・綻びた世界
依頼者:
ヨアヒム(Joachim)
/ ジュノ港
依頼内容:
ヨアヒムからの依頼。
例のあの人がまた冒険者に
会いたいと言ってきたらしい。
場所、日時に関しては前回と同じく
日の沈みから明け方までの間、
ラテーヌ高原のストーンサークルで
冒険者を待ってるとのこと。
- ヨアヒムに話しかける。
あんたに言伝がある。
例のあの人がまた会いたいそうだ。
Joachim : 場所と時間は前回と同じ、
ラテーヌ高原のストーンサークルだ。
Joachim : 日の沈みかけから
明け方までの間、こちらの世界に来てるらしい。
その時間だけは忘れないでくれ。
Joachim : 確かに伝えたぞ。
Joachim : しかし、こう短期間にこちらへ
あの人がくるのはあまり
喜ばしい報告ではないのだろうな……。 - ラテーヌ高原(G-6)???を夜間に調べる。
待たせちまったか?
Gilgamesh : 再会が思った以上に
早くなっちまったな……。
Gilgamesh : ちっとばかし
嬉しくねえ情報が入っちまってな。
そいつを伝えるために呼んだ。
Gilgamesh : おまえらのお陰で
各地との連絡も取れるようになったんでな
数人の手練に各地の調査をしてもらったんだ。
Gilgamesh : 地形は大幅に変わっちまってた。
あの世界の空が赤く染まったときに
どでけえ地震が起こったからな。
それの影響だろうと考えちゃいたんだが……
Gilgamesh : 地震なんてもんじゃねえ。
事はもっと深く重大な状態だったのよ。
Gilgamesh : 話しちゃいなかったが
俺は昔、「アビセアの英雄」と呼ばれた奴らと
一緒に行動したことがある。
Gilgamesh : ずいぶん世話になった。
表舞台にゃまず出てこねえようなことを
あいつらはいつもやってのけてた。
Gilgamesh : なにがそうさせるのか、
聞いちゃみたが、決まってニヤッとするくらいでな。
掴みどころのねえ不思議な連中だったよ。
Gilgamesh : ……そう、「おまえら」がな。
英雄ってのは、アビセアのおまえら自身さ。
Gilgamesh : 不思議に思わなかったか?
何人かには会っただろ、おまえと同じ世界の者を。
そして、なぜ自分はいないのだろう、と。
Gilgamesh : 正確には「いた」んだよ。
そして、いまはもうあの世界にはいない……。
なぜかは詳しくは俺もわからん。
ある日を境に連絡が途絶えちまったからな。
Gilgamesh : まあいろいろ
ありもしねえようなことを聞かされては
酒の肴にしてたんだがな……。
どうやら、認識を改めなおさにゃならんらしい。
Gilgamesh : 各地を調査してわかったこと。
そいつは、ごく一部の奇妙な変化だった。
「格子状に地形が崩れてる」という、な……。
Gilgamesh : 俺も実際に見たことはねぇが
その状態は記憶にあった。
話に聞いたのさ、そういう場所があるってな。
Gilgamesh : そして、そいつは
各地で発見報告があった。あんな世界じゃ
見落としちまう、小規模な変化。
Gilgamesh : わけのわからん
モンスター共に襲われ、空は赤く染まった。
世界は確かに大きく変わった。
Gilgamesh : ……大きく変わったが
それすらも、巨大な事象の一片に
過ぎないんじゃないか?
もっと、とてつもない、なにか……。
Gilgamesh : 俺はそう感じちまった。
Gilgamesh : そいつを確かめに
これから、嬢ちゃんのとこへ行ってくるつもりだ。
アビセアでなにが起ころうとしてるのか。
知ってることを全部聞かなきゃいけねえ……。
Gilgamesh : 受け入れる覚悟が
できたかといえば正直よくわからん……
Gilgamesh : 気持ちの整理がつく前に
答えを見つけちまった感じだな。
Gilgamesh : 幸か不幸か
この場合はどっちだろうな。
過ぎたるは及ばざるが如しってやつかね……。
Gilgamesh : 呼び出して
いきなりぶっ飛んだ話で、すまなかったな。
まったく、世界を越えておまえらに
世話になりっぱなしたぁ、恥ずかしい話さ。
Gilgamesh : だが、頼りにしてるぜ。
また会おう、[Your Name]。