真壁一騎

Last-modified: 2015-01-15 (木) 20:42:13

真壁一騎 【まかべ かずき】

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本作の主人公。幼少時に左目を負傷させてしまって以来疎遠になっていた親友・皆城総士の頼みでファフナーに乗り込み、フェストゥムとの戦いに身を投じる。島の子供達の中でも極めて高いシナジェティック・コードの形成率を誇る。
【CV:石井真/豊口めぐみ(幼少時)】

プロフィール

  • 生年月日:2131年9月21日(乙女座)
  • 血液型:O型
  • 身長:169cm (無印時点)
  • 体重:56kg (無印時点)
  • 好きな物:静かな場所、美味い食事

人物像

幼少時は年相応の少年だったが、総士との一件以来、自分は大事な人を傷つけても平気な人間なのだと思い込み、自己否定の強い性格となる。
そのトラウマから他人を傷つける事を恐れ、同級生ともあまり積極的に関わろうとせず(ただし、剣司からの決闘は受けていた)、「自分にはどこにも居場所がないのではないか」という観念に悩まされている。その一匹狼的なポジションゆえに、クラスでは浮いた存在である模様。

総士に対してはなかなか謝罪の言葉を掛ける事が出来ず、総士も一騎の行動を咎めずに、周囲には「自分の不注意によるもの」と説明していたため、長年、罪悪感に苛まれ続けていた。
その自己否定の強さゆえに、変性意識の影響を受けず、システムの力を借りずともファフナーと一体化する事が出来る。
しかし、戦闘で敵を倒す事には少なからず愉悦を感じており、その感情を総士に知られる事で自己嫌悪に陥っている事を真矢に打ち明けている(CDドラマ「NO WHERE」より)。

自分を表現するのが苦手なため、無口で近寄りがたい印象を与えるが、根は純朴で、父・史彦に代わって家事をこなすなど、家庭的な一面もある。

家族構成

  • 真壁紅音
    • 母親。作中では既に故人だが、物語中盤において意外な形で再会する事に……。

登場作品

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【蒼穹のファフナー】

14歳。主人公。自己否定の強い性格だったが、数々の戦いと交流を経て精神的に成長していく。
物語終盤は身体の同化現象が進んでおり、活性薬等の力を借りて戦いに臨む。

【蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT】

13歳。主人公・将陵僚の後輩にあたる。
当然ながらまだ島の真実は知らされておらず、剣司の決闘に応じたり、ごく普通の中学生としての日々を過ごす。

【蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH】

16歳。本編では直接的言及はないが、前作終了直後、1年間昏睡状態にあった。
同化現象の後遺症で色彩を認識出来ず、視力そのものも低下し続けている。
平時は喫茶店「楽園」で真矢と共にアルバイトをしており、数々の看板メニューを手掛ける。
戦闘による同化現象再発により、ファフナー搭乗を禁じられ、代わりにフェストゥムの使者・来主操との対話役を命じられる。

【蒼穹のファフナー EXODUS】

19歳。雇われマスター兼調理師として「楽園」に勤務している。
マークザインのパイロットだったが、物語開始時点では第一線から退いており、後輩達を見守る立場にあった。派遣部隊の危機を知り、総士と共に再びファフナーに搭乗。エリア・シュリーナガルに向かい、驚異的な奮戦を見せる。

【蒼穹のファフナー ADOLESCENCE(電撃文庫「蒼穹のファフナー」)】

14歳。アニメ以上に自分の居場所のなさに苦悩しており、中学卒業後は離島を考えていた。
マークゼクス?のパートナーとしてツインドックを組むが、後にローンドックで戦う事を望み、了承される。

【Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH】

16歳。蒼穹作戦の後、同化現象の治療を受けているが、色彩感覚を失っている。

その他

  • 名前は「心に〈壁〉をつくり、人から遠ざかる+〈一人で戦う者〉」という意味。
  • 企画段階では「無口で目つきが鋭く、ちょっと不良っぽい」少年で、自分が傷を負わせた親友(総士)を常に陰から守り、彼をからかったり苛めたりしようとする者を暴力で撃退する日々を送っている、という設定だった。
  • アニメ・小説、共に驚異的な身体能力を誇り(天才症候群の兆候)、小説版では総士に「オリンピックの全種目で金メダルが取れる」と評されている。ただし、一騎本人にあまり自身の能力に対する自覚はない。