ゲーム用語/ホーミング

Last-modified: 2022-12-23 (金) 03:13:06

目次

意味

  • 帰巣性。回帰性。動物が遠く離れた自分の巣や繁殖地、越冬地などに正しく戻ってくる能力。
    • 転じて、手動操作や各種センサーによりミサイルなどの攻撃が目標に向かっていく、誘導機能のこと。
    • この機能を働かせるため、誘導装置に対象を認識させることを「ロックオン」と言う。
  • MHに限らず、ゲームなどで「ホーミング」という表現がなされた場合は、
    後者のような「ターゲットを追いかける機能」という意味で使われていることが多い。

MHでのホーミング

  • MHシリーズに登場する多くのモンスターは、なんらかの対象を攻撃する際に
    移動や軸合わせを駆使して狙いを定め、当たるであろう範囲内に入れるよう調整する行動を取る。
    通常は移動や軸合わせを済ませた後に攻撃を行うため、
    狙われた側もその地点から移動してしまえば大抵は避けることができる。
    しかしモンスターによっては、攻撃しながら軸合わせを続けたり、突進の軌道を修正したりする。
    この修正攻撃が「ホーミング」と呼ばれている。
    狙われた側が逃げ切るには長時間動き続ける必要があるため避けにくく、
    対峙するハンターにとって悩みの種になっている。
    • 代表的なモンスターとしてアプケロスが挙げられる。
      多くのモンスターが狙いを定めたあと一直線に突進してくる中、
      アプケロスはハンターを執拗に追いかけギリギリまで詰め寄ってから頭突きを繰り出すため、
      「ホーミング生肉」と呼ばれ忌み嫌われて親しまれている。
    • MHSTでアプケロスを15頭討伐すると、なんと「ホーミング」の称号が入手出来る。
      公式にホーミング攻撃の使い手として認められたようだ。
  • 言葉の意味からすると、軌道を曲げながら追いかけてくるタイプの突進や這いずりなどが「ホーミング」に当たる。
    ブレスなど、攻撃そのものが軌道修正するわけではない飛道具で
    「今いる位置をリアルタイムに狙う」「軸合わせを続ける」タイプの攻撃は、
    ホーミング(追尾する)ではなくエイミング(狙う)と言う方が正しいだろう。
  • 流石のモンスター達と言えど、吐き出した後の炎や水流をねじ曲げたりするタイプの
    物理を超越した力 を操れる奴はそんなにいないので、
    飛び道具で「ホーミング」するものに関しては、弾自体が虫など別の生物であるといった、
    特殊な性質を持っていると設定されていることが多い。
  • 数は少ないが、ハンターもホーミング攻撃を扱うことができる。
    • MHXRの弓は、射撃や曲射で矢がモンスターの部位目掛けてホーミングしながら飛んでいく。
    • 操虫棍を使ってモンスターに印弾を当てておけば、猟虫は印の付いた場所へ向かって飛び、何度も攻撃してくれる。

ホーミングする攻撃を持つモンスター

ジンオウガ亜種

  • MH3Gで登場したジンオウガ亜種はその筆頭格。
    本種が扱う蝕龍蟲弾は、発射された後ジンオウガ亜種の周囲に漂い、
    一定時間後にハンターの位置を正確に捕捉して高速で飛んでいく
  • 次回作のMH4では追尾性能が一旦オミットされ、通常種の雷光虫弾が射出直後滞留してから時間差で加速し出す性質となっていた。
    MH4Gにてカーブする性質を維持しつつ追尾性能が復活した上、
    内側の弾はハンターの位置を、外側はジンオウガ亜種から見てハンターの少し奥の方を狙う様になった結果
    離れようとしても被弾し、左右両方から撃ち込まれれば横への回避も不可能という凶悪な仕様となっている。
    ジンオウガ亜種に向かって移動する事で回避する事が可能。
  • MHW:Iでジンオウガ亜種が復活を果たしたが、肝心の蝕龍蟲弾は追尾機能が削除され、
    地面にばら蒔いて時間差で爆発する仕様に変更された。

ゴア・マガラ渾沌に呻くゴア・マガラ

  • MH4の看板を飾るゴア・マガラはホーミングする単発ブレスを撃ってくる。
    特殊個体についても同様。
    しかし誘導性能はかなり低めなので、ある程度の機動力があればダッシュしなくても回避できる。

極限状態ジンオウガ

  • 極限状態ジンオウガの放つ大雷光虫は亜種のものに似ているが、
    低速飛行しながらハンターへホーミングし、一定時間後に爆発までするという、ミサイルさながらの攻撃になっている。
    爆発部分に当たると麻痺状態になってしまうため、消滅するまで納刀して逃げに徹する判断も必要。

白疾風ナルガクルガ

  • MHXでは白疾風ナルガクルガが放つ曲射トゲ弾がホーミングする。
    垂直に打ち上げられ自然落下するしかないはずのトゲが、正確にハンターを狙って軌道修正しながら降ってくる
    • MHST2だとこの技は「追尾トゲ弾」と言う回避率無視の攻撃技になっているため、
      どうやらゲームの仕様上の都合などではなく、本当に対象を追尾する技と言う事らしい。

タマミツネ希少種

  • MHR:Sのタイトルアップデートで追加されたタマミツネ希少種は、通常種とは打って変わって
    繰り出す泡すべてがハンター目掛けて突っ込んでくる
    更に、大型の泡を出して中から小型の泡が纏めて飛んでくる攻撃も使ってくるので、
    剣士ガンナー問わず攻防の立ち回りが非常に難しい。
    ライバルであるジンオウガの亜種と同じくホーミング攻撃を用いると言うのも面白いものである。

ホーミングする攻撃を持つモンスター(MHF)

フルフル

  • MHFに登場する赤き白影が放つブレスも本当のホーミングである。
    放たれた雷ブレスは少し進んだあと大放電を発生させ、
    そこから消えるどころかターゲットしたハンターに向かって進行方向を変更してくる
    それも1回ではなく放電を繰り返しながら2回、3回と追いかけてくるのでたまったものではない。
    • ちなみにこの特殊なフルフルは通常のモンスターではなく、
      MHFのパソコン版サーバーとPS3版サーバーの統合期間にお祭り騒ぎのノリで初投下された。

ヴォルガノス

  • MHFにおけるヴォルガノスは、実装当初はホーミングするマグマブレスを使用していた。
    現在ではそのような仕様はなくなっているが、
    当時はそのありえないほど高いステータスも相まって苦戦は必至であった。

関連項目

アクション/軸合わせ