魔法について

Last-modified: 2017-11-30 (木) 11:47:22

■魔力について

この世界(魔界も含む)に住む生きとし生ける者全ての体内に備わった魔法を使う為のエネルギー源。
備わっている魔力量は人によって異なり、後天的な修行で魔力量を増やすことも可能。消費した際は、睡眠を取ったり、アイテムや栄養の摂取により回復することができる。(熟睡できると最も効率よく回復できるが、リラックス状態を続けることでも微量回復していく)
また、マナの濃度が高い場所にいると魔力の回復が早くなる。魔人も同様にマナ濃度が高いと魔力回復が早くなるが、セオレムの濃度が高い場所の方が回復がより早い(人間もセオレム濃度が高い場所だとマナ濃度が高い場所ほどではないが、回復は早くなる)。
半魔は「オーバーウェルムが使える(可能性を秘めた)人間」なので人間と同じ。
世界各地域、集団、宗教、宗派等によってプラーナ、チャクラ、オーラ、オド、気、などなど様々な呼び名があり、修行法も異なるので、特殊な性質を持つ魔力も存在するが、全て「魔力」由来の力である。
魔力は、「スクロール」のような魔法道具に蓄積することが可能で、これを利用して、魔力保有量が少ない者であっても魔法道具に封入された制御術式と魔力で魔法を放つことができる。
魔力をチャージしたデバイスや、魔力を自動回復する生体部品なども存在する。(生体部品は非常に高度な技術が必要で希少。またチャージできる魔力はそれほど多くはない)

 

■魔法が発現する仕組み

魔法言語で記述された、「魔導制御術式」を己の魔力で空間に形成することで魔法を放つことができる。
己の魔力で「魔道制御術式」を形成するには、魔法の訓練が必要で、訓練なしに魔法を使うことはできない。
複雑な効果を持つ魔法や強力な魔法ほど、長い術式が必要になり、これがいわゆる詠唱時間となる。後天的な修行により素早い詠唱も可能。
魔法発現には、体内の魔力を消費するが、消費魔力量は、術式の長さに比例する。
「魔道士」、「魔術師」といった職業の人物は、修行により体内の魔力量が常人よりかなり多く、修行の過程で、自らの肉体に形成された特殊な魔導回路により、睡眠や回復アイテムによる魔力回復が常人より早い。
また、この魔導制御術式は、後述するヒュペリオンの制御にも用いられる

 

■魔法の増幅について

メギンは万能属性魔法の一種であり、魔力で作り出した魔法粒子を全て消費メギンで置き換えることで増幅する。
ただし、魔法増幅に使えるメギンの量は一定値以上は、効果がほとんど伸びない。
また、同じ術式にかけられる魔法粒子量の比率にも限界があり、それ以上は魔力を加えても効果がほとんど伸びない。
この制約により、魔法攻撃はメギン兵器に匹敵する威力まで高められるが、凌駕する程までは至らない。
現実世界では、光の速度に近づくほど質量が上がり、速度を上げるのに高エネルギーが必要になる制約がある(相対性理論)が、この制約も同じようなもの。
この方式で増幅した魔力で作り出した魔法を更に魔法のロッドなどに乗せて打ち出すことでもう一段階だけ増幅することが可能。(この状態で、メギン兵器に匹敵する威力を出せる)

 

■魔法系統や魔法職

大まかに分けて以下のような魔法系統や魔法職が存在している。
※あくまで基本の魔法系統、魔法職となりますため、他にも様々な魔法や、魔法職が存在します。
<魔法系統一覧 >
・攻撃魔法
火、水、雷、氷、風、光、闇などの属性を帯びた攻撃を放つ魔法。
・回復魔法
肉体の傷の回復や状態異常を回復する魔法。
・強化魔法
肉体の能力を向上させる、所謂バフ魔法。
・弱体化魔法
肉体の能力を低下させる、所謂デバフ魔法。
・属性付与魔法
任意の物質に特定の属性を与える、所謂エンチャント魔法。
・防御魔法
物理攻撃や魔法攻撃を防御する魔法。
・状態異常魔法
毒、麻痺、魅了、呪いなどの状態異常を与える魔法。
・召喚魔法
異界から使い魔や守護獣などの召喚を行う魔法。転送魔法もこの種別に入る。
・補助魔法
周囲を明るく照らしたり、金属反応を探ったり、姿を消したり、足音を消したりと探索行動を補助する魔法。

 

<魔法職系統一覧>
各系統の術者は得意としている系統以外の系統の魔法も使うことは可能です。
・黒魔術師系
攻撃魔法や弱体化魔法を得意とする黒魔術という術を使う系統。
・白魔術師系
回復魔法や防御魔法を得意とする白魔術という術を使う系統。
・陰陽師系
召喚魔法や状態異常魔法を得意とする陰陽術という術を使う系統。
・道士系
強化魔法や属性付与魔法、補助魔法を得意とする仙術という術を使う系統。

 

<特殊魔法職>
・魔騎士系
攻撃魔法、補助魔法を得意とする魔界の騎士。