釣りの際に使用する餌。いわゆる練り餌。
調合によって作る非売品の釣り餌だが、調合素材は簡単に手に入る。
一部作品に登場する武器の方のダンゴはこちらを、
MHSTに登場する「スパイシー団子」についてはこちらを
MHRiseに登場するお食事についてはこちらを参照のこと。
目次
概要
- 幾つかの種類があり、各種特定の魚が好む匂いを放ち、特定の魚だけが食いつくようにしてある。
調合素材はそれら匂いの元になる虫である。
MH3では以前よりダンゴの種類が増え、今までダンゴが使えなかったキレアジやサシミウオも、
ピンポイントに狙いを付けられるようになった。
- MHP2Gまではダンゴを入れると、ダンゴに対応した魚以外はガン無視する仕様だったが、
MH3からは一度全ての魚が逃げ出し、その後ダンゴに対応した魚のみ最大数出現する様になった。
例えば黄金ダンゴを入れた場合、他の魚が一目散に逃げ出し、
黄金魚だけ大量に押し寄せるという非常にシュールな光景を見ることが出来る。
これを使い、ダンゴを入れてすぐに引き上げた後、暫くミミズで釣るという小技も可能。- MHP3ではダンゴを戻した瞬間全ての魚が逃げ出し、通常の魚が戻ってくる様になったので、
この技は使えなくなってしまった。ちなみにMH4でもこの仕様である。
ただ、入れて戻すだけでエリア移動せずとも場をリセット出来る為、
カジキマグロや古代魚といったダンゴ非対応の大物を大量に釣る際には非常に重宝する。 - MH3Gではダンゴを戻した時では無く、別の餌を入れた際に逃げ出す様になっている。
- ただし、元々その釣り場に出現しない魚を強引に呼び出すことは流石にできない。
例えば、密林のベースキャンプの釣り場には黄金魚系統の魚が一切出現しないため、
ここに黄金ダンゴを投入しても魚が逃げたまま補充されず、何もない水面を虚しく眺める羽目になる。
- MHP3ではダンゴを戻した瞬間全ての魚が逃げ出し、通常の魚が戻ってくる様になったので、
- あまり知られていないが、MH3では釣り名人のスキルを発動させていると、
ダンゴを使っての釣りでは最大3匹までまとめ釣りできる。
ちなみにスキルなしフィーバエでも可能。こちらは運が絡むが。- なお、MHP3以降のハンター生活スキルにはこの効果は無いが、
食いついた魚種をまとめ釣りできる大漁ダンゴというダンゴが追加されている。
- なお、MHP3以降のハンター生活スキルにはこの効果は無いが、
- MHWorldでは調合による入手はできないが、物資補給所で購入することで入手できる。
また、新顔としてデメキンダンゴが登場。その名の通り、デメキン系の魚の釣りに有効。
しかし、よく考えてみるとその効果はバクダンゴからアロ(ワナ)ダンゴの効果を差し引いたものであり、
一度統合されて事実上の強化を受けたアイテムが再び分離するという奇妙な事態となっている。
尤も、MHWorldのアロワナ系とデメキン系では用途が大きく異なるため、
ハンターからすればこちらの方が都合が良いので問題はないのだが。
ちなみにデメキンダンゴはどのような素材を用いて作られたのか語られておらず、
前述のように自力でも調合できないため、現在では唯一材料が一切不明の練り餌となっている。
素材とダンゴ各種
ヤマイモムシ
- イモのような姿をしたイモムシ。
そのまんまである。
マグロ種の魚が好む匂いがするらしく、釣りミミズと練り合わせるとマグダンゴが出来上がる。
「MH世界のマグロ」全般に効果があり、カジキマグロやイカリオオマグロに対しても有効。
しかしユクモ地方やバルバレ周辺地域では利用されておらず、近年ではドンドルマでも流通していないらしい。
- MH4Gでは未登場のため、ドンドルマグロにも効果があるのかは不明。
- ロックラック地方では釣りフィーバエと練り合わせたサシミダンゴも利用されている。
しかし、その名前の通りサシミウオにしか効果が無いため、マグダンゴ以上に用途は限られる。- MH4以降もサシミダンゴは続投しているが、なんと調合に使うのは虫の死骸。
ヤマイモムシはオミットされたままとなっている。 - MHXではサシミウオの精算素材版ともいえるトロサシミウオが登場するが、残念ながらサシミダンゴの効果はない。
- MH4以降もサシミダンゴは続投しているが、なんと調合に使うのは虫の死骸。
カクバッタ
- 丸っこい体型のバッタ。
アロワナ種の魚が好む匂いがするようで、釣りバッタと練り合わせるとアロダンゴとなる。
しかし、アロワナ型回遊魚には何故か効果が無い。
アロワナ型の魚竜にのみ効果を発揮するダンゴということだろうか。
ロックラック地方でも一時期利用されていたが、
後述するボンバッタの発見、バクダンゴの生産が開始されたためか、現在は流通していない。
- ロックラック地方では釣りフィーバエと練り合わせたキレダンゴも流通している。
MH3Gでは(上記の理由で)アロダンゴが消滅してしまったが、
このアイテムの存在のおかげでカクバッタはMH3Gでのリストラを免れたと言える。
なお、それに合わせてアイテムの説明文が「アロワナが好む~」から「キレアジが好む~」に変更されている。
地域による食性の違いだろうか?
- その後、もうアロダンゴがすっかり忘れ去られていた頃、MHWorldにおいて、
「アロワナダンゴ」という名前で、アロワナを引き付けるダンゴ餌として、まさかの再登場(?)を果たした。
ただし、今作には釣りバッタもカクバッタも出て来ない為、入手方法は店頭販売のみである。
- これだけ、名前がなんのシャレになっているのかがわかりづらい。
丸い体型なので、「角張った」が名前の由来ではないようだ。
ひとつには、丸(○)角(△□)罰(×)にかけているという見方もできる。
体型が丸に相当し、残りでカク(角)バッ(罰)ときて、バッタにつなげていると考えられる。
とはいえ、シャレもへったくれもなく、丸型ということから、
ただ単にダンゴのカク(核)となるバッタというだけかもしれないが。そのまんまである。
ツチハチノコ
- ヘビのようなハチノコ。おそらく名前の由来はツチノコ+ハチノコ。
黄金魚が好む匂いを発しており、釣りホタルや釣りフィーバエと練り合わせて黄金ダンゴを作れる。
黄金魚はシリーズを通して採集クエストのターゲットとして指定されており、
そういったクエストをクリアする際には黄金ダンゴは非常に助かるアイテムである。
他の物は全然だが、このダンゴだけは使った事があるというハンターも多いだろう。
- ちなみに錦魚も反応を示すので、ポイントや小遣い稼ぎにも活用できる。
- MHXではニャンターも同じ餌で釣りをすることが判明。ただし、クエスト中の使い分けはできない。
- MHWorldでも黄金ダンゴは続投を果たしたが、ツチハチノコは入手できない。
そのため調合による入手は不可能となり、物資補給所で購入する以外の入手法が無くなってしまった。
- MHSTでは黄金魚は登場するも、ダンゴを含めて釣り餌が存在しない。
そのため、今作のツチハチノコはオトモンのエサ「キノコハチノコ煮」の調合素材として活用される。
なお、説明文によれば人間用の食材としての需要もあるらしく、知る人ぞ知る味だという。
イレグイモムシ
- 多くの魚が共通して好む匂いを放つイモムシ。
同じく多くの魚が大好物とする釣りフィーバエと練り合わせることで、その名も大漁ダンゴが作れる。
投げ込めば多種多様な魚を一度に釣り上げられる便利なダンゴ。
ただし黄金魚はイレグイモムシの匂いを嫌っているらしく、反応を示さない。
「美味しいもの+美味しいもの」が必ずしも万人受けするわけではないということか。
決してカプコンがドSという訳ではない。多分。 - イレグイモムシも大漁ダンゴも、現在MHP3にしか登場していない。
ボンバッタ
- 危険な香りを漂わせる赤いバッタ。
釣りフィーバエと練り合わせると、危険な香りをそのままにしたバクダンゴが完成する。
ハレツアロワナやカクサンデメキンなどの爆発性を持つ魚に好まれる。
なお、ボンバッタ自体には爆発性や毒性などは無い。あくまで危険な香りというだけである。
- 実質的なアロダンゴの上位互換であり、
カクバッタの役目の半分、そしてアロダンゴの存在意義を根こそぎ奪ってしまった。
MH3Gではアロダンゴの代役として登場しており、MH4以降も続投し続けている。
- なお、あくまで弾けるのであって爆発ではないからか、はじけイワシは寄ってこない。
余談
- P2G以前から登場しているヤマイモムシやカクバッタ及びツチハチノコの解説文は、
「エサに練りこむ」となっている。
3系列以降に登場するイレグイモムシとボンバッタは、
「エサに練り込む」となっている。- 3系列以降をプレイして気付いた方もいるのではなかろうか。
ただ、意味が食い違っているわけではないので、誤植というよりは表記揺れの範疇だろう。
- 3系列以降をプレイして気付いた方もいるのではなかろうか。