日本における「認知の歪み」
※ 以下、複数の話題がクロスするため、転載時にかなりの部分を改稿・修正しています。 ※
※ 未修正のものが読みたい方は、リンク先の元発言をご覧ください。 ※
※ 重要と思われる点を太字で強調しました ※
日本OS備え付けのセキュリティホール
ですがスレ避難所 その373
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/36360/1596040830/
755 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 12:22:09 ID:
上で、韓国における小中華思想や認知の歪み、
そしてそれらが現代の韓国外交に落としている影という話について延々と議論した。
では、日本にも同じような認知の歪みとか、
エラーを起こしてるOSのようなものってあるんだろうか?
760 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 12:38:44 ID:
>>755
エラーとは少し違うけど、日本OS備え付けのセキュリティホールなら思い当たる所があるぬ。
①「祭政の分離を大原則とする伝統的体制(明治以降は立憲君主制がドグマ)」
②「祭政一致による権威・権力の大統合(大陸型の集権体制)」
この派閥の対立
いわゆる戦前の大陸派が②で、
明治維新の際に身勝手な極彩色の夢を見た(そして当然叶わなかった)連中を中核に
有象無象が寄り固まって策動して帝国政府を機能不全に陥れてる。
この辺りの大雑把な構図は福沢諭吉が「文明論之概略」の中でざっくり簡潔にまとめてるので一読をオススメ。
「三酔人経綸問答」より先に読んでおいたほうが把握が捗ると思う。
771 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 14:08:24 ID:
>>760
個人的に疑問なのは、なぜ明治憲法に政祭分離を明記しなかったのかという点だわ。
これのせいで、後々天皇の統帥権問題やら天皇機関説問題やらが燻り、
国が分断したり軍が暴走したりしたわけだからなぁ。
明治憲法が制定された時代の国際情勢を振り返ると、当時最新の憲法はプロイセン憲法だった。
(釈迦に説法だろうが)プロイセンは専制君主制であり、国王の下に行政・議会・貴族・軍を統帥するという憲法で、
実際に普仏戦争に勝利するなど有効性を実証していた。
明治政府がプロイセン型の専制君主制を理想としたのは間違いないだろう。
でも日本の歴史を振り返ると、
千年近く天皇と幕府で政祭を分離するという制度が実際に機能していたわけで。
理想よりも実際の方を重視して憲法を起草すべきだったのでは?
776 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 14:51:03 ID:
>>771
それは「日本OS備え付けのセキュリティホール」と絡むんで長くなるで。
日本における「認知の歪み」の話、
何故日本では上からの押し付けによる小中華思想的な歪みのようなものが生じず、
別な意味でもっとアレな方向に行ったのかという話と、
当時の空気感・幕末頃の感情的な意味での対立に起因する話にも繋がるんで。
当時の日本の状勢と国内事情、
同時代の人があえて触れない黒歴史みたいな奴? のおかげで醸成された、現代の視点からはなんとも言い難い話になるのよ。
775 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 14:43:35 ID:
>>771
「何で幕府をまた作らにゃならんのだ」が大意かと。
幕藩体制の対処能力不足を見てるが故の「王政復古の大号令」ですので。
建前上は天皇が全てを統治する体制でなければならなかった。
そして天皇は祭祀と切り離して存在できないような存在。
故に明治維新直後は大陸型そのものの祭政一致が望まれ大教宣布の詔まで出されている。
ここから数度の政変を経て立憲政治への移行が始まるけど、
忘れちゃいけないのが、この過程でパージされた連中が在野あるいは元老院や宮中、はたまた公家衆として
口先だけはうるさい生まれたての言論界に受け入れられていたことを忘れちゃいけないと思うのですわ。
(このあたりが高度国防国家論とか北一輝とかに繋がっていくのを見てると眩暈がしてくるけど)
個人的に、帝国憲法を改正して今の日本政府みたいな首相の強大な権限を付与するタイムリミットって
原敬が首相でいる頃だと思うんですよ。
のちに明らかになった帝国憲法体制の矛盾を伊藤公が分からぬはずもないし、
事実、統帥権に公式令をぶつけて事実上の文民統制まで実現してますから。
山縣公の恐怖感で台無しになってますけど。
つくづくハルビンで暗殺されたのが惜しまれる。
あと大正期というボーナスタイムを空費しすぎ。
782 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 15:39:35 ID:
>>771
>>775
「国家の統治権は天皇が総攬する」
これが本質よ。
明治憲法で敢えてそれまで不文法としてルールになってた天皇の統治大権明示して、
版籍奉還で天皇の手に戻った土地と人民に対する統治権を改めて明文化してるでしょ。
「(土地を巡る諍いを私法で裁定する)行政権を掌握した権力者の家政機関(≒幕府)の否定」がまず底流にあるんよ。
幕末から明治にあった論を強引にまとめるけど
①天皇から大政委任される形で執られる代表的君主政
②天皇の官制大権に基き執られる直接的君主政
②から官吏を公選し、参与となれる人材らを(藩との関わりを断たせた)朝廷の直臣として、
①の、大政委任された者の元で、各藩の地縁で繋がった人材を議長とする諸侯会議を設けて
一国二政体化する形で国を二分するような政変の出現を阻止した。
その上で武家復権の目を完全に葬ったんだわ。
よーするに、天皇親政の大前提のもと、
天皇が国民の協力を得て公議輿論(公論のもと議会による合意形成)に基き
日本という地域国家全体の意思形成及び統一を図り国家を統治するという
「君民共治」像を打ち出したわけ
これで、大政奉還時の徳川慶喜のビジョンの延長線上にある
「藩」という半独立国の連合的国家的な日本像を全否定したわけやね*1
>>755、760と絡むけど、
(連合的国家的な日本像を全否定した理由の)根底にあるのは
日本OS備え付けのセキュリティホールをぶっ叩く心理的エラーのトリガー
「一度得た土地(田畑)に対する執着心」に起因する問題を抑止するため
といえなくもない話やね
ここらは幕末からの公議政体論と明治維新・征韓論政変に繋がるんで厄介なんだ
783 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 15:51:30 ID:
明治維新の時に使われた
「半独立国たる藩が中央政権から介入を受けずに反乱起こせる武力を蓄積できる」セキュリティホールを潰した
わけだな。
784 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:05:38 ID:
>>783
そーゆーこと
その為に、他の脅威を廃して地域間対立を乗り越え、
日本という統一政体の国家像を早急に設けなければならないが故に
「祭政一致による権威・権力の大統合(大陸型の集権体制)」の色彩を強めたといえる。
これが「なぜ明治憲法に政祭分離を明記しなかったのか」の答えに繋がるわけやね。
国の統一の為、歴史的不文律だった統治大権の由来が天皇にあることを明示して
日本という国の軸をそれこそ天皇中心とした神国という所に求め前面に打ち出したわけだ。
780 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 15:04:18 ID:
帝国憲法を改正するタイムリミット
「日露戦争以後だと軍部の権威が大幅に向上しているので、明治憲法体制の改変は無理」という意見もある
日清~日露の間に、しっかりと首相権限の強化・明確を進めるべきだったかなと
日露戦争以後だと、戦勝のために明治憲法体制そのものが祖法化してしまうので改変は確かに無理かな・・・・
784 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:05:38 ID:
>>780
藩という単位を経験したものがまだ残ってる時期で
「連合的国家的な日本像を全否定」に至ったかの判断材料でもある
・諸外国の内政干渉阻止
・介入を招きかねない複数政体の並立
に繋がりかねない勢力出現を抑止するという大前提があるからな
日本のまずいところは、
もともとは暴走抑制の為に「祭政の分離を大原則とする体制」を構築してきたわけ。
>>771が千年近く天皇と幕府で政祭を分離してたって点指摘したように
日本は本質的には、暴走抑制の為に権威と権力を分離することをよしとする体制を構築してきたのよ
だけど、なによりもまず当時の諸外国(西欧列強)の脅威圧力に対抗しなければならないという状況下で
自己の政策の正統性を公議輿論に拠るものとした明治憲法体制下で
それまでの日本では無理だったであろう
「外敵を退ける(日清・日露戦争の勝利)という成功体験」ができちゃった。
ある意味本邦の政体としてイレギュラーな”天皇親政を名分とした体制下で外敵退けた成功体験”にオールして、
「大陸進出+土地の執着心」が合体したとなると、本邦の戦前の失敗の底流のアカン感に直結する線が見えて来るやろ。
788 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:19:03 ID:
>>784
大陸進出後、本国のコントロール下から離れた
自主判断を求められる経験を蓄積した軍からアカン連中が出てきたのは
本邦の歴史的に遠隔地に行った武士たちに類したパターン。
いわば明治維新の時に使われた
「半独立国たる藩が中央政権から介入を受けずに反乱起こせる武力を蓄積できる」
セキュリティホールに落ちたわけだ。
これは日本で旧軍が武士を廃したのの揺り返しみたいなものよな。*2
これらの歪みは、朝鮮併合と大陸権益取得により、当時の日本がいわば巨大な半島国家となったことに由来する。
戦前の大日本帝国は、大陸に得た土地・権益を守るための緩衝地帯を求めた結果、
今の韓国の立場を巨大化・先鋭化したような状況に自ら陥ったわけだヽ(´ー`)ノ
>>787が触れてるけどさー
この歪みに至るとこは、シャレにならんほどあかんのや
792 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:47:05 ID:
>>784
明治憲法体制といういわば「外敵に対する緊急避難的な体制」が恒常化し
まずい形で大陸の「資産」を手にしてしまったことが
戦前の体制の変革を阻害したのでは、と個人的には見てるかぬ
そして律令制を始めて以来の本邦のアカンとこ
「施策方針を根底から覆す法の抜本的改訂を極度に嫌う」とこが
土地への執着心と合体事故起こしてどうしようもないこととなった。
という感じ。
この「資産」というのは「物心双方」と、「ものの見方・枠組み」に関わるものだが
そのおかげで思想的な意味での軸を作り切れなかった。
説得力ある世界観ビジョンの提示に失敗したのが戦前のまずいとこだと思う。
今日掲げられてる
「自由で開かれたインド太平洋(Free and Open Indo-Pacific)」政策みたいな
説得力をもって共感持てるビジョンを提示出来てなかったやん?
戦前はそういうものを打ち出せるような人材涵養できなかった。
戦前の日本はそういうものを許容出来る社会の余裕がまだなかったし、
諸々の制約でどうにもならなかった。
そういうとこなんだと思うよ。
798 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 17:04:42 ID:
>>792
ああ、日本が大陸にのめり込んだのって半島国家化したって見る事もできるんだ。
確かに日清戦争後はそうなっていった気がする。
795 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:58:55 ID:
>>788
支配領域を拡大すると、占領地や強大な隣国と接する遠隔地では
実力(軍事力)主体の統制をしなければならないが、
その軍事集団(サツマーや関東軍)は確かな実力を持つが故に
中央政権の権威に服属しないし自分達の王国を求めて暴走する*3、
というパターンはローマやら中国の中央と辺境のお約束の相似形でもある。
距離と通信速度の関係上、辺境で現場に決定権を持たせなければ回らない人間組織あるあるなんだけど、
これを抑止しようとすると、実力本位ではなく現地指揮官の血縁選出による弱体化などが起きて
なかなかうまくいかねーのよな。
781 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 15:29:18 ID:
明治憲法の欠陥も幕末の公儀世論の流れと関わってるし、
さらに言えば江戸時代中期のキリスト教政策あたりにも絡んでくるので面白いところではある
まあ面白いってのはイコール「めんどくさい」のと同義でもあるんだが
787 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:11:52 ID:
思想的な背景については亡命明国人による大陸朱子学の持ち込みから始まって
水戸史学、攘夷から学習院まで絡むんだけど、オレ正直ここだけは触りたくない。
京都の関係とか南朝贔屓の流れとか色々ちょっとアレなんだわ。
なんでこの方面ではパスを宣言したい。
色々ね、うん、色々あるんだ……。藪の中が多くてなぁ……(遠い目
785 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:07:32 ID:
しかし現行の日本国憲法って良くできてるよなぁ
少なくとも幕末のような幕藩体制が復活する自体は予防できるし、
戦前のように統帥権問題でクーデターが起きる心配もない
なにより、首相の権限が大きく強化された点は評価したいわ
ですが民にとって目下の懸念は、憲法9条問題とか軍法会議設置できない問題だろうけど
前者は内閣法制局の拡大解釈によって、後者は自衛隊法や刑事訴訟法の改正によってなど、
アップデート方法はないでもないし
皮肉ではなく、こんな素敵な憲法考えた奴天才だろ
786 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:10:37 ID:
改正が必要なのにしないというのは運用の問題だしなぁ
完成度が高いけどやっぱ今の時代に九条があっていない
790 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:25:48 ID:
大陸進出時の日本の挙動は半島国家のそれ、か。
ただ海洋国家同士の同盟的な結び付きが日本に持ち込まれるの自体がWW2後の冷戦構造によってだし、
中~露という近過ぎる敵性勢力圏からの防衛を意図していくと、
どうしても大陸国家的挙動が入り混じって半島国家化するのは避けられなかった感じだろうなあ。
794 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 16:53:17 ID:
>>790
いや戦前も日英同盟と言う形で海洋国家と同盟してたし、
南下する露を止めるには大陸進出以外に無いだろう。
露が南下してる頃は航空機すらない時代だったから
日露戦で少数の通商破壊する水上艦の駆逐に苦労したわけで、
押しとどめるには北の不凍港に制限するしかないから
必然的にロシアの陸上勢力南下を阻止するべく大陸に陸軍拠点が必要になる。
796 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/08/09(日) 17:01:21 ID:
>>794
だがそのロシアというランドパワーの南下進出を抑止し得る大陸の軍事拠点というのはな
本邦が自国のみで担う必要は本来ないのよ
満州あたりに真っ当な国があれば良いし、本邦の友邦ならなおよい。
当時の大陸勢力には、それがまったく期待できなかったのが本邦にとっての蹉跌よな。
どんな認識エラーが発生するか?
民〇党類ですが二週間後は来年です
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1608454248/
8 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/20(日) 18:37:35.21 ID:
前スレの
フランス人が日本に戻って心底感じた「自由」 同じコロナ禍でもフランスとは様子が違う
https://toyokeizai.net/articles/-/397366
>フランスでは人口が日本の半分なのにもかかわらず、コロナによる死亡者がすでに5万5000人に達しています
第二次大戦の郡民合計の被害者数55万のわずか1割
まだまだ行けるって
しかしアイツら民間だけで35万も死んでるんだけど連合軍の攻撃の巻き添えかな?
16 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/20(日) 18:47:00.34 ID:
>>8
日本で最も重要なのは、他人の目にどう映るか、人が自分たちをどう見るか、世間や社会が自分たちをどう見るかということです。
これは罰金よりはるかに強力です。
まだ『菊と刀』のばらまいた偏見の影響が・・・コロナよりこっちの方が不快だわ
なんでヨーロッパ人もアメリカ人もシナ人はチヤホヤするのに日本人には偏見と敵意むき出しなのかね
136 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/20(日) 19:39:17.06 ID:
>>16
彼ら西洋キリスト教圏(大雑把過ぎる分類ではあるが)にとって、
道徳の源泉は「自分は造物主より見られている、という意識」による所が大きいからだな。
異文化との接触と分析において、自分たちの価値基準と同質の存在、同種の構造を探してしまい、
そして「発見してしまう」のはよくある凡ミスに過ぎないと言える。
この問題、実は突き詰めていくと根本的に回避不可能なので色々面倒くさい。
むしろ『菊と刀』は
「伝統的な米国WASPの視点から日本を見た場合にどんな認識エラーが発生するか?」
著したという点で素晴らしい名著だと思う
151 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/20(日) 19:48:12.98 ID:
>>136
日本人がアメリカWASPを分析した時にはどう映るかな
佐藤賢一は『アメリカ第二次南北戦争』でオウム真理教だと結論したけど
165 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/20(日) 19:54:36.85 ID:
>>151
正直分からん。
ただ、完成したWASP像は日本人的価値観の影響でハッキリと歪むだろうし、
その歪みから日本OSの逆解析を行うことも可能となるだろうとは思う。
大前提として中立的な観測地点はこの世に存在しないから、
「WASP側の立ち位置にとっての有益な情報」という形での逆解析になるんでないかな。
309 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/20(日) 21:09:05.94 ID:
>>151
類似性を無理矢理見出して失敗するのは、どの文化から異文化を見ても発生するものだよ。
本邦が現在進行系で朝鮮に対しての失敗が一例。(錯誤から脱却しつつあるが)
なお逆の朝鮮から見た日本で朝鮮側も失敗しているね。(こっちは無理っぽい)
344 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/20(日) 21:22:47.87 ID:
>>309
どういう言葉で表現すべきか迷うが、
朝鮮社会の迷信・信仰には抽象的な上位構造…とでも呼ぶべきものが全くの不在だからのう。
単純な学力で優秀な人間であっても、
文化社会といった曖昧な対象の分析では最も低級な素地に拘束を受けるものであり、
つまりは錯誤を承知で類似性を見出すことすら出来んのだな。
類似からの比較を取ろうにも対応する複雑さが分析者の内部に存在しない。
日本側からの分析が「ありもしない複雑さ」を韓国側の行動の原因として探していたのと同じように、
彼らは「ありもしない単純さ」を日本側の行動の原因に探し続け、今も失敗し続けているのであるな。
どうしても脱却は無理だわな。
356 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/20(日) 21:32:12.55 ID:
>>344
文化的な素地が違うのもそうだが、言語的な所が大きいとも感じますね
西洋がラテン語ギリシア語を古典として文化を築いてきたように、東洋は漢籍を基礎教養として持っています
中国共産化、半島の漢字廃止以前であれば、現在より更に
東アジア共同体=大東亜共栄圏の実現可能性も高く見積もられていたのかもしれませんね
「供物を捧げる」
民◯党類ですが改です
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1608955850/
557 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 18:50:28.46 ID:
湖南省の政府が戦時体制を宣言し
電力とガスの供給を
10:30から12:00と
16:30から20:00に制限すると発表
すごいな
644 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 19:29:44.02 ID:
>>557
一体何と戦ってるんだ?
653 名前:海胆の人 ◆2fylDMgUVE (スッップ Sdaf-GWAF)[sage] 投稿日:2020/12/26(土) 19:35:26.39 ID:
>>644
共産党本部か現実
564 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 18:54:24.56 ID:
>>557
この制限に中国人は我慢できるのか
569 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 18:56:32.13 ID:
>>557
これ別に米が止めてる訳でも何でもなく、
自分たちが下手打った結果なのが笑いどころだなwww
584 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 19:03:15.19 ID:
>>569
波及に考えが至らないってのは儒教文化圏の思考的瑕疵よね。
なおキリスト教文化圏の思考的瑕疵は、
「物事には根源的な単一法則がある」みたいだ。
俺らにも文化圏特有の思考的瑕疵があるのは絶対だが、どっぷり中にいるのでイマイチ判らんなあ。
「相互主義信仰」みたいな思考が強いってあたり?
589 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 19:06:32.51 ID:
>>584
日本は傲慢じゃないか
「日本でもできたんだ、やる気になれば当然出来るだろう→出来ないのはクズだからだ」
とナチュラルに思っている節があるし
国内を批判するために世界一の所とだけ比較しだすからな
606 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 19:13:02.19 ID:
>>584
努力の効率を考えず、付随して支払われる労力や時間や苦痛や体力、
あるいは生命にまで至る諸々の犠牲と忍従そのものに価値を見出す悪癖はあると思う。
「供物を捧げる」という多神教的な情熱に無自覚なまま引き寄せられてるんじゃねーかな?と考えたことはある。
「日本人は思慮深くとも善と悪の根源に思いを巡らせない」ってのは、
その感想を抱いたキリスト教圏生まれの観測者の投影による齟齬やね。
指摘そのものは事実だけど。
704 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 20:08:14.76 ID:
>>606
努力の目的化、神聖化は日本人あるある。
それが多神教的供物に由来してるのでは?という視点に目から鱗
かつて中国進出をやめられなかったのは、「散っていった英霊に申し訳が立たない」という論もあったんだっけ?
999 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ c574-nkXE)[] 投稿日:2020/12/26(土) 21:48:14.91 ID:
>>606
善と悪の根源
んなもん地震津波噴火の前には児戯にも等しいのだ。
民◯党類ですが反大艦巨砲主義です
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1608984403/
207 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 23:22:31.83 ID:
前スレ >>704
この観点から見た最大の暗黒面は英霊への申し訳ではなく、
「二千万の特攻を出せば日本は必ず勝てます!*4」だと思う。
軍事的には全く非合理的だけど、平生なら賢明だったろう人間の非合理性が露呈する瞬間こそ
「その集団の内的な行動規範が露呈する瞬間」でもあるわけでな。
まず前提として、日本における「神」の観念はセム族の宗教の契約関係とは異なり、
ぼんやりとした血縁に近しい性格を持つ。
世界の多神教が全てそうとも言い切れないが日本ではその傾向が強い。
そして、その不断の関係性を持つ神々を供物の量で恫喝してるつもりなのだよ。
「もっと価値ある供物(若者の命)を蕩尽すればきっと回天は為る!」
「神々よこれを受け取らないのか!」
「皆死に絶えるぞまだ神風は吹かないのか!」と。
もちろん無意識的に、だが。愚劣にして浅ましい限りだな。
……日露の戦の時のような幸運武運の加護などあるはずもないわさ。
昭和帝のご献身がなければどうなっていたか。
224 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 23:34:59.79 ID:
>>207
供物の量で恫喝
国産みの女神が黄泉津大神と化す時のやり取りのようにな。*5
本邦の努力の目的化・神聖化のパターンが見事に露出したパターンだぞあれ。
死生観にも組み込まれている分、根が深い。
253 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 23:49:18.67 ID:
>>207
これも前スレの続きだけど
「日本人は思慮深くとも善と悪の根源に思いを巡らせない」ってのは、
その感想を抱いたキリスト教圏生まれの観測者の投影による齟齬やね。
指摘そのものは事実だけど。
これは日本人からすると、
「そんなの始めから解ってやっている。むしろ森羅万象に善悪の峻別してる貴方達の方がコワイ」
というところかな?
263 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 23:54:14.14 ID:
>>253
善であるとなった時、彼らが悪に何をしてきたか? って考えると、
まあ、欧米も欧米で恐ろしいし浅ましいと思うわ
267 名前:名無し三等兵 [sage] 投稿日:2020/12/26(土) 23:58:13.82 ID:
>>263
結局は、それによる利害得失が偏ることを承知の上でシステムを組み上げるしか選択肢はないからぬ。
自分自身の内包する複雑さと浅ましさに耐えられなくなった時に、
一つの文明はソフトウェア的な寿命を終えるんだと思う。
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