イタリア RankIX 軽戦車 Centauro I 105 ROMOR
概要
日本のType 87 RCVにスタビライザーを付けた代わりにいいところを全て潰した様な車両。
車両情報(v2.*)
必要経費
| 必要小隊レベル | 10 |
|---|
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 57.3⇒81.9 |
| 俯角/仰角(°) | -10/60 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX) | 10.4⇒8.0 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 / 75 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 72 / 52 / 38 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 40 / 40 / 40 |
| 重量(t) | 26.0 |
| エンジン出力(hp) | 550 |
| 2,300rpm | |
| 最高速度(km/h) | 119/-24 |
| 視界(%) | 136 |
| 乗員数(人) | 3 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 25 mm Oerlikon KBA B02 cannon | 1 | 400 |
| 機銃 | 7.62 mm Beretta MG42/59 machine gun | 1 | 4500 |
弾薬*1
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| 25 mm Oerlikon KBA B02 | 規定 | APDS/HEI-T*/HEI-T* | 0.19 | 54.4 | 1335 | 80 | 79 | 73 | 67 | 61 | 55 |
| M792 | HEI-T*/HEI-T*/HEI-T* | 0.19 | 54.4 | 1100 | 7 | 6 | 4 | 3 | 3 | 3 | |
| M791 | APDS/APDS/APDS | 0.13 | - | 1335 | 80 | 79 | 73 | 67 | 61 | 55 | |
| PMB 090 | APFSDS | 0.1 | - | 1385 | 92 | 90 | 83 | 75 | 62 | 58 | |
弾種
| 名称 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| HEI-T* | 0.19 | 54.4 | 1100 | 7 | 6 | 4 | 3 | 3 | 3 |
| APDS | 0.13 | - | 1335 | 80 | 79 | 73 | 67 | 61 | 55 |
| APFSDS | 0.1 | - | 1385 | 92 | 90 | 83 | 75 | 62 | 58 |
装備
| 装備場所 | 装備名 | 説明 |
|---|---|---|
| 車体 | 複合スクリーン | 複合スクリーン:30mm 運動エネルギー弾耐性:側面5mm 科学エネルギー弾耐性:側面5~6mm |
| 外部装甲 | 背面に6mmの高硬度延鋼装甲 | |
| 砲塔 | 発煙弾発射機 | 視界前方に煙幕を張る |
| 主砲 | 二軸スタビライザー | 移動中の砲の垂直と水平方向への揺れを軽減 |
搭乗員
| 搭乗員名 | 説明 |
|---|---|
| 車長 | 砲手が気絶した際に砲手の役割を代行する |
| 砲手 | 装填手の役割を兼用する |
小隊ツリー
| 前車両 | Centauro I 105 R |
|---|---|
| 次車両 | SIDAM 25 |
解説
特徴
【火力】
Type 87 RCVに2軸スタビライザーを付けた様な感じで、行進間射撃がしやすい。
【装甲】
車体正面はAMXの同軸20mm機関砲、IFVのAPDS程度なら防げる。ただ砲塔正面はズバズバ抜かれる。車体側面は言うまでもない。そして本車は似た性能の87式偵察警戒車と比較すると殆どの面で劣っている。
87式偵察車の良さは搭乗員が5人と多い事と被弾面積の小ささと隠蔽性*2の高さだが、本車はその良さを全て潰しているのである。搭乗員は3人で車体は前車並みに大きいため被弾面積、隠蔽性共に悪化している。しかし被弾面積が大きくなった事で砲塔から後ろがスカスカであり、ここを撃たせてから相手に被害を与えるなんて事も出来るかもしれない。
【機動力】
前車と同じ。高機動、機関砲なので裏取りするのがいいだろう。
史実
OTO Melara/Iveco VBCは冷戦後期に開発が開始された。1995年、OTOメラーラとイヴェコによって製造されたB1 チェンタウロ駆逐戦車の開発直後、イタリアは、さまざまな役割や状況に適応できるようにチェンタウロの車体を流用して他に何か出来るかに関心を示した。これは部分的ではあるものの、イタリアが最終的に軍産複合体においてある程度国産設計を実用化できるようになったからである。冷戦が激化する一方で、主に第二次世界大戦後の法律が効力を失ったことにより、イタリアは急速に再軍備を開始し、OTOメラーラなどの軍事企業は軍事プロジェクトに取り組み続けることができるようになった。
B1 チェンタウロの製造中、イタリア国防省は、チェンタウロを改造し、さまざまな役割に合わせて多くの異なる武器システムを装備し、より汎用性を高めることを目的とした一連の計画を開始、そのうちの1台は、(Veicolo Blindato da Combatimento:VBC)(英語で戦闘用装甲車両)と名付けられた。VBC計画から生まれた最初の車両は、B1 チェンタウロの車体に僅かに変更を加えただけの物で、後にOTO TC 20砲塔を搭載し、自動20mmラインメタル Rh202砲を装備した物も誕生した。別の派生型では、当時OTO TC 25 Hitfist砲塔として知られていたものを取り付ける予定で、これはエリコンKBA 25 mm自動砲を備えており、この砲塔は既にVCC-80 ダルド歩兵戦闘車に装備されていた。これらの車両は軍用車両の展示会で大々的に展示されることになったが、最終的に国防省からの関心を得ることは出来なかった為、新たな車両が作られた。その計画ではVBCとしても知られていた次の車両は、車体が大幅に変更され、主な変更点は車両後部に歩兵を輸送するための適切なスペースとOTO 60 mm HVMSとして知られていた新兵器システムの導入であった。しかし残念ながらこの車両の開発は中止された。
2000年代に入るとOTO メラーラはイヴェコと協力して、VBCとしても知られるIFVの新しい計画を発表。これは、前の計画の初期段階で得られた技術的ノウハウの多くを使用する2番目の試作車両となった。主な変更点はベース車体から大幅な変更を行い、乗務員室はより多くのスペースを確保するために作り直され、車両の装甲も強化された。速度に関しては、新型エンジンが搭載され、道路では時速105 kmを超えることができた。この車両は標準的な B1 チェンタウロよりも車体がデカく、最新の技術が搭載されていましたが、試験目的でOTO メラーラに試作車両にVCC-80で使用されていたOTO TC 2 5Hitfist砲塔を装備した。砲塔は大部分が同じで、TOW ATGMを搭載する機能は引き継がれ、試験中にも使用された。標準的なダルド砲塔との唯一の違いは、砲塔屋根の上に追加の7.62 mm機関銃が取り付けられた事だった。この車両は最終的には「フレッチャ IFV」プロトタイプとして認知されることとなった。厳格な審査の後、OTO メラーラは最終的にダルド砲塔を取り外し、イスラエル製のスパイク ATGMを発射できるより近代的な砲塔に置き換えることに決定した。2009年までフレッチャ IFVは運用されていた。
小ネタ
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- この子、なにも考えずに突撃した方が強いかもしれん -- その辺の戦車兵 2025-01-13 (月) 09:37:20
