モンスターが起こす振動を無効化するスキル。
スキルの名前は耐震だが解説文は振動である。
目次
概要
MH2~MHXX
- 震動は総じて攻撃力に優れたモンスターが放つことが多いため、
揺れによって無防備な所に追撃を受けると一瞬で大ピンチに追い込まれてしまう。
このスキルが発動していればそういった心配がほとんどなくなる。
その上この類の攻撃は隙も大きいものが多いため、無防備なモンスターに攻撃を叩き込むことが可能。
特にガードのできない武器を装備している時はかなり生存率が上がる。
大抵のモンスターが放つ咆哮とは違って振動は一部のモンスターしか使わないため、
耳栓に比べると相手を選ぶ限られたスキルになってくる。
しかし有用さでは耳栓を凌ぐこともある便利スキルである。
また、耳栓とは違い、5スロスキルなので発動が容易。- 震動を食らうと強制的に納刀してしまうため、MHP3~MHXXのシリーズの狩猟笛だと
抜刀攻撃により旋律が崩れてしまう恐れがある。
ガードもできないため、他の武器種と比較してスキルを付ける価値は高いと言える。
- 震動を食らうと強制的に納刀してしまうため、MHP3~MHXXのシリーズの狩猟笛だと
- MH2、MHP2(G)においては、
歩くだけで震動を起こすシェンガオレンに近接武器で挑む場合は必須レベルである。
耐震があるかないかでは、討伐時間が大きく変わってくる。
- MH3で登場したイビルジョーは脚を使った攻撃に震動が付与されている。
しかし当スキルで無効にしてしまえば、モーション中は絶好の攻撃チャンスとなる。
- 3GではG級のディアブロス亜種が、ハンターの足元の地中を通過して震動を喰らわせ、
動けなくした所で地中からの飛び掛りを仕掛けるというコンボ攻撃を仕掛けてくる。
この凶悪コンボの登場により、ほぼ必須と言っても過言ではない程に耐震スキルの需要が高まった。
- MH4(G)の溶岩島と極圏ではモンスターの攻撃に連動して
フィールドの一部が上下動するギミックがあり、その際に震動が発生するが、
この震動は耐震スキルがあっても無効化出来ない。
なお溶岩島の項で解説するように、この震動でふらついている間は無敵状態であるなど、
モンスターの起こすそれとは性質が異なっている。
いずれにしても、これのお陰で戦闘のリズムを崩される事は注意しなくてはならないが。- MHX(X)でもこれらのフィールドは続投しているが、地形変化で震動は発生しなくなっている。
MHWorld
- MHWorldではスキルシステムの大幅変更に加え、
振動そのものが振動【小】と【大】に細分化された。
振動【小】は従来シリーズ程度の時間拘束だが、
振動【大】となると足元がおぼつかなくなり、【小】の倍近い時間拘束を受ける。
一応は今作の咆哮と同じく振動を受けている最中でも微妙な移動は可能になったが、
ヨロヨロ歩きで無防備なので効果時間の長さと相俟ってやはり危険。- 過去作でSP10までだったスキルの例に漏れず本スキルもLv1/2/3と細分化され、
Lv1で振動【小】のみ無効化、Lv2で振動【小】無効化と【大】を軽減、Lv3で完全無効化となっている。 - Lv2の振動【大】軽減についてはかなりの早さ。一度膝を着いてしまうが、即座に立ち上がる事が出来る。
攻撃が中断させられるのを妥協できるなら
Lv2で止めてスロットや防具の選択肢を増やす使い方も有用。 - アップデートで追加されたイビルジョーやベヒーモス、歴戦王ゼノ・ジーヴァ等、
振動【大】を用いて拘束された後に大ダメージを与えるモンスターが増えてきたため、
初期に比べてその有用度は上がっている。 - 装飾品はレア度は6なので普通に手に入る部類だが、
サイズ2なのでLv2スロットが必要になり、やや装備を選んでしまう。
- 過去作でSP10までだったスキルの例に漏れず本スキルもLv1/2/3と細分化され、
MHR(:S)
- MHWと同じ仕様で続投している。
しかし震動使いの筆頭であったイビルジョーが未登場なため、
震動に悩まされるケース自体が稀になり、非常に影の薄いスキルとなっている。 - 震動使いはウルクスス、ラングロトラ、ラージャン、バゼルギウス、ヌシ・アオアシラ等。
サンブレイクでは上にガランゴルム、ガイアデルムも加わる……のだが、
震動そのものの範囲が狭いため、正直無くても対処可能なのが現状。- そもそも上記モンスターに震動があること自体、知らないプレイヤーもいたかもしれない。
ちなみに激昂したラージャン、紅蓮滾るバゼルギウスからは震動がオミットされている。
- そもそも上記モンスターに震動があること自体、知らないプレイヤーもいたかもしれない。
- しかも大半のモンスターが震動【大】であり、わざわざLv3まで発動する必要があるという……
にもかかわらず装飾品はIで【2】、サンブレイクで追加されたIIでも【4】という重さ。
もっと優先すべきスキルはいくらでもあり、例えばラージャンなら硬化腕対策の心眼の方がよほど有用である。- 震動付きの攻撃を覚え、その時は大げさに回避行動を取る、
あるいは無敵時間のある鉄蟲糸技を使う等した方がいいだろう。
スロットに余裕ができたサンブレイクでも、採用されることは少ない。
- 震動付きの攻撃を覚え、その時は大げさに回避行動を取る、
- アップデートによって追加された顕如盤石(盤石珠【1】)により、
怒り時限定だが、スロットLv1×3で震動【大】を無効にできるようになった。
通常時や疲労時には効かないとは言え、風圧/咆哮【大】にも対応するこちらの方が汎用性が高い。- 当の耐震は専ら、傀異錬成の餌にされることが多い。
MHF
- MHFでは、シーズン9.0より上位スキルにあたる「耐震+2」が追加された。
特異個体等が使用する、より強い揺れを耐えることができる。
また、耐震を内包する豪放というスキルも存在する。
加えて、MHF-Zより辿異スキル「耐震強化」も実装。
極一部のモンスターが使用する、ダメージを伴う地震と言っても過言でない程の震動、
「超震動」を無効化することが出来る。