- 種族
- 甲殻種(十脚目 短尾下目 鎌蟹上科 ギザミ科)
- 別名
- 鎌蟹(かまがに)
- 英語表記
- Ceanataur
- 危険度
- MHX・MHXX:★2
- 登場作品
- MH2, MHP2, MHP2G, MHX, MHXX, MHR:S, MHF
目次
生態・特徴
- 主に沼地や火山の洞窟の中に生息する小型の甲殻種。ショウグンギザミの幼体。
青い外骨格に覆われているが、まだまだ未発達の状態であり、普段は地面の下に身を隠している。
しかし何者かが頭上に差し掛かると爪を伸ばし、奇襲を仕掛けてくる。
- まだ未発達とは言え爪は鋭く、更に口からは毒液を吐くこともある。
性格も非常に攻撃的であるため、小型モンスターの中ではなかなか厄介な存在である。
ヤオザミと同じく背中が急所であるため、大きな貝殻などを背負っていることが多い。
概要
- 沼地や火山に生息する小型の甲殻種で、ショウグンギザミの幼体。
展開する爪は持たないものの動きは素早く、毒液を吐きかけてくるなどうっとうしい攻撃が多い。
特に大型モンスターとの戦闘中は非常に邪魔になる。
ハンターを執拗に追い回して攻撃してくるため、無視する訳にもいかない。
遊撃手のオトモアイルーがガンナーに喜ばれる一因。
オトモの攻撃力が低すぎてなかなか倒してくれない?聞こえんな
- 毒液を吐く能力は、通常であれば成長するにつれて失われていくのだが、
例外的にMHFのショウグンギザミ特異個体はこの能力を失わない。
小型モンスターが成体、及びボス個体になるにあたり何らかの形でブレス攻撃能力を得ることはあっても、
それを逆に失ってしまうのはほかに類を見ない。ギザミ種の特徴と言えるだろう。
尤も、ショウグンギザミになることで背中からブレスに見せかけたただの尿を吐き出せるようにはなるので代用は出来ているか。
また、中には最初から毒腺が未発達で鎌だけを武器とし続けている個体も存在し、
そういった個体が成長した姿が鎧裂ショウグンギザミである。
- ヤオザミにも共通する特徴だが、倒してから剥ぎ取り可能になるまでの時間が長い。
ぐったりと倒れてからも微妙に四肢が動いており、これが完全に停止しないと剥ぎ取れない。
生きたうちから剥ぎ取るなどという無慈悲なことはしないというハンターの信条ゆえか。
死んだふりしたゲリョスは普通に剥ぎ取るって?知らんな
そのため一見剥ぎ取れるようで剥ぎ取れず、やきもきすること請け合いである。
- ヤオザミと同じく音爆弾で動きを止めることが可能である。
MH2~MHP2G
- 初登場のMH2では対ガンナーの殺傷能力が高いことから恐れられていた。
しかしながら、後のシリーズではどうにも影の薄いモンスターになってしまっている。- と言ってもMHP2Gでは基礎HPが150を超えており、コレはあのゲネポスの2倍に相当する。
肉質も小型にしては少々固めなので、戦闘する可能性のあるエリアでは予め枯らしておきたいところ。
- と言ってもMHP2Gでは基礎HPが150を超えており、コレはあのゲネポスの2倍に相当する。
MHX
- MHXにて成体と共に復活した。
以前より若干速く動けるようになっている。
MHXでは小型モンスター武具が大量に誕生したのだが、
当ガミザミにはハンター向けの武具も、オトモの装備も与えられないというアプケロス同様の冷遇を受けている。
成長後のターボ化に全振りしたのだろうか。- 更に言うとキークエになっていない所か、依頼クエストの対象にすらなっていないという不遇っぷりであり、
ギザミ武具を使わない人にとっては本気で邪魔なだけのモンスターになってしまった。
- 更に言うとキークエになっていない所か、依頼クエストの対象にすらなっていないという不遇っぷりであり、
MHXX
- MHXXで追加された要素は遺群嶺への進出のみ。
新たな専用素材が与えられた親戚と違い素材の追加もなく、扱いの悪さに拍車が掛かっている。
これによりギザミ武具を使う人にとってもG級個体は相手をする意義のないモンスターになってしまった。
キークエで、納品依頼も討伐依頼も武器も新素材もあり、
MHXのEDムービーにまで出演できた近縁種とのこれほどの差は一体何処で開いたのだろうか。- むしろ無駄に狩られる必要がないので安寧の時代を迎えたのだと取れるかもしれない。
どっちにしろ大型との戦闘で邪魔になって掃除されたり
何もしてなくともゲージ溜めの為に殴られたりするのは変わらないのだが。
- むしろ無駄に狩られる必要がないので安寧の時代を迎えたのだと取れるかもしれない。
- 非常に地味で謎だが小型モンスターなのにジャンプ攻撃を当てた際に
黄色い柱のような乗り蓄積エフェクトが出るようになっている。不具合だろうか?
MHR:S
- 成体や近縁種、近縁種の成体が次々と本作で復活する事が明かされ、
体験版の配信によってようやく本種も久しぶりの復活となる事が明らかとなった。
今作では火山地帯でありながら水の豊富な洞窟もあるという二面性を持つ溶岩洞に進出している。
ガミザミの今までの生息地からすればかなり住みやすい場所であると言えよう。
また、同じく水が豊富で気温も高い水没林にも生息域を広げている。
- こうして満を持して(?)復活したガミザミであるが、
本作ではG級改めマスター級素材として、新たに「鎌蟹の極小殻」が追加されている。
ガミザミ専用のマスター級素材の追加は、MHP2G以来14年振りの悲願であったりする。
これでMHXXの様に狩る理由が無い、という悲劇?は回避された。成体になる前に狩られる方がよっぽど悲劇かもしれないが- その一方で、ヤオザミで言うストライプシェルといったガミザミの新装備の追加は無かった。
従来シリーズの慣例に則り、成体側に存在しないカテゴリでの追加で考えてみても、
現状で存在しないショウグンギザミ武器はガンランスとライト、
および二つ名武器だけの操虫棍と案外少ないのが悩みどころ。
だが、前作の時点でスクアギルが成体武器と重複するカテゴリの幼体武器という前例を作っているため、
今後のシリーズでガミザミの新武器が追加される芽は潰えてはいないと言えるだろうか。
- その一方で、ヤオザミで言うストライプシェルといったガミザミの新装備の追加は無かった。
MHO
- 中国版MHOのベンチマークに出演している。
ガミザミがこのようなムービーに登場するのは実はこれが初だったりする。- 気になるその場面は「轟竜の咆哮で発生した落石に押し潰されそうになる」というもの。
岩石がガミザミのすぐ傍に落下、驚いたガミザミは横歩きでフレームアウトする。
ムービーでの初のまともな出番だが、やっぱり役回りはどこか不憫である。親戚よりは多少マシではあるが…
- 気になるその場面は「轟竜の咆哮で発生した落石に押し潰されそうになる」というもの。
素材
- 鎌蟹の小殻
- ガミザミから剥ぎ取った外殻。言い換えれば未成熟の状態の鎌蟹の甲殻。
見た目より軽く、加工も簡単なのだが、サイズが小さいために用途が限られている。- ちなみにヤオザミにはMHXXにてG級素材の『極小殻』が追加されたが、
ガミザミにそれが追加されたのはMHR:Sになってからであった。
- ちなみにヤオザミにはMHXXにてG級素材の『極小殻』が追加されたが、
- ザザミソ
- 精算アイテムの一つ。
甲殻種のモンスターから採れるミソで、珍味として知られている。
質が良いものは「極上ザザミソ」として扱われ、より高値で取引される。
ザザミソながら、ガミザミからも剥ぎ取ることができる。ただし入手率はヤオザミに比べて低い。
また、成体になると剥ぎとることができなくなる。
関連項目
モンスター/ショウグンギザミ
モンスター/ヤオザミ - ガミザミの亜種のようなもの