『創世書記』第4章

Last-modified: 2019-08-05 (月) 16:29:34

目次

背景世界において

『創世書記』

『創世書記』第4章序


決戦にあたり、ゼウスは大胆な準備をした。 ―『創世書記』第4章序1―(サンダー・Z・ピューマ?)


ゼウスの創界神としての力を、ロロと共有することにしたのだ。
ゼウス=ロロとなることで、現地のスピリットたちに、
直接自分の力を注ごうというのだ。―『創世書記』第4章序2―(サンダー・Z・グリズリー?)


アテナは、ゼウスの案に否定的だった。ロロとゼウスでは格が違いすぎる。
ロロが飲み込まれてしまう。―『創世書記』第4章序3―(鋼鉄雷機士リコスピロス?)


アテナの懸念は一蹴された。先の心配よりも、今は勝利が優先されるべきだと。
―『創世書記』第4章序4―(鋼鉄雷機士ティグリゴレウス?)


「エジット」の脅威に立ち向かうには、確かにゼウスの力が必要だった。(紅き雷神皇リボル・ティーガ・Z?)


ゼウスとロロがひとつとなる儀式が開始された。
再び分離させるための鍵を、アレックスに託して。
―『創世書記』第4章序5―(サンダー・Z・ヒポグリフ?)


再び世界が接続されたとき、「グラン・ロロ」のスピリットたちは、
ゼウス=ロロの眷属となるのだ。 ―『創世書記』第4章序6―(サンダー・Z・ギボン?)


突如、アンタークの世界に接続してきた世界があった。
―『創世書記』第4章序7―(天空勇士サクル・ホーク?)


逆転大陸に接続されたのは、「エジット」の創界神ホルスの世界。
しかし、アルティメットを率いる彼らは襲ってはこなかったのだ。
―『創世書記』第4章序8―(天空勇士ノースリー?)


どうやらエジットは一枚岩ではなかったようだ。
ラーによる他世界侵略に反対する穏健派が存在したのだ。
―『創世書記』第4章序9―(ウジャバト?)


ホルスは、残った「エジット」の創界神たちとの修好を条件に、協力を申し出てきた。
―『創世書記』第4章序10―(天空勇士フェニックジャク?)


ホルスは太陽と天空に祝福されし、生まれながらの王。
ラーと対立し、「オリン」との戦いにも参加しなかった。(ゴッドシーカー 天空鳥キジバトゥーラ?)


アンタークはホルスをアテナに紹介した。最も理性的な彼女を通したのは
よい判断だった。 ―『創世書記』第4章序11―(天空勇姫ネフェルス?)


ゼウス=ロロの陣営は、新たに「エジット」の創界神をも迎える大軍団と
なったのだった。―『創世書記』第4章序12―(ヤツギョリュウ?)


ロロは合体の際、保険をかけていた。―『創世書記』第4章序13―(龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード)


「グラン・ロロ」を再生させうる2人の覇王の復活。―『創世書記』第4章序14―(騎士の覇王ソーディアス・アーサー?)


ロロはマナカとケイに自分の力の半分を授けた。 ―『創世書記』第4章序15―(蒼穹の覇王カーン・ウルフ?)


2人の覇王に世界の再生を頼んだのだ。 ―『創世書記』第4章序16―(魁の覇王ミブロック・ブレイヴァー)


ロロとマナカとケイの間に密約が交わされた。―『創世書記』第4章序17―(光の覇王ルナアーク・カグヤ)


アレックスはマナカとケイを創界神へと導いた。 ―『創世書記』第4章序18―(鉄の覇王サイゴード・ゴレム)


「僕の翼を君に」「私の翼をあなたに」「共に征こう」「永遠に」(六楯神龍ヒヨク?)

『創世書記』第4章


ひとつとなったゼウスとロロの号令が走る。
すべてを賭けた最終決戦が始まるのだ。 ―『創世書記』第4章01―(雷獣皇サンダー・Z・ライガー?)


「エジット」の手に落ちた「オリュンポリス」に衝撃が走る。
―『創世書記』第4章02―(翼竜ブレイブラスター?)


「グラン・ロロ」はラーの世界の支配を受け、砂漠の大地と化していた。
―『創世書記』第4章03―(二頭神獣アケル?)


ゼウス=ロロの力は絶大だった。境界から徐々に潤いを取り戻していく。
―『創世書記』第4章04―(嘴槍竜スピアヘッドフォドン?)


「エジット」の3神、ラー、セト、イシスは、完全に迎撃態勢を整えていた。
―『創世書記』第4章05―(さまよう骨蛇?)


世界の接続から間をあけることなく、最終決戦の幕が開いた。
―『創世書記』第4章06―(サンダー・Z・オカピ?)


創界神の数は、「オリン」と「ウル」の軍勢の方が多い。
しかし、彼らは前回の戦いで手負いの状態だ。 ―『創世書記』第4章07―(天空勇士ジェト・ファルコン?)


セトと戦線を開いたのはヘラとヘルメスの連合軍だった。
―『創世書記』第4章08―(砂海拳闘士ヤズィード?)


イシスとぶつかったのは、アテナとアンターク、
そしてアレックスたちであった。 ―『創世書記』第4章09―(エジットの天使マイベル?)


ゼウス=ロロとラー、両陣営の最高神は戦場を挟み、
戦局を見極めようとにらみあっていた。 ―『創世書記』第4章10―(刃獣キツネッキー?)


最初に崩れたのはヘラであった。自らの世界を切り離し、ゼウスの回復に力を
分け与えたのだ。無理も無いことだろう。 ―『創世書記』第4章11―(デスナイトウォーカー?)


ヘラの後を追うように、ヘルメスも崩れていく。
彼もまた、伝令として移動に全力を出し切り、結果、力が削がれていたのだ。
―『創世書記』第4章12―(剣獣女王メーディア?)


崩れつつある「オリン」の戦線。前回の戦いの二の舞になるかに思えた。
―『創世書記』第4章13―(天空鳥アーミンゴ?)


アテナは先の敗北を教訓に3つの策を用意していた。
―『創世書記』第4章14―(鋼鉄機士フィロガトス?)


突如、セトの背後に謎の軍勢が現れた。―『創世書記』第4章15―(天空勇士ジェト・イーグル?)


明らかに「エジット」の装いをした創界神が2人、その姿をあらわした。
―『創世書記』第4章16―(天空勇士ブイ・ターン?)


新たな「エジット」の創界神は、背後からセトに襲い掛かった。
―『創世書記』第4章17―(ベリースズメ?)


「天より高く舞い上がれ、オレの化神ッ、天空鳳凰ホル=アクティ!」 (天空鳳凰ホル=アクティ?)


あらわれた創界神は、「エジット」の中でも世界の均衡を求め、
ラーの方針に敵対するホルスであった。 ―『創世書記』第4章18―(天空勇士セメン・バード?)


創界神トトはホルスと理想を共にする者である。―『創世書記』第4章19―(聖刻兵エアマン・ジェイアス?)


トトは合理的で神経質。その思想はラーに近いが、ホルスとの出会いが
彼のすべてを変えた。今ではホルスを支える兄のような存在となっている。(ゴッドシーカー 聖刻騎兵スポッター・シェネウト?)


「魂の重さを計ろうか? 私の化神、ジェフティック=トトでね」(聖刻神機ジェフティック=トト?)


トトはホルスと共に、伏兵として「エジット」の油断を待っていた。
これがアテナの第1の策である。 ―『創世書記』第4章20―(聖刻兵サージェント・メシュア?)


ホルスとトトがやって来たのに、世界接続の時空震が無かったのは
なぜなのか? ―『創世書記』第4章21―(聖刻兵コマンダー・ネジェム?)


実はこの時、ホルスとトトだけではなく、3つの世界が接続されていた。
3人目の創界神は、世界の安定のためにすべての力を注ぎ込んでいたのだ。
―『創世書記』第4章22―(神海賊 船医マキス?)


3人目の創界神とは、ゼウスの兄であり、
彼に匹敵する力を持つポセイドンであった。 ―『創世書記』第4章23―(神海賊 新米船長ドルフィリポス?)


すでに世界の巨大さは時空の限界を超えており、
このような状態では、すべてが崩壊するしかない。
―『創世書記』第4章24―(神海賊 悪童カマリノス?)


多重接続した世界がバラバラになるのを、力で押さえ込むのが
ポセイドンの役目だった。 ―『創世書記』第4章25―(神海造兵コーラル・ゴレム?)


それは、すべてを包容する海の神であるポセイドンにしか
成しえない荒業だった。 ―『創世書記』第4章26―(神海獣シー・グリフォン?)


ポセイドンによる世界の安定こそがアテナの第2の策であり、
時空震なしの隠密行動を可能にしたのだ。 ―『創世書記』第4章27―(神海賊 剛剣士バンディオゲネス?)


そしてこのとき、アポローンとアルテミスによるオシリス攻めが行われている。
―『創世書記』第4章28―(美竜士ヒュアキントス?)


不確定要因であるオシリスに、この場を乱されないためのアポローンの配置。
これがアテナの第3の策である。 ―『創世書記』第4章29―(月桂竜ダプネドラゴン?)


ホルスとトトの裏切りに、憤ったラーが動いた。 ―『創世書記』第4章30―(聖刻兵シールダー・ジェネス?)


待っていたのはこの時だったのだ。 ―『創世書記』第4章31―(神海賊 客将シャークレストス?)


ゼウス=ロロがついにその矛をあげた。全軍が巨大な槍となって、
ラーの本体に強烈な横撃を加えたのだ。 ―『創世書記』第4章32―(サンダー・Z・ホース?)


不意を突いたゼウス=ロロたちだったが、それでもラーは持ち堪え、
戦況を五分に戻そうとする。 ―『創世書記』第4章33―(女将神タウレト?)


巨大なラーの力、しかし、それをかき消すように、
雄たけびが戦場にこだまする。「煌臨せよ! この僕のもとに!」
―『創世書記』第4章34―(火山頭竜ボルケファロサウルス?)


はるか天空、多重世界の中心に、いつの間にかあらわれたアレックスが、
その身に「グラン・ジークフリード」を煌臨させた。―『創世書記』第4章35―(ガスタートル?)


創界神による煌臨! それは神にも等しいグラン・ジークフリードと、
魂を共有したアレックスだけが成しえた奇跡だった。
―『創世書記』第4章36―(神海賊 砲手オキゴンディガス?)


グラン・ジークフリードの一撃と、ゼウス=ロロの放った雷が、
同時にラーの体を貫いた。 ―『創世書記』第4章37―(魔界騎士デスモディオス?)


それは、戦いの終わりを告げる一撃となった。 ―『創世書記』第4章38―(聖刻兵フォートレス・ネセニ?)


ラーは文字通り崩壊した。神世界初の創界神の消滅であった。
―『創世書記』第4章39―(ウェネト?)


セト、イシス、そして遠くオシリスも、ラーと運命を共にすることとなった。
―『創世書記』第4章40―(神海賊 銃使いスジノヴィオン?)


戦後処理は迅速だった。ホルスとの取り決めもあり、ラーの世界はゼウスが、
セトの世界はポセイドンが、イシスの世界はヘラが、そしてオシリスの世界は
アポローンが、それぞれの世界に取り込み、治めることとなった。
―『創世書記』第4章41―(天空勇士ケム・カイト?)


勝利を宣言するゼウス=ロロの元に、「ウル」の創界神たちが駆け寄っていく。
「おめでとう、ロロ。僕たち、勝ったんだね」
―『創世書記』第4章42―(聖刻兵ガンナー・イウアート?)


こうして「オリン」と「エジット」の戦いは終結した。―『創世書記』第4章43―(聖刻騎兵エース・アークイブ?)


そんな! 約束が違う! 響くアレックスの声……そう、終わったのは、
「オリン」と「エジット」の争いでしかなかったのだ。
―『創世書記』第4章44―(サンダー・Z・ウルヴァリン?)

『天星交渉記』


太陽と月が戦ったのはえらーく昔の話。これまでまとめてきた交渉は数知れず。
その僕に久々の大物の依頼だ。 ―『天星交渉記』第1項01―(天星12宮 風星士キャンザムライ?)


交渉する相手を探せって、それって交渉人の仕事なのかな?
―『天星交渉記』第1項02―(天星12宮 鋼星騎スコルリッター?)


とにかく今問題なのは、星の力が奪われていること。せっかく平和がきたって
いうのに、なんてこったい。 ―『天星交渉記』第1項03―(天星12宮 魔星人シュタイン・ゴイル?)


とにかくこの世界の平和は安いし脆い不良品だ。―『天星交渉記』第1項04―(天星12宮 光星姫ヴァージニア?)


星の力は、満月の夜に吸われるらしい。次の満月まであと3日だ。
―『天星交渉記』第1項05―(天星12宮 地星兵リブライヴァ?)


星の力を高めるため、12宮スピリットたちを転生させたって!
なんだか懐かしい!! ―『天星交渉記』第1項06―(天星12宮 水星機アクエリーズナー?)


今回の騒動には12宮スピリットが絡んでいる。 ―『天星交渉記』第1項07―(天星12宮 雷星獣ドラグ・タウラス?)


なんてったって、僕は12宮スピリットの専門家の愛弟子!
……みたいなもんだからね。 ―『天星交渉記』第1項08―(天星12宮 聖星使ジェミニック?)


そもそも、星の力ってなんだろう? そこから探り出さないといけないのかな?
―『天星交渉記』第1項09―(天星12宮 樹星獣セフィロ・シープ?)


いよいよ満月の夜だ。力を奪うために、敵が姿を現すはずだ。
―『天星交渉記』第1項10―(天星12宮 氷星獣レオザード?)


天星12宮スピリットのそろい踏み! ―『天星交渉記』第1項11―(天星12宮 炎星竜サジタリアス・ドラゴン?)


そんな……あなたが敵? 交渉相手? ……リリア先生!! どういうこと!?
―『天星交渉記』第1項12―(天星12宮 闇星魚ピスケガリオット?)


「太陽と月、十とふたつの星辰、すべて妾の手の内に」(光導女神グラン・リリア?)

神世界

エジットの神世界

ホルスの世界


ホルスの巨大戦艦。数多くの天空勇士たちがその背で羽を休める。(天空戦艦ピラミッドウィング?)


天空の双璧と謳われるホルス直属の精鋭。(天空の双璧グリフ・ヴァルチャー?)


グリフ・ヴァルチャーと共に天空の双璧と呼ばれる古参の勇士。(天空の双璧イネブ・ヴァルチャー?)


天空はホルスの聖域。空を汚す者は許さない。(天空神鳥ハロエリス?)


「ゲイル・フェニックス、お前とは相性が良さそうだ。共に天を征くか?」(天空神皇ゲイル・フェニックス・ホルス?)


ホルスは神皇の力を借り受けた。
「約束しよう。この力、決して悪用はしない」(天空神皇バッジー・ペセド?)


ナイルバードはペストコスと共生関係にある。
時にその口の中に入り、歯の掃除をしたりする。(天空鳥ナイルバード?)


トトがホルスの為に造り上げた天空のブレイヴ。(天空鳥鎧ファルコーム?)

トトの世界


聖刻連隊――それは、創界神トトが組織した特殊作戦部隊のことである。
聖刻と呼ばれる文字をその身に刻んだ者たちは、トトの指揮のもと、
様々な作戦に投入される。「オリン」との決戦時にも活躍が見込まれたが、
その銃口はラーに向けられることとなった。(聖刻兵トルーパー・アージュ?)


聖刻連隊の正式装備として配備されているブレイヴ。(聖刻鳥鎧イビスバード?)


聖刻騎兵は、聖刻連隊の最精鋭部隊である。(聖刻騎兵キャバルリー・アーネジェウ?)


聖刻神殿の司書長にして、トトのサポートをする特別機体。(聖刻妃クイン・セシャト?)


「知なき力は無力なり。トト様より賜りし力、存分に味わうがよい。
これからの戦、頭も使わなければ勝てはしないのだ」(聖刻騎兵エース・ヘジェウル?)


トトの造り出した最新の機体は創界神から「エジット」を守る盾となる。(聖刻戦機リベリオン・ネヘジェト?)

オリンの神世界

ポセイドンの世界


「荒ぶる海よ、すべてを飲み込めぃ! 吾輩の化神、グレートオーシャン!」(神海獣皇グレートオーシャン?)


ポセイドンは、ゼウスの兄にして、大海の神王である。
「オリン」随一の力を誇り、あのゼウスに意見できる数少ない1人。
武骨な兜で素顔を隠しているのは、己の涙を見せないためだとか。(ゴッドシーカー 神海賊バンドウス?)


ポセイドンの素顔を模して造られたというブレイヴ。(神海鎧ガン・ポセイド?)


「星の海はポセイドン様の領域。エジットの好きにはさせんよ」(神海賊キャプテン・ダフネ?)


神海賊はポセイドンを祀る海の民である。
かつては無邪気に海の中を泳ぎ回るだけの存在だったが、
ポセイドンの厳しい特訓により、逞しい海の男となった。今では、
ポセイドンの眷属として、神世界をも股にかける海賊団に成長した。(神海賊コビトドゥス?)


神海賊団の旗艦。その船体は巨大なクラーケンと一体化しており、
荒波でもびくともしない。その正体はポセイドンの娘カリュブデスである。(神海賊船カリュブデス号?)


「パパぁぁぁぁぁ、今日も、神海は、平和そのものよォォォォォ」(神海賊船カリュブデス号 -女神顕現-?)


ポセイドンの海に生息するハイドラ。
海賊船を襲い、その船体を身にまとっている。
「オリン」にいるはずのない生物なのだが、どこから現れたのか?(海賊船ハイドラ?)


「ドルフィリポス船長! オレ泳いできていい?」
「まってまって、勝手に飛び込んじゃダメだって!」
「あれ? 船の底になんかついてるぞ、なんだこれ?(神海賊セミール?)


「自慢の角が折れても、心は折れない! それが俺イッカクリス様よォ!」(神海賊船長イッカクリス?)


「船長、準備は良いか? いっせーのせっで行くぜ!」(鉄兜の神海賊シロイルカイン?)


ポセイドンより神海賊を預かり、神世界すべての海の制圧に乗り出した。(神海賊皇子トリトーン?)

その他


角騎士ギアス・バッシャーと共に創界神に戦いを挑む。
彼らの背後には一体何者がいるのだろうか。(鋸騎士ミラビリス?)


「オリン」と「エジット」の戦いは、おそらく「オリン」の勝利で幕を閉じるだろう。
重要なのはその次だ。我らはどう動く。それを見極めなければならない。(甲殻騎士カンター?)

関連項目

神煌臨編

外部リンク