要咲良

Last-modified: 2015-01-15 (木) 20:53:38

要咲良【かなめ さくら】

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一騎の同級生。両親が合気柔術の道場を開いており、自身も武道を嗜む。
勝気で男勝りな少女で、剣司と行動を共にしており、彼らからは「姐御」と呼ばれる事も。
敬愛していた父・誠一郎を殺したフェストゥムを強く憎んでおり、ファフナー?の搭乗者に選ばれてからは、一体でも多くの敵を倒そうと積極的に奮戦する。
【CV:新井里美】

プロフィール

  • 生年月日:2132年3月22日(牡羊座)
  • 血液型:AB型
  • 身長:164cm (無印時点)
  • 体重:52kg (無印時点)
  • スリーサイズ:B81・W60・H84
  • 好きな物:絵本

人物像

警察官のに育てられたためか、曲がった事を嫌う厳格な性格。
要流合気柔術の有段者である両親から手ほどきを受け、「島で最強の少女」と呼ばれている。
しかし、本人はある意味最強なのは真矢だと思っており、幼馴染の間柄でありながら、二人の仲は良い方ではなく、咲良自身、真矢の事を名字の「遠見」で呼ぶなど、苦手な存在だと認識している。
その理由としては、真矢の翔子に対する接し方への反発(ドラマCD「STAND BY ME」参照)もあるが、根底には、人の内面を的確に見抜く彼女への畏怖心がある。
また、総士の父性的な性格が気になっているがために、彼に対して何かと意見する真矢の態度を快く思っていない、というのもあるらしい。

毅然とした、弱さを見せない立ち振る舞いをする反面、父を憧れの男性像とするなど、ファザコン気質なところがあり、「父のような男性に守ってもらいたい」という願望を秘めている。

ファフナー?搭乗時は、変性意識により、フェストゥムへの憎悪が前面に押し出されるが、同時に、内面には恐怖の感情も垣間見える。また、フェストゥムに対する憎悪の感情がファフナーとの一体化を促しているため、ある一定以上の力を発揮する事ができない。
そのため、単独戦闘においては意外に脆く、周囲に助けられる事を悔しがる一方、守られる事に対する嬉しさも少なからず感じている。

19話での戦闘以降は、カノンに戦闘への恐怖を吐露したり、剣司に対し女らしい一面を見せるなど、今までの彼女とは異なる姿が見えてくる。

家族構成

  • 要澄美
    • 母親。道場の師範にして学校の体育教師。
  • 要誠一郎
    • 父親。同じく師範だったが妻の方が強かったらしい?第1話の戦闘で戦死。

登場作品

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【蒼穹のファフナー】

14歳。父の命を奪ったフェストゥムへの憎悪が戦いの原動力であったが…。
精神に起因するパイロットとしての伸び悩みに苦悩していたものの、剣司と心を通わせ合っていた矢先、第21話にて昏睡状態に陥る。

【蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT】

13歳。登場シーンはあるが台詞はなし。

【蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH】

16歳。昏睡状態から回復するも、その後遺症で虚弱体質になっているが、調子が良い時は自力で歩く事も可能になったらしい(普段は車椅子で移動している模様)。
リンドブルムを装備した空戦仕様のマークドライ?にパイロットとして復帰。

【蒼穹のファフナー EXODUS】

19歳。ファフナーのパイロットを引退しており、竜宮島学園の保健体育の教師となる。
杖をつきながらではあるが自力で歩けるようになった。
アルヴィスでは後輩達パイロットを指導する教官を務めていたが、後にSDPに伴う異形化に怯える後輩達を元気づけるべく、カノンと共にレギュラー・パイロットに復帰。スレイプニール・システムを介して無人機「トルーパー・モデル」を率いてマークドライに搭乗する。

【蒼穹のファフナー ADOLESCENCE(電撃文庫「蒼穹のファフナー」)】

「道場娘」という名で存在が示唆されているが作中には未登場。
一騎に挑戦状が送りつけられるようになったきっかけとなった人物。

【Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH】

16歳。同化現象による昏睡状態から回復している。
後遺症による虚弱体質で学校を休みがちなため、居場所になるよう生徒会書記という役職が用意されている。学校へは剣司と自転車に乗り行き来している。

その他

  • プロットの段階では「要真咲」という名前だった。また、準備稿では額にバンダナを巻いている。
  • 小説版では「道場娘」という名で存在が示唆されている。
    • プロット段階では登場人物に含まれていたのだが、諸々の事情により「要咲良」としての出番はカットされてしまった。
  • 小説版プロットの時点で提示されていた天才症候群の兆候は力学的効果の理解。どこに力点を置けば物体のバランスが保たれ、崩れるかを把握出来るというもので、公式に明言はされていないものの、武術にもこれが応用されていると思われる。