鍛冶師グレン

Last-modified: 2018-05-04 (金) 21:22:31

剣刃編の真の主人公というべき人物。剣刃編における、発言者の記されていないセリフは彼のものと思われる。

●目次

グレンの言葉

12本の剣は絶大な力を誇るが、使いこなせる者は存在しない。
昔は使いこなす剣士がいた噂もあるが真相は不明。
(ボブキャッツ)

異変後に暴れる者が増えているが、共通点として、
やつらの近くで黒い球体が浮いている光景を目にする。
具体的な関連性は不明だが、不吉なことが起きる予兆に感じられた。
(ハゴロモチョウ)

世界の異変以降、世界各地で変化が起きている。
例えば、国の一部地域が消滅。
そして、その消滅現象はいまだ拡大し続けている。
(フォッサー)

これまで幾本もの聖剣が作られてきた。
ここは、役目を終えた聖剣が眠りにつく聖なる山脈。
(聖剣連山?)

朱の国(睦月)

朱の国へ着いたと同時に、竜の兵から検問を受けた。
世界の異変後、暴れだす者が増えたための厳戒態勢だったようだ。
(ブロンズ・ヴルム)

今日は、この国で剣についての状況確認をする。
早朝より動き出す竜を見つつ、私も活動を始めた。
(グローリー・ガードラー)

地中にあるのでは? と一緒に探してくれる獣達。
申し訳ないけど、多分地中にはないと思うんだ。
(モゲイラ)

発見した神剣。ここから世界を巡る旅が始まる。
(輝きの聖剣シャイニング・ソード)

この国の警備体制はしっかりしたものだ。
竜達は発射台から高速で飛び立ち、辺りを見回りしていた。
今回、早期に剣がみつけられたのもこのおかげだそうだ。
(天目指す竜射台)

光輝龍皇と聖剣の力によって、邪魔する奴は消え、
聖剣は彼の手で、本来の場所へと納められた。
それと同時に、朱の国で起こっていた異変はピタリと止まった。
聖剣の失われていた力が、修復により無事戻った証拠だ。
だが、他の国の問題は残されたまま。私達は再び各国を巡り始めた。
(グレートアトラクター・ドラゴン?)

この国を去る時、竜が激しく舞い見送ってくれた。
(スプライト・ドラグーン)

かつて支配者であった龍を祀るための像と寺院。
今でも参拝する者が後を絶たない。
(アポロニア岩窟寺院?)

私の故郷の国には象徴となる剣が存在しない。
今回、各国の剣を確認することができたので、
この旅を終えた後にでも作ってしまおうかな。
(サンピラー・ドラゴン)

紫苑の国(如月)

どこの国でも大小問わず問題は発生するものだが、
蛇が素材を呑み込んだ、という報告にはさすがに頭を悩ませた。
(ヴィクトローラー)

紫苑の国には、様々なタイプの蛇がいるせいか、
素材を呑み込んだ蛇の特定がまだできてないらしい。
(ミトランスネーク)

国から国へ続く道、様々な生物の朽ち果てた姿が目に映る。
(魂彷徨う骨の森)

丸呑みした蛇を探すべく蛇の城へと向かった。
ようやく到着したは良いが、門からして禍々しい…。
(大蛇の城門)

ついに素材を飲み込んだ蛇を発見。
問題は、いかにして吐き出させるかだが……。
(翼蛇アナコンガー?)

蛇たちは、己の内に眠る星の記憶を呼び覚ました。
時を同じくして、世界各地で星の力を持つものが現れ始めたようだ。
(デス・ヒュードラ?)

不謹慎にも、騒然とした現状を楽しむ蛇がいる。
禁忌とされる術を、今に限り許可されたからだ。
(魔術師ハクジャ?)

雷光を纏うその刃は不可視となり、
ひとたび振るえば、纏う紫電が敵を焼き尽くす。
(紫電の霊剣ライトニング・シオン?)

滅紫の国と紫苑の国の間に、どちらにも属さない空白地帯がある。
かつては、ここに聖剣が収められていたらしい。
(闇王蛇ペンドクルス?)

柳の国(弥生)

さっきから何者かに見つめられているような気がする。
以前会った、剣を強奪した連中じゃなければ良いけど。
(グラス・アウル)

柳の国には二つの勢力の忍がある。
一方は、聖剣があるべき場所へ納めるのを第一とし、
もう一方は、剣を自らの物にしようと狙っている。
(キガシライト)

ニつの勢力の忍は、異変が起きたのを機に、
再度、剣に関するあり方を理由に争い始めた。
(トキイロシダレ)

柳の国へと着いた私達は、寝泊まりする拠点を探していた。
すると、彼らから忍の住む地へと招待してくれた。
(忍の隠れ里)

視界を覆い尽くす程に連なる雲。
その奥の奥にこそ隠された道があり、忍の住む里へ繋がっている。
(入道雲連峰?)
ラピスの瞳が輝く。 ……なるほど、被って完璧に隠れてみたいと。
そういうご趣味で、とは言えなかった。
(ススキンケイ?)

戦争に無関係な者など、存在しない。
開戦すれば、全ての者達の生活が脅かされる。
(ソマリン?)

重鎮である彼の一言により、「柳の内乱」の幕が開く。
(鳥武神シシグイ?)

開戦の報を受けるや否や、
空高く舞い上がり、超高速で飛び立つ。
(ビャッコウ・ハヤト?)

忍の住む森に、小さな赤い点が一つ。
その赤はゆっくりと、だが確実に広がっていった。
(ケンゴーキジ?)

風舞う国に代々伝わる刀を受け継ぎし者。
彼は燃え出す森の中から、森の住人を救い出す。
(風楯の守護者トビマル)

燃え広がる炎を消火すべく、必死に水を運搬する。
しかし、その懸命な活動に対して、火の勢いは増す一方だ。
(カラクリペリカン?)

中忍の指令を受け、あちこちと駆け回る下忍のスズメ達。
私が駆け出しであった頃を思い出す光景だ。
(ゲニン・スズメ?)

珠が完成したので、剣の用意を頼む。
その連絡のため、忍に巻物を託した。
([チューニン・ツバメ]])

里のため、そして忍としての誇りのため。
最後まで、一羽の忍は使命を全うした。
(ジョーニン・トンビ?)

集団戦で勝敗を決するのは、指揮官の戦術とカリスマ性。
大陸の小覇王は、その二つの能力を備えていた。
(小覇鳥ソンサホーク?)

剣の事について話し合うため、忍の里を訪れた。
高所にあり目立つため、場所自体はかなりわかりやすい。
(光牙の忍び里?)

光牙の忍の象徴たる光牙鳳凰は、光と影を自在に操る!
(光牙鳳凰レックウマル?)

切り刻むは、触れることすら許さぬ疾風の刃。
(疾風の双刃カムイ・ハヤテ?)

銀白の国(卯月)

現在、銀白の国では機械に故障が発生したためか、
剣が保管されている場所へ入れなくなっている。
(近衛機キュリオシティ)

出迎えてくれたロボットは、
早速、剣までの道のりを案内してくれた。
(プロード・ファルコン?)

銀白の国は剣を強奪された一件で、警戒態勢を敷いていた。
そのため、侵略者を迎え撃つための準備は整っていた。
(ネガ・カンガル?)

世界異変の影響を受け、機能を停止していた巨大空母都市。
クーゲル・ホルンの指揮により、今、発進する。
(フィアナ空母都市?)

騎士団の頭脳たる彼は、戦いの先頭に立ち指揮をとり続けた。
(戦術機神コナン・バウル?)

空仰ぐ剣が放つ光は、傷つき倒れた者に再び力を与える。
(天空の光剣クラウン・ソーラー?)

黄天の国(皐月)

世界の危機に、各国は協議を行う動きは見せつつも、
足並み揃わず、いまだまともな進展を見せてはいない。
(レイ・フォーン)

この辺一体はあまり被害がないおかげか、
妖精達は普段と何ら変わらず、穏やかな生活を続けていた。
(眠りの花の妖精フィリー)

「可愛いパンダさん!」とラピス。
中身は、あえて見ないと。……了解。
(ぐるみパンダ?)

賢者にこの国の剣に関して尋ねてみたが、
語りだしたのを見て、聞く相手を間違えたと後悔した……。
ハッキリ言って、何言ってるのか意味不明で私は困惑した。
(賢者ペンタン)

黄天の国では、天界の荒廃現象の対策として、
地上の人間を空中都市へと避難させていた。
(天使アクセラ?)

黄天の国の天使が暮らしている天界へは、
地上から続く階段でないと行けない。
そして、この国の剣は天界に納められているとの事。
(天使マカエル?)

聖剣の修理に理解は示してくれたが、
天界には入れてもらえない。
そんな中、一人の天使がこう呟いた。
「アンタが天使になって剣を直せばいーんじゃない?」
(天使パティエル?)

ラピスは光世界の住人である事から素養はあり、
魔法の訓練と儀式を終えさえすれば天使になれるらしい。
(天使アーチェル?)

「貴方を天使見習いとして認めます。」
(戦天使イクセル?)

ラピスには、天使の訓練とは別に、
私の代わりに剣の修理を行うための技法を教えた。
(天使ブラスティエル?)

「天使として一番大切なことを教えるよ!」
ある天使によるポージングの習得らしい……。
(天使プリマ?)

天使たちが絶えず集まる丘がある。
先日、ラピスも無事仲間に加わった。
女子会だとか何とか、やけに楽しそうだ。
(光射す丘?)

いやだから、「難しいことは分からなぁい」じゃなくて、
貴女がコレクションしている綺麗な石の中に剣の素材が……。
(天使姫エトワール?)

「親近感を覚えます!」とラピス。
というか、こいつと合体すれば、もっと簡単だったのでは?
(エンジェルエッグ?)

人形遣いは、熟練度に応じて操る物の大きさが変化する。
この娘の師匠の大天使は、超巨大な機械も操れるらしい。
(人形遣いの天使マリエル?)

依然として続く天界の崩壊と黒い集団の侵略。
天使達も重大問題への対応に苦慮していた。
(天使リセル?)

ペンタンと天使による長い旅路は、種族を超えた友情を育んだ。
……何語で会話をしているんだろうか?
(アドペンタン&チャール?)

「ねぇねぇ、アーちゃん! あれ何っ? あれ何っ? 気になるよぉ~」
(ペンタンブレイヴ?)

相棒であるペンタンと共に、杖を取出し呪文を詠唱する。
一人と一匹の息の合った活躍により、遺跡への扉は開かれた。
(冒険天使チャール?)

ここはまかせろ! ってな勢いで、
いきなり現れたペンタンに、私達は困惑する。
ん? 誰か慌てた様子でこっちに向かって来る……。
(冒険家アドペンタン?)

「あたしのこと、忘れたってゆーの……?
あたしの大切なものあげたのにぃ!」
(聖天使エトワール?)

蒼青の国(水無月)

異変後、黒い球体と共に現れる者に関する話を受け、
この国では、対策のためか戦闘員の配備を怠らなかった。
(光の騎士ホープ)

剣は案内されるまでもなくあっさりと発見できた。
というよりかは、最初から異様に目立つ所に剣が飾られていた。
(光の戦士ガイウス)

聖剣は巨大なものばかりだったけど、これほど大きいのは想定外だ。
珠も大きいのが必要だから、材料も増やさないと。
(光の闘士ランダル)

私では持ちきれぬ大剣を彼に運んでもらった。
(十剣聖エグバード)

大いなる剣は海すらも大きく揺るがす。
(蒼海の大剣メイルシュトロム)

海底に眠る国に代々伝わる斧を受け継ぎし者。
彼は突き上げる大地を抑えこみ、崩壊の速度を緩める。
(海楯の守護者ジャイルズ)

この国の街や道がなぜ瞬く間に修復されていくのか、
やっと納得できた。
文字通り百人力とも言える巨人が沢山いるからだ。
(怪力巨人アドルファス?)

巨人達が、崩れた建物や道の補修を行なっていたが、
その隙を狙い、この国にも剣を狙う者が現れた。
(戦鎚のゴードン?)

「未確認の集団に襲われたっ! 現在応戦中! 至急増援を頼む!」
聞こえてくる大声は、駆けつけてきた兵士からの報告だった。
(巨人小隊?)

巨人達の戦争に巻き込まれないように、城へと避難した。
私達は、ただここで見守るしかないのだろうか。
(鉄壁なる巨人城塞?)

昆虫が巨大化したような生物と、巨人が戦っている。
あの巨人は何も持たないで大丈夫だろうか?
(豪拳のロジャー?)

敵は形勢不利と悟ると、相手を巻き込み自爆した。
鋼鉄の鎧はおろか、巨人すら跡形もなく消え去っていた。
こんな恐ろしいところ、早く立ち去りたい。
(重槍巨人ランス?)

司令官は、敵方の自爆戦法の対処法として、
近接攻撃から遠距離攻撃への切り替えを指示した。
(双首竜使いのバーンハード?)

巨人が剣に魔力を込め衝撃波を放つ。
敵は反撃の機会も得られぬまま敗れ去った。
魔力もすごいが、剣もすごい。
あの剣はさぞ銘のあるものなのだろう。
(魔剣使いのクローヴィス?)

屈強なる巨人をまとめるは、自他共に認める最強の将軍。
(戦騎将パトロクロス?)

突然襲来した敵勢に対し、巨人の王は、
相手を切り裂き、握り潰し、圧倒的な強さを見せつけた。
(巨人帝王アレクサンダー13世?)

彼女は傷薬は勿論、腹痛止めや毒薬まで取り揃えている。
とりあえず、今必要なのは船旅用に酔い止め薬だな。
(薬売りのカーサ?)

三つ首の海竜を象徴とする、海を支配する大帝国。
大異変を境に、運命の歯車が回り始める……。
(アトライア海帝国?)

「アトライア海帝国は私が護る!
そう、たとえこの身がどうなろうとも……」
(海皇帝アイヴァン?)

「兄さんがあの力を使うというなら、僕は止めて見せます」
(海皇子イオン?)

「帝国を守護する三つ首竜と光の巨人……。所詮は伝説よ。」
大異変による海水の減少は、海帝国も例外ではなかった。
海帝国の将軍は私達にある伝説を語った。
(災将ナグリアス?)

紅の国(文月)

こっちの世界では別の人間が同行してくれることになったが、
第一印象は気だるげそうな少女。この旅が少し不安になった。
(ブラン・ファルコン)

一種のお祭りなのか、ここら一帯では、
竜の強者を決めるべく、決闘の大会が頻繁に行われている。
(ドク・リザード)

紅の国の聖剣を直すには珠が必要、
珠をつくるには、あいつの後ろの宝石が必要……。
(太陽凶龍アポロ・ガンディノス?)

元々火山の活動が活発な国であるとは聞いていた。
それが今は、マグマの噴流がこの大地を飲み込むほどに。
その勢いは激しさを増すばかりだ。
(シチノムス?)

襲い掛かるマグマから逃げ惑う竜達。
混乱は増すばかり、一刻も早く剣と素材の確保を!
(シンタル・ザウル?)

溢れるマグマは、溢れ込む道を作ることで対処。
その場しのぎの対策でしかないが、何もしないよりはマシだ。
(ガルノタウルス?)

燃え盛る炎の国に代々伝わる槍を受け継ぎし者。
彼は落下する隕石を防ぎ、私達の身を守ってくれた。
(炎楯の守護者コロナ・ドラゴン)

中には冷静な竜もいる。
上空から安全な場所を見つけ出し、仲間を導き集める。
(ネビュラ・ドラゴン?)

ついに、マグマの熱に耐えうる兵器が完成した。
難点は、未完成の為、クチバシでの攻撃しかない事。
(プテラノストーン?)

空の監視者から暗緑の軍勢発見の報告を受ける。
全面戦争へ向けて、恐竜たちは士気を高めた。
(羽竜ペドペンナー?)

闇の先兵は後陣のための道を切り開く。
その光景は、どの世界であろうと変わらない。
(ダーク・ディノニクソー?)

興奮を抑えられない恐竜は、我先に敵陣へと走りだす。
(激竜ランベオス?)

マグマからは逃げるだけの恐竜だが、戦う姿勢は別物だった。
襲い来る暗緑の軍勢を一撃のもとに叩きのめす。
(ブロンソードザウルス?)

日頃から闘争を繰り返してきた賜物だろう。
獰猛な恐竜は、疲れ知らずの戦闘能力を発揮する。
(モノフォースザウルス?)

王者の咆哮が仲間を奮い立たせ、再び立ち上がる力を与えた!
(原始の王者ギガノ・レックス?)

恐竜達のおかげで、邪魔者は去った。
後は、剣の修復が残っている。私達の出番だ!
(アルファータケラトプス?)

ついに剣の在り処が判明。向かうは紅の国最大の火山地下洞窟。
私達を護衛する恐竜と共に、一気に目標の場所まで突き進む。
(ランスモザウルス?)

熱帯びる魔剣の一振りで大地は焦土と化す。
(暗黒の魔剣ダーク・ブレード?)

国の再建と新たな住処を作るため、開拓が始まる。
(鎧竜エドモントソード?)

「荒廃した世界に射す一条の光。星の剣を振るい、人々を導く」
彼の予言は外れない。まだ私達には希望が残されているのだ。
(プロフェット・ドラゴン?)

荒廃した土地には、悪いスピリットの姿を見るようになった。
でも大丈夫、予言者様が救世主が現れるって予言したんだ。
(黒剣竜レックスビート・ザウラー?)

滅紫の国(葉月)

彷徨う獣たちが、辺りを右往左往と飛び回る。
(ツバサ・ツパイ)

調査を行なっていると、怪しまれることも珍しくない。
陰気くさい雰囲気を含め、正直居心地が悪い。
(冥撃手グシオーン)

世界は滅びへと着実に向かっている……。
(ダーク・スカルピオーネ)

世界の異変について、まるで関心のない者もいる。
私の仕事に対して邪魔はしないが、特に協力する気もないと。
(吸血侯爵ベザレル)

世界の異変をきっかけに三大勢力の一つがついに動き出す。
(冥府三巨頭バロック・ボルドー?)

冥府の一角が司るは不死の軍団。
無敵の軍勢は光を目指し、進軍を開始する……。
(冥府三巨頭ザンデ・ミリオン?)

世界異変の影響はこの国にも及び、
すべてを溶かす沼地が広がりを見せている。
その影響で彼らは住処を失い、辺りを彷徨っていた。
(ボーン・キャット)

滅紫の国で次々に見られた毒沼の発生。
ついに滝すらも飲み込まれてしまった。
(腐食する大瀑布?)

闇に覆われた国に代々伝わる鎌を受け継ぎし者。
彼は充満する毒ガスを楯で振り払い、脱出の道を切り開く。
(闇楯の守護者ナーガン)

ここにも毒ガスが!?
……違った、奴自身がガス状らしい。まったく、間が悪い。
(スモッグペッカー?)

住処を失った者たちは、王に掛け合ったが相手にされない。
王達は自暴自棄なのか、それとも本当に関心がないのだろうか。
(ボーン・バイソン)

危機感が薄い王族に対して、肉体無き軍勢は団結し反旗を翻した。
こんな戦いは新たな混乱を招くだけだ。だけど、心情は理解できる。
(骸龍伯ドクー・ロン?)

固く閉ざされた、主無き城の門。
奴はただひたすら、開門の命が下るのを待ち続けていた。
(キーリザード?)

肉体無き軍団の進攻は止まらない。
まさに今、城門をぶち開け城内へ。
(ボーン・トプス?)

王族の兵は、冷静で忠実。
場内への侵入者達を問答無用で両断した。
(ナイト・ヘディレス?)

骸の王は反逆する全ての者を自らの手で断罪する。
(黒き骸王バルトアンデルス?)

肉体無き軍勢の進攻は、
第二陣、第三陣と間斷無く続き、
城への突撃で終わる。
(ボーン・ボアー?)
幾年月にも亘り行われてきた数多の処刑。一太刀ごとに増す、その禍々しさ。
(咎人の骨剣エグゼキューショナーズ?)

貴族達の住む帝国は、本当の姿を見せぬまま消え去った。
残されたのは、廃墟のみ。彼らは一体何所へ……。
(偽りの地下帝国?)

暗緑の国(長月)

暗緑の国に入ったとたん、上空に巨大な鳥が姿を現した。
それはまるで、私達に警告してくるようだった。
(神帝マッハホウオウガ?)

柳と暗緑の両国の狭間にある地に、大樹が存在する。
この大樹には様々な種族が住み、互助関係が成立している。
(リュウケツの大樹?)

暗緑の国は木々が生い茂り、落ち着いた姿を見せていた。
被害が少なかったこの国は、世界から隔離されているかのように見える。
(イネゴバッタ?)

ルチルの目が輝く。……なるほど、乗って思い切り飛び跳ねてみたいと。
違うと思う、とは言えなかった。
(カラクリバッタ?)

ここでの滞在が長くなる可能性が高い。
まずは、環境的に移動に時間がかかる事。
もう一つが、物を見つけるのが困難な事。
(オウゴンオニクワガー)

世界の危機だというのに、
森の王達は、まるで聞く耳を持ってはくれない。
この国では被害が少ないこともあってか他人事のようだ。
(双刃蟲ノコギラファ?)

何度か事情を説明したものの、
毎度、剣探しに関して否定的な反応のみが返ってくる。
(葉滅蜻蛉ハビロング)

この国での活動許可を得るために、
支配者として君臨する蟲の王に尋ねると、こう答えた。
活動は許可するが命の保証はないと。
(魔王蟲の根城)

暗緑の森に入ってから、ずっと背中に視線を感じる。
大きな羽音も聞こえてくる。ちらりと後を振り向くと、
巨大な蟲は、つかず離れずの距離で私達を監視していた。
(メガ・ネウラー?)

暗緑の国もついに、他国同様に異変が大きく起こり始めた。
それまで被害が少なかった分、住人の混乱は他国より激しかった。
(カブトゼミ?)

先の大戦で敗れ去った者は、
闇へと転生することで新たなる力に目覚めた。
(ダーク・ジガワスプ?)

闇にとらわれた者の中には以前の記憶があり、
それを元に同族と手を組む者が現れだした。
(槍兵アントマン?)

暗き大樹海に君臨する蟲の長は、
この地だけでは飽き足らず、支配地の拡大を目指す。
(甲樹神ヘラク・ダイナス?)

蟲の軍勢を恐れているからだろうか、
この国の住人は、彼らの横暴を止めようとせず、
意見しようとする者すらいない。
(タケヤンマ?)

蟲達は、数で押しきれなかったときのため、
増援を予め潜ませていた。
(飛甲虫ニトウクワガタ?)

蟲達が珠の素材に興味がなかったのは不幸中の幸いだ。
なんとか素材だけは確保できた。
(クイック・モスキー?)

蟲達の攻撃は激しさを増し続け、
剣は蟲の王に持ち去られたまま、修復も行えず。
まだ何も終わってないが……一旦暗緑の国を後にする。
(紅蟲ベニカミキラン?)

剣を扱う鍛冶師としての本能から伝わる。迂闊にこの剣に触れてはならないと。
(黒蟲の妖刀ウスバカゲロウ)

白亜の国(神無月)

光の国と比べ、この国は暗い。
以前からみつけ辛いと想定はしていたが、
ここまで手がかりもなく、みつけられそうにないとは……。
(シュライクン)

この国の人間曰く、世界で異変が起きてから、
暴れ出す獣が多く見られるようになったと。
とにかく危険なのでまずこの場から逃げ出したい。
(ダーク・ガドファント)

剣探しのために巨大な獣の上に乗せてくれた。
大陸を横断するには凄く効率が良かったのだが、
揺れが激しかったせいか、同行人共々酷く酔うはめに。
(ベア・ポーラー)

異変で大地が崩壊したため、地図が役に立たなくなった。
旅は命掛けのものとなり、私達は遭難しかけていた。
そんな時、嗅覚に優れた獣が正しき道を発見して誘導してくれた。
(ダーク・ドーベル?)

遠くからでも見える程に、不自然に存在する巨大な水晶。
珠を作る為の素材として一部を頂くことにした。
(迷子水晶)

鉱物と一体となった巨大な竜は、
その身を使って、剣を守り続けていた。
(水晶竜シリマナイト?)

襲撃された時、奪われたのは剣一本のみだった。
他に集めてた素材には手を付けていなかった。
(アザラ・バーグ)

剣を奪いし者の探索はいまだ続いている。
日中常時の探索は疲れ知らずの彼らに任せているようだ。
(砲獣アークィドリー)

銀白の国で出会った機械の騎士は、
私達に、奪われた聖剣の行方を教えてくれた。
(獅機鎧神ヴァルハランス・レオ?)

あまり良くない報告を受けた。
剣の強盗犯は他国へ逃げたという事を。
(リヴァードフィン)

剣の強奪犯にようやく目星がついた。
暗躍していたのは暗緑の国!
……いや、駄洒落じゃないって。
(ネガ・スプリンガー?)

奪われた剣を取り返し、再び元の地へ納めてくれた剣士。
全ての事柄が片付くまで、彼に剣を託すことにした。
(十剣聖ヴォル・クーガ)

今更ではあるが、同行してくれる彼女らは、
いちいちメモを開いて書き起こしていることが気になる。
今も変わった物を見るたびに何か書いてるし。
(ジュレヌーク)

闇の中、宝剣は美しく異彩を放つ。
(白夜の宝剣ミッドナイト・サン)

黄銅の国(霜月)

殆どの者が存在すら疑わしく思っていた剣聖。
異変後の各地で姿を表わすようになったのは何故だろう。
(ハックビシン)

異変の影響を大きく受けている国を挙げるとしたら、
黄銅の国の問題が一番深刻かもしれない。
住処が消滅した事により、獣達が国内で大暴れ。
入国すら出来ないほどだ。
(アイラヴァター)

周り道をした上で、再び入国を目指そうと試みるも、
奴らは変わらず拒んだ姿勢を見せた。
(コンゴウショウキ)

黄銅の国の外周は、延々と終わらない壁に囲まれている。
やっと通れそうな隙間を見つけたが、
もしかして不法入国になるのだろうか?
(バニラップ?)

一見すると強面な獣であったが、
事情を聞くと、快く私達を中心都市まで運んでくれた。
(ガトーブレパス?)

最悪の事態だ……。
暗緑側の勢力が、この国の剣を先に奪い去ってしまった。
(ダーク・アイベリックス?)

消えいく大地を前に、翼持つ者は飛び立つ。
いや、あいつはこの異変を予見していたのだろうか?
それとも、この異変自体、あいつら凶獣が関係している……?
(凶獣トウテツ?)

彼女の気まぐれで、世界は揺らぐ。
今日はなにをしようか? 退屈が凌げればそれでいい。
(時空の魔女グランディース?)

生命を奪うも与えるも思うがまま、時空の魔女が遣わした黒き神獣。
(凶神獣カオス・ペガサロス?)

このままでは終われない。消滅目前の大地で、
崩壊が止まるのを信じて、待つ者がいる。
(アルミラージ?)

天剣が見せる幻が、終わり無き夢へと誘う。
(夢幻の天剣トワイライト・ファンタジア?)

深青の国(師走)

異形な生物ひしめく混沌の国……その名は深青の国……。
(クラーメン)

他国での変化と同様に、この海にも大きな影響を与えた。
荒れ狂う海域とその主達は、変動後より強力になったと。
(海魔巣食う海域)

世界変動で、海は以前にも増して荒れ果てる。
しかし、異形の者たちは混沌と化す世界に肯定的な態度を示す。
(ミノタ・コルス)

面積の多くを海が占める深青の国。
ここでは、異形の者の協力なくして剣も素材も見つからない。
(異海女帝レスキュラ)

なんと、剣と素材の探索を手伝ってくれるらしい。
何百という触手を、伸ばして掴んでぬるぬるねちゃねちゃ。
……申し訳ない。ちょっと気分が……。
(異海獣シーポリープ?)

嵐によって荒れ狂う海に起きた新たな異変。
海の嵩が徐々に減少しているのだ。
(タツノ・ドラコ?)

深海にまで及んだ異変が、眠りし異形を呼び覚ます。
(森羅龍樹リーフ・シードラ?)

減り続ける海の水嵩、それでも先の見えない海底へ逃げ込む。
奴らは、陸では生きられないのだ。
(ヤナクラゲー?)

いつにも増して荒々しい態度の異形を目にする。
本来あるべき剣が未だ発見できず、海の環境が悪化しているからだ。
(ダーク・スクアーロ?)

陸地に住む異形の者は、駆けまわる。
海に住む異形の者を、助ける術を探すべく。
(ピューマウロス?)

珠の素材となる鉱石は、海水が干上がった所から発見された。
異変解決の鍵が異変によって見つかる。なんとも皮肉な結果だ。
(ゲル・ゴロス?)

海深くに眠る巨剣は、干上がる海と共に姿を見せる。
(深淵の巨剣アビス・アポカリプス?)

最終決戦

振り撤かれた黒霧が光を遮り、精神を汚染する。
(異海双龍ハスターク?)

黒幕は、異次元から現れた闇の双龍。
一命を取り留めた暗緑の大将の小姓から衝撃の事実が語られた。
奴らは大崩壊を引き起こし、私達を駆逐しようとしていたようだ。
―鍛冶師グレンの呟き―
(ムシャタヌキ?)

極限の戦いが光を超えた輝きを生み出す。「剣よ、我に力を!」
(龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイ?)

主を失いながら、未だに動き続ける近衛機たち。
統括システムISSは、光の龍神を主と認め大崩壊に立ち向かった。
(大近衛機ISS?)

光の龍神と闇の双龍の決戦が始まる。
救世主に率いられた光の剣聖たちは闇の六剣聖と対峙する。
大崩壊が引き起こした聖剣決戦は今、最終局面を迎えた。
(砲撃機士マックリヤ?)

闇の双龍との契約により、闇の六剣聖を率いる最悪の剣聖。
闇の霧に紛れ、魔剣デスサイズで命を刈り取る。
(死神剣聖ダークネス・メア?)
その魔剣は暗闇を引き寄せる。
闇がもたらすのは、さらなる破滅か、静寂か……。
(魔剣デスサイズ?)

「操られていたとはいえ、なんということを……
この償いは必ず……、あ、あの、なんでもしますからぁ~」
(月影の剣聖アマルティア?)

長い剣を持った剣聖が一人、私達の前に立ちはだかる。
「洗脳? わらわは、心からあの方に従っておる」
(異海剣聖シュブ・ニグラ?)

「いくよ、ネフィリム。ボクたちの力を見せつけるんだ」
(大天使アヴリエル?)

制御された強大な力は、大天使の号令により解放される。
(殲滅天使ネフィリム?)

すべての知恵を束ねし蛇の王。
その知恵が導き出す答えとは……?
(白蛇帝アルデウス・ヴァイパー?)

白蛇帝に仕える剣聖は、知識を守るために戦った。
(白蛇剣聖アルビナーガ?)

女帝王の騎士は、残された剣を持ち最後まで戦い抜いた。
あれが本物の騎士の姿なのだろう。
(夜蝶剣聖モルフォナイト?)

暗緑の大将は、異次元より現れた敵と刺し違え散った。
(要塞蟲フォートコーカサス?)

「皇帝イオンよ、貴方なら、あの力を正しく使えるはずだ」
(剣聖将軍フィランダー?)

三つ首の異形が放つ炎は重なり合い、海の帝国を燃上がらせる。
「イ……オン……、護……ル」
(インペリアル・ハイドラ?)

巨神の振り抜く拳は、絶望を撃ち砕き、希望を掴みとる!
(海皇巨神デュランザム?)

12の剣を支えるべく、私は13本目となる神剣を作り出した。
剣の神髄に力を送り、本質を安定させるために。
(真・裁きの神剣トゥルース・エデン?)

神剣を掴むと、ラピスとルチルが手を添える。注ぎ込まれる三人の力。
剣が徐々に光り始める。そして眩いばかりの輝きに――――!
―鍛冶師グレンの呟き―
(キャプリンメル?)

「神剣よ、私達の世界を救いへと導いてくれ!」
わたしは願うと同時に、神剣を大空へ振りかざした。
(恐竜剣聖ドラコレックス?)

七色の輝きは大空を、世界中を覆ってゆく。黒霧も双龍も、全てを。
――天空にオーロラが煌く。それはまるで、新たな世界へと導く祝福。
―鍛冶師グレンの呟き―
(ファルコパンサー?)

双銃が発する銃声は、一つは開戦を告げ、もう一つは終戦を告げる。
(双銃機神ディルム・ダイナ?)

崩壊と争いが止まり、平和が訪れる。
未来への希望の祈りをこめ、祝福の舞踊が始まった。
(舞踏の魔女マイヤ?)

屈強な海帝国の兵士は、巨神と共に事態の収束に務めた。
その働きは目覚ましく、帝国の復興はいち早く成された。
(アトライアソルジャー?)

この旅で最も話が通じ、最も話が合わない人物。
お互い同業者として、譲れない主張ってのがあるからね。
(鍛冶屋のベータ?)