アビリティ | 効果 |
封殺 | 攻撃を受けた時 3割の確率で受けたスキルを封じ込める。 |
冷静沈着 | 補助スキルを封じられない。 |
タイプ相性 | |||||||||||||||
無効 | 2倍 | 2倍 | 1/2 | 1/2 | 1/2 | 1/2 | 無効 | 2倍 |
印 / アビリティ
蒼の印 / 封殺
PP配分
耐久64 / 散防64 / 俊敏2
227-80-148-100-137-76
スキル構成
応急手当 / フィールドバリア / フィールドプロテクト / アンノウンフレア
持ち物
蛍石
概要
壁張りによる「両刀受け」と「後続へのサポート」を兼任する耐久サポート型。
相性の良い相手であれば「自分で壁を張って自分で受けるセルフサポート耐久型」として、
相性の悪い相手であれば「壁を張ってから後続に引き継ぐ壁貼りサポート型」として動かす。
Dアリスの型は現環境でメジャーな「集防特化耐久型」のイメージが強いため、
初手アップビートされることが少なく、1ターン目の壁張りが通りやすい。
また、上記のイメージからか集弾アタッカーの集中スキルが飛んで来にくいため、集防特化ではないこの型にとっては都合が良い。
壁張りサポート役としての信頼性は好奇心Aこいしに一歩譲るが、
壁を張った後の「そのまま耐久型に移行」or「後続へ引き継ぐ」の二択がどちらも強力であり、
耐久型としての性能も相手を“詰み”の状況に陥れるには十分なポテンシャルを持っている。
反面、「耐久型としてもサポート型としても中途半端」という面は否めず、
好奇心Aこいしのように確定先制で壁を張ることが出来ないため、場合によっては壁を張る前に落とされる。
また、集防特化型に比べると、壁が無い状態での受け出し性能には不安が残り、相手によっては・・・
受け出し時点でHPを半分以上持って行かれる → 俊敏が遅いため相手に先制されてしまい何も出来ないまま落ちる
・・・という最悪のパターンに陥る可能性もある。
確定スキル
両刀受け+壁張りサポートという性質上、回復+バリア2種で3枠埋まってしまう。
応急手当
体力1/2回復。耐久型のお供。
フィールドバリア
拡散スキルによるダメージを半減する。
この型では散防にもPPを振っているため、壁さえ張れば十分に散弾受け可能。
相手がDアリス対面から集弾アタッカー → 散弾アタッカーに交換しそうであれば、
交代読みフィールドバリアで相手のペースを乱すことも可能。
フィールドプロテクト or (甘い悪夢)
集中スキルによるダメージを半減する。
この型では集防は印補正のみだが、壁さえ張れば特化型以上に硬くなる。
後続へのサポートは勿論、相手集中アタッカーのDアリスに対するゴリ押しを咎めることも出来る。
(命中率に不安はあるが「甘い悪夢」でも代用可。この型のコンセプトからは外れるので紹介のみ)
選択スキル
残りの1枠でダメージソースを確保する。
アンノウンフレア
幻/拡散/威力80(120)/命中100/PP15/混乱3割
安定志向ならばコレ。威力・命中・PPともに申し分なく、混乱3割も非常にいやらしい心強い。
廻ル幻想
幻/集中/威力95/命中100/PP15/相手の集弾ステータスを参照する
集弾アタッカーキラー。特に集弾を詰むタイプに対しては強力。
反面、散弾アタッカーに対してはゴミのようなダメージしか入らないため、
対散弾アタッカーも想定しているこの型にとっては微妙。
自PTの構成が集弾アタッカーに対して重いようであれば採用候補に。
クロームレイ
鋼/拡散/威力90(135)/命中100/PP10/相手の能力変化の影響を受けない
安定の火力と命中を持った鋼スキル。鋼は属性の通りも良いため使い勝手は良い。
ただPPが10しかないため、C80のDアリスでは弾切れを起こしやすいのがネック。
ミアズマ
相手アタッカーに対しては上記のスキルで普通に殴った方が手っ取り早いが、それに併せて耐久型対策もしたい時に。
相手を毒にしてから応急手当と壁張りを連打して毒殺する敵に回すと超めんどくさい型に変貌する。
鋼・毒・コンティニュー型・アップビートで止まります。
ダメージ計算
現環境の対アタッカー受け性能を適当に列挙。
先制されることが多いため1ターン目は壁無し状態で攻撃を受けることになるが、
2ターン目は壁によって受けるダメージが半減する。
理論上は、壁無し状態で66.7%未満のダメージであれば、壁+応急手当でループ可能。
数値上は受けるだけで精一杯に見えるが、
実際の運用では封殺によるスキル封じやアンノウンフレアによる混乱で数値以上に難攻不落である。
受け(壁無し)
- Pあや/一斉射撃/碧印/A64S64
- 霊石乱舞 確定2発 57.5% ~ 48.5%
- ラッシュアタック 確定4発 33.0% ~ 26.5%
- Dいちりん&うんざん/決闘/紅印/H64A64
- ばくれつゲンコツ 乱数3発 38.3 ~ 32.2 %
- 雷鳴 乱数4発 26.4 ~ 22.5 %
(Dいちりん&うんざんは俊敏で勝っているため、先制で壁を張ってダメージ半減可能)
- Pカナ(藁人形)/アップテンポ/碧印/A64S64
- 亡霊ミッドナイト 乱数2発 53.7 ~ 44.9 %
- Sみこ(藁人形)/アップテンポ/碧印/A64S64
- ハイトーンクラッシュ 確定2発 87.2 ~ 73.6 %
(Sみこ藁人形のハイトーンクラッシュは蒼印H64B64でも受け切れない)
- ハイトーンクラッシュ 確定2発 87.2 ~ 73.6 %
- Pゆめみ(大盾)/強気/碧印/C64S64
- 氷獄 乱数3発 37.4 ~ 31.7 %
- インフェルノ 確定2発 63.4 ~ 53.7 %
相性の良い味方
- 炎・大地・音を半減or無効化できる後続
タイプ不一致の弱点であればPいくのインフェルノ程度なら余裕で耐えるが、
タイプ一致弱点を受け切られるほどの耐久性能は無いため、Pとよひめ等の相性補完が効く後続でカバーしたい。 - アタッカー全般
壁張りによるサポートから後続に暴れてもらう。
Pとよひめ等の相性補完が効く重量級アタッカーをゴリラ化させたり、
相手集弾アタッカーに対してFプロテクト→Sりか交換→煙幕展開で火力を削ぐ→Sりかオフェンサートランスという具合に強引に積み起点を作ったり。
苦手な相手
- 「テルミット」を使う相手
鋼タイプなので「ミアズマ」による猛毒は効かないが、「テルミット」による大火傷は防げない。
また、「フラッシュオーバー(炎/威力80/火傷3割)」の連射による火傷→大火傷というパターンにも注意。 - 「レイジィミスト」や「干ばつ」で『衰弱』を付与してくる相手
Ver1.30で衰弱が強化されたせいか、耐久型対策として搭載しているプレイヤーが増えた。
「応急手当」が腐れば耐久型としての機能は完全に停止し、壁を張るぐらいしかやることが無くなってしまう。 - 「セントエルモの炎」
俊敏が低いため相手に先制されやすい。
壁を貼る前に「セントエルモの炎」で蛍石を焼かれると壁の継続ターンが減って機能低下に陥る。 - 「アップビート」
Dアリスに対しては飛んできにくいスキルではあるが、壁張り型とバレた後は飛んでくる可能性が高く、
俊敏が低いがために相手の先制アップビートには為す術が無い。 - 痛烈
壁のダメージ半減効果を突破するため、HP管理を疎かにすると命取りになる。 - ブレイクショット
壁割り。シンプルながらも一番心を折られるのがコレ。 - Sみこ、Pりん
他にも受け切れない相手は居るが、現環境(Ver1.3)で猛威を振るっているメジャーな上記2名のアップテンポ持ちは受け切れない。
(最メジャーなPカナは受けられるが、こいつは大抵チェンジリングで逃げるので根本的な対策にはならない)
運用
受け出し性能はそこまで高くないため、先発や対面で出して行きたい。
基本的な動かし方としては、対面でこちらのHPを一撃で66.7%以上奪ってくる相手と対峙した場合は、壁を張っても無駄死なので一旦退く。
逆に、被ダメージが66.7%未満ならば相手の攻撃スキルに対応する壁を張り、応急手当を挟んでから耐久型に移行or後続に引き継ぐ。
- 対面で相手が集弾アタッカーの場合
「交代読みのFバリア」か「突っ張ってくることを予想してのFプロテクト」の二択。
この二択は相手の攻撃スキルの属性から予測を立てる。Dアリスに対して弱点を突けない集弾アタッカーであれば、高確率で交換と見て良い。
逆にPあや等のDアリスに対する弱点属性を持っている相手はほぼ間違いなく突っ張ってくるので、Fプロテクトで迎撃する。 - 対面で相手が散弾アタッカーの場合
よほど相手が深読みしない限りは拡散スキルが飛んでくるので、「Fバリア」で確定。
散防にもPPを振っているのでFバリアを張れば一致等倍or不一致弱点ぐらいは余裕で受け流す。
このように、受け切れる相手であれば流し性能が非常に高く、相手の手持ちを確認しながら壁を張って行くことが出来る。
理想はFバリア・Fプロテクトの二重張りだが、応急手当に要するターンも考慮すると、二枚とも張っている余裕が無いパターンも結構あるので、
属性半減できる方の壁は張らない等、相手に合わせて臨機応変に対処していく。
この型 最大の脅威は、「散弾アタッカーで見るつもりだったDアリスが散弾で落ちてくれない」という見せ合い時の読み違いであり、
当初の予定が狂ったせいでPいく等の散弾アタッカーが為す術なく沈んでいく様を散見する。
とはいえ、読みの鋭い相手には状態異常耐性が薄いという弱点に付け入られて簡単に崩されることも多い。
あくまでこのDアリスは「耐久も出来る壁貼りサポート役」に過ぎないため、各々の専門職には敵わない。