魔人・半魔について

Last-modified: 2017-12-02 (土) 12:34:35

■魔人

神話の時代に生きていた神魔と呼ばれる魔族をルーツとしている種族で、蒼白い肌を持つ魔界の住人。寿命が人間より長く250~300年は生きる。身体能力も優れている者が多い。寿命が長い反面、繁殖力が低いので人口は少ない。「オーバーウェルム」と呼ばれる変身能力を持ち、その身を神魔の遺伝子情報を元にした魔物のような姿へと変貌させることができる。この状態の魔人は「神魔」と呼ばれ、変身時間が切れるまでの間、視力、反射神経、腕力、脚力、防御力、魔力等の身体能力が飛躍的に向上し、魔人によっては通常と神魔の状態で別人のような強さを誇る者もいる。
シュヴァリエはこの姿を機体へ投影し、搭乗者の魔人の能力を完全に引き出すことが可能となっている。
反面、変身限界時間一杯まで使った状態で、オーバーウェルムが切れると、体力はさして消耗しないものの魔力を使い果たしてしまう。変身時間は魔人の魔力の絶対量に比例し、魔法を放てばそれだけ変身時間が縮む。
(※魔人の場合、オーバーウェルムは先天的に可能となっており、一定以上の魔力量が残っていれば変身可能ですが、体内に一定量以上のセオレム粒子が必要とか、変身時間に制限があるとか、自由に制約を付けていただいて構いません。)

 

■半魔

魔人の血を引く人間、または、魔人の細胞を体内に宿した人間。区別する呼び名として、前者を「先天半魔」、後者を「後天半魔」と呼称する。魔人に比べ、人間は遺伝子情報が強力らしく、第一世代のハーフであっても、魔人の名残は容姿にはほとんど出ない。容姿、身体能力、寿命等、人間とほとんど変わらない為、見た目で見分けることは不可能。
世代を経て血が薄まってもきっかけ次第で先祖の血の力を呼び起こし、魔人同様、神魔へ変身するオーバーウェルムを使うことが可能。ただし、半魔は、魔人に比べて力や精神の制御が困難で、魔力だけでなく、体力も著しく消耗する為、長年の肉体、精神鍛錬が必要となる。変身した結果、暴走して死に至った半魔も少なくない。
反動が強い反面、発揮する力は絶大で、純粋な魔人をも上回る力を発揮することもある。
後天半魔は、宿した細胞の種類によって、身体能力や魔力の向上が見られるが、体内へ宿した細胞に肉体が汚染されるため、長くは生きられない。また、オーバーウェルムの反動が先天半魔よりも更に大きく、一度でも発動すると、大抵は、命を燃やし尽くして死んでしまう。「命」という大きなリスクを抱える分、オーバーウェルムは非常に強大。

 

(※半魔の場合、オーバーウェルムの制約が個体により異なる場合もあります。ご自由な制約を付けてみてください。但し、制約は必須とします。
魔人の血の濃さに関わらず、一度でも人の血を受け継ぐと長寿設定は失われます。故に、魔人は人と交わると子が死ぬのを先に見なければならない不幸を背負います。が、生まれた半魔の子は人として生き、人として死んでいけるので、魔人の親は子を人の世界に置いて、姿をくらますことが多いです。身体能力については引き継ぐ場合もあり。基本的にこの寿命設定にしていただきたいのですが、「どうしても半魔だけど長寿にしたい!」という方は、管理人にメールで、その理由をご説明の上、ご相談くださいませ。納得すれば、「半魔(突然変異種)」という種族として許可致します。)