・少女との約束
依頼者:
プリッシュ(Prishe)
/ アビセア-天象の鎖
依頼内容:
月に残された
一人の少女は笑って言った。
「時々でいいんだ。
また会いにきてくれ。
俺とおまえの約束だかんな!!」
- プリッシュに話しかける。
あっちの[Your Name]じゃん。
なんだよ、忘れもんでもしたのか?
Prishe : それともなんだ。
ひょっとして、俺様が恋しくて
わざわざ会いにきてくれたってのか?
Prishe : か~。
これだから、モテる女は辛いねぇ!
Prishe : ……って、ツッコメよ!
延々と俺に一人ボケさせる気か、おまえ。
Prishe : …………。
Prishe : ま、なんだ。
ありがとよ、あっちの[Your Name]。
俺のこと、気遣ってくれてんだろ? へへへ。
Prishe : ミルドリオン様にも
俺らのこと、伝えてくれたんだな。
Prishe : あっ、わりぃ!
おまえの心の声が聴こえちまってさ。
反則だけど、わかっちまった。
日がな一日、空に広がる星を見てんだ。
アビセアもよ、雲の動きがな
いろんな風に形を変えてよ、おもしれーんだ。
Prishe : おもしれーんだ……。
でもよ、時々ふと寂しくなる。
だからよ、おまえを見たとき一瞬、心の臓が
止まるかもって思ったぜ?
Prishe : ぶっちゃけ、嬉しかった!
Prishe : だからまた来てくれ。
あ、毎日じゃなくていいぞ? 時々だ!
そう、時々でいいからさ!
Prishe : な?
わかった
え~
Prishe : なんだよー。
別に減るもんじゃねえだろ。
ケチケチすんなよ、[女/男]だろ。
Prishe : おっし、決まり!
俺とおまえの約束だかんな!!
Prishe : そんかわり、
こいつをおまえにやるよ。
Prishe : 天地のジェイド*1。
漂ってたの見つけてさ、拾っておいた。
それさ、こっちのおまえが持ってたもんなんだ。
Prishe : 持っててくれ。
自分の形見ってのも変だけどな。
きっと、こっちのおまえも喜ぶと思うんだ。
Prishe : へへ、大事にしろよ?