時に誘爆率が高めである。
【機動性】
本車は868馬力に重量は16.5tで出力重量比は52.6hp/tと加速性能や前進速度は軽戦車らしく良好な機動性を有している。
また後退速度が-23km/h出せること、ソ連車両でありながら超信地旋回が可能といった特徴を有している。
史実
ソ連が旧式のPT-76の生産を終了した後、ソ連技術者たちは軍からの一連の要件に基づいた代替車両の開発に着手した。要件はそれぞれ3つの異なる設計局に送られ、各局は与えられた要件に基づいた独自の車両を開発した。
その内の1つであるObject 788は、軍からの要件を満たせておらず、いくつかの重要な機能が欠けていたため代替車両競争から早期に失格となった。他2つの設計であるObject 685とObject 934はどちらも軍からの要件を十分満たしているとみなされ、その後も開発が続行された。1970年代半ばまでに両車両が試作され、試験されたがどちらも軍からの興味を十分に引くことが出来なかったため試作されただけに留まった。しかしこの2両は試作車両の段階を通過できなかったにもかかわらず、両車両の設計ノウハウは後にObject 688(正式採用時の名称はBMP-2)、BMD-3、2S25 スプルートSD(BMD-3がベース)等のソ連戦闘車に活かされた。これらの車両は当時PT-76、BMD-1、ASU-85を保有していた空挺部隊向けに製造されていた。大きさと主砲のせいでPT-76よりも重くはあったが、油気圧サスペンションを装備した事によって空輸時に車体を小さく出来る事が特徴だった。
小ネタ
水陸両用車両なのだが今現在、水上では全速力で前進し続けなければ水没するとんでもないバグがある。
全速航行中であっても水没判定が出ないギリギリの状態を維持しているだけなので減速したり車体が揺れる操作(継続した旋回操作や主砲使用等)は厳禁である。
僅かでもエンジンが損傷していた場合、浮上状態を維持するのに必要な速度が足らず水没してしまうので絶対に水に入るのは避けよう。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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- この戦車普通に強いから好き -- エンドラ? 2024-09-14 (土) 15:20:56
- TOW2Bには勝てません() -- 2024-09-15 (日) 02:04:55
- こいつAPCBCメインで使った方が強いな…ローダーと炸薬の安心感が凄いし、そもそも基本このランクになると東側以外は柔らかい奴ばっかりだから裏取り前提のこいつでわざわざ貫徹も加害もショボイダーツをメインで使う意味がない。 -- 2025-04-07 (月) 12:59:47
- ケツに弾薬あるのゴミ。掠っただけで爆死する -- 2025-07-12 (土) 22:10:58
- こいつはダーツとAPCBCどっちメインで使ったほうがいいの? -- 2025-11-18 (火) 17:09:44
- ダーツの方がいいかな -- 2025-11-18 (火) 17:28:46
- ダーツが傾斜に弱すぎる。TAMの砲塔正面で3発防がれた。APCBCの方が安定するな。 -- 2025-12-12 (金) 11:38:54
- T-55Aとかならともかくこいつは側面裏取り運用前提の軽戦車だからな。確殺率高いAPCBCをわざわざメインから外す理由がない -- 2025-12-12 (金) 13:19:54
