第1部 大崩壊

Last-modified: 2018-01-30 (火) 17:50:43

第1部 大崩壊

目次

背景世界において

謎の現象「大崩壊」が起きて、再び分裂した世界において、世界を再生するために救世主ロロを探すように命じられたアレックスは冒険することとなる。

『新異界見聞録』 前文・序節




天変地異――そうとしか表現しようのない出来事だった。
これ以降の一時期は『大崩壊時代』と呼ばれ、
長くスピリットたちの記憶に刻まれることとなった。
―『新異界見聞録』前文より―(ロイヤルタイガーキッド?)


一昔よりも果てしなく遠い昔、世界は6つに分かれていた。
世界がひとつになったのは、歴史すべての流れの中では
ほんの最近のことに過ぎない。
―『新異界見聞録』序節より―(グラスワロー?)


文字通り天と地が引き裂かれた。
世界は六つに分断されてしまったのだ。
―『新異界見聞録』序節より―(ルビークロージャガー?)

つぶやき(大崩壊)

セリフはほとんどアレックスによるもの。



これまでの歴史の中で僕たちが経験した『大崩壊』ほどの
ひどい事件はなかったと思う。(ドロージェネット?)


ピューマだけじゃない。みんなが逃げていた。
あの17分間に起こったことを考えれば当然だ。(パイル・ピューマ?)


これって錯覚!? スピリットが変身した!?(煌炎狐サンビフォックス?)


あの17分間の中、変身したスピリットに多くの命が救われたんだ。(風煌鳥ペレグリーフ?)


どうして突然、スピリットが変身できるようになったんだろう?(煌翼鳥グリューゲル?)


僕を探しにきたのは、赤の世界に取り残された、
緑のスピリットたちだった。鳥たちが唐突に頭の上で
さえずり始めて、かなりビックリしたよ。(シロエナ?)


黄色いくちばしを鳴らして鳥はいう。
「伝説の救世主」を探して欲しいって。
語尾の「おーういえー」が怪しさ満載なんですけど。(オハヤシバード?)


ウルフ! もう戦わなくていいんだ!! ……叫んでも届かない。
大崩壊の恐怖と混乱で攻撃的になっているんだ。(ヒートエッジウルフ?)


これが、龍皇の力……すごい!(翼龍皇ジークフリード・ヴェール?)


世界には『起源の輝石』と呼ばれる力の源がある。
それは選ばれた英雄とその眷属が守っているんだ。(鉄騎魔龍ヴァ・ドー?)


変身じゃなくて「煌臨」。すべては『起源の輝石』の力によってなせる業……。(煌刃皇セブンソードタイガー?)


『起源の輝石』から天空へ向けて赤い光が放たれる……
今、どこかで誰かが『煌臨』しているんだ……。(煌速龍マッハドラゴン?)


天から一条の光が降りるとき、彼らはスピリットに煌臨する。(煌獅子ディバレオン?)


大崩壊と煌臨スピリット……そこには大きなつながりが?(盾獣シールダーテル?)


王はいった。「伝説の救世主を探し出し、世界を元に戻せ」
それって素晴らしいことだけど、マジで僕がやるの!?(シルバーリーフイーグル?)


それにしても何で僕なんだろう? どうせ探すなら
雄鶏に号令でもかけてもらって、みんなで探せばいいのに。(拳闘鳥ブルース・ケー?)


ちょっと調べてみたら、救世主の神話が
簡単にみつかっちゃった。本当の話なのかなあ?
救世主の名前は「ロロ」っていうらしい。(アオレッグゥ?)


君に報いるためにも、僕はロロを探し出してみせるよ!(シムルグ煌帝?)


ロロを探すのはいいとして……6つに分かれた世界を
どうやって旅するのかが問題だよね……。(酋鳥タイランバード?)


護衛の一人は剣術使い。見た目通りに寡黙で、
見た目と違って繊細。敵対するふたつの種族のハーフだから。(赤の探索者エドウィック?)


護衛の一人は魔術師。ナルシストにしかみえないのに、
とってもガサツ。せめて攻撃呪文は狙って撃とうよ。(紫の探索者ディール?)


護衛の一人は軽業使い。なのにこの落ち着きはなに!?
一番身が軽いのにしんがりってどうなのさ。実は最年長だからなの?(緑の探索者プークスス?)


護衛の一人は機械の体。なのになんでか臆病者。
守って、守って、専守防衛。大きな盾の影に隠れてばかり。(白の探索者RZ-7?)


護衛の一人は奇術師。陽気な言動とは裏腹に、
本人いたってマジメ。好きな言葉は努力、根性、義理人情。(黄の探索者 天使メリエル?)


護衛の一人は槍使い。どうみても優しそうなのに、かなりの
意地悪。他人の困った顔が大好物って爽やかにいわれても……。(青の探索者ケヴィン?)

『新異界見聞録』第1部 赤の章




『大崩壊時代』の特徴といえば、世界が6つに分かれた
ことだが、それ以外にもまとまりある国家が崩壊し、
時代が巻き戻ったかのように原始的な争いが始まったのも
大きな変化といえるだろう。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―([アサシンベアキャット[]])


現在は赤の世界になったとはいえ、元はひとつの世界。
大崩壊当時、赤の世界を訪れていたよそのスピリットたちは
自分の世界に帰ることができず、取り残されている者も多かった。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―(デスツインズ?)


鳥たちに導かれて、探索者アレックスは、赤き『起源の輝石』へ
たどりついた。そこには輝石の英雄とその従者たちが
待ち構えていたのだ。彼に重大な使命を渡すために……。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―(マスクドフウキン?)


大崩壊直後に赤の世界で起きた地竜と呪鬼による騒乱。
『第1次赤乱』は、探索者らの活躍により平定された。
護衛の一人が煌臨させし煌龍皇の力が大きかったという。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―(イビルチャーチマン?)


『第1次赤乱』をおさめた探索者たちは、鳥の羽に導かれ、
別の世界へとつながる門へと向かった。
―『新異界見聞録』第1部 赤の章より―(ヒャクメボア?)

つぶやき(赤の章)



あの大崩壊があっても、世界が滅びることはなかった。
世界ってすごい。でも、いろんな問題が噴出しだした。
主に、種族間の仲たがい。問題なのは住民たちなんだよな。(ディノラゴン?)


わかってるよ。僕たちの使命は伝説の救世主を探すことだって。
……でも、自分の世界に帰れずに、戦いに巻き込まれてる
スピリットたちを放ってはいけないでしょ!?(ルーン・パイソン?)


赤の世界は赤の世界だけで完結していて、
翼竜たちすらとなりの世界にわたることはできない。(勇輝ヒートホーンドラゴン?)


起源の輝石の力を使ったのに、なんで僕たちを襲ってくるんだ!!(大煌竜スピノザーク?)


どいてよ! その先に別の世界にわたる門があるんだ!(古代王者シアッチ・ミーケロン?)


どうして君たち地竜は戦いをやめないんだ!!
今はそんな時じゃないって、なんでわかってくれないの!!(暴双龍ディラノス)


僕は伝説の救世主を探すという使命を授かった。
でも、みんながそれに協力してくれるわけじゃない。
世界が分かれたままがいい奴らもいるみたいだ。地竜とか。(曲刀竜パラサウル?)


地竜たちは、伝統的に赤の世界の他の種族と
仲が悪い。自分たちが一番だって思ってるから。(ユーパルランス?)


地竜たちになんか、煌臨の力を渡さなければいいのに。
輝石の英雄たちって変にマジメすぎるよ。(勇輝竜エラス・モーディアス?)


裏で進んでいた侵攻。すぐに脅威にならなかったのは、
密かに戦ってくれていた三十六英雄たちのおかげだった。(新星砲皇エヴォル・ティーガ?)


地竜たちは、利益のために反乱をした。
だから、赤の世界には珍しく、自分の命を惜しむ者が多いそうだ。(勇輝竜ポラカンドス?)


僕に輝石の力を貸してくれるのかい? ありがとう。
君たちのためにも、早くこの騒乱をなんとかしてみせるから。(デストーカー?)


煌臨したスピリット同士の戦いだ!! 地竜に負けないで!!(妖蛇の神皇シェンマドー?)


砲撃零式!! あの虚空を打ち払ってくれ!!(砲撃の神皇リボル・ティーガ・零式?)


煌臨は万能じゃないんだ……煌臨中に受けたダメージが
大きすぎれば、煌臨が解けたあと、消滅してしまうのか……。(銀鱗竜シルヴァハート?)


地竜たちの反乱……誰かが裏で糸を引いているのかも……。(魔界騎士ジャズワース?)


鬼たち? 鬼たちが地竜をけしかけてるの!?
紫の住人たちがみんな攻撃的なわけじゃないんだね。
教えてくれてありがとう。(サイクロ・ワインダー?)


おまえたちか!! 地竜たちをそそのかしていたのは!!(黒剣鬼デアルカイン?)


紫の輝石の力? ここは赤の世界なのに、次元を超えるの!?(煌魔竜フォール・ザ・レムス?)


魔界七将!? こんなやばい奴があと六人もいるの!?(魔界七将デストロード?)


僕の知っている龍の姿じゃない……もっと禍々しい何かだ!(死神魔龍ディザイアスター?)


龍皇よ、道を開いてくれ!! ロロを探し出すために!!(煌龍皇シン・ジークフリード?)

『新異界見聞録』第1部 緑の章




赤の世界の門を突破し、到着したのは緑の世界だった。
彼らはそこで大切なことに気づくことになる。
―『新異界見聞録』第1部 緑の章より―(勇輝コブノハシ?)


緑の世界には青の海洋王国出身の人型スピリットたちが
多数取り残されていた。環境の激変についていけず、
彼らは自国に帰るべく、輝石の英雄にすがりついた。
―『新異界見聞録』第1部 緑の章より―(ファランクス巨人部隊?)


「起源の輝石」の英雄は石を守り煌臨の力を導く。
他の世界にもその力は波及するが、世界をつなぐ門は
管轄外だ。しかし、巨人たちはその説明を信用しなかった。
―『新異界見聞録』第1部 緑の章より―(大地の巨人スタンレー?)


大跳躍で輝石の英雄のもとにたどり着いた護衛の一人は、
その場で双剣の皇をさらに煌臨させたのだ。巨人たちとの対決に備えて。
―『新異界見聞録』第1部 緑の章より―(チェーンド・ボア?)

つぶやき(緑の章)



明らかに生まれ故郷とは違う植生に、見たことのない
虫のスピリット……僕たちは門を抜けるのに成功したんだ!(コツノアントマン?)


とんでもないことに気が付いて、一気に力が抜けた……。
どうしよう、この疲労感。僕たち誰も、ロロの顔を知らない……。(蹴撃皇ヒクイ・ドゥ?)


赤の世界は住民たちの統制がとれなくて、戦争状態だった。
緑の世界は全然別の困難に直面している。大自然の暴走って
いえばいいの? このジャングルとひどい暴風雨はなに!?(勇輝の賢者オールドウッドバッカー?)


こんな状況じゃあ、鳥では『起源の輝石』まで案内して
もらえない。だから君が来てくれて、本当に助かったんだ。(マンティスレイダー?)


輝石の英雄が行方不明ってどういうこと!?
君も探してるの!?(煌牙狼ウルフズベリア?)


青の世界の住人!? その人たちが英雄を連れて行ったの!?(鎧武神オオカブト?)


緑の「起源の輝石」を守る英雄は、けっこうお人好しのようだ。
困ったふりをした巨人についていってあげたみたいだ。(剣闘士巨人ジェイソン?)


虫の皇帝も怒ってる! 自分たちの世界の守護者を守りたいんだね!
一緒に戦おう! 輝石の英雄を取り返すんだ!!(カイザーアトラス皇帝?)


わかったぞ! 頭がふたつある奴らが、巨人の手先だ!!(ツインヘッドエレファント?)


よそから来ていたのに、緑の世界になじんだ種族もいるみたいで、
どうやらそういう獣たちが、英雄誘拐を手引きしたみたい。(蒼翼犬ツインヘッドシェパード?)


地面の下にこんなトンネルの通路を張り巡らすなんて。
すごいよ! おかげで地上より速く英雄を追いかけられる。(兵隊アントマン)


あいつが首謀者!! さすがに偉そうで、強そう!!(巨人王者アイオン?)


伝説の王者が巨人の英雄に煌臨した!! 大地が裂ける!!(伝説王者タイタス・エル・グランデ?)


一撃で山が吹きとんだ!? 近づいちゃダメだ!!
あの拳は危険すぎる!!(英雄巨人タイタス?)


巨人も降臨した!! また、煌臨スピリット同士の戦いだ!(合成獣キマベロス?)


君は僕たちに味方してくれるんだね!
ありがとう。でも踏みつぶされないように気を付けて!(マンティゴア?)


巨人たちがまた煌臨した!? 誰なんだ、力を与えているのは!?(鯱鎧のハイラム?)


あの大きさで、これだけの暴風雨を浴びてもビクともしないなんて!!(自動強化鎧のエサルレッド?)


とんでもない風の中で、すごい大跳躍!!頼むよ、輝石の英雄を取り戻して!!(風兎の神皇アニマ・ビット?)


急いで!! 今こそ君の出番だよ!!(双剣皇ジャックビット?)


暴風雨が止んだ!? まさか、自然の力まで操ってしまうなんて!!(煌天凰ジオ・シルフィード?)

『新異界見聞録』第1部 白の章




緑の世界では、伝説の救世主につながるヒントは得られなかった。
アレックスは門を探し、次の世界へと足を踏み入れた。
そこは、時が止まったかのような白銀の世界だった。
―『新異界見聞録』第1部 白の章より―(勇輝メカスマニアデビル?)


白の世界に取り残された天使たちは、大崩壊による重力の増加に
ついていけず、身動きがとれなくなっていた。煌臨すれば、
多少なりとも動けるようになる……その方法を教えるため、
アレックスたちはわがままな天使たちを白の「起源の輝石」のもとへ
導くことになったのだった。
―『新異界見聞録』第1部 白の章より―(天使キューリン?)


一緒に行動することになった皇帝は、伝説の同行者を知っているという。
最大の手がかりをつかみ、次に目指すは黄の世界と決まった。
―『新異界見聞録』第1部 白の章より―(果物人スター・ルーツ?)


世界の異変を救えぬまま、アレックスたちは白の世界を後にする。
しかし、新たな敵の登場により、探索から闘争へと、
旅の質が大きく変わってしまうことを、まだ彼らは知らない。
―『新異界見聞録』第1部 終―(天使レムリエル?)

つぶやき(白の章)



白の世界にはマジでビビったよ。とにかく空気が重いの。
雰囲気の話じゃないよ? 物理的に重いんだって。
機械の体でもなきゃ、動くのも一苦労だよ。(勇輝クリアノドン?)


この空気、日々重くなっていってるの? 地味に大ピンチでしょ!(銃皇機ジークムント?)


木はそよがないし、波は固まってるし、重さの影響って
計り知れない。君たちはよく平気で動けるよね……。(PO-KE8?)


そうか、煌臨すれば機械の体で動けるのか! 便利だ。(煌角獣ギガンテックエルク?)


煌臨じゃない? 変形? 君は武器にもなるの!?
か、かっちょいい……。(神機ミョルニール?)


巨大なハンマーが立ちはだかる壁を打ち砕き、僕たちの道を切り開く!(巨神機トール)


僕なんて立つのもやっとなのに、軽々動き回るなんて、煌臨の力はすごい!!(雷神機ドンナー?)


大丈夫だって!! 君の盾は誰にも破られやしないよ!!(防衛皇ガンドバイソン?)


輝く装甲で、すべての災厄を撥ね退けて、僕たちを守ってくれるんだ!(槍煌神機ヴォーダン?)


争いがない分、情報収集に集中できるはず。
戦乙女のいうことには、この地に天使が来ていたって話。
天使たちに聞けば、何かわかるかもだって。(戦乙女機オルトリンデ?)


神話の時代、動きを止めた世界を、ガラスの歌姫が溶かしたとか。(煌めきの女神エルダ?)


つかれた、ねむい、おなかすいた、おひさままぶしい、よるさむい。
はっぱがみどり、いぬよりねこ……ええとね、君たちうるさい。(天使ビビビエル?)


天使ってなんか極端だよね……とんでもない怠け者か、
君みたいな大マジメか……。(天使エンジュ)


ありがとう。君がいれば天使を乗せて運んであげられるね。(巨神獣ファーゾルト?)


『起源の輝石』のおかげで、天使たちも煌臨できるようになったね。(煌天使レジエル?)


体を小さくすれば、重力の影響も少なくなる……まあ、
きれいな天使が小さいネズミになるのをイヤがるのもわかるけど。(カミチュー?)


天使から煌臨したからかな……なんだか神々しい……。(幻聖獣カーディンクル?)


天使様……どうか僕たちに救いのお言葉を……。(火の熾天使アラフィエル?)


伝説の救世主を支えた六人の『同行者』! 彼らを探せばいいんですか!?(大天使イスフィール?)


救世主と共に旅した仲間たち。
その人たちも今や伝説の存在だ。(煌めきの道化姫トリックスター?)


同行者かあ……すごい昔の人だけど、今もどこかにいるのかな……。
すごい情報な気がしたけど、結局進展してないよね……。(智天使ヨフィエル?)


ずいぶん偉そうなペンギンだね……。
え!? 君、同行者を知ってるの!? 黄の世界に連れてけって!?(ペンタン皇帝アンプルール77世?)

輝石十二晶




緑の輝石は生命を司る。すべての成長は緑のもとに。(輝石十二晶 五月王ロビン?)


白の輝石は大地を司る。すべての安定は白のもとに。(輝石十二晶 六月女神ユノー?)


赤の輝石は炎を司る。すべての勢いは赤のもとに。(輝石十二晶 七月帝ジュライア?)

その他




煌臨は戦うためだけにするんじゃないんだ……。
まさか自分を小さくするために使うなんて……。(煌羽鳥フキナガシー?)


心を強く持つんだ! 虚空のやつらに負けないで!!(煌龍皇エグゼシードラゴン?)


狙って!! 君の一撃なら絶対倒せるんだから!!(大賢蛇アガスティア?)


自由にやって!! 君のダンスについてこれる奴なんていないよ!!(奇術天使マルチェル?)


余裕だね!! 君の姿を見ただけで、相手は逃げ出していくよ!!(牙闘王ボアルダラス?)

関連項目

外部リンク