アビセアクエスト/メインシナリオ/神竜

Last-modified: 2011-01-06 (木) 10:25:59

・神竜

依頼者:
 プリッシュ(Prishe)
  / アビセア-天象の鎖
依頼内容:
 男神との戦いで
 唯一生き残った少女、プリッシュ。
 彼女は語る、先に待ち受けるモノの姿を……
 「人の畏怖する象徴の塊。
 その名は『神竜』」と。
 いま、アビセアの未来を賭けた
 最後の戦いが始まろうとしている!?


  1. アビセア-天象の鎖へ入るとイベント。
     
    Prishe : [Your Name]!?
    Prishe : おまえ、無事だったのか!!
     
    なにか言う?
     プ、プリッシュ……?
     お、女の子……?
     
    「プ、プリッシュ……?」「お、女の子……?」
    Prishe : なに、すっとぼけてんだ。
     頭のほう大丈夫か、おまえ?
     俺だよ、プリッシュ(Prishe)だよ!
    Prishe : ……って、
     なんだ、違う……誰だ、おまえ……?
     
    Prishe : …………。
    Prishe : そうか、アビセアは
     そんなことになっちまってたのか。
    Prishe : で、おまえは
     別の世界からきた、[Your Name]ね。
     いやまあ、来るほうも来るほうだけどよ。
     どんな奇跡だって話だ……。
    Prishe : それもこれも
     全部、俺たちのせいなんだな……。
    Prishe : まいったな。
     無事だってのは嬉しいけど
     ミルドリオン様に合わす顔がねえや。
    Prishe : そう、俺たちは負けた。
     男神プロマシアにな……。
    Prishe : こっちのおまえも……
     そして、みんな、飲み込まれちまった。
     俺はなにも、なにもできなかった。
     ただ、見てるだけしか……。
    Prishe : ……チクショウ。
     こんな体のせいで、俺だけッ……!
     
    声をかける?
     プリッシュ、しっかりしろ!
     黙って前へ歩み出る
     
    「プリッシュ、しっかりしろ!」
    Prishe : ……!
     なんだよ、あっちのおまえも同じこと
     俺に言うんだな……。
    Prishe : わりぃな。
     お陰で、ちょっとだけ活入ったぜ。
     
    「黙って前へ歩み出る」
    Prishe : ……お、おい。
     おまえ、その先に行こうってのか?
    Prishe : 恐いもの知らずは
     どっちのおまえも同じってことかよ。
     ……いまの俺、すごくかっこ悪いじゃんか。
     
    Prishe : へへ。
     別の世界っつっても
     おまえは変わらず、おまえなんだな。
    Prishe : それにおまえからは
     すげえ力が、ビシビシ伝わってきやがるぜ。
     そいつが、異世界人の力ってやつか?
    Prishe : 俺なんかいたら、足手まといだな。
    Prishe : なあ、任せていいか?
     この世界のこと、アビセアをよ……。
     
    なにか言う?
     任せろ!
     ニヤリとする
     
    「任せろ!」
    Prishe : へへ、頼もしい返事だな。
     
    「ニヤリとする」
    [Your Name]はPrisheに、にやりとして見せた。
    Prishe : はは、ニヤケ面も一緒だな。
    Prishe : いいか、[Your Name]。
    Prishe : おまえはこっちの人間じゃねえ。
     神様を前にしたって多少はマシだろう。
     なにもなきゃ、あんなのの目の前に立っただけで
     人は終っちまうからな。
    Prishe : それに、この先にいる
     あいつは、セルテウスを飲み込んで
     男神なんていう、
     カワイイ容姿じゃなくなっちまってる。
    Prishe : ありゃ、
     人が畏怖する象徴の塊みたいなもんだ……。
    Prishe : 「神竜」。
    Prishe : ……とでもいったほうが
     しっくりくるかもな。
     ちょびっとばかし、デケーと感じるかもしんねえけど
     あいつの姿に気圧されるなよ。
    Prishe : なあに、
     おまえなら、ぜってー大丈夫だ!
    Prishe : さあ、覚悟きめろよ?
     ここであっちのおまえも負けちまったら、
     この世界は本当に終っちまうかもしれねえんだ。
     
  2. 神竜討伐後、プリッシュに話しかける。
     
    Prishe : ……終わったなあ。
    Prishe : 思ってたとおりだ。
     神様を倒したって、時間が戻るわけじゃねえ。
     いなくなっちまった人はそのままだ。
     淡い期待はあったんだけど、世の中甘くねえな……。
    Prishe : ってことはだ。
     アビセアもすぐには戻らない。
     いや、永いこと、このままかもしれねえな。
    Prishe : ……魂が還るべき
     クリスタルも見事にばらばらになっちまってる。
     空に見える赤いリング、母なる石だよ。
    Prishe : ……気づいてたか?
    Prishe : 男神は消えた。
     女神様の声も、ずっと前から聞こえねえや。
     でも、きっと悲しんでるな……。
    Prishe : だがよ、人は生きてる。
     話、聞いたんだろ? 人は男神の分身ってさ。
     その人が生きてる限り、神様も生きてんだ。
     この世界から失われたわけじゃねえ。
    Prishe : この世界、アビセアはよ。
     俺たちが戦いに負けたあの日に
     こうなる未来に突き進んじまったんだ。
    Prishe : 完全には元に戻らねえかもしれねえけど……
     せっかくもらった無限の命、
     俺はこの世界の行く末をここで見守ってくつもりだ。
    Prishe : ここは、見晴らしもいいしな~。
    Prishe : 変な顔でこっち見んなよ。
     俺には、あのへんてこな口は使えねえんだ。
     おまけに魔法も呪符も効果なし。
    Prishe : ここが、月だってんなら
     あれがアビセアだろ、距離もあんのかねえ?
     いやあ、しかし月と一緒で見事なまんまるだな~。
     そんでもって、すげえキレイだ。
    Prishe : そう思わねえか、なあ?
     ……って、なんだ、言ってなかったっけ?
    Prishe : そうじゃなきゃ、
     ずっとこんなとこにいねえよ。
     あれだぞ、ミルドリオン様に報告すんのが怖いとか
     そういうわけじゃないからな?
    Prishe : それに、みんなと……、
     こっちのおまえと一緒に戦った場所でもあるしな。
     俺までいなくなったら、みんな、寂しがるだろ?
    Prishe : ……だからさ。
    Prishe : 地上のほうも
     しばらくは大変かもしれねえな。
     行って手助けできねえのは、正直辛いんだ。
     ……でもよ、おまえがいる。
    Prishe : 頼んだぜ、英雄!
    Prishe : ミルドリオン様には
     よろしく伝えておいてもらえるか?
     プリッシュは無事です、元気だってな!
    Prishe : あとよ。
    Prishe : ごめんなさい。
     ……って、伝えといてもらえるかな。
     いやな仕事押し付けちまうけど、許してくれ。
    Prishe : じゃあな、ありがとうよ、
     あっちの[Your Name]!!
     住む世界が違っても、おまえには最後まで
     助けてもらってばかりだな。へへへ。

アビセアの覇者
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