MHFで定期的に開催されていたオフラインイベント。
全国各地のネットカフェを舞台に開催される、モンスターハンターフェスタのようなタイムアタック大会である。
紛うことなき「全国」と言える47都道府県を制覇したイベントとしても有名。
概要
- 予選に関してはフェスタと大差ない、2人で1チームのタイムアタックである。
が、決勝トーナメントの仕様が大きく異なる。具体的に列挙すると…
- こういった特殊ルールの存在により、ただ操作が上手いだけでは勝てない状況が往々にして発生する。
「事前の練習」というものが難しい相手チームのVS罠による妨害や、複数の武器種の操作に対する熟練、
2人タッグでどの武器種の組み合わせを何戦目で使用するべきかなど、
当日その場で即座に判断しなければいけない要素が多く、
モンハンフェスタと比較すると非常にアドリブ力を求められると言える。
- 予選結果の集計中や大会終了後といった時間には、次回アップデートのプレゼンや先行体験会、
及び来場者全員を対象としたビンゴ大会などが開催される。
運営プロデューサー自らがマイクを握って普段は公表されない数値や開発の裏話を紹介するなど、
こちらだけを目当てに参加しても十二分に楽しめる内容となっている。
実装前の新モンスターを一足先に狩猟できる体験会の方も、やはり非常に人気が高い。
ちなみに全てのイベントが終了して帰る際は、見送りに立っているプロデューサーと直接話をしたり、
並んで記念写真を撮ったり、サインを書いてもらったりといったこともできる- オンラインゲームにもかかわらず、このようなオフライン大会を47都道府県で開催したりすることには、
そもそも杉浦Pが「お客様との直接対話が全く足りていない」と感じたためであり、
プロデューサーと話ができるというのは敢えて彼らがそうしているのである。
さらに、たまに取材に来ているファミ通等のスタッフとも話ができたりできなかったり。
- オンラインゲームにもかかわらず、このようなオフライン大会を47都道府県で開催したりすることには、
- 決勝トーナメント進出チームは、入賞賞品として最終順位に応じた莫大なNポイントやレア素材の引換券、
ずっしりと重い特製トロフィー、そしてここでしか手に入らない記念片手剣が貰える。
それ以外の人にも予選順位のキリ番賞やブービー賞があったり、来場者全員への特典や
ビンゴ大会の賞品など、なかなかに豪華なものが揃っている。
- ちなみに「主催」はネットカフェ関連事業を行っている株式会社テクノブラッドで、
イベント会場の用意やイベントの進行などを務めているのが主催である。
イベントを依頼しているカプコンは「協賛」と呼ばれる位置にある。
- 決勝戦などの様子は全てYoutubeにMHFの公式アカウントでアップされているため、
興味のある方は閲覧してみてはどうだろうか。
ちなみに動画形式はメンバー二人のうちどちらか一方の画面が2組分左右に同時表示されるもの。- 装備は当然指定のものであるため、特殊な装備で挑むことを求められることもある。
たとえば2014年に開催されたMHF-G感謝祭2014の決勝戦では、
最期ノ閃黒が発動しているため、戦闘中にわざと死亡するなど戦術のバリエーションが広い。
- 装備は当然指定のものであるため、特殊な装備で挑むことを求められることもある。
- 冒頭でも述べたように47都道府県を制覇したオンラインゲームのオフラインイベントという点で著名で、
セガゲームス『ファンターシースターオンライン2(略称:PSO2)』が
全国でオフラインイベントを開催するようになったのも、
このMHFのVSクエストチャンピオントーナメントを見て「何やってんの、この人たち!?」と衝撃を受けた
ことがきっかけであるとPSO2の酒井氏より明かされている。