スキル/我慢

Last-modified: 2020-03-17 (火) 19:41:48

MHXXより登場したスキル。スキルポイント10で「虎視眈々」が発動する。
マイナススキルは無い。

概要

  • このスキルを発動させていると、
    モンスターからダメージを受けた際に狩技ゲージブレイヴゲージレンキンゲージが溜まるようになる。
    ストライカースタイルが持つ「ダメージを受けると狩技ゲージが蓄積される」特性を、
    他のゲージシステムにまで拡大させたものと言える。
    • なお、元々その特性を持つストライカースタイルでこのスキルを発動させると、
      ダメージによる狩技ゲージの蓄積量が更に増加する。
  • ブレイヴスタイルで「イナシ」を行うと*1ダメージが全て赤ゲージとなるが、
    このケースは虎視眈々の対象外である。注意されたし。
    効果があるのは、『体力ゲージ(緑+赤)が減ったとき』である。
    ブレイヴ状態ではブレイヴゲージが溜まりにくいため、ほとんど効果が実感できないが
  • これら3つのゲージの蓄積を促進させるスキルとして、他に「明鏡止水」が存在する。
    明鏡止水は単純に各ゲージが溜まりやすくなるという効果である。
    基本これらのゲージは攻撃により溜まるものであるため、
    攻めの明鏡止水、受けの虎視眈々と見ることができる。
    • この2つを併用すればゲージが劇的に溜まりやすくなるのではないか……と思うかもしれないが、
      下記の「我慢珠【1】」には無心-1のスキルポイントが付与されてしまっている。
      しかしその一方で「無心珠【1】/【3】」には我慢のマイナススキルポイントは無いため、
      虎視眈々が発動する防具を装備し、装飾品で明鏡止水を発動させれば同時発動は可能。
      • ただし同時に発動させても虎視眈々によるゲージの増加量は、
        明鏡止水や狩技ドリンクの影響を受けないため相乗効果を得ることはできない。
  • 「我慢珠【1】」に我慢のスキルポイントが2付与されており、
    これを5個装着することで発動する5スロスキルである。
    ただし、先述したように無心-1のスキルポイントも持つ。
  • 攻撃を受けなければ効果が発揮されない受け身のスキルであるため、
    モンスターの動きに慣れて被弾が少なくなってくるほど効果が減ってしまう。
    せめてイナシた際のダメージも対象であればもう少しマシであったかもしれないが。
    とはいえ発動自体は簡単であり、
    我慢珠【1】も非常に生産しやすい装飾品である(陽翔原珠×1、雌火竜の翼膜×2)ため、
    5スロスキルで迷ったらこれ、というのもアリかもしれない。
    特に慣れないモンスター相手ならば、ダメージを各ゲージの蓄積へと昇華させられるのは割と大きい。
  • 二つ名スキル「真・青電主の魂」は、虎視眈々を内包している。
    こちらも参照してほしいが、なかなかどうして他のスキルにマッチしている。
    連撃の心得を維持しようとしたり、飛燕で無理にジャンプ攻撃を狙おうとして被弾してしまった場合の慰めとか。

余談

  • 虎視眈々(こしたんたん)」とは、虎が獲物を狙って鋭い目で見下ろすように、
    野望を遂げるためにじっと機会を待つこと。
    似たような意味を持つ言葉としては「雌伏」があるが、
    虎視眈々の場合は雌伏よりも能動的なイメージがある。
    しかし、それでいて肝心の効果が受動的なものとは……
    我慢というからには「心頭滅却」あたりの方が合っている気もする
    攻撃を受けながらも各種ゲージを蓄積させ、反撃の機会を窺うといったイメージでの命名なのかもしれない。
    • 超帯電状態へと至る直前直後のジンオウガの眼を思い出してみると良い。
      全身に雷を纏い本領発揮してから本格的に攻撃へと移るまでの、あの威嚇の間合いの絶妙なタイムラグ。
      電気が溜まるまでは、ほぼ一方的にハンター側の優勢をひたすら押して耐え忍び、
      いざ我慢の限界を超えて反撃に討って出るべく轟然と天に吠え、地を踏み締めて、眼を見開く。
      あの瞬間のジンオウガの眼こそ、まさしく「虎視眈々」たる得物を狙う虎の眼に限りなく近い。
      もっとも、ジンオウガ自体は虎とは関係が無いし、ジンオウガの装備で「虎視眈々」は発動しない。
  • ニャンターに対しては、MHXの頃から反撃サポート上昇の術としてほぼ同様のスキルがある。
    こちらは狩技ゲージに相当するサポートゲージへの効果である。

関連項目

アクション/狩技
システム/狩猟スタイル
モンハン用語/5スロスキル


*1 咆哮、風圧等をイナシた場合を除き