用語集2

Last-modified: 2014-03-09 (日) 18:33:43
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目次

ゲーム登場用語集

当項目は「艦隊これくしょん -艦これ-」に登場するゲーム登場用語を解説するページです。
解説の内容にはマスクデータ等の解説も含まれるため推測や曖昧な表現がされている場合があります。
公式で発表されていること以外に関しましての真偽は確定しているものではありません。
情報の内容を信用されるかはにつきましては自己判断でお願いいたします。

ゲーム攻略に関連する用語は用語集に、装備武器に関連する用語は装備用語集に、俗称は俗称・スラング集?へ。

あ行

アイアンボトムサウンド

ソロモン海、ガダルカナル島北方にある海峡のこと。日本語では「鉄底海峡」と呼ばれる。
日米両軍が陸海空すべてのステージで激闘を繰り広げた戦場である。
激しい戦いの中で沈んだ多数の艦船や航空機によって、海底が埋め尽くされたことから名付けられた。
艦これでは「南方海域」、5-3『サブ島沖海域 「第一次サーモン沖海戦」』が該当する。
そして、2013年11月1日からのイベントの主戦場として、提督達の阿鼻叫喚が日夜響き渡る「アイアンボトムサウンド祭り」が繰り広げられる。

★この地で行われた主な海戦
 ・第一次ソロモン海戦(1942年8月9日)
 ・サボ島沖海戦(1942年10月11日-12日)
 ・第三次ソロモン海戦(1942年11月13日-15日)
 ・ルンガ沖夜戦(1942年11月30日)
 
★この地で眠る主な艦船(駆逐艦以上)
 帝国海軍
  戦艦(2隻):霧島比叡
  重巡(1隻):古鷹
  駆逐艦(7隻):綾波・高波・照月・吹雪巻雲夕立
  その他(7隻)

 連合国海軍
  重巡(5隻):「アストリア」・「キャンベラ(豪海軍)」・「ノーザンプトン」・「クインシー」・「ヴィンセンス」
  軽巡(1隻):「アトランタ」
  駆逐艦(13隻):「アーロン・ワード」「バートン」・「ブルー」・「コルホーン」・「カッシング」・「デ・ヘブン」
           「ダンカン」・「グレゴリー」・「ジャービス」・「リトル」・「モンセン」・「プレストン」・「ウォーク」
  その他(11隻)

朝潮型駆逐艦

ロンドン海軍軍縮条約脱退を前提に、白露型駆逐艦までの小型・重武装路線から舵を切った大型駆逐艦である。10隻が建造された。
艦のサイズは特型駆逐艦とほぼ同じだが、強度を確保したために排水量は約20%増えている。主砲・魚雷は白露型と同一のもの、さらに13mm機銃が追加された。設計段階での性能に満足できない海軍はすぐに陽炎型駆逐艦の設計に取り掛かるが、竣工後の公試では設計値を遥かに上回る速力・航続力を叩き出し、船体設計の優秀さを示した。一部艦が陽炎型と共通運用されているところからも証明されている。

開戦時には「エース」である第ニ水雷戦隊・第四水雷戦隊に所属した彼女たちは戦争中を通じて前線を駆け回り、全艦が終戦時までに喪失している。特に第八駆逐隊、第一八駆逐隊の奮戦は涙無しでは語れない。

 朝潮型(10隻):朝潮大潮満潮荒潮・山雲・夏雲・朝雲・峰雲・

(※)開戦時の所属
 第二艦隊・第ニ水雷戦隊(旗艦:神通)配下
  第八駆逐隊:朝潮大潮満潮荒潮
  第一八駆逐隊:・(陽炎不知火)
 第二艦隊・第四水雷戦隊(旗艦:那珂)配下
  第九駆逐隊:山雲・夏雲・朝雲・峰雲

井上提督(井上成美)

1922年~23年に当時練習戦艦であった比叡の艦長である。海軍兵学校37期の最先任者として数々の要職を歴任したエリートである。
航空用兵に造詣が深く、また操舵の天才にて文武両道。開戦後は第四艦隊司令長官や海軍兵学校長を任じられた。
山本五十六大将や米内光政大将と共に海軍「条約派として開戦に反対し、末期に海軍次官となると終戦工作に奔走することなる。

餓えた狼

重巡洋艦「足柄」のことである。1937年のジョージ6世戴冠記念観艦式に招待された際に、イギリスからつけられたあだ名に由来する。
日本では本艦への高評価と捉える言葉とされたが、英国側から見れば然にあらず。
(特に英国の)巡洋艦に本来求められた機能である「シーレーン防衛のための長期航行に耐えられる居住性・ゆとり」、
「外交の顔となる旗艦としての気品・優雅さ」といったものが無い無骨さが揶揄としての「狼」につながった様である。
(そりゃあ1万t級の船体にあれだけの重武装ですから・・・。それにジャン・コクトーのように絶賛した人も多数いるのよ・・・)
そんな経緯やあの容姿や発言もあり、いつの間にか「行き遅れのアラサーOL」キャラが定着する不憫な娘になってしまったのだが、
現在は足柄さんファンも急速に増えており、毎晩本気の「嫁争奪戦」が繰り広げられている模様。

か行

観艦式

軍艦を並べてパレードをする、海軍の最高式典である。
艦これでは一艦隊だけが行う任務であるが、史実では天皇陛下を観閲にお迎えし連合艦隊の大多数の艦艇が参加した大々的行事である。
ちなみにこの時天皇陛下が乗艦、観閲なされる艦を『御召艦』と呼ぶが、比叡はこの大役を担うという栄誉に三度も与っている。

艦長

「軍艦」の最高責任者である。日本海軍では巡洋艦以上の「菊のご紋章が付いた艦艇(※)」のみに存在し、中佐・大佐・少将が任を負った。
その権限は絶大だが責任も絶大であり、沈没時は艦と運命を共にするのが諸外国含めて暗黙の掟となっていた。
なお、現在も自衛隊では以下の規定がある。
 「艦長は、遭難した自艦を救護するための方策が全く尽きた場合は、乗員の生命を救助し、
  かつ、重要な書類、物品等を保護して最後に退艦するものとする。」

(※)駆逐艦・潜水艦・海防艦の最高責任者は「艦長」ではなく「長」である。
   巡洋艦の艦長は「巡洋艦艦長」となるが、駆逐艦の長は「駆逐艦長」であって「駆逐艦艦長」は間違い。
   艦長と同列の指揮官は「駆逐隊司令」や「潜水隊司令」となる。

近代化改修

旧式艦に現在の戦闘でも通用するよう改造を施して、性能アップさせること。リフォームみたいなものである。
米国のアイオワ級姉妹(戦艦)のように、艦齢が50年近くなのに近代化改修されて実戦に参加した例もあった。
技術革新や実際での教訓により、艦艇は一気に旧式化が進んだりするので、
どこの国でも積極的に行われる(勿論そのような意識とか余裕があればの話だが)。
最もこれは艦艇のみならず、航空機や戦闘車両など他の兵器にも当てはまる事である。
またワシントン軍縮条約下では主力艦建造禁止という制限があった為、それを補うべく、より積極的に行われた。
この他に、破損した艦艇が修復ついでに近代化改修を受けることもあった。
艦これでは、他の艦が必ず素材として消費されるが、もちろん実際はそんなことはしない。
不要な艦はせいぜい部品の流用が行われる程度である。
あとは後方支援の任務に回されたりスクラップや実験台や防波堤にされたりするくらい。

空母機動艦隊

高速の空母と護衛の駆逐艦・巡洋艦で編成された艦隊のこと。
艦これの場合、旗艦と2隻目を高速の空母にし、その護衛として巡洋艦・駆逐艦を3~6隻目に配置すれば、綺麗な輪形陣の空母機動艦隊が完成する。

駆逐隊

水雷戦隊に所属し、数隻(四隻を基本とする)で構成された部隊。隊なので「司令官」ではなく「司令」が指揮を執る。
雪風など駆逐艦達が「提督!」ではなく「司令!」と呼ぶのはここに由来。
(「提督」とは呼ばれないのは、駆逐隊司令は大佐が担っていたため。
 水雷戦隊の長は「司令官」たる少将が担当した。司令官は基本「将」なので「提督」と呼ばれる)

軽巡洋艦(二等巡洋艦)

ワシントン海軍軍縮条約とロンドン海軍軍縮条約を経て規定された巡洋艦の分類である。略称「軽巡」。
最終的定義は「主砲が6.1インチ(15.5cm)以下、基準排水量が10,000トン以下の巡洋艦」である。
日本では二等巡洋艦として分類されていて、「川」の名前が艦名につけられた。
水雷戦隊の旗艦として駆逐艦と共に艦隊決戦(水雷戦)を行うのを目的とした、魚雷発射能力重視の艦である。

ワシントン軍縮条約以降、巡洋艦の大型化・重武装化を日本海軍は強力に進めたため、
「那珂」以降、純粋な軽巡は戦中の阿賀野型まで作られなかった。
そのため、開戦時には艦歴が15年を超える旧式船ばかりとなってしまった。
しかし、そのような条件下でも練度を極限まで高められた各艦の活躍は「華の水雷戦隊」と称された。

 天龍型:「天龍」「龍田
 球磨型:「球磨」「多摩」「大井」「北上」「木曾」(※1)
 長良型:「長良」「五十鈴」「名取」「由良」「鬼怒」「阿武隈」(※1)
 川内型:「川内」「神通」「那珂」(※1)
 夕張型:「夕張
 阿賀野型:「阿賀野」「能代」「矢矧」「酒匂」
 大淀型:「大淀」「仁淀」(※2)

 (※1)別名「5,500トン級」とも呼ばれる。
 (※2)「仁淀」は戦争激化のため未建造。

航空戦隊

航空機(偵察機・観測機を除く)を運用できる艦船2隻以上で編成された戦隊のこと。機動部隊の中核戦力。
赤城」「加賀」の第一航空戦隊(一航戦)や「飛龍」「蒼龍」の第二航空戦隊(二航戦)、
翔鶴」「瑞鶴」の第五航空戦隊(五航戦)が有名。

高角砲

敵航空機の攻撃から自軍を護るために作られた火砲で、陸軍で言う「高射砲」と同一。
特徴は、仰角を高く(最高90度なんて種類も)取れることと、旋回・装填・砲弾の発射速度が高速(※)であること。
艦これでは「12.7cm連装高角砲」「12.7cm単装高角砲」「10cm連装高角砲」の3種類が実装済。

(※)艦隊型駆逐艦が装備した12.7cm連装砲は改良型で75度までの仰角を手に入れたが、
   発射速度は同口径の高角砲には遠く及ばないため高角砲扱いにはならない。

高速戦艦

ゲームでは速力が「高速」の戦艦、すなわち金剛型戦艦4隻を指す。ちなみに金剛型は竣工時は『巡洋戦艦(※)』であった。
後の第一次改装で防御力向上と引き換えに速力が低下したため『戦艦』に分類された。
第二次改装で速力が復活したが、区分は最後まで『戦艦』であり『高速戦艦』はあくまで俗称である。
(※)英語ではBattlecruiser(戦闘巡洋艦)であり、巡洋艦に戦艦級の攻撃力を持たせた艦船として定義されている。
   戦艦の条件である『バイタルパートでは自分の主砲弾を防御可能』の条件を満たさない代わりに、
   戦艦にない高速での作戦行動が可能。艦娘では他に「赤城」が当初巡洋戦艦で建造され、正規空母となった。
   艦これでは改装前のスロットが3しかない部分で「巡洋戦艦」らしさを出している。

なお長門型は就役当時、速力26.5ノットを誇り、押しも押されぬ立派な高速戦艦だった(当時の金剛型は27.5ノットで1ノットしか違わない)。大改装を受けて25ノットに下がってしまったが・・・
日本の戦艦はアメリカに比べて速力を重視しており、一番遅い扶桑型でさえ同時代のアメリカ戦艦より2ノット余り高速だったことはあまり知られていない。

さ行

酒保

しゅほ。軍隊の施設や艦船の中に設けられた売店・購買。
日用品の他に嗜好品や食物も売っているので、軍隊内ではちょっとした心のオアシスとなる。

重巡洋艦(一等巡洋艦)

ワシントン海軍軍縮条約とロンドン海軍軍縮条約を経て規定された巡洋艦の分類である。略称「重巡」。
最終的定義は「主砲が6.1インチ(15.5cm)を超え8インチ(20.3cm)以下、基準排水量が10,000トン以下の巡洋艦」である。
日本では一等巡洋艦として分類されていて、「山」の名前が艦名につけられた。
ただし、当時の日本海軍はこの条約の抜け道(※1)を使った「重巡相当の軽巡」を作っていたため、
軽巡(二等巡洋艦)の名前を持つ重巡が数多くいる。

敵の同等以下の艦船を蹴散らし、かつ夜戦などで戦艦に肉薄攻撃でダメージを与えるというとんでもないコンセプトの下、
限られた排水量の中で限界まで能力向上を図った結果、単艦あたりの戦闘力は他国重巡より数段優れたものとなった。
太平洋戦争中はその力をいかんなく発揮し、海軍の「主役」としてあらゆる局面で活躍をすることとなった。

 古鷹型:「古鷹」「加古(※2)」
 青葉型:「青葉」「衣笠
 妙高型:「妙高」「那智」「足柄」「羽黒
 高雄型:「高雄」「愛宕」「摩耶」「鳥海
 最上型:「最上」「三隈」「鈴谷」「熊野」(※3)
 利根型:「利根」「筑摩」(※4)

 (※1)日本海軍の行った抜け道は2つ。
     一つは条約脱退を見越し、後で20.3cm砲への換装可能な15.5cm砲(3連装)を積んだ「軽巡」を作ったこと。
     もう一つは基準排水量を過少申告し、実際は10,000トンを超える基準排水量で竣工させたこと。
     ・・・まあ、排水量過少申告は他国もやっていたのだが。

 (※2)「加古」は当初長良型軽巡洋艦の予定だったが、キャンセルされた際にその名前で重巡とした例外。
 (※3)15.5cm3連装砲を積んで竣工し、後に20.3cm連装砲に積み替えた。書類上は最後まで軽巡。
 (※4)15.5cm3連装砲を積む予定で建造し、完成時は20.3cm連装砲で竣工。書類上は最後まで軽巡。

白露型駆逐艦

初春型駆逐艦での失敗を活かし、再度設計をし直した駆逐艦である。10隻が建造された。
友鶴事件の教訓を設計段階から取り入れて、安定性と船体強度を持たせているのが特徴である。
ただし、3連装×2基まで減らされていた魚雷発射管は4連装×2基に増強し、後に酸素魚雷搭載となった。
なお、後期の4隻は第四艦隊事件の教訓も取り入れて設計を改めたため「改白露型」「海風型」とも呼ばれている。
しかし、改良をもってしても重武装と安定性の両立は1,500トンの特型駆逐艦サイズでは難しく、
海軍はロンドン海軍軍縮条約脱退を見越して2,000トン級大型駆逐艦(朝潮型)の建造に舵を切ることとなる。

最前線で激しい戦闘を繰り返した故、残念ながら終戦まで健在だった艦は無かったが、武勲艦は数多い。

 白露型 :白露時雨村雨夕立・春雨・五月雨
 改初春型・海風・山風・江風・涼風

 (※)開戦時の所属
 第一艦隊・第一水雷戦隊(旗艦:阿武隈)配下
  第二七駆逐隊:(有明・夕暮)・白露時雨
 第二艦隊・第四水雷戦隊(旗艦:那珂)配下
  第二駆逐隊:村雨夕立・春雨・五月雨
  第二四駆逐隊:海風・山風・江風・涼風 

司令、司令官

一部の艦娘はプレイヤーの事を「提督」ではなくこう呼ぶ、二次創作の際には間違えないよう要注意である。
駆逐隊の指揮官という意味合いで駆逐艦がそう呼ぶと思いきや、巡洋艦クラス以上の艦娘がこう呼んだり「提督」と呼ぶ駆逐艦もいる。
それらにもまた史実における事情が混ざっていたりいなかったりするので、一度調べてみるのも一興かもしれない。

水雷戦隊

二~四個駆逐隊と旗艦で編成される日本海軍の部隊で、軽巡洋艦が旗艦となり、少将が司令官に任じられた。
第一~第六、第十一の7個戦隊が編成された。略称は「○水戦:○すいせん」
なお、エース扱いをされたのは二水戦と四水戦で常に最新鋭の駆逐艦が配備された。一水戦・三水戦は主力部隊の護衛が主任務のため、やや旧式の艦で構成されていた。
ちなみに第六駆逐隊は一水戦所属。
日本海軍の水雷戦の主力部隊として最前線で活躍を続けた。

戦隊

旧日本海軍における艦隊の下位単位。
艦隊は複数の戦隊に区分することが出来る。
では戦隊が何から編成されるかと言うと大雑把に言えば、

  • 2隻以上の軍艦
  • 軍艦+軍艦以外の艦艇(駆逐艦など)や航空隊
  • 2隊以上の航空隊
    な感じ。
    例)太平洋戦争突入直前の編成
     第一戦隊  ・・・戦艦2隻(長門・陸奥)
     第四戦隊  ・・・重巡4隻(愛宕・高雄・摩耶・鳥海)
     第二水雷戦隊・・・軽巡1隻(神通)+3~4個駆逐隊
     第一航空戦隊・・・空母2隻(赤城・加賀)

た行

第一機動艦隊

艦これでは「蒼龍」のMVP時のセリフでおなじみ。ミッドウェー海戦での機動部隊を指す。
だがこれは蒼龍の勘違い(※)で、正しい名称は「第一機動部隊」。
(※)第一機動艦隊自体はマリアナ沖海戦直前に編成された艦隊である。
   艦娘では「翔鶴」「瑞鶴」「飛鷹」「隼鷹」「千歳」「千代田」「瑞鳳」が経験者。

第一航空戦隊

艦これでは「赤城」「加賀」が所属する航空戦隊で、略称「一航戦:いっこうせん」。
太平洋戦争開戦前までは、この二艦以外に「鳳翔」「龍驤」が所属していた。
ミッドウェー海戦以降は「翔鶴」「瑞鶴」が引き継ぎ、以降はその時点での最新鋭正規空母が所属することとなる。

第五航空戦隊

任務『「第五航空戦隊」を編成せよ!』でおなじみ。「翔鶴」「瑞鶴」が所属する航空戦隊で、略称「五航戦:ごこうせん」。
原忠一少将指揮の下で猛訓練をし真珠湾攻撃には間に合ったが、搭乗員の練度が一航戦・二航戦に及ばなかった(※)とされている。
また、珊瑚海海戦で搭乗員にかなりの損失が出た上に翔鶴が中破したためミッドウェー海戦からは外されてしまうことに。
※五航戦の雷撃機部隊は魚雷攻撃ではなく水平爆撃を担当したことも、練度の差の論拠になっている。

第三航空戦隊

艦これでは昭和18年に軽空母に改装されたばかりの「千歳」「千代田」で編成された航空戦隊を指す。略称「三航戦:さんこうせん」。
ただ、太平洋戦争開戦時は「鳳翔」「瑞鳳」の部隊が三航戦を編成していた。その前は「龍驤」も所属。

第二航空戦隊

艦これでは「蒼龍」「飛龍」が所属する航空戦隊で、略称「二航戦:にこうせん」。
山口多聞少将指揮の下ミッドウェー海戦までは無敵を誇った。
ミッドウェー以後は「飛鷹」「隼鷹」「龍譲」の3隻で編成され、
「龍譲」が第二次ソロモン海戦で沈没後は、「龍鳳」(未実装)が加わることになる。

第二一駆逐隊

艦これでは駆逐艦「初春」「若葉」「子日」「初霜」の四隻で編成される駆逐隊。
艦娘だけで編成でき、かつ公式に名前が出ている数少ない駆逐隊の一つであり、初春型駆逐艦のみで構成された唯一の駆逐隊である。
史実では太平洋戦争開戦時には第一艦隊・第一水雷戦隊に所属しており、当時の水雷戦隊旗艦は「阿武隈」であった。
子日喪失後に第五艦隊所属となりキスカ島撤退作戦に成功。レイテ沖海戦からは再び南方の最前線を駆け回る。
最後は初霜単艦となり大和特攻からも生還するが、司令部が全滅したことで歴戦の部隊もここで解隊となった。

第四航空戦隊

艦これでは昭和19年に「日向」「伊勢」で編成された空前絶後の「航空戦艦」による航空戦隊を指す。略称「四航戦:よんこうせん」。
航空兵力(彗星)が転用されたため艦載機運用は無かったが、松田千秋少将指揮の下で
独自の爆撃回避法を駆使してエンガノ岬沖海戦を戦い抜き、北号作戦を成功させた。

第四戦隊

任務『「第四戦隊」を編成せよ!』でおなじみ。第二艦隊所属。略称「四戦隊:よんせんたい」。
1934年以来、重巡洋艦「愛宕」「高雄」「鳥海」(一時期、三川艦隊所属で外れた時期がある)「摩耶」で一貫して編成され続けた戦隊である。
レイテ沖海戦で愛宕・摩耶・鳥海が轟沈し、高雄が戦闘不能になったことで解隊となった。

第六駆逐隊

艦これでは駆逐艦「」「」「」「」の四隻で編成される駆逐隊。
任務に『「第六駆逐隊」を編成せよ!』があることから、知名度・人気も高い駆逐隊である。
史実では太平洋戦争開戦時には第一艦隊・第一水雷戦隊に所属しており、当時の水雷戦隊旗艦は「阿武隈」であった。後に第十一水雷戦隊に異動し、旗艦は「龍田」に代わる。

ダメコン

ダメージ・コントロールの略称。日本語では被害対策とか応急措置とか被害局限などと言われる。
さて艦艇のダメコンと言えば、たとえ艦が事故や敵の攻撃で被害を受けても、
それ以上の二次被害を引き起こさないとか、素早く応急処置を施して戦力を回復・維持できるとか、そういう事になる。
ソフト面(乗員の対被害練度)とハード面(多様な意味での「艦艇の頑丈さ」)の2つに分かれ、
前者は被害が起きた際の乗組員の対応意識や訓練が普段から十分なされているか等であり、
後者は単に船の堅牢さの他、一次・二次被害を抑えるよう考えられた造り方や運用に加えて、内部の消火・防災設備の質にも言及される。
ちなみに艦これでは装備の妖精さんたちがソフト面を担当してくれているようだ。
大戦初期の日本海軍のダメコン対策はアメリカ海軍よりハード面で特に遅れており、ミッドウェー海戦の敗北ではそれが如実に現れた。
その後は対策を練るも、やはり米軍の後手に回った感があり、
大型空母の大鳳や信濃が本来なら致命傷にならない程度の被害で撃沈されている。
航空機も零戦を始めとして、防御力は二の次という傾向にあった。え、チハタン? あいにく陸さんの事はちょっと…。
現在でも過去の太平洋戦線での教訓を生かして、海上自衛隊やアメリカ海軍では「木や紙、布の製品といった燃えやすい物は船に極力持ち込まない」としているとか。
また近年では米巡洋艦ベルナップの事故で「アルミ合金製の上部構造物はご法度」という教訓が生まれている。

超弩級戦艦

イギリスのオライオン級戦艦以降の「ドレッドノート級より大口径(13.5in以上(約34.3cm))の主砲を持つ弩級戦艦」を指す。
艦これでは出現する全ての戦艦が超弩級戦艦である。

鎮守府正面海域

提督

艦これでの定義はプレイヤーのこと(用語集1を参照)。
なお元々「提督」とは「提綱監督」の略語である。
英語で「海軍元帥(※)」「海軍大将」「海軍中将」「海軍少将」「海軍准将(※)」を指す「admiral」の和訳として使っていた。
(※)日本海軍では元帥・准将は階級として存在しない。
   なお元帥は特に功績のあった大将に与えられた称号として扱われている。

電探

電波探信儀の略称。今で言うレーダーのこと。

特型駆逐艦

ワシントン条約によって主力艦の制限が課せられた日本海軍が生み出した重武装・高性能駆逐艦である。
睦月型駆逐艦の成果と軽巡夕張のデータを基に、排水量20%増しで武装を1.5倍以上にしたという革命的な進化を遂げた。
ただしあまりの重武装故に船体強度の余裕が無く、第四艦隊事件で初雪夕霧?の2隻が艦首切断にの被害を負った。
また1934年の演習中との衝突で深雪が沈没している。
終戦まで健在だったのはの2隻のみ

なお、建造期間が長いため、大きく分けると「特Ⅰ型」「特Ⅱ型」「特Ⅲ型」の3種に分類される。

 特Ⅰ型(吹雪型)(10隻):吹雪白雪初雪深雪叢雲・東雲・薄雲・白雲・磯波・浦波
 特Ⅱ型(綾波型)(10隻):綾波敷波・朝霧・夕霧・天霧・狭霧・
 特Ⅲ型(暁型)( 4隻):

(※)開戦時の所属
 第一艦隊・第一水雷戦隊(旗艦:阿武隈)配下
  第六駆逐隊:雷・電・響・暁
 第一艦隊・第三水雷戦隊(旗艦:川内)配下
  第一一駆逐隊:吹雪・白雪・初雪
  第一二駆逐隊:叢雲・東雲・白雲
  第一九駆逐隊:磯波・浦波・敷波・綾波
  第二〇駆逐隊:天霧・朝霧・夕霧・狭霧
 第一航空艦隊・第一航空戦隊(旗艦:赤城)配下
  第七駆逐隊:曙・潮・漣
 第一航空艦隊・第五航空戦隊(旗艦:翔鶴)配下
  戦隊直属:朧
 修理中:薄雲
 除籍済:深雪
 

な行

南雲機動部隊

任務『南雲機動部隊を編成せよ!』でおなじみ。南雲忠一中将が指揮をしていた機動部隊の俗称である。
機動部隊の所属艦隊(戦隊)名称が度々変わっていたこともあり、こちらの方が分かりやすい。
真珠湾攻撃~ミッドウェー海戦までの第一航空艦隊、第二次ソロモン海戦~南太平洋海戦までの第三艦隊が南雲中将指揮下である。
艦これでは「赤城」「加賀」の一航戦、「飛龍」「蒼龍」の二航戦が編成条件である(つまりミッドウェー海戦での所属空母)。

西村艦隊

艦これでは任務『「西村艦隊」を編成せよ!』での条件である「扶桑」「山城」「最上」「時雨」が所属する艦隊を指す。
史実では、西村祥治中将が司令官としてスリガオ沖海戦(レイテ沖海戦の中の戦闘)を戦い、「時雨」を残して全滅した第一遊撃部隊第三部隊を指す。
所属は上記四艦のほかに「満潮」「朝雲」「山雲」が所属していた。
もしより史実に近い形で編成するのであれば、ぜひ満潮も入れてほしい。
そして、全艦無事に任務を果たし帰還することを心より願う。

は行

初春型駆逐艦

特型駆逐艦の特徴である"小型・重武装"を更に推し進めて開発された駆逐艦である。
1930年のロンドン海軍軍縮条約によって、駆逐艦にも一定の制限(1,500トン以上の駆逐艦は合計排水量の16パーセントまで)がかかったため、
特型駆逐艦より排水量を20%減らした1,400トンの船体に、ほぼ同一の武装を搭載するというコンセプトで開発された。
また日本海軍初の魚雷次発装填装置が装備された。
極限までの軽量化によって目的は達成されたものの、特型以上に船体の不安定(トップヘビー)さを公試で露呈、
さらに子日竣工直後には友鶴事件が発生したことで、安全の為に主砲設置位置変更や魚雷発射管の一部撤去等、設計を大幅に変更することとなった。
改装により船体の重心バランスは良くなったものの、戦闘力・速力が特型より大幅に低下したこともあって、建造は当初予定の半分の6隻で打ち切りとなった。
残りの6隻は「改初春型」とも言える白露型として造られることとなる。
性能不足から新鋭艦にも関わらず、"エース"である二水戦配属も叶わず、一水戦で戦うこととなった。
残念ながら終戦まで健在だった艦はなかった。

 初春型(4隻) :初春子日若葉初霜
 改初春型(2隻):有明・夕暮(どちらも未実装。改装方針の迷走の為さらに性能が低下してしまった)

 (※)開戦時の所属
 第一艦隊・第一水雷戦隊(旗艦:阿武隈)配下
  第二一駆逐隊:初春・子日・初霜・若葉
  第二七駆逐隊:有明・夕暮・(白露・時雨)

半舷上陸(はんげんじょうりく)

艦これ運営がメンテナンス前にいつもする告知に含まれる言葉。
旧日本海軍では艦内の清掃やモノの上げ下ろしといった作業は、
担当業務に就いていない下士官や兵が「右舷直」と「左舷直」の半分ずつに分かれ1日交替で行っていた。
このため非番となった日に、1日休みで上陸できることを半舷上陸と呼んだ。
現在でも海上自衛隊で使っている。
左右総出で作業に当たる場合もあり、その場合は両舷直と言う。

※もしもの際に船が動かせなくなるので「両舷上陸」は行われない。

ま行

三川艦隊

艦これでは「鳥海」「青葉」「加古」「古鷹」「天龍」が所属する艦隊を指す。さらに「衣笠」が所属すると新三川艦隊と呼ばれる。
どちらも任務として存在する。
史実では、三川軍一中将が司令長官として指揮を取り、水雷戦で圧倒的な戦術的勝利を挙げたことで有名である第一次ソロモン海戦での戦闘部隊(第八艦隊を中心とする)がモデルである。
ここには「鳥海」「衣笠」「青葉」「加古」「古鷹」「天龍」の他に「夕張」も実は参加しているのだが・・・。

睦月型駆逐艦

大正末期から昭和初期にかけて竣工した駆逐艦で、敵艦の防御力向上に対抗すべく初めて61cm魚雷を装備した。
第四艦隊事件で「睦月」「菊月」が損害を受けたが、設計に余裕があったことから大幅な改修は不要であった。
艦齢15年を超える状況ではあったが、小型・高速の能力を活かして太平洋戦争では機動部隊護衛や水雷戦隊の一員として第一線で活躍した。
残念ながら終戦まで健在だった艦はなかった。

 睦月型(12隻):睦月如月・弥生・卯月・皐月・水無月・文月長月菊月三日月望月・夕月

 (※)開戦時の所属
 第三艦隊・第五水雷戦隊(旗艦:名取)配下
  第二二駆逐隊:皐月・水無月・文月・長月
 第四艦隊・第六水雷戦隊(旗艦:夕張)配下
  第三〇駆逐隊:睦月・如月・弥生・望月
 第一航空艦隊・第二航空戦隊(旗艦:飛龍)配下
  第二三駆逐隊:菊月・夕月・卯月
 第一艦隊・第三航空戦隊(旗艦:鳳翔)配下
  戦隊直属:三日月・(夕月)

や行

夜戦

そこのエロ提督、変なこと考えるな。
夜戦とは、文字通り夜間行われる戦闘のこと。
特に帝国海軍では漸減邀撃作戦において、夜間の肉迫水雷攻撃(急接近しての魚雷攻撃)を大変重視した。
このため水雷部隊が「月月火水木金金」の異常に熱心な訓練を重ねた結果、
まさに得意中の得意ともいえる領域に達し、帝国海軍の伝統であり誇りとも称されるお家芸となった。
だがアメリカ海軍がガダルカナル戦あたりからレーダーを使った夜戦を繰り広げると、
電波機器分野が弱い日本の優位性は徐々に崩れていくことになる。

山口提督(山口多聞)

飛龍にとって大切な存在であり、五十鈴も胸を張って言及する、山口多聞中将のことである。
1936年12月から1年間五十鈴艦長、その後は戦艦伊勢艦長も歴任。
開戦時は第二航空戦隊司令官として蒼龍に、後に飛龍に将旗を掲げることとなる。
海軍きっての航空専門家にして、勇敢な猛将である。
ただし、あまりの猛訓練と損害を省みない苛烈な攻撃思想に「気違い多聞」「人殺し多聞(丸)」と揶揄もされている。
ミッドウェーでは唯一残った飛龍を使って一矢報いるも飛龍も轟沈、退艦を拒み艦と運命を共にした。

アメリカからも山本五十六の後継指導者として真っ先に上がるほど恐れられていた。

山本提督(山本五十六)

五十鈴が胸を張って直接言及している。言わずと知れた「山本五十六元帥」のことである。
1928年8月~12月に五十鈴艦長に任じられている。彼の艦長経験は五十鈴と航空母艦赤城の2隻だけ。

その後の活躍は皆さんご存知の通り。
海軍の「条約派」として開戦に反対するも開戦止む無しと決まると真珠湾攻撃を立案し、
開戦から連合艦隊司令長官として海軍の指揮を執り続けた。
1943年4月にブーゲンビル島で搭乗した一式陸上攻撃機が撃墜され戦死した(海軍甲事件)。

ら行

連合艦隊

複数の艦隊で編成された日本海軍の一番大きい単位の艦隊である。連合艦隊司令長官が指揮する。
多少語弊はあるが「日本海軍の主力艦全てで構成された艦隊」であり、配下に各常備艦隊が構成される。
連合艦隊として海戦に挑むことは少なく(※)、有名どころでは「日本海海戦」、太平洋戦争中では「ミッドウェー海戦」のみであった。
連合艦隊直属の戦隊が存在し、第一戦隊旗艦が連合艦隊旗艦であった。艦これでは「金剛」「山城」「長門」「陸奥」「大和」が旗艦経験がある。
(※)連合艦隊司令部は海軍全体の指揮を執るために本土にいなければならない。
   必然的に直属の第一戦隊も本土にいる形になり、主力となる戦艦は温存され続けた。
   最前線に長門や大和が出るのは軽巡洋艦「大淀(未実装)」に旗艦を移し、
   連合艦隊直卒から離れてからとなる。

わ行

アルファベット

DAU

Daily Active Users(1日にゲームを遊んだユーザー)の略。
艦これ正式サービス開始当初は2万を目標にしていたらしいが、
今や数十万人に達していると言われている。

数字

5分前行動

艦これ運営がメンテナンス前にいつもする告知に含まれる言葉。
旧日本海軍(と海上自衛隊)には「5分前精神」と呼ばれる、「何か始める前の準備や集合は必ずその5分前までに済ませろ」という行動原則が存在する。
「5分前に行動を開始せよ」という意味ではなく、「5分前に行動を完了せよ」という意味なので
メンテナンス5分前にはページを閉じておこう。5分前に遠征や入渠を始めても間に合わないかもしれないぞ。
また普段のゲーム内活動でもお互い余裕を持ってやりたいものだ。何事も心が焦ると事を仕損じるものである。

5500トン級軽巡洋艦

大正時代に建造された日本海軍の軽巡洋艦「球磨型」「長良型」「川内型」の14隻を総称してこう呼ぶ。球磨の計画常備排水量からこう名付けられた。
巡洋艦本来の「何でも屋」的性格を一番まっとうに示したタイプで、当時日本は有名な八八艦隊計画に合わせて大量産を図っており、完成した14隻以外にもさらに4隻を計画し、次のタイプも構想中だった。ワシントン条約締結に伴い計画は中止され、以後の巡洋艦整備は重巡に移行する。

当時アメリカでさえこれほど次々と巡洋艦を作ってはおらず、完成した14隻は日本海軍の中核戦力として水雷戦隊旗艦や潜水戦隊旗艦、さらには海外派兵の主力艦や戦艦の護衛など、それこそありとあらゆる任務に従事しながら条約時代を過ごす。

短期間で一気に数が揃った反動で後継艦種(阿賀野型)が遅れに遅れ、旧式艦ながら太平洋戦争でも第一線で活躍することとなったが、
軍縮条約前の余裕のある設計がかなりの近代化改修を許容できたためである。もっとも一部の艦では排水量が1,000トン近くも増え、速力も30ノットがやっとの有様だったという。

終戦時には北上のみが生き残り、戦後の復員輸送支援に従事した。

球磨型(5隻):球磨多摩北上大井木曾
長良型(6隻):長良五十鈴名取由良鬼怒阿武隈
川内型(3隻):川内神通那珂

装備用語集

当項目は「艦隊これくしょん -艦これ-」に登場する装備武器に関連する用語を解説するページです。
解説の内容にはマスクデータ等の解説も含まれるため推測や曖昧な表現がされている場合があります。
公式で発表されていること以外に関しましての真偽は確定しているものではありません。
情報の内容を信用されるかはにつきましては自己判断でお願いいたします。
ゲーム攻略に関連する用語は用語集に、俗称は俗称・スラング集?に、ゲームに登場するその他の単語はゲーム登場用語集へ。
並び順、アラビア数字>漢数字>漢字 

7.7mm機銃

対空補助兵装です。
初期の対空兵器として初期の駆逐艦等に装備された小口径機銃です。
射程及び威力ともに能力不足で、12.7mm機銃や25mm機銃への更新が進んでいます。

10cm連装高角砲

防空型駆逐艦の主砲です。正式名称は「六五口径九八式一〇糎高角砲」。
画期的な長砲身半自動装填砲を動力砲塔に備え、「長10cm」と呼ばれた新型の防空用高角砲です。
「秋月」型駆逐艦等に搭載されました。
複雑な構造のため量産には不向きでしたが、敵機の跳梁を抑える艦隊防空の切り札の一つです。

12.7cm単装高角砲

標準的な対空高角砲です。
量産に向いた構造で経済性も高く、後期の駆逐艦や海防艦、輸送船などにも搭載されました。
襲いかかる敵機に蟷螂の斧ですが対抗します。

12.7cm連装高角砲

標準的な対空高角砲です。
量産に向いた構造で経済性も高く、戦艦や空母、巡洋艦などに広く搭載されました。
発射速度や旋回速度にやや難がありますが、重要な対空火器です。

12.7cm連装砲

艦隊型駆逐艦の主砲です。
防盾で全周を遮蔽、弾片や荒天対策を施しており、
また動力操法も採用した近代的な小型艦の主砲で、
多くの主力駆逐艦に採用されました。
あまり仰角はとれず、対空射撃は少し苦手です。

12.7mm単装機銃

対空機銃です。
対空兵装として、主に駆逐艦などに装備されました。
より強力な25mm機銃への更新が進んでいます。

12cm30連装噴進砲

12cm30連装噴進砲は、艦載用対空ロケットランチャーです。
四式ロケット式焼霰弾(ロサ弾)を30連発で連続発射する脅威の弾幕は、肉薄する敵艦載機から味方艦を護ります。
ぜひ、改装した伊勢・日向に満載して、敵空母の猛攻を突破してください!

12cm単装砲

旧型の小型砲です。
旧型駆逐艦に標準的主砲として搭載されました。
装填・操砲も人力ですが、シンプルな構造で経済性も高く、駆逐艦や海防艦等の主砲として、長く使われました。
対空射撃には不向きです。

13号対空電探

艦載用対空電探です。
当初陸上用として開発されたものでしたが、小型軽量で艦載も可能だったため、「13号対空電探」として採用されました。
最終的に戦艦や空母まで、多くの艦艇に装備された傑作電探です。

14cm単装砲

巡洋艦の主砲や戦艦の副砲として独自開発された中距離砲です。
やや旧式化していますが、列強の15cm砲とほぼ同等の射程と
威力を持っています。
対艦対地専門で、対空射撃はできません。

14号対空電探

高性能な大型対空電探です。
英国のレーダーを参考に開発したため、他の対空電探より高い性能を発揮しました。

15.2cm単装砲

英国開発のものを国産化、「金剛」型戦艦や「扶桑」型戦艦の副砲として搭載されました。
「伊勢」型戦艦以降は改良軽量型14cm砲が搭載されるようになりました。
対空射撃は不可能で、後に近代化改修に伴い、対空火器増設や軽量化のため、表舞台から去っていきました。

15.5cm三連装副砲

最上型巡洋艦が20.3cm主砲へ交換した後に、戦艦の副砲として活用しました。
「大和」型に搭載され、対空戦も可能な、性能・運用ともに優秀な戦艦副砲となりました。
砲塔部の装甲が薄いのが玉に傷で、諸説ありますが「大和」型の唯一の弱点という指摘もありました。

15.5cm三連装砲

条約下で保有数に制限のあった重巡を、火力を増強した強力な軽巡で補うために開発されました。
初の三連装砲でしたが、射程・発射速度・運用面全てに高い評価を得ることになりました。
後に有名な「大和」型戦艦の副砲としても採用されています。
対空戦にも効果を発揮する傑作砲です。

20.3cm連装砲

重巡に搭載された主砲、それが20.3cm連装砲です。
条約上限一杯の8インチ(20.3cm)のこの砲は、中距離での砲撃戦はもちろん、
夜戦のような近距離での殴り合いでも十分にその威力を発揮します。
限定的ですが、対空射撃も可能です。

20.3cm(3号)連装砲

20.3cm連装砲の改良型、それが同3号連装砲です。
元々優秀な重巡洋艦用主砲をさらに改良。55口径の極めて優れた重巡用主砲が完成しました。
優秀な砲ですが、経済性に難があり、少量の試作だけで量産はされていません。

21号対空電探

初の実用艦載電探です。
対空用ですが、対水上電探としても使用可能です。
13号電探と混載することも可能で、基本的にこの21号は大型艦に搭載されました。

22号対水上電探

初の実戦運用された対水上電探です。
当初動作不安定で実用に耐えませんでしたが、改良と調整により、徐々に効果を発揮していきます。
捜索以外にも限定的ながら射撃管制にも使用されました。

25mm三連装機銃

国産対空機銃兵装の強化バージョンです。
25mm高角機銃の三連装型ですが、一度に撃てるわけではなく、一門ずつ順番に撃って銃身の加熱を防ぎます。
従来の連装機銃や仮設の単装機銃を加え、この25mm三連装機銃が近接対空兵装の中核となりました。

25mm単装機銃

標準的な対空機銃兵装です。
後期の艦艇のほとんど全てが装備した機銃です。
命中しない…すぐ加熱する…等の評価もありますが、雲霞のように迫りくる敵機から味方艦艇を必死に守りました。
銃身の過熱を防ぐため、連装、三連装タイプも生産&配備されました。

25mm連装機銃

標準的な対空機銃兵装です。
フランス製の25mm機関砲をベースに国産化した、25mm高角機銃の連装型です。
連装型は標準に対空装備でしたが、スペースや状況が許す限り、より強力な三連装型に更新されていきました。

32号対水上電探

高性能な大型対水上電探です。
遠距離射撃にも対応できる射撃管制が可能ですが、かなり大型で重量過大です。
これを搭載すると、そうとう目立ちます!

33号対水上電探

対水上射撃管制用に開発された小型対水上射撃用電探です。
22号を改修して精度を上げ、探知距離・精度ともに実用レベルで運用可能です。
雷撃管制用にも使用でき、砲雷撃戦の質を大きく向上させます。

35.6cm連装砲

標準的な戦艦の主砲です。
「金剛」型建造と同時期に英国に発注され、後に国産化、「伊勢」型までの標準的な戦艦主砲として運用されました。
遠距離からの堂々たる艦隊砲撃戦を実現します。

41cm連装砲

呉海軍工廠砲熕部で開発された初の純国産戦艦主砲です。
16インチ(40.6cm)を僅かに上回る、この41cm砲は「大和」型の46cm砲が登場するまで世界最大の戦艦砲でした。
これを搭載した「長門」「陸奥」は、当時世界列強の「ビッグ7」として、多くのファンに称えられていました。

46cm三連装砲

呉海軍工廠砲熕部が極秘開発した世界最大最強の戦艦主砲です。
敵戦艦に対してアウトレンジが可能な最大射程40kmを超える最新鋭のこの巨砲は、
機密保持のため公式には16インチ砲とされていました。
「三式弾」を用いた強力な対空射撃も可能です

61cm三連装魚雷

陳腐化した53cm魚雷の後継として開発された大型の61cm魚雷。
その三連装発射管は、駆逐艦の主力兵装として「睦月」型や「吹雪」型などに搭載されました。
魚雷戦や夜戦の主力兵装として活躍します。

61cm四連装魚雷

強力な61cm魚雷の四連装発射管です。
迅速に次弾を装填できる次弾装填装置を搭載、夜戦等での反転再雷撃機能も増大しました。
「白露」型以降の艦隊型駆逐艦や、近代化改装後の主力重巡洋艦などに搭載されました。

61cm四連装(酸素)魚雷

大威力長射程を誇る、秘密兵器「九三式酸素魚雷」。
その必殺の酸素魚雷を四連装した水雷兵装の決定版が、この四連装【酸素魚雷】発射管です。
新型の主力駆逐艦や各巡洋艦などに搭載され、夜戦等で最大の雷装戦力を構成します。

61cm五連装(酸素)魚雷

大威力長射程を誇る、秘密兵器「九三式酸素魚雷」。
その必殺の酸素魚雷を、五連装にしてしまった水雷兵装のファイナルウェポンが、この五連装【酸素魚雷】発射管です。
高速重雷装駆逐艦の「島風」に搭載されていました。大井さんやスーパー北上さまも、こっちを見ています!

三式水中探信儀

対潜兵装です。
いわゆるアクティブソナーです。性能は残念ながら、ものすごく高くはありません。
それでも、他兵装と組み合わせて、練度の高い駆逐艦で敵潜水艦隊を文字通り駆逐してください!

三式弾

戦艦の主砲から放たれる対空用特殊砲弾。
榴散弾の一種で、大量の子弾が爆散、敵を編隊ごと一網打尽に殲滅することが可能。
戦艦主砲の射撃装置の問題で命中率が低いのが難点だが、艦隊の防空力を大きく高めます。
戦艦・航空戦艦・巡洋戦艦が使用可能。

三式爆雷投射機

対潜兵装です。
九四式にかわる新型の爆雷投射機です。
新鋭の海防艦などに装備されました。
大量装備すれば、発見さえできれば、敵潜水艦の面制圧も…きっと可能です。

九一式徹甲弾

遠距離砲撃戦における秘密兵器「九一式徹甲弾」。
海中突入後急激に向きを変え、魚雷のように敵艦水線下に突き進み、喫水下を破砕する特殊徹甲弾です。
水中弾効果を高める形状設計のため、空気抵抗も減少して射程も延伸します。
戦艦・航空戦艦が使用可能。

九三式水中聴音機

対潜兵装です。
いわゆるパッシブソナーです。性能は残念ながら、あまり良くはありません。
でも、あるとないとでは大違い!対潜作戦のお供に、ぜひどうぞ!

九四式爆雷投射機

対潜兵装です。
もっとも標準的な爆雷投射機です。
駆逐艦・海防艦等の小型艦艇に対潜水艦用火力として装備されました。
若干旧式化しつつありますが、敵潜を発見さえできれば、その威力は十分です。

九六式艦戦

旧式の艦上戦闘機です。
零戦より前に実戦配備されていた旧型機ですが、優れた格闘戦能力を持っています。
武装や航続力、速度の点で既に二線級ではありますが、防空戦闘には活用可能です。

九七式艦攻

当時の世界水準を遥かに上回る艦上攻撃機の傑作機。
優れた航続距離を誇り、速度や防弾装備は劣るものの、初期の機動部隊艦載機の主力攻撃機として大活躍しました。
「九七艦攻」と呼ばれ、雷撃・水平爆撃をこなす主力艦上攻撃機ですが、徐々に現役を退いていきます。

九九式艦爆

複葉の九六艦爆から一新、単葉の近代的な艦上爆撃機として登場しました。
「九九艦爆」と呼ばれ、「九七艦攻」と共に初期の機動部隊の攻撃隊戦力の中核を担います。
固定脚の低速機であるため、より高性能な高速艦爆「彗星」にその座を譲っていきました。

応急修理女神

ダメコン(ダメージコントロール)集団の最上位バージョン。
艦娘の戦闘による致命的な被害を最小限に抑えて、大切な艦娘を轟沈(ロスト)から護ると共に、
発動すると、同艦娘の耐久力と燃料・弾薬などの補給物資を全回復してくれるという、
まさに女神のようなオーバーテクノロジーな至高のダメコン!
(発動すると消滅します)

応急修理要員

プロのダメコン(ダメージコントロール)集団。
艦娘の戦闘による致命的な被害を最小限に抑えることによって、大切な艦娘を轟沈(ロスト)からお護りします!
艦隊決戦のリスクマネージメントに、ぜひどうぞ!
(発動すると消滅します)

改良型艦本式タービン

改良型の新型タービン機関です。
従来型タービンの各部素材を見直し構造強化を行なって、より高出力が可能となりました。
機動性が向上し、砲雷撃戦や、対空戦における回避率が向上します。

強化型艦本式缶

新開発の高温高圧缶です。
従来の艦本式ロ号缶から換装するもので、駆逐艦「島風」で採用した高温高圧缶をベースに、実用性と量産性を高めたもの。
高出力と低燃費を実現し、回避率を大きく向上させます。また、改良型タービンとの併用でさらに高い推進力を実現します。

甲標的 甲

独自開発された「特殊潜航艇」です。
軽巡洋艦や甲標的母艦に改装した水上機母艦、そして潜水艦が搭載して運用します。
二発の魚雷を装備し、敵艦に肉薄して雷撃、艦隊決戦を補助する特殊兵器です。

彩雲

「我ニ追イツク敵機無シ」有名な無電を発した俊足の艦上偵察機「彩雲」。
敵戦闘機の追随を許さない高速性能を誇る、高性能な艦上偵察機です。
悪化した戦況の中、敵情偵察に海上へと飛び立ちました。
ぜひ、提督の機動部隊の正規空母、その第4航空隊に配備してみてくださいね。

紫電改二

本土防空の切り札、局地戦闘機「紫電改」の艦載機型です。
大馬力エンジンと空戦フラップの採用などによる優れた空戦能力で、開発・配備の遅れた烈風の穴を埋めるべく計画されました。
空母信濃が就航した暁には、たとえ烈風や烈風改が揃っていても、あえて搭載して欲しい幻の…
そして実在した最後の艦上戦闘機です。

震電改

九州飛行機&海軍航空技術廠が生み出した、先進的なエンテ型の試作戦闘機「震電」。
推進プロペラを後方に配置し、重火力を機体前部に集中させた。後進翼の機体は、まさに未来と希望を感じさせるもの
現実世界では、海上に飛び立つことのなかった機体ですが、「艦これ」では着艦フックと尾翼等を補強して登場です!

水上偵察機

彗星

「九九艦爆」の後継として開発された高速性能を誇る艦上爆撃機「彗星」。
液冷発動機を装備。当時の一般的な戦闘機より速く、護衛の零戦すら振り切れる高速性とも言われます。
整備の難しい機体ですが、高速艦爆としての完成度は高く、ぜひ機動部隊の中核として運用してくださいね。

彗星一二型甲

「九九艦爆」の後継として開発された高速性能を誇る水冷エンジンの艦上爆撃機「彗星」。
彗星艦爆一二型甲は、エンジンをより強力なアツタ三二型に換装。そして後部機銃も13mmに火力強化しました。
機動力と防御火力を向上させた本機で、あの有名な芙蓉部隊ばりの奮戦を!

瑞雲

水上偵察機を発展させ、急降下爆撃可能な水偵として開発された「瑞雲」。
空戦フラップまで装備した高性能な多用途機で、水上機母艦や、航空巡洋艦などからの運用も可能です。
「伊勢」型を改装した「航空戦艦」で集中運用、水上打撃機動部隊を編制するのも楽しいですよ!

天山

旧式化した「九七艦攻」の後継機として開発された、新型の艦上攻撃機「天山」。
機動部隊に配備され、主に雷撃任務を担当します。
急降下爆撃機の「彗星」などと一緒に、ぜひ空母機動部隊で運用してくださいね。

電探

特殊潜航艇

流星

艦攻と艦爆を統合した先進的な"急降下爆撃可能な雷撃機"、それが「流星」です。
発動機不調と重量過大に悩みながらも、開発に成功。高い性能を誇る最新鋭の艦上攻撃機です。
先進的な性能を体現した独特のフォルムも魅力的な本機、ぜひ、新型艦戦「烈風」と共に空母に積んであげてくださいね。

流星改

艦攻と艦爆を統合した先進的な急降下爆撃可能な雷撃機「流星」の性能向上型です。
美しいフォルムだけでなく、爆弾倉・主脚・主翼折り畳み機構も油圧操作式、
20mm砲x2門と7.7mm機銃x2門、さらに13mm後方旋回銃x1門という世界最強武装を誇る艦上統合攻撃機「流星改」。
提督の機動部隊でぜひ活躍させてくださいね。

零式艦戦21型

「ゼロ戦」の名で知られる名機「零式艦上戦闘機」の初期型です。7.7mm機銃2門と自慢の20mm機関砲2門を装備。
優れた格闘戦能力と長大な航続距離で、その圧倒的な力を見せつけました。
やがて敵が強力な新型機になってくると、火力と速度、防弾性などの弱点が露呈していきます。

零式艦戦52型

零戦の最終的な量産機となった改良型、「零式艦上戦闘機52型」です。
後継機の開発が遅れたため、零戦52型が後期の主力艦上戦闘機として奮戦することになりました。
「彗星」艦爆や「天山」艦攻と一緒に、機動部隊の主力として運用してくださいね。

零式艦戦62型

零式艦上戦闘機を艦上爆撃機仕様にした、通称「爆戦」です。
52型の胴体下に250㎏爆弾掛吊架を増設しました。
戦闘爆撃機型の機体で、爆撃後は制空戦闘機として空戦に参加できるマルチロールファイター。
あの攻撃方法は採用しないで通常攻撃です!

零式水上偵察機

「零水偵」とも呼ばれる標準的な水上偵察機です。
戦艦や巡洋艦、水上機母艦などに搭載され、索敵任務担当として
艦隊の「目」の役目を務めます。海戦は索敵が大事!
ぜひ、主力艦艇に搭載して、運用してくださいね。

零式水上観測機

複葉でありながら、優れた運動性と高い空戦能力を持つ二座の水上偵察機です。
主力艦隊の砲戦弾着観測と偵察のための機体ですが、その高い格闘戦闘力は、専門の水上戦闘機も顔負けの高性能ぶり。
複葉機だけど近代的な、名作観測機なのです!

烈風

名機「零戦」の後継機と開発された最新鋭艦上戦闘機「烈風」。
用兵側の発動機選定ミスや多忙な現場設計陣などの苦境を超えて、ついに完成した新型艦戦です。
ぜひ、「流星」艦爆と共に、次世代の機動部隊艦載機部隊を編成して、空を制してくださいね!

烈風改

名機「零戦」の後継機として開発された最新鋭艦上戦闘機「烈風」。その性能向上型が「烈風改」です。
レシプロ艦上戦闘機として、究極の領域まで高められた秘めた戦闘能力を、提督の艦隊の防空や制空でぜひ発揮させてくださいね。
最近、数十年の時を越えて、設計図が発見されたニュースもありました!